松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

能代のパワースポットと国登録有形文化財の関係

2014-01-05 20:58:51 | まち歩き

能代まで行ったら、在職した勤務公所を見ないわけにはいかない。

年が改まったから去年、統合して消えた学校だ。

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あらら、すでに門しか残ってない。ほんとに消えてしまった。速い。

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松の木だけが、そういえば、という場所に残っているだけだ。

駅から近いから、すでに都市計画に入っているのだろう。

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旧料亭「金勇」を撮っていると、声を掛けられた。中をご覧になりますか?

えっ、見れるの、正月から二名の方が公開に応じている。

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圧巻は天然秋田杉の一枚板による天井。50畳近い中広間の

はじからはじまで、5枚の秋田杉が貫いている。元は一本の木だ。

長さが9.1mだそうだ。パンフレットを見て、思わず9.1mしかないスか、

と大変失礼なことを言ってしまった。だって、実物を見たらとてもそうは見えない。

数字は残酷だ。原木を見ていたら、とてもそんな言葉は出ないはずだ。

地上から10mの位置で、あの幅が取れるんだから、想像を絶する。

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目玉はこれだけではない。2階の大広間もすごい。

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110畳の大広間は、今度は杢目(もくめ)の天然秋田杉で天井が埋まっている。

一枚は畳1畳分だが、これはさっきのと違って年輪の模様が出ている。つまり

輪切りにした一枚ものなのだ。これを取るには直径2mの丸太が必要だそうだ。

いったい何メートルの大木だったのだろう。

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今、パンフを見直して冷や汗をかいている。ガイド料一人100円。事前に

お申込み下さい、とある。ただで帰ってきちまった。入館料は無料だが、

結構、話し込んできたからな。

※ 長くなるので、続きはあしたにします。

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能代文化会館で、盆栽展を見た。

2014-01-05 19:34:05 | まち歩き

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昼のニュースを見て、能代まで出かけた。放送したとおり、ベテランの

おねえさん二人で、琴の演奏をしていた。さくらさくらのメロディが耳に

残る。まったく正月、というムードの中で盆栽を鑑賞して歩いた。

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盆栽としての、見る目はないが、写真を撮れること自体が楽しい。

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白梅は、身長を最大限利用して花に鼻を近づける。すんばらしい芳香がした。

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器も花台も凝ったものが多いが、

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その魅力は、やはり自然の中の大木を感じさせる、小宇宙が再現されて

いることだろう。

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複雑な形の枝を伸ばす幹は、

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相当、手が込んでいる。

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能代まで来たからには、当然寄りたい場所がある。次回分へ続く。

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