再度、ここ金勇(かねゆう)から始めます。秋田スギの大きさは大体分かって
いただけたことと思います。同時にすごいのは、これ人の手で木挽きしたこと。
建築当時、10mの丸太を製材できる機械はありませんでした。だから職人が
自ら5枚の板に木挽きしたのです。それもひとりの人が最後まで作業した
そうです。人が変わると、微妙な手加減が変わって、真っ直ぐに挽けない
ので、1枚につき3~4日かけて木挽きしたそうです。そのわざも含めて
能代は東洋一の「木都」と呼ばれるようになったのでしょう。
金勇のとなりは八幡神社です。鳥居に向かって左には現役の料亭「魚松」
があります。ここにも、びっくりするような1枚ものの引き戸があります。
確か記憶が正しければ。
正月スペシャルで、秋田では地元を代表する美人のうち二人が出演して
壇蜜・加藤夏希の秋田の魅力新発見というのがありまして、
島田秀平オススメのパワースポットが紹介されたわけです。
田沢湖、折渡地蔵、ときて唐松神社とともに紹介されたのが能代の八幡様
でした。
この右手の松が「逆さ松」と言って、悪い運気を逆さまにひっくり返して
良い運気に変えるので人気だそうです。私にはもう一本の左の松が
気に掛かったので、並べて写しました。敷地は広いのですが、何しろ
イオンの裏手にあり、幼稚園とイオンに挟まれて、居心地悪そうでした。
しかし火事の多い能代にあって、難を逃れて今まで生き残ったのは
まさしく八幡様の霊験あらたかな証拠と言えるでしょう。
ps. 加藤夏希の名前がでてきたからには、私のブログのタイトルにも
触れておかねばなりません。今は、やってませんが、ある建築会社のCM
に出演していて、毎回私の名を呼ぶので、耳に心地よくて、大変気に入って
ああまたオレの家だと言っている。とCMを録画するために毎回番組を
録画したものです。市内には私の家がたくさんあって、看板の前を通る
時は非常に気分がいいのです。それで、紛らわしいのを覚悟で
タイトルに使っているのです。