小泉潟で、白鳥にエサをやる。

ウチの正月は終わった。妻と二人の生活に戻り、気晴らしに外に出た。

秋田では雪は横に降る。風は厳しかったが、完全武装で小泉潟公園に向かう。

潟の方から、にぎやかな白鳥の声がした。見ると、風を避けるように岸に

近づいている。戻って、パンを持って車で向かった。

暮れの３０日に、買い物済ませて、ここを通ったら一羽だけ、いたので

食パンを投げてやったら、トンビがサッと、さらっていった。あまりに見事に

翼をひるがえすので、その日はトンビと遊んだ。

きょうも、始めはトンビが来たが、白鳥の団体には、かなわないらしい。

とにかく白鳥は良く鳴いた。こっちにもよこせ、と言っているようだった。

次第に近づいてくれるようになった。

子供がいる。よく海を越えてやってきたね。

最終的に、足がつくところまで来た。これ以上無理はしない。

こいつらは皆、元気だからインフルには罹っていないだろうが、

一応、接触は避ける。意外と早く、餌付けに成功した。

秋田県では条例で禁止していないはず。

年寄りの唯一の楽しみを

奪わないでくれ。