松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

STAP細胞で可能になる、SFの世界

2014-01-30 09:47:06 | 日記・エッセイ・コラム

5年がかりで、やっと認められた万能細胞。すでに可哀想な人生です。

でも、そういうアカデミズムに邪魔されて、こんちけで(秋田弁です)

人里離れた山奥で、ひっそり研究にいそしむ人を「マッドサイエンテスト」

と呼びます。

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こういう人は案外、昔から存在したのかも知れませんよ。例えばコナン・ドイル

の「失われた世界」の中の「ドクター・モローの島」のように。

忘れた頃に話題になる「UMA」未確認生物は、案外そうやって生まれた

可哀想な半獣半人なのかも知れません。

このSTAP細胞は、iPS細胞と違って胎盤にもなれるという。

ということは、受精卵の状態まで戻った自分の細胞から、

もうひとりの自分ができる可能性を示している。もちろん人道的な

問題は別にしての話。そこまでのステップは、何段階か問題が

あるようだが、もちろんSFとしての話だ。

そうすると、魂の移植ができるならば、永遠に若返った体を次々

乗り換えて生きていくことが可能となる。これが「非(ナル)Aの世界」の

ギルバート・ゴッセンとなるのだ。いやー、昔読んだSFが、俄然、現実味

を帯びてまいりました。

それと別に、細胞に刺激を加えると若返るという性質。これも重要な意味

を持っていますね。生体内でこれが可能となれば、上のような、まどろっこしい

操作すら必要無くなります。この考えを進めていくと、平均年齢3000歳の

超高齢社会が出現します。どの人も自分の得意分野を徹底して研究する

ことができます。その結果、平和な社会が訪れるかどうか。SF小説では

そううまくはいきません。そろそろ死んでみたい、と思うかも知れません。

そもそも魂の成長が目的なので、輪廻を繰り返した方が速く、次の

ステップに進めるのかも知れません。

別の副産物も考えられます。中には、にわとりが原子を変換できるように

カルシウム以外の物質からカルシウムの殻を作るように、

今有害な放射性物質を、無害な安定した元素に変換する技術が

生まれていることでしょう。

そういう楽しい夢を、どうせなら

観ようじゃ、あーりませんか。

コメント
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