日曜日の試合のフォワードです。
なお、コンタクトの瞬間にボールをとられる、ノックオン、フットアップその他の基本的なミスは論外なので、これ以上書きません。
次のようなことについて、修正できるかどうかは、おそらく「気持ち」「真剣さ」次第です。(ブログ担当コーチの大嫌いな精神論ですが・・・)
走っていない。
ボールが出た後、ポイントでのんびり見てるから、追いつかない。(相手は一生懸命フォローしてるのに・・・)
ゆっくり見てるから、まわりの風景(他人のミス)はよく見える。バックスがゲインされた時など、味方のバックスに不満たっぷり。(たとえ口には出さなくても、自分がさぼっていることにさえ気づかず、抜かれた選手への不満だらけ・・・)
ディフェンスだけでなく、アタックでもこういう場面が非常に多いから、全体の流れとして、受身のおもしろくない試合になります。
2対2とか、互角の人数でも、最初の接点でほとんど押し込まれている。
だから、ラック等を連取される。
逆に、味方に出る場合は、プレッシャーを受けて時間がかかる。
かなり練習を重ね、試合でも最近このようなことはなかったが、元に戻ったような感じ。
入る姿勢や勢い。低くさらに押し込む等、何が足らなかったか、もう一度考え直そう。
一方で、ポイントに近いバックスは、最初にサポートに入ったか?
でないと、いったん試合中におかしくなった悪循環を、中学生ラグビーの短い時間で、断ち切るのは結構たいへん。
この場面はペナルティだが、相手の横の動きに反応しない、そして人任せのフォワード。
相手と最初にコンタクトするのはイヤなのか?
先頭にいるM本が足をすべらせた場面だが、後ろで立っているフォワードたちは、先頭で体を張っていった2年生がすべったことが、抜かれた原因と思っていないか?
もしそう思っているとしたら、よく考えてみよう。そうでないともう進歩はない。
「横に広がって立て」、「味方のお尻ばかり見るな(自分が前に出ろ)」、いつもコーチから言われていることだと思います。
これも一緒。
接点で押し込まれています。
両チームの選手の背中の伸び方等の姿勢を見れば、この試合におけるフォワードの違い、気持ちの差がよくわかると思います。
岡山のフォワードは大きくはありませんが、決して弱いフォワードではありません。
ただ、そのためには、ひたむきさ、一生懸命走り体をはり、味方ボールにしようとする真面目さが必要です。
ポイントに到達できない場合は、まず、自分が走っていないからではないか?
相手に押される場合は、まず、自分が体をはらなかったからではないか?
自分がカバーリングをさぼったからゲインされたのではないか?
そういった「他人のせいにせずに、まず謙虚に考える」ことが大切です。 (この漢字、読めたかな?)
ただ、最後に、勘違いしてほしくないので書いておきます。
フォワードは、自信を持ってガンガンいけばよいです。
直接相手と体をあわせているフォワードが闘争心をなくしたら終わりです。
「行き過ぎだ」と言われるフォワードの方が、ブログ担当コーチは好きです。
それをコントロールするために、ハーフ団等がいます。(岡山のハーフ団は、まだまだ声が出ませんが・・・)
逆に、自分が得意なことや好きなことはするが、自分がすべきことをしない、自分ができることをせずに他人のせいにする。それには腹が立ちます。
試合中に「フォワードに球を渡すな」とバックスに対して怒っていた時間帯がありますが、まさに、腹が立っていた時間帯です。
なお、フォワードがおかしい時には、バックスも接点に積極的にからむ、バックス主体のアタックやキック等も使って、少しフォワードをリフレッシュする。
さらに、必要ならフォワードを怒鳴りつける。
これが、キャプテンでバックスリーダ-の出Iの試合中のお仕事です。
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