岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

中四国大会 その2

2010年08月23日 | 試合(H22チーム)
以下、あくまでブログ担当Nヤマの個人的なコメントです。

決して岡山選抜や岡山スクールとしてのコメントではなく、岡山のコーチや中学生とは関係ありません。
他県に対して他意もありませんので、読まれて気分を害した場合はご容赦ください。


今大会の大きな目標の一つは、広島(鯉城、福山)との試合でした。

今年は、関西大会の予選では広島といい試合をしたものの、それ以降の直接対決では、メンバーがなかなかそろわず、大敗した試合もありました。
広島ラグビー祭などは、3年生が部活動等でおらず、「参加した選手だけでなく、参加できなかった選手にも、こんな状態で試合を組んで悪いことをした。結果的に「岡山」の名前を下げてしまった。」という反省と後悔でいっぱいでした。                     
関西大会での直接対決もなく、今年の公式戦ではもう対戦は無いかと思っていたところ、今回、思いもかけず同じ予選ブロックに入りました。

今回は、中学生の意向も入れて、試合前の平日(夏休み)の直前練習も行ないましたが、広島との試合に向けてのコーチの思いは次のようなものでした。

・まず「広島に勝利」という事実を得ること。
・岡山の選手の実力を、県外の多くの関係者の前で見せたいこと。
・「体を張る」ことは、大きな選手が当たることでは決してないことを見せたいこと。
  ※「岡山のFWが体を張らない」といった、偏った見方を言わせたくないこと。
・岡山の選手が広島の選手に決して劣っていない、対等のレベルにあることを、選手や関係者に認識してもらうこと。
  ※広島の選手や関係者に、数人の突出した大型選手以外は普通の選手であることを教えてあげたいこと。
・そして何より、今後の中国選抜(全国大会予選)に向けて、岡山の選手(3年生、2年生)の成長を見せたいこと。

試合は、相手にゴール前のミスもあり、結果的には勝つことができました。

ただ、うれしかったのは、勝敗ではなく、全員が自分たちの力を出し切ったことです。

特に、「体をはる」という点では、早く浅いフォローでつなぎコンタクトし、これを繰返しながら一気に前進するなど、何度も見事な集中力や精神力を見せてくれました。

また、ディフェンス面でも、試合の中盤で、ブラインド側を個人のパワーとスピードでぬかれて2トライされましたが、それ以外は、ひたむきにタックルし、相手を倒し、またぎ、頑張っていたと思います。
 ※これは、今大会すべての試合を通して、良かった点です。
また、2年生も、キックオフや様々な局面で相手を上回る力を見せてくれたと思います。

さらに、キャプテンのリーダーシップ、試合中の両チームの選手の態度・言動等、今回は、岡山が広島を上回っていました。

その上で、酷暑の中で1試合をはさんで連戦となった2日目の北条北中学戦でも、最後まで、闘志を失わずに接戦をすることができました。

選手から保護者やコーチにお礼の言葉を述べてくれるなど、一つの勝利や結果が、中学生を大きく成長させてくれたのは確かだと思います。
しかし選手の皆は、ここで慢心してはいけません。ここで気を緩めると、すぐに元に戻ってしまいます。
コーチも今回はいい勉強をしました。

選手の皆は、「プライドと謙虚さ」「熱いハートと冷静な頭脳」をもって、さらに前に進んでいきましょう。

まず、今週の土曜日、「姫路スクール」との試合が第1歩です。


以下は、広島戦のスナップです。




























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