岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

あわせ

2013年03月12日 | 練習日記
練習で、ディフェンスがついた形でアタックをあわせます。
その際、ジュニアの場合はどういう方法が一番いいのかと考えるのが、ブレークダウンの部分です。

試合であれば、力いっぱいボールの争奪をしますが、練習ではなかなかそうはいきません。岡山ジュニアの人数では、ディフェンス側の人数が少なかったり、小柄な選手が多くなったり、大人が入ったりと色々で、そういう場面でアタック側の中学生に「しっかりやれ」といっても、なかなかいい形になるのは難しいなと感じています。
ましてや、アタック側が力が出しにくい中で、大人がボールにからんでしまうと、ますますおかしくなる感じがします。

今回、二人の若手OBがディフェンスに入ってくれた中で、ボールにからむのではなく、しっかり体を入れて中学生に押させるといった場面が多く見られました。

「これはいいな」という感じです。
ブレークダウンの練習自体はユニットで可能であり、あわせの練習では、今回のようにしっかりと台となり、走ってきた中学生に低くパックして押させる、しっかりボールを確保させるといったことを確実にさせることが大切です。

逆に、こういった形で練習することで、サポートの早さ、パック、姿勢等の課題(もちろん良いところも)がはっきり見えるし、中学生も考えながらできると思います。

当然ですが、バックスライン等、ボールが動いている時は、アタックは真剣にディフェンスと勝負し、ディフェンスもタックルはしなくてもしっかり走りホールドするといったことが大切です(もちろん正面からあたるというバカなプレーはありません)。

その上でボールがとまった場合は、はじめに書いたように、ディフェンスは台をつくり、フォワード(関係したバックスも)にしっかり力を出せることを意識する。
こういった方法が、岡山ジュニアのあわせの練習では一番大切に感じます。
※ディフェンスのない場合は、余計ブレークダウンをイメージしなければ、ただの球回しになってしまいます。(もちろん、その前段としての球回しは大切ですが・・・)