岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

3月2日(土)

2013年03月05日 | 練習日記
3月2日は3年生が全員そろったので、かなり時間をかけてあわせました。

新チームの1・2年生も、個々のプレーは随分うまく力強くなってきましたが、試合を考えると、まだまだ課題だらけと思います。

あくまでブログ担当コーチの個人的な考えですが、

・フォワードの走力の無さ。ダラダラと走るならいくら長い時間走っても同じこと。試合では、走らない選手はボールやポイントにからむことはできません。
練習の時こそメリハリをつけ、走る時には全力で走る。こうすることで、試合中にボールやポイントにからむ場面が少しずつ増えます。

・バックスラインの幅が広すぎる(深すぎる感じもします)。ジュニアの場合、ランで仕掛ける、勝負することが基本で、それを活かすには短め(浅い、深い)で早く正確なパス、そして忠実なフォローがは大切です。
いくら格好よく広く・深くラインをひいても、パスが失速して、自陣で相手ディフェンスに一気にプレッシャーをかけられるようでは意味がありません。

・接点で見てしまう。このようなあわせの練習から、キャリアーがコンタクトすると同時に、フォローの選手もパックする、ボールに入る早い動きや意識が必要です。

・ブレークダウンの意識がない。たとえばバックスが走りこんでコンタクトをイメージして止まる場合、フォローの選手を含めて、ラック・ガット・リップといったことをイメージしないと、ただの「球回し」です。

・声を出したり、ラインに参加して人数を増やそうとする積極性がまだまだ。(特にウイング)

・フォワードの声や積極性が不足。フォワードはバックスへの球出しが仕事ではない。バックスへの球出しだけを考えているからポイントで足が止まり、結果的にバックスラインもスピードやリズムに乗れない。どんな時でもボールを前に動かして相手フォワードと戦う気持ちや動きが大切。(その結果としてのバックスへの球出しであるべき)