居眠りスイマー

居眠りと水泳が趣味の中年のつれづれなる生活

4月の運動距離&山の遭難・雑感

2012年05月09日 | Weblog
4月の運動距離。

水泳:44.9km。・・・最近では、一番泳ぎました。
自転車:105km。
ジョグ&ウォーク:80km。
計:229.9km。

1月からの合計距離は、777.1kmです。

連休中に、北アルプスで遭難が相次ぎました。
新聞で読んだ限りでは、行程・装備に問題あるケースが多いようです。
夏時間で行程を作ったり、年齢を考えない行程だったり、
ピッケル・ツエルト・アイゼンも持たなかったり。

連休の山は、晴れれば最高の気分で、本当にTシャツ1枚でも大丈夫なくらいですが、
ひとたび荒れたら真冬と同じという観点が抜けているのではないでしょうか。

又、ツエルトは、夏でもアルプス登山には必携です。
疲れやけが等で山小屋まで辿りつけなかった場合には、重宝します。

若い頃、6月に北アルプスの蝶が岳・常念岳に友達3人と登ったことがあります。
1人が、蝶が岳ヒュッテまで約1時間のところで完全にバテ、一歩も動けなくなりました。
時刻も既に、17:30分。

幸い、ツエルトを持っていましたので、登山道の脇にツエルトを貼りビバークしました。
翌日は強い雨。
友の回復を待って、13時50分に出発。蝶が岳ヒュッテに15時に無事、到着することが出来ました。

もし、この時、ツエルトを持っていなかったら?
疲れ切った状態で、強い雨に打たれたら?
最悪の場合は、疲労凍死です。

今まで、登山(低山も含む)には80回以上行っていますが、
ツエルトをビバーク用に使ったのは、この時と、剣岳で道に迷った時の2回です。
剣岳の時は、雪渓上で、やはりツエルトが無かったら大変なところでした。

今の時期に限らず、夏山でもアルプス等に登る時は、
常に最悪の事態に備えた装備で登りたいものです。