日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

為になるかも知れない本(その173)

2007-08-09 13:02:58 | Weblog
○昭和53年10月22日(日)晴。
 運動不足だ。ここに来てからちっとも運動してない。子どもが深夜によく泣いているが、恵ちゃん、大丈夫かなあ。
○昭和53年10月25日(木)晴。
 1カ月の健診に行った。思ったほど太っていなかった。恵ちゃんに似て、スマ一トな感じの女の娘になるのかなあ。
○昭和53年10月28日(土)。
 未熟児を受け持った。1.267gで肺拡張不全がある。厳しいなあ。ここでのお産だ。これが我が子だったら、心配で心配でしょうがないだろうなあ。この子と比較すると、我が子は大きかったなあ。
○昭和53年10月29日(日)。
 ○○川ベビ一、まだ良くない。ボ一ンズでのCPAP、上手く行くかなあ?今から、一人で未熟児・新生児室を一人で5カ月間、受け持たないといない。
○昭和53年10月30日(月)晴。
 新しい学生さんが来た。又、この人達を鍛えないといけない のかなあ。何となく思苦しい。9:10から20分間余、特訓めいた感じで講義をした。自分もかなり慣れてきて、今日の講義が一番流暢だったかな。それにしても、学生さん、基礎的な小児科のことも知らない。教授、助教授、講師、どんな講義をしてるのかなあ?
○昭和53年10月31日(火)晴。
 産科からの入院があった。2.000gちょっと切る。低血糖かなあ、振戦がよくあるなあ(易刺激性)。とても忙しい。学生の教育をする暇がない。本箱を家から新生児室に持ってきた。ここで5カ月間過ごす感じになるのだ。
○昭和53年11月1日(水)晴。
 ○○町立病院への出張だった。昨日入院したベビ一がいるというのに。○○では、1歳半健診に行った。とても楽しかった。それから病院に行った。入院したベビ一が良くなくて、てんてこ舞いだった。夜遅く帰った。
○昭和53年11月2日(木)晴。
 とても忙しかった。○越ベビ一が無呼吸になった。吸引して何とか元気になった。熱もある。片時も目を離せないのが未熟児だ。
○昭和53年11月3日(金)晴。
 休みなのに、当然病院に行ってベビ一を診察した。何とか落ち着いている。小さいベビ一が大きくなるのを見るのは、実に楽しい。入院している5人の写真を撮った。
○昭和53年11月4日(土)晴。
 大学では、自分よりも出来る人がいなければ勉強できない。ここでは、ある分野では、それはいる。「子ども病院」に行ってしっかりと勉強したいなあ。神奈川子どもセンタ一でもいいし、兵庫でも福岡でもいいなあ。ベビ一に関して、最高にプロの人の診察を僕は見たことがない。
○昭和53年11月5日(日)晴。
 未熟室でとても忙しかった。未熟児以外は、もう持ちたくないなあ。しかし、○○先生は、ガンガン持たせてくる。白血球の分類を○成君がしてくれる様になったので、とても助かる。文句を言わずにもくもくと頑張るのは、彼ぐらいのものかなあ。

*写真は、日齢50の長女。

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為になるかも知れない本(その172-1)

2007-08-09 06:50:11 | Weblog
家に帰ってから、我が子が欲しがれば、家内は、四六時中、母乳をあげていました。お産で疲れているはずなのに、産後の方がもっと元気になっているって感じに思えました。
 血液が乳首から出る時には、白から赤になって代わっている。これは、男性にとっては、驚きです。
 ベテランの助産師さんに尋ねると、極めてマレに血液が出る母親もいるとのこと。しかし、しばらくすると、やはり白い母乳に代わるとのこと。
 子どもがあの狭い子宮の中でどうして窮屈に思わないのかとずっと不思議に思ってきているが、それ以上に、この血液の赤が白に変化するのは、ホントに驚きである。
*母乳を飲む時、赤ん坊の視線が母親の視線と合う様になっている(日齢19)。


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