日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

為になるかも知れない話(その73)

2007-04-28 09:07:08 | Weblog
○専門3年、3月22日(土)晴。
 循環器内科で勉強した。UCG、PCG、ECG、VCGの検査をしていた。田舎の病院に、こんな立派な機械があるとは。心疾患は、早期発見が大切だと思った。ASDの子どもが来た。VCG(ベクトル心電図)を○富先生がしていた。○先生は、独学で循環器の多くを勉強したらしい。とても詳しくて、丁寧に説明してくれる。
○専門3年、3月25日(水)晴。
 内科の○本婦長さんが、PSOシステムのことを熱を込めて話して下さった。僕って、看護婦さんの前で威張っているみたいで、自分が何となく嫌になった。ここでは、内科も小児科も外科も不足している。田舎に行けば、何でもしないといけなくなる。競争がないから、油断するとどんどん医学から遅れてしまいそうな気がした。
○専門3年、3月26日(水)晴。
 ○野先生と一緒に老人ホ一ムに行った。50ベッドがあって、更に50増やす計画だと言われる。へき地に行くと、医療の遅れを感じる。病気はどこにでもある。むしろ、都会よりも重症な疾患が多い様な気がする。実力のある医者こそ、田舎に行くべきだと思う。良心的な医者、実力ある医者になりたい。
○専門3年、3月26日(水)晴。
 南海病院での研修も、今日で最終日だった。UCGをさせてもらった。出来るはずはないと思ってしたが、うまく出来た。半年一生懸命にすれば、出来そうな気がする。薬は、最低限のことは、数カ月で覚える。それを実感した。要は、考え方だ。基礎がしっかりしているかどうかだ。それに数多く経験しないと駄目だなあ。
○専門4年、4月7日(月)曇。
 久し振りの講義。三年生と一緒に受ける。何と、俺は専門4年、医学部六年の最終学年ではないか。いつの間にって感じだ。あせっても始まらない。今から、一日一日を大切にして行くしかない。ギャノンの医科生理学展望の新しい版を買った。ハ一パ一生化学も、新しい版が出たら買おう。やはり、臨床は、基礎が大切ナノダ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする