黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

仲秋の名月に

2017-10-04 | 日記・エッセイ・コラム

今日の午後クロネコヤマトさんが配達に。

 送り主の 「東京都●●区 ××…」 酔鯨太郎…

名前を確認して 印鑑を押して、梱包を解く。

 きっと、だろうな~

やっぱり「お酒」だ。

 でも、ちょっと早目かな? 何んだ…が …ちょっと考え、納得!

そう、今日は「仲秋の名月」 

流石だね…のん兵衛殿よ。

長きに渡る 飲み友達の心が 今日の日に届くようにとのは配慮。

「ありがとう!」

 

 彼じゃないんですよ この飲み友達 彼女なんです。

 いえ、もう 納得いく 年増でございますから。

 毎年、気を使っていただき、厳選された「お酒」

 頂いております。

 

山形米沢の「小島総本店」吟醸 創業400余年の老舗

 ひやおろし 東光 限定品

 

 

 ちょっと飲み口のいい さっぱりとした味です。

 飲み口がいいので…まわりもいいようで…

 

 そう、今宵の月は どうかな?

 飲み始めた時間が 18:00頃 

 その時間の「月」  生憎の雲が出て 煌々というには…

 

 もう少し 様子を伺ってから    もう一度 挑戦します。

 

 世の中 昔から この日の夜を楽しんでいる

 俳句の本には 今宵の1句が沢山ある。

 「名月を取ってくれろと泣く子かな」 一茶   ずいぶん耳にした句ですね。

 「名月や池をめぐりて夜もすがら」 芭蕉

  あいにく 私の家には池がない また 今宵の月では 一晩中

  眺められない…

   そう、だったら、盃の中に 映る 月でも 夜もすがら 相手に

  飲み明かそうかな? 無茶かな…

 季節は違うが 蕪村の句に

 「菜の花や月は東に日は西に」

 

 ダジャレによく使っていた 1句 「詠み人知らず」

 「月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月」

 

 百人一首にも

 「月見れば 千々に ものこそ 悲しけれ

    わが身一つの 秋にはあらねど」  大江千里

  仲秋の名月を詠ったわけではないが…秋は こんな感情なのだ。

 

 もっと凄いのがあるよ。

 「此の世をば 我が世とぞ思う望月の

   欠けたることも なしと思えば」 藤原道長

 

 さらに かの正岡子規が詠んだ1句に

 「名月や われに どぶろく 五合あり」

  いいですね~

 

 でも 本当に「月並み」ですが

 この送られてきた「ひやおろし」を片手に

 満月が 満足に見られない状態でも

 盃に 映っているのは 今宵の月

 今日は ツキまくっています。

 友の 心を 十二分に飲み干したい。

 

  酔いも少し 冷めたころ…

  今宵の月は?  どんな姿でしょうか?

  撮影時間 20:40    でした。

   今宵の月は こんな月

   「仲秋の名月」でした。    

 


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1 コメント

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Unknown (ebina)
2017-10-08 22:04:39
「歌を歌を詠み心地よきかな陸奥の」
愉しんでください。

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