我が家の裏、出入り口の前。 道路の拡幅工事で側溝が埋められました。
従来の道路のアスファルトを剥がしての工事。
しばらくは騒音と埃と、ズシン! ズシンと重苦しい地響きで日中は大変でした。
部屋で寝転んでいたら、とてもとても その揺れはかなりのもの。
もし、病床中でもあったら 大変なことです。
役場も、工事の業者も・・・・そんな気遣いは、まったく感じませんが・・・
ようやく終わり、次の舗装工事へと移っていくようです。
工事の方に、いつから? って聞いたら、その工事は別の業者なので
分かりませんとの答え。
この造成工事、随分の業者がそれぞれの区画で受け持っているようです。
道は6mと広がり空間が出来て周囲の景色も変わりました。
でもここは、生活道路なので車は、そんなに入ってこないようです。
我が家としては一安心です。
でも、まだ舗装工事の為に騒音や揺れは 覚悟しないと。
この道路に沿って、区画整地されていきます。
我が家の道路沿いの方は、現在 工事終了まで賃貸住宅での生活中ですが
以前住んでいた2軒の家も、移動した換地個所の造成が進んでいます。
移動された方の換地の造成が優先で行われているようです。
敷地は固められ、周囲の段差にはこれから化粧ブロック工事で領域が
はっきりと区分けされることになります。
まだまだ工事は初期の段階で、この第一期工事の全体像が見えません。
全体の区画は、1500戸以上とも言われていますが・・・・
道路は縦横に走るようですが、この区画の「町」の姿がはっきりしません。
公共施設や、企業誘致などは? と 疑問点もたくさんあります。
延々と連なる区画された住宅用造成地だけ・・・・だったら、どうなるのでしょう。
町は、「この地」を外に向けて大いにプロモーションする。
そんな体制は整っているのでしょうか?
それとも、地権者(造成地の所有者)に任せるだけなのでしょうか
そんな馬鹿な、とも。
農地から、住宅地へ。 固定資産税も上がるのです。
住んでいる多くは、高齢者。
子供や孫たちは 近くに住んでいるか、遠くでもう戻ってこない。
そんな事情の中での「この地」です。
もし、売れなくて・・・・子供や、孫にまで引き継がれることに・・・と、思うと。
落ち着きませんね。
人が住むということは、生活に密着した機能が揃っていなければ。
このご時世に「住みたい」と誰が思いますか。
しかも、40年も前の計画が、今、始まっているのです。
公共工事って・・・こんな事例が多いような気もするけれど?
当時の、「青写真」はいったいどんな夢を描いたものなのでしょうか。
今の時代に、ほんとうに有効なの?
日々、騒音の中で まだまだ続く工事にどうなることやら と。
考えるこの頃です。