黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

深秋から冬への通り道

2019-11-20 | 日記
我が家の庭も、草はなし、木々の葉も選定され、それぞれの秋を迎えている。
庭の一部は隣の柿の木や、赤い実をつけている「ナナカマド」がちょうどよい
借景になっています。
 そして、ちょっと足を運んで、墓地のまわりに大きな木があって、そこには
 これも絵になる、そして生け花の材料にもなる「サンキライ」が
秋は、「赤」が楽しい季節でもある。
 そう、赤い花と言えば、この花・・・「山茶花」ですね。

 一世を風靡した歌謡曲でも同様の題が~福岡県大川出身の大川栄策さん
大ヒットの「さざんかの宿」
 赤い花って、すぐに燃えて・・・そして寂しく散っていく~

 冬の花の代名詞

 そのサザンカ 日増しにつぼみ膨らませ、咲き始めています。
         
  ほんの一瞬の華やかさ・・・だから 
   「散る」のが早い・・・ 恋の歌にピッタリ?

   サザンカも散る時が きれい?
  そう、パラパラ~と、 散って 重なり合って その姿が
   またまた 豪勢な花と なって 散った花も鮮やかです

   こんな 1句も
   「山茶花の ひねもす 散りて 盛りかな」  石原舟月
   「静かに落つる 山茶花の花」  長塚 節
   「ふと咲けば 山茶花の散りはじめかな」 平井 照敏

   咲いたかと見れば もう散り こぼれていく この花
   ものの命の不思議を みる。

       日常の ちょっとしたこんな変化も
   庭を楽しむ こつかな?  

     小さな動きだけで 意外に 勉強できるんですよ~
 

   赤いといえば 次に 「つばき」でしょ。
      こちらは まだ 蕾状態です。
         

     我が家には この「藪椿」のほか

 「ロイスミナウト」という西洋椿、 可憐な薄ピンク色の「港の華」

  こちらは もう少し 冬が深まり~春にかけて賑わいます。

 枯れるといえば・・・この花?  「尾花」 (ススキ)も 最後のあがきを。
         
         
  このススキ 西日にとっても映え すてきですね~
  
   風にそよぎ、光の当たる角度で、思いもよらぬ色彩が
  それは 橙色、真っ白、銀色にと 変化が楽しい・・・


  でも やっぱり秋と言えば  「もみじ」

    同じ赤でも、 これほど 多様な色彩変化で
    楽しませてくれる花はない。

    今 こんな色の我が家の「紅葉」です。            
     玄関へ続く 屋根の上までに枝が
 


  一雨を 期待している それはなぜ?
  白砂の庭に雨の日に 赤い紅葉の散り重なっていくのも
  また 風情なのだ・・・
  
        

   秋は 「鳥」たちにとっても、 うれしい季節です。
   いや、うれしいというよりは、寒い冬支度のための 餌を確保する
   忙しい季節なのだ・・・

    この 小さな我が家の庭にも 季ごとに 小鳥が飛んでくる。

    秋には  「ヒヨドリ」だ
             

     狙うのは~
            

     そうだ この可憐な花の「赤い実」・・・

  

   この風景にピッタリの 1句が 

    かの有名な 尾崎紅葉に

   「南天の実の ゆんらりゆらりと 鳥の立つ」

   何よりも赤いこの実の色は 鳥たちを引き付ける色
 
   その鳥たちによって、食べられた種が 運ばれ 子孫を残す

    これってうまくいってるねぇ~ 

    「花も 実もある 人生」ですよ、 花も。 ね。 

  


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