黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

名画に酔う~美術館巡り 最終回

2018-07-06 | 日記・エッセイ・コラム

 さぁ、次の展示作品に足を進めましょう。

第5章 印象派の人物ードガとルノワール

 もう誰でもが知っている巨匠2人でドガ4点、ルノワール3点

 そして今回の大目玉ルノワールの(可愛いイレーヌ)にご対面です。

 ◆エドガー・ドガ   「リュドヴィック・ルビック伯爵とその娘たち」

   手前の子どもの背景の「緑」が効いていますね。

   *盗難され戻って来た1枚

 

 

 ◆同じく ドガ   「控室の踊り子」

   ドガと言えば、「踊り子」の絵  徹底して踊り子をキャンバスに残していますね。

   踊り子だけでなく、彼は、庶民のなんでもない生活に焦点を当て、ひたすら描いています。

  

 

 ◆ピエール=オーギュスト・ルノワール

  イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)

   今回のありとあらゆる宣伝物に登場し、すでに見飽きちゃうほどの1枚です。

  さらに、今回は会場展示中の作品のシャッター・チャンスの許可までも

  だから会場作品前は大勢の人だかりで…鑑賞どころか、前の人の頭越し…

  しばらく流れを見てからなんて思ってても…なかなかでした。

  一旦、この作品から離れて、他の作品を見て、再度 目の前に と。

    それでも、うまく撮れませんでした…

     この写真は、会場外、ミュージアムショップ前に複製画として

      写真が撮れるコーナーがあったので そこで1枚のもの。

   

  ◆同じく ルノワール  「夏の帽子」

     姉妹なんでしょうか…姉が妹に 帽子に摘みたての花を飾って~

     妹の表情が いいですね

   

 ◆同じく ルノワール  「泉」

    ルノワールの「裸婦」といえば、この豊満なタイプがお好き?

    柔らかい肌 長く伸びた金髪 初々しい少女

    でも、 少しも恥じらいがなく  輝くような体を惜しげもなく~

    目の前の 私たちも エロチックさは全く感じません。 いい絵です

   

 

  第6章 ポール・セザンヌ

  ◆セザンヌ 「帽子を持つセザンヌ夫人の肖像」

   

  ◆セザンヌ  「赤いチョッキの少年」

     本邦初公開作品    この作品も盗難されて戻って来た1枚 

   

  ◆セザンヌ  「パレットを持つ自画像」

   

  ◆セザンヌ  「庭師ヴァリエ (老庭師)

     この作品はセザンヌ 最晩年の作

    彼は、「近代絵画の父」と呼ばれ~ 印象派からキュビズムまで絵画史上大きな

     功績を残しました。

     この筆のタッチ 彼ならでは と 思います。

 

 

 第7章 フィセント・ファン・ゴッホ

   もう説明はいらない ゴッホの登場です。

  ◆「古い塔」

 

  ◆「自画像」

      

          *複製画より

   ◆「日没に種まく人」

    

          *複製画より

  ◆「花咲くマロニエの枝」

     この作品も盗難されて戻って来た1枚

    

  

  第8章 20世紀初頭のフランス絵画

   

  ◆「肘掛け椅子の上のひまわり」

    この作品は、フランス・アルルでゴッホと2ケ月間だけ共同生活したゴーギャンが、

    ゴッホをしのび南太平洋のタヒチで描いた作品。

    ゴッホが好んだヒマワリを描くために、わざわざ欧州から種を取り寄せたと…

      二人の巨匠の 深い絆の物語 だよね。

   

  ◆ 「贈り物」

     生まれたばかりの赤ちゃんへの贈り物 それは「摘みたての花」かも…

     贈る人の表情、もらう母親の表情…幸せいっぱいです 

     タヒチの陽の光が画面いっぱいに

   

 

  第9章 モダン・アート

   ◆ジョルジュ・ブラック  「ヴァイオリン」

     じっと眺めていると 落ち着きますよ。

     そしてヴァイオリンの高い音色が聴こえてきそう ♬ ♪♪ ~

     幾何学的模様の中、 真ん中の白の空間は

           弦を弾いている人の姿も浮かんできませんか?

   

  ◆パブロ・ピカソ  「花のとレモンのある静物」

    キュビズムの巨匠 ピカソ  

    この1枚なら 普通に理解できますよね。

    すっきりとした線、色彩も鮮やかに 印象的な1枚です

  

 

 第10章 新たなる絵画の地平

  ◆クロード・モネ  「睡蓮の池、緑の反映」

  フランス・ジヴェルニーのモネの家の庭の睡蓮を描いた晩年の大作です。

  いままで どれくらいのモネの「睡蓮」を見たことか…

   日本の美術館のモネの作品収蔵は、かなりの枚数になります。

  また、日本の企画展で「モネ」をやれば…確実に観客は動員できるほど

  ポピュラーな画家ですね。

   今回 この作品も撮影OK 

   なんと この大作 高さ2m × 幅4.25m  凄いでしょ

   大きすぎて、ファインダーから はみ出しそう~

  

 

   日本で このコレクションの全貌を鑑賞できる 最後の機会 たっぷりと味わいました。

   いい企画展でした。

    最後にまた この「可愛いイレーヌ」に登場して貰い

     この「絵画に酔って~美術館巡り」  さよならです。

   

 

    長い連続物にお付き合い いただき ありがとうございました。

    「名画の旅」1枚でも 心の片隅に残ればとの想いで。

    

   

 

   

コメント (1)
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。