黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「絵画」と「花」を  愛でる

2016-05-23 | 日記・エッセイ・コラム

 日曜日(5月22日)が最終日だった。

 新聞広告を切り抜いてカレンダー横に貼っていたのに。

 午後になって気が付いた。

  大急ぎで車を…

  閑静な住宅地の一角 病院と併設されていた。

 「船越ギャラリー」

  絵画展「安野光雅の世界」 最終日

 先年 津和野の彼の美術館にも行って来た。

 

  私の好きな司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の挿絵でお馴染みだったし、彼のやさしい筆遣いには

  癒しの要素が満載である。 色彩表現も タッチも 優雅で ほんのりとさせるのです。

 

  偶然なのか 以前から知っていたのか、 これも随分前になるが 次男から 私の誕生日に

  素敵な1っ冊の本を贈ってくれたのが 安野画伯のもの。

  「こいつ なかなかやるじゃない」 って 嬉しかった。 

   「スイスの谷」 いまでも ページを捲っている。

 

   絵もそうですが、 彼の人間性も素敵です。

  そして いろいろな分野に長けており 折々の一言に感銘を受けている

  「いい顔」していますよ。 心が落ち着きます。

  そんな人柄が きっと 例の 美智子皇后さまの本 の挿絵に 御指名?

    この会場にも 花のシリーズがありました。

 

   作品も展示販売されていましたが… 遠慮しましたがね。

 

   妻の方が 何を思ったのか 私に これ どう~を。 と。 1冊を。

    画集 津和野を。 

   粋な計らいで サプライズ!  

  「息子のプレゼント」のこと 思い出したのかな?  

  「ありがとう」  

 

  ギャラリーを出て 直ぐ近くの これも開催中のバラ園に。

   ここは毎年 顔を出している スモールバラ園

  ちょっと遅かったかな…でも 。

        

  太陽に向かって その輝きは やっぱり花の女王です

  ひとつひとつ ご挨拶してきました。

     

 

    

 

  その日の 温度は 午後から 急上昇1!  園内にいると 蒸れてきそうな 暑さ。

   バラの香りも 殊の外強く 鼻を刺激し さらっ と 流して お邪魔しました。

 

   バラの手入れも大変だったろうに と  オーナーさんの日々の努力に感謝・感謝です。

   帰り際に ふっと 思った。

   バラ って 贈り物によく使うよね 近年は日本でも。

   そう、歌にもあるじゃない  加藤登紀子さん 歌うところの「100万本のバラを…」

    この5月のバラは 香りが いいからね。 蜂が飛んでくるくらい強烈ってこと。

    しかし、花屋のバラは どうだろう? 保冷して出荷したものは 香り ってあるのかな。

 

    自身、 古希を過ぎ、 もうすぐ 後期高齢者…バラの花束を 頂くことは…ないだろうね。

    病気見舞いに 頂くのは ゲンが悪いしね。

    昔、若さの勢いで 彼女(現在の妻ではありません) に バラを贈ったこともある。

    それが 後で 分かったのだが… 

      バラの「黄色」は 花言葉で 「嫉妬」 「うすれゆく愛」だった。

    彼女 気が付いていたのかな?  

     (結果 花言葉のとおりに)

 

     「 私は もう あなたを愛していません」という時に黄色を遣えば いいのだ。 が。

      以後、そのチャンスがないまま に 時は経過して 今に。

 

     花を贈ってもらって 喜ばない人はいない  でしょ。

     今の私には 花言葉など 気にしなくてもよい のだ。

     「誰か 綺麗な花束 贈ってくれないかな」 って  

     

        叶わぬ 願いをまだ 持っているのですが。   

     

 

   

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。