黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

輝く「向田邦子」

2011-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

 この数日、本に没頭する。

何も考えず、ひたすらページをめくる、めくる。

「活字」に飢えている?

そんな時間が欲しかったのだ・・・・。

お盆前後から、孫が帰っていくまで、「自分」の時間が不足。

そのことの「ストレス」か?

そんな時、ひたすらの時間を握りたいと。

久しぶりに「向田邦子」の本を棚から選ぶ。

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何回読み直しても「素敵な人」だ・・・

ちょっと粋で、物事を見る目は素直に表現し、ずばっ!と。

小気味がいい・・・ちょっとばかり、なよっとした男は叶わない。

文章はいつも輝いている。キラキラと。

あの事故がなければ、彼女はどんな作家に。

でも、短い命を知っていたから? こんな輝いた作品

(全てがベストではないけれど・・・) が生まれたのかも。

庶民の生活を、その場で体感できるリアルさ。

懐かしさを、これほどうまく活字に載せて読者をワクワクさせる。

この筆力にいつも参ってしまう・・・。

「活字」を追いかけ、理解し、納得し、楽しみむ。

読み終わっての充実感をいつも味わい続けることの出来る

「ひとり」・・・それが、向田邦子だ。

それにしても、惜しい人だ。

あれから何年経過したのだろう・・・・。

30年以上・・・・いやぁ~、将に、光陰矢のごとしか。

時間は経過するが、「活字」は、当時の香りを残して

息づいている。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。