この梅雨の蒸し暑い季節なのに
どうして咲いているの? とおやっ? と確認したのがこの桔梗の花
鮮やかな紫色の清楚な顔を出していました。
こんな片隅では可愛そうだと思い、朝一番で切り取り花瓶へ活けた。
なんだか不思議ですね。
夕べから、津本陽の歴史小説「夢のまた夢」を読んでおりました。
「桔梗」といえば、明智光秀にゆかりがあり、ちょうど明智光秀が話の核になっている場面であったのだ。
「桔梗の花」・・・・「夢」には出てこなかったが・・・庭の片隅に出てきた?
花にはいろいろの美しさや、楽しみ方がありますが
桔梗は1輪挿しがよく似合う。
備前の花瓶に活けました。茶花にしたら最高でしょうが、生憎、我が家には茶室はない。
床の間に置いてみた。 少し暗い壁に紫色が凛としてなかなかのもの。
小林一茶の句に。
「きりきりしゃんとして さく桔梗かな」
・・・ごめんなさい。
この蒸し暑さなのか、 朝活けた、折角の花がもう首を垂れていました。
やっぱり自然の中で「いきいき」と咲いているのが一番なのだよ。