こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

“母親”の名において「維新の会・教育基本条例」案に反対します

2011-10-31 23:19:58 | 大阪府政問題
昨夜、「大阪の教育の明日を考える会」主催のシンポジウムに参加した。

開催はインターネットで知り、「拡散希望」ということだったので、 ブログ(10月13日に貼り付けた。

テーマは維新の会が府議会に提出している「教育基本条例」案。
多彩なシンポジストの発言のあと、会場からの自由な発言の時間。

教員希望の学生さんの率直な意見に続いて、司会者の小野田正利さん(大阪大学教授)は「母親の立場で、女性のみなさんの発言を・・・」と促された。
勇気ある(?)女性が手をあげて、開口一番「私は、“材料”を産んだ覚えはありません。」「自分の産んだ子どもが“人材”と呼ばれることに違和感を感じます。」と言われた。

とても真剣で、熱気のある集会だった。
「参加者171人」ということだった。
どの発言にも全員が真剣に耳を傾ける雰囲気があった。
その中で「ハイ」と手をあげる勇気がなく、黙って座っていた私が、ホントは言いたかったことがある。
(実は、私は人前でモノを言うのが苦手です。20年も議員をやっていて、何を今さら・・・と言われそうですが、できれば黙っていたいほうです。もちろん、議員として言わなアカン時は、言います。不思議とそれはできる。)


「言いたかった」のはこんなことだ。


長女が子どもを産んで、1歳の男の子の子育てに悪戦苦闘している。
時々「助けて~」みたいなメールがくる。
「寝ない」とか、「食べない」とか、「危なくてちっとも目が離せない」とか。
そして「私は、赤ちゃんの時、どうだった?」と聞く。

長女の「子育て相談」に応じながら、私は自分の子育てを思い起こす。
「歩いた!」とメールが来ると、長女が初めて歩いた日のことが甦る。

こんな毎日のなかで、あらためて「子どもが育つ」ということはスゴイことだと思う。

子どもは自分の中に「育つ力」を抱えている。

子どもの力を信じ、寄り添い、励ますのが「教育」の力だと思う。

その子が、いつ意欲をもって新しい課題に挑むのか。
その子が、いつ目覚め大きな成長を遂げるのか。
その子が、いつ悩みや迷いのトンネルを抜け出すか。

人よりゆっくりであるなら、それもいい。
子どもが育つ姿を見続けてきた母親は、「競争」「強制」では、子どもたちの本当の力は育たないことを知っている。

昨日のシンポジウムに無理をおして、雨の中「参加してよかった」と思う。それは、「どの発言にも学ぶものがあった」からでもある。
だが、それより何より、それらの発言を聞いていて、「自分がこの教育基本条例をどうしても認められないのはなぜか」ということがよくわかったことだ。

母親は、「命」に軽々しく優劣をつけることを許せないのだ。

大阪府の教育委員会の委員全員が「教育基本条例案は白紙撤回されるべきであり、修正の有無は関係なく、これが可決されれば、私たち教育委員は総辞職する」と見解を発表した。
PTAの皆さん、教育学者・・・たくさんの方が反対の声を上げている。

私は、ひとりの母親として声をあげる。
日本の母親運動が作り出したスローガン。
「生命(いのち)を生み出す母親は、生命を育て生命を守ることをのぞみます」
やっぱり、これだ。
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「憲法」について考えてみませんか?  

2011-10-30 08:25:51 | 憲法・平和
毎年、春、秋にいろいろな内容で「つどい」を重ねてきました。
ある時は旬の話題で講師を招いて、講演会。あるときは、最初から最後まで音楽。また、いろんな立場のかたに登場していていただいてパネルディスカッション。

音楽を通じて若い人たちとのつながりが広がっていることが嬉しいです。

あなたも、11月3日は市民会館へ。ひとりで、気軽に来られるのも、お友達誘って来られるのも歓迎です。

平和憲法を考える市民のつどい 2011年秋
講演と音楽の夕べ

11月3日(木) 開演 午後6時30分
会場       泉大津市民会館小ホール


プログラム
第一部  平和のつどいは音楽でスタート
  出演  スカイオブカラーズ
        正重 憲生(ギター)
        大谷奈々恵(ボーカル)

第2部  講演
     憲法9条と原発問題
      講師  青山政利(近畿大学准教授・泉大津9条の会代表)

第3部  コンサート
      歌と語り  岸良 充

主催;平和憲法を考える市民のつどい実行委員会
 
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介護保険事業計画推進委員会を傍聴しました

2011-10-29 09:12:27 | 市政&議会報告
昨日午後は、表記の会議(正式名称は「泉大津市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画推進委員会」)を傍聴しました。
3年ごとに策定する、市の介護保険事業計画。来年度からの「第5期計画」の策定をする委員会ですが、今回から「計画を作って終わり」ではなく、委員の任期を3年として「計画」に基づく事業の進行状況を見守っていくということ。そのために「第4期計画」までは「計画策定委員会」という名称でしたが、今回は「推進委員会」となっています。

大学の先生やお医者さん、介護事業の関係者・・・等に公募に応じた市民委員も含めて14人。
全員出席しておられましたが、傍聴しての率直な感想は、「会議」というには、あまりにも「雑談」的でした。多くの委員の方が「思いつき」的に、挙手もせずにあれこれ発言されます。
発言されたことが「計画」にどう生かされるのか、生かされないのか、そのまとめも全くありません。

来年度からの第5期計画の「素案」と保険料算定の考え方が事務局である市から示されましたが、その内容にふれて、評価したり修正を求めたりする意見はありませんでした。
「介護保険料の上限は?10万円ですか?」と、まったくかみ合わない質問も出ました。国保料に「介護分」として含まれる2号被保険者(40歳~64歳)の保険料と混同されていることが、聞いている私にはわかるのですが、事務局の職員は国保の知識がないのか、「上限はありません」とかみ合わない。

「3年間の介護保険事業の総量を推計し、それにより1号被保険者の保険料が決まる」という基本が委員の共通理解になっていないことが、露呈しています。


国の法改正によるいわゆる「総合事業」についても、まったく議論がありませんでした。

傍聴者は前回同様、私と泉大津社保協事務局長のふたりだけ。

「これではアカン」と思いました。

介護保険以前に、「老人保福祉計画」を初めて作った20数年前のこと。
「計画策定委員会」の委員は全て市が委嘱したメンバー、委員会は非公開、「素案」は公表されない。

委員会に市民公募の委員を!
委員会の公開を!
「素案」の段階で市民に公開し、意見を聴く場を!

そうした要望を掲げ、私たちは学習しながら自分たちの「計画」案を作って提案しました。それが今の、泉大津社保協の運動の始まりでした。

委員会の公開も委員の公募も実現しました。
当初は「素案」の段階では、議会にも示さなかったものが、今は「素案」を公開し、さらにパブリックコメントも実施されます。
市民の意見が「計画」の反映される条件は大きく広がったけれど、それを生かせていない。残念ながら、それが事実です。

推進委員会の委員の方々は、それぞれ、専門の仕事や活動の場を持つ忙しい方々です。
しっかりと議論をしていただくためには、もっと市民の側から働きかけ、声を届けなければならないのだろうと思います。
その方法について、今、考えています。



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自分で食べます

2011-10-28 08:52:35 | 大きくな~れ


スプーンで口に運んであげようとすると、私の手を払いのけて、「ジンブで(自分で・・・というのを、こう言ってました)と言ったのは30年間前のあなたのお母さん。その心、しっかり受け継いでるね。



食べ終わったあとはこんなふうになる。




「私も毎日ガミガミ叱られてた?覚えてないわ~」と、あなたのお母さんは私に聞く。わたしだって覚えてません。お互い、覚えてなくて幸いです
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ず~っとコスモス畑

2011-10-27 23:59:54 | 季節・花


市役所に行く途中。

いつもはクルマで通り過ぎてしまうのですが、きょうは自転車だったのでおりて、ながめました。

体調ももどったし、気候もいいし、また自転車を主たる移動手段にします
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東日本大震災の瓦礫の受け入れは?

2011-10-27 23:18:11 | 東北被災地支援・がれき処理問題
熱出して寝込んでいる間に自宅の留守番電話にメッセージ。

「東北の震災の瓦礫を泉大津のフェニックスに受け入れるっていう情報をインターネットでみたんですけど、何か情報があれば教えてください」

町名・お名前(姓のみ)名のっていただいていたので、心当たりに℡をしたのですが、同姓の人違いでした。

「ネットで・・・」ということでしたので、このブログを読んでいただいているでしょうか?

お電話いただいたときは、一番声が出ないときだったのですぐにお電話できずにごめんなさい。その上、「人違い」でお返事遅くなっています。明日また、別の心当たりにお電話してみます。

ところで、「瓦礫」の件、これまでに他の方々からも質問がありました。

9月議会の一般質問で田中一吉議員が、この件に関連して質問されています。
答弁の趣旨は「フェニックス泉大津基地の管理型区域(注①)への埋め立て処分は終了している。安定型区域(注②)への埋め立て処分は、海への浸水が考えられるので、到底受け入れられない」・・・つまり、【泉大津沖のフェニックス埋立地への震災瓦礫の受け入れはない】と言う答弁でした。
(注① 進出水によって公共水域等を汚染する可能性のある廃棄物を処分する区画)
(注② 性質が安定しており、生活環境上の支障を及ぼす恐れが少ない廃棄物を埋め立て処分する区画)
 
詳細を知りたい方へ。会議録ができるのは数ヵ月後ですが、市議会のHPから、録画で視聴できます。コチラへ
これまで質問いただいた全ての方に「市の見解はこうです」と上記の答弁を引用してお答えしてきました。

昨日、市役所の生活環境課で別件で話しをしていた時に、課長さん曰く「市民の方から問い合わせが多いので、HPに載せるように港湾室長にいいました。」と。

ところが、HPに掲載された文章を読んで、ちょっとがっかりです。
市のHPトップページ「新着情報」にありますが、短い文章なので以下、転載します。

東日本大震災の瓦礫処理について、大阪湾フェニックスでの受け入れの件は、新聞等の報道で承知しております。しかし、現在のところ大阪府等からそのことについて連絡もなく、今後正式に協議などがあればその時点で判断したいと考えています。ご理解のほどお願いします。   
【お問い合わせ先 港湾振興室】


実は、昨日も「なぜ、本会議の答弁のように、わかりやすくはっきり書かないんですか?」と聞きました。
多くの市民の皆さんが疑問に思い、不安に思っていることに、HPで答えるのはいいけれど、上の記事を読んで「ご理解のほど」といわれても???

「わかりにくい」だけでなく、明らかに議会答弁とは違います。
HPの記事でわかるのは「大阪府から連絡がない」ということだけです。
市民が知りたいのは、そんなことではないのに。
市の「見解」として議会では答弁しているのに。


きょうは、田中議員にも、たまたまお会いして「ちょっと変ですよね」という話をしました。

また明日、時間があれば港湾振興室長と話をしようと思います。

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東北津波被害から学ぶ

2011-10-26 22:25:20 | 市政&議会報告
午後から、議員互助会主催の研修会。
テーマは「東日本大震災、緊急消防援助隊、大阪府隊として」
震災直後の3月13日から20日まで、岩手県釜石市・大槌町で救助・消火・救急活動に大阪の救援部隊の指揮をとられた堺市消防局の西川義久さんのお話をお聞きした。

赤や青・・・いろんな色の屋根が連なる「街」の風景が、ところどころに鉄筋の建物の残骸が残る一面土色の風景に変わる。
先日、ヘリコプターに乗って上空から見た、泉大津の町並みが重なって見える気がした。
一瞬にして、風景の「色」を塗り替えた津波の実相が、人々の声も入ったリアルな映像で映し出された。

「宮城県石巻市立大川小学校の全校児童108人のうち74人が死亡・行方不明」という悲劇。泉大津でもそうだが、学校は地域の避難所となっている。避難してきた市民と教員の間で議論しているうちに、移動開始が送れ、逃げ遅れたという。

また一方、岩手県釜石市では日頃の防災教育が生かされ、3000人近い小中学生のほとんどが無事に避難したのこと。校庭に出た子どもたちは、教師の支持を待たずに高台に向かって走りだし、中学生が小学生の手を引いて逃げた。
海に面し、沿岸部に近いところに小学校、中学校、保育所もある泉大津にとって、深い教訓としなければならないと思う。

防潮堤が、津波の被害を軽減させた効果もある一方、世界にも誇る「ギネス級の防潮堤」があることの安心感と、「3メートルの津波が来る」という情報とで「3メートルくらいの津波なら大丈夫」と、逃げ遅れた。これは「備えあれば憂いなし」の逆作用で「備え」がアダになってしまった。

一番の教訓は「地震が来たら高台へ。いち早く逃げること」を日頃から徹底しておくこと。そのことを、おとなも子どもも多くの市民の「常識」にすることだと思う。

きょうの研修会は、互助会役員会で私がテーマと「市民参加」ということも併せて提案し、ほとんどの会派の賛同があった。結果としてこれまでと同様、議員と幹部職員だけのものとなったが、多くの市民の皆さんに聞いて欲しい話、見て欲しい映像だった。

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きょうから“復活”です!

2011-10-26 08:29:40 | つぶやき
今朝、ほぼ平熱にもどりました。

娘は「おかあさん、休めてよかったやん」と言いますが、いえいえ、よくないですねぇ

動き回っていると時間はあっと言うまですが、じっとしている2日間はとても長く感じられます。新聞も全く開きませんでした。活字を読む・・・ということはエネルギーがいるものだと思います。
テレビも見る気になりませんでした。

PCの電源を入れるのも、ちょっと気力がいりましたが、毎日アクセスしてくださる皆さんにごあいさつだけでも・・と思いました。

ひたすら、ひたすら眠りました。
昼も夜も。
とても時間を無駄にしているような気がしました。
どうしても気になることがあって、℡したりメールしたりするのですが、なかなか伝わらず(声がよく出ないので)、その上、とても心配していただくので申し訳なくて・・・

今は、何か「リセット」したような爽やか感があります。
それから、読まず聞かず・・・の毎日(毎日といっても、たった2日間ですが。)でも「想う」ことはあります。
「想い続けたこと」があり、それはこれからひとつひとつ形にしていこうと思います。

結局、生きていて無駄な時間はないですね。
娘が言うように「よかった」のかもしれません。

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ひたすら寝ています

2011-10-25 15:56:43 | つぶやき
いろいろ迷惑かけながら、療養に努めております。

夜も昼も、ひたすら寝ています。
浅い眠りで、半分意識があるようですが、眠れるのがありがたい。

最初は、体中が痛くて眠れなかったけれど。痛みはずいぶん和らぎました。
熱も下降気味です。平熱にはまだまだですが。

昨日の朝、議員団の会議を早々に切り上げて病院へ。
溶連菌感染の扁桃炎だそうです。

きょうは、所属している泉北水道企業団の議会があったので、出かけました。
なんとか、行って帰ってきました。
飲酒運転の取り締まりはあるけど、「発熱運転」も結構危ないと、正直思いました。
法的には取り締まりはなくても、自粛するべきですね。
(アタリマエヤという声あり!!)

明日は議運。
何人かの人と℡で話していて、声が思うように出ないので、明日は委員長職が務められるかどうか?

こうなったら、少しでも「早く治す」ようにするしかありません。
ご心配いただいたみなさん、ありがとうございます。
そして、ごめんなさい。

病気というのは、「原因がわかる」とだいぶ気が楽になりますね。
原因不明の難病と闘っておられる方の、ご苦労を思います。

「溶連菌」は、子どもに感染することが多いそうです。
病院では「おとなも、かかりますけどね」と、なんだか慰めていただいたみたいでした。

別居の娘も、同居の娘もそれぞれ心配してくれて、感謝。
早く「社会復帰」できるように、努めます。
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風邪ひいちゃいました

2011-10-24 08:58:52 | つぶやき
昨日の夜から、喉が痛いのと、関節があちこち痛い。

早くふとんに入りましたが、なかなか眠れず。
朝は熱も出てしまいました。

きょうは議員団会議の日。
夜中に起きて会議の準備。
急を要することだけにして、早く終わらせてもらおうと思います。

「ドクターサーブ」が終わってからでよかった!!
・・・と、あつかましいことを考えてる私です。

こうなったら、早く治すのみ。

季節の変わり目、皆さん、お気をつけてください。
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ミュージカル「ドクター・サーブ」

2011-10-23 20:18:45 | 旅行・楽しいこと
熱い感動の余韻がまだ残っています。


この作品を紹介したサンテレビで、作・演出を手がけた田中暢さんが、「素人は全身全霊、人生をかけて演じる。だから素敵な舞台になる。」と言っていた言葉が印象的だったが、ホントにそのとおりだった。

会場の岸和田浪きりホール。いっぱいでした。

出演者は3歳から73歳までの120人。
ひとり一人の想いが、いっぱい詰まった2時間だった。

「生きていろ! 病気はあとから直す」という中村医師の叫び。
今、この国で病んでいる人、傷ついている人、悩んでいる人、どうしたらいいかわからないでいる人、・・・全ての人に「生きろ。とにかく生きていろ。」と、「解決の道はあとで考えよう」と、声を限りに呼びかけているような気がした。


来週の日曜日、神戸文化ホールが最後の公演です。
ぜひぜひ、観てください。
前売り券。まだ間に合うそうです。

10月30日(日)
神戸文化ホール
主催;大阪・神戸憲法ミュージカル2011実行委員会


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府庁舎移転計画破綻の責任

2011-10-22 23:41:46 | 大阪府政問題
10月22日、本日未明、橋下知事は府議会で「今月末の辞任」の意志を表明、府議会は辞職に賛成多数で同意したと言う。

11月27日、大阪市長選挙と同日、府知事選挙が行われることが確定した。

投票日まで5週間、日本共産党は「明るい民主大阪府政をつくる会」の弁護士、梅田章二さんを推薦して全力をあげる。
私自身も、この機会にひとりでも多くの市民の皆さんの意見をお聞きしながら、府民の命・暮らしを託せる府政の実現のために、私の思いも聞いていただきたいと思う。

きょうも「橋下さん、がんばって欲しい。」という熱烈な橋下ファンの方に出会う。
「どうせ誰がやっても同じ」という方もある。

3年9ヶ月、実行されたのは何か?
されなかったのは何か?
その事実に基づく議論をしたいと思う。

見過ごすことのできない「事実」、そのひとつに「府庁移転問題」がある。

府議会の2度にわたる移転条例否決にも関わらず、旧WTCビルを85億円かけて購入。(移転を否決した議会が、購入予算は可決)本庁舎の一部機能を咲洲庁舎に移転。現在2000人の職員が働いているという。

3月11日、東日本大震災では大阪で唯一、350ヵ所もの被害、エレベーターに職員が閉じ込められるなどの事態も生じた。

専門家の指摘を受け、ようやく「防災拠点としてはふさわしくない」ことを認め全面移転は断念。

しかし知事は「問題があると言われ始めたのは3・11以降」「購入時の判断は最善」と発言もしている。
15日の公開討論でも「大阪市民の負債を府民全体で援助した」などと開き直ったという。

府議会9月定例会の一般質問でも日本共産党の宮原議員は「1昨年の8月からすでに、周辺の不均衡な地盤沈下が指摘されていた」ことをあげ、専門家の意見にも耳を傾けなかった知事の責任を追及した。

WTCビルの購入費、移転費用、そして今後必要とされる耐震補強費用は130億円。
今後30年間で、現在の府庁舎と咲洲庁舎との併用で財政負担は1200億円にも膨らむという。
まさに無駄遣いだ。

独断・無謀な府庁舎移転計画の破綻の責任は、知事選挙のなかで問われなければならない。

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必要なのは独裁?!

2011-10-21 23:35:16 | 大阪府政問題
この一週間の間に、ずいぶんたくさんの方とお会いし、お話を伺ってきました。

久しぶりでお会いして、体の具合が悪くて辛い思いをされている方も少なくありませんでした。
「介護されていた夫を看取ってひとりになった。」という方もありました。

知事選挙の話になると「橋下さん、最初は期待したけどね・・・すっかり期待はずれ」という方もあれば、「はっきりモノを言うから好き」という方もありました。

「はっきりモノを言う」場面がよくテレビに映ります。

政治家だから「モノの言い方」も、どうでも言いとは思いませんが(わかりやすい言葉で伝えることは、難しいものですから)、肝心なのは中身です。

「橋下知事」に対する評価は様々ですが、「新大阪から関空まで、もう少し早く行けるようにするために、高速鉄道や高速道路の建設を早くして欲しい」という意見はひとりもありません。「わずか7分ほどの時間短縮のために3900億円もつぎ込む」(高速鉄道なにわ筋線)ことには賛成できない・・・あたりまえではないでしょうか?
府議会の反対も押し切ってWTCビルを購入、移転費用も含めて100億円以上・・・このやり方を評価する人もありませんでした。

「病気になったときに安心していける病院を」「寝たきりになってからではなく、そうなる前のことが大切」・・・こういう声はたくさんお聞きしました。

橋下知事は「今の日本の政治に一番必要なことは独裁」だと自らの政治資金パーティで言ったそうです。
「独裁」とは「独断で物事を決めること。また、特定の個人・団体・階級が全権力を掌握して支配すること」(広辞苑)

知事自らが、その職責を投げ出して大阪府知事を選びなおすチャンスが来るのなら、府民の声をしっかり聴く耳を持ったリーダーを選びたいと思います。

梅田章二さんと一緒に「安心・安全・やさしさの大阪」へ!

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リサイクル環境公園

2011-10-20 23:01:54 | 季節・花


秋晴れです。

和泉市納花町のリサイクル環境公園に、車3台連ねて行きました

約75900平方メートルの広大な敷地に、スポーツゾーンと花の農園ゾーン。スポーツゾーンのグランドでは、幼稚園の運動会で子どもたちの元気な声が響いていました。
介護施設の職員さんが高齢者の手をひいて散歩する姿もありました。

なぜ「リサイクル環境公園」かといえば、埋め立て処分場の跡地を利用したから。
休憩施設のテーブルやベンチ、肥料、花壇など公園施設の大部分がリサイクル活用品だそうです。

四季を通じて花とみどりが楽しめます。春は水仙、チューリップ、芝桜、バラ・・・初夏はラベンダー、そして今はコスモスが盛りです。

「電信柱がないから空が広いね」と誰かが言っていましたが、ホントにひろ~い空です。

気持ちのいい風に吹かれながらお弁当を広げました
「日帰り旅行」よりも、もっと気軽に「半日」で楽しめる大好きな場所です

入場料、駐車場ともに無料!というのも嬉しい

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市のホームページ・・・もっと見やすくもっと便利に

2011-10-19 22:46:19 | 市政&議会報告
昨日の開催のタウンミーティングの案内が昨日の午後、HP上に掲載された。

昨日の朝、市役所に「載ってませんね」と℡をいれたので

この件は17日のブログの「追記」に書いた。

市のHPができてから、その内容についてはずいぶん意見を言ってきた。
私が言い続けてきたのは「より早く、より詳しく」という、とてもシンプルなこと。

紙面に限りがある「広報紙」と違い、HPはスペースの制限がない。
「あまりたくさん書くと読みにくい」と言われたこともあるが、HPで「知りたいこと」を検索して用が足りるようにしてほしい。
以前には「詳しいことは○○課まで」などが多く、所得制限、対象・・・等、詳細がわからないことが多かった。
これはかなり改善された

「新着情報」に、とっくに終わったイベント、期限の過ぎた募集情報・・・などが、いつまでも残っていたこともあった。
何度言っても、なかなか変わらなかった。議会選出の監査委員になったときに定期監査で「賞味期限切れ」の情報を列挙した。これでかなり、整理された

それでもまだ時々気が付くことがある。制度や実施場所が変わっているのにHPが更新されないことなど。

きょうは「介護保険計画の推進委員会はいつですか?」と問い合わせて「今月28日」と知った。こういうことも「傍聴できる会議の予定」として一覧にしHPに掲載している自治体もある。開催日時を知らせなければ「公開」していることにならない。

市民が見て、見やすくて便利なHPを作るためには、「市民の声」を聞くのがあたりまえだが一番いい
市民の「ご意見番」を募ったらいいと思う。

HPも「広報紙」も、意識的に全部を読んで気が付いたことを言ってもらう「モニター」を公募したらどうか?と、決算委員会で提案した。


実はきょうは、「ブログ開設100日目」です
まだ、この世界では新参者です。
気軽にはじめて(うっかり始めてしまった・・・)気軽に続けてきました。
「絶対毎日更新」と力をいれてきたわけではありません。
でも、毎日たいてい何か、言いたいことがありました。
特に議会の質問前は「とても無理」と始める前には思っていましたが、そういう時はそれなりに「聞いてほしいこと」もありました。

きょうは「100日記念」だから、何かホットするような「いい話」を・・・
と朝から考えていましたが、「うるさいおばさんのぼやき」になりました。

きょうもおつきあいくださったみなさん、ありがとうございます



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