こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

一般質問は3日と4日です

2016-02-29 21:31:41 | 市政&議会報告
一般質問の発言順位やテーマは、議会のHPにアップされています。

コチラから。


私は15人中の9番目になりました。多分、2日目、4日の朝一番になるかと思います。場合によっては3日の最後になるかもしれませんが。


「質問準備に余念がない」と言いたいところですが、こういうときには「待ったなし」の相談事が飛び込むのが常です。



FBのお友達の他市の議員さんにお願いしたら、すぐに知りたい情報が届いて感謝です。

こういう点は便利な世の中になったと思います。

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「すごい時代に生きている」ことを実感した日

2016-02-28 21:49:21 | 憲法・平和
平和憲法を守る泉大津連絡会主催の、戦争法廃止2000万署名を進めるための学習交流集会。

講師は中田 進さん。

レジメとたくさんの資料を行ったりきたりしながら、ホワイトボードに書き込みながら、話をするスタイル。

何度も笑いがおこり、会場の雰囲気がとてもなごやか。でも大事なことはビシッと押さえて、戦争法がどんなに危険かということ、だから廃止しなければいけないということ、そして廃止できる展望が日々広がっていること。

今、取り組んでいる2000万署名の意義にあらためて確信がもてました。


ここで中田先生が引用された憲法12条と16条。

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。・・・・

第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令または規則の制定、廃止または改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別的待遇も受けない。


法制化の論拠も崩れ、国民の批判にさらされボロボロになって国会で強引に押し通された安保法制=戦争法。

その「法律の廃止」を2000万署名という形で「平穏に請願」することは、自由と権利を守る主権者としての「不断の努力」の一環です。


レジメの最後に

「泉大津九条の会への期待。長年にわたる学習と行動がいま輝くとき。
対話を楽しく。暮らしのこと、地域のことも語り合い、平和の大切さを思想信条の違いを超えて」


中田先生から、私達にいただいたメッセージ。帰ってから心に刻んで読み直しました。


講演のあとは、各団体から2000万署名に取り組む意気込みが次々に。

5月3日の憲法記念日まで、署名用紙を手から手へ・・・泉大津で12000の署名を積み上げたいと思います。


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テーブルの小さな春

2016-02-27 22:07:28 | 季節・花
事務所前の土曜日朝市でいただいた菜の花、食卓に春の味。

小さな黄色い花とつぼみが可愛らしくて、ミルクピッチャーに入れておいたら1週間たっても元気です。


食卓が仕事机になって、書類の山がだんだん高くなります。

一番欲しい資料が見当たらず、探しながら、他のものに目が移り・・・。


質問準備にまとまった時間を取りたいと思いながら、なかなかそうはいきません。


第4土曜日の定例相談会、来られるはずだった方の姿がみえず、場所がわからなかったかと心配してたら「インフルエンザになって・・・」とメールがありました。

皆さん、どうぞお大事に。
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小学校で「絵本ひろば」

2016-02-26 20:26:51 | 絵本
昨日は条東小学校の「絵本ひろば」。私も仲間に入れていただいている「絵本の会 ぽっかぽか」は絵本の楽しさをたくさんの子ども達に知って欲しいから、保育所や幼稚園、小学校で「絵本ひろば」ができることを願って活動を重ねてきました。

先生たちのご理解をいただいて、「絵本ひろば」が広がっているのは嬉しいことです。その様子は「絵本の会 ぽっかぽか」のHPから。



ランチルームに図書館から団体貸し出しを受けた230冊の本を持ち込み並べます。







面展台に表紙を見せて本を並べ、子どもたちを迎える準備完了。


2時間目から6時間目まで、1年生、2年生の子ども達がクラスごとに担任の先生と一緒に入ってきます。




「絵本の会 ぽっかぽか」のスタッフが1冊読んで、あとは自由に。

「ひとりで読んでもいいし、お友達と読んでもいいし、先生やおばちゃんたち(ぽっかぽかのメンバー)に読んでもらってもいい。好きな本を好きなように。」


私もたくさん読みました。

「これ読んで」と持ってくる子もいます。


そのうちの1冊。



著者;ネイチャー&サイエンス

発行所;河出書房新社



ライオンがおしりを向けている表紙。ページをめくると、いろんな動物、鳥、虫たちのうんちの話。命の話です。




1冊の本を囲んで子どもたちの輪がたくさんできます。

ひとりで読む子も、仲良し二人で読む子も、大勢で読む子達も。


隣で読む声が、少しも邪魔にならないのが不思議です。



たくさんの絵本と、たくさんの子ども達の中で、楽しい時間をたっぷり過ごしました。






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“いざというとき”のセーフティネットとしての行政の役割を問う

2016-02-25 18:03:53 | 市政&議会報告
一般質問の発言通告を提出しました。

議長、副議長を除く15人の議員全員が質問します。

昨日の市長の施政方針を受けて、8日からの予算審査特別委員会の開催にさきだって3日・4日の2日間(7日は予備日)が一般質問です。
「施政方針について」という質問が一番多くなっています。


病児保育、要支援高齢者の生活を支える市の「総合事業」。二つのテーマを取り上げますが、これらの問題を通じて「困ったときに頼りになる行政とは何か」を問いたいと思います。

市民の「命の瀬戸際」のときに責任を持つために、何を優先するべきかを考えています。なかなか考えがまとまらないうちに、発言通告の期限がきて、今日、提出した文書は以下の通りです。


1、 病児・病後児保育について
① 年間の利用件数を、2014年度、2015年度(直近まで)の実績で示されたい。

② 「いずみおおつ子ども未来プラン」には「病児・病後児保育の条件整備」について「受け入れ体制の強化に向けては関係機関と継続的に協議」とある。ここでいう「受け入れ体制の強化」とは具体的にはどういうことか。現在実施していない病児保育の実施を含むものかどうか。

③ 現在、実施されている病後児保育を利用できるのは「保育所及び認定子ども園(長時間部)に入所している児童」となっている。幼稚園の預かり保育、小学校の学童保育を利用している児童等も病児・病後児保育を必要とする場合がある。対象を拡大するべきではないかと思うがどうか。見解を問う。

2、 介護予防・日常生活支援総合事業(「新総合事業」)について
2014年9月定例会での「猶予期間についての考え方」をお尋ねしたところ、「総合事業の実施方針や具体的実施方法、市民及び事業者等への周知並びに市や地域包括支援センターの実施体制の確保等が必要であるため、開始時期をH29年4月と考えている」との答弁であった。新総合事業の実施、要支援認定者のホームヘルプ・ディサービスの総合事業への移行の猶予期間の最終年度を迎えるにあたって、以下、お尋ねする。

① 制度変更について市民・事業者への周知に対する、これまでの取り組みと今後の予定について、具体的に示されたい。

② 「総合事業の実施方針や具体的実施方法」について、特に新総合事業におけるホームヘルプ・ディサービスのサービス提供主体、基準(現行相当、基準緩和、その他)、利用者負担について、現段階での市の考え方を問う。

以上
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子ども医療費入院は中学校卒業まで拡充

2016-02-24 22:11:39 | 市政&議会報告
第1回定例会が始まりました。

今日の議案のひとつが「子ども医療費助成」の条例改正。


「入院・通院とも小学校卒業まで」の現行制度から、入院医療は中学校卒業までに拡充されることになりました。

学校に行っている年齢の子どもが入院することは、めったにないことですが、もしそうなれば家計にとっては大きな負担です。

しかもたいていの場合は「予期せぬ突然の出費」ということになります。

「めったにない」のだから、市の財政負担は莫大なものにならないので、「せめて入院医療だけでも先行して中学校卒業まで」と主張してきたこともあります。


通院医療費の助成が見送られたことは残念ではありますが、森下議員が「通院分を見送った理由は?」と質問したのに対し、「通院医療費の助成も重要だと考えているが、財政状況等もあり、まずは入院分から」という答弁でした。

「少子化に歯止めを」というのなら、一日も早く国の制度として確立するべきです。



一般質問は3日・4日。それに向けて、明日は発言通告締め切り。

予算委員会は8日からです。



夕方は月に2回の、おづみん食堂。福祉センター3階の大きな部屋が赤ちゃんを抱っこしたお母さんや、元気な小学生、中学生でいっぱいでした。

仲間に入れていただいているグループから声がかかったので、ちょっとだけお手伝いしました。「また来たい」と思えるあったかい雰囲気です。

もっと身近なところに、増やしていけたら・・・と思います。「みんなでご飯を食べる」のは、それだけで嬉しいことです。

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信号機、いよいよ設置!

2016-02-23 18:00:47 | 市政&議会報告
待望の信号機が設置されました。

南海中央線と府立信太高校下がりの交差点です。


地元の皆さんから強い要望の声があり、日本共産党上条・条東後援会としても要望書を出しました。

1昨年の夏、阪南9市4町の日本共産党議員団が合同で行った大阪府との交渉でも要望し「2015年度中に設置予定」の回答をもらっていました。


信号機の覆いがはずされて、共用開始されるのは3月1日(火)の午後3時ごろということです。




この交差点から信太高校方面に向けて、自転車通行ゾーンのラインが引かれています。


「平坦でコンパクトな泉大津の街のよさを生かして、自転車で安心して走れる道を整備していく」ことを市の考え方と示されています。



明日から議会。

今日はその運営などについての議会運営委員会でした。

当面の議事日程だけでなく、議会運営の懸案事項がいくつかあり、午前中いっぱいかかりました。


「多数決で決める」のは最後の手段で、できる限り全体が合意できるように、意見を出し合います。

そして会派に持ち帰り、次回の会議で持ち寄る。手間がかかるけれど、大事なことです。
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「おやすみ、ロジャー」

2016-02-22 21:49:04 | 絵本
魔法のぐっすり絵本」のサブタイトルがついています。

著者の国、スウェーデンで自費出版、英訳されて話題に、そして「今後世界40カ国での翻訳決定」だそうです。

たいていの本屋さんの絵本コーナーに平積みされています。日本でもそうですが、娘のいるソウルでも、だそうです。



普段は幸せなことに寝つきのいいほうですが、議会前は「睡眠障害」に陥ります。

だいたい、一日おきに「眠れない」夜をすごしています。


眠れない夜に自分で自分に読み聞かせました。

結果は・・・?私は、ホントに眠りました。




著者;カール=ヨハン・エリーン(行動科学者、スウェーデンの大学でコミュニケーション学の講師)

翻訳者;三橋美穂(快眠セラピスト9

発行社;飛鳥新社
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「軽減税率」で得する人は?

2016-02-21 20:17:09 | つぶやき
来年4月から消費税10%への引き上げの法案が国会に提出されている。

「軽減税率」と言っても「軽減」ではなく「8%への据え置き」。

これだけでも、ずいぶんなゴマカシだが、それだけなく2月22日付けの商工新聞(全国商工団体連合会の機関紙)を読んで、ますます怒っています。


「消費税の納税義務者は事業者」であることを勉強しましたっけ。それを忘れて、「8%据え置きなら、日々の買い物で食料品だけは安く買える」と思ったら大間違い。


得をするのは、軽減税率適用物品を製造・販売する企業。

政府の試算による「軽減税率の導入で1兆400億円の減収」とは、消費者の負担が1兆円余減るのではなく、新聞社や食料品の製造販売企業の納税額が減るということ。

軽減税率の対象となったからと言って、小売価格が下がる保障はどこにもない。


商工新聞紙上で、税理士の湖東京至さんは「軽減税率は新聞社や大手食品会社への実質的な補助金」と指摘しています。



夕方、買い物に出たら、寒い!

でも、陽が沈む時間はずいぶん遅くなりました。

日一日と、春に向かっています。




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これからが本番!

2016-02-20 22:25:04 | 日本共産党
日本共産党を含む5つの野党党首の合意。


党首会談での確認事項

 (1)安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。

 (2)安倍政権の打倒を目指す。

 (3)国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む。

 (4)国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。




詳細はコチラ



合意に基づく行動の第1歩、「戦争法廃止法案」を衆議院に提出。


この日を迎えるまで、どれだけの人が、どれだけの回数で「野党は共闘!」の声を上げ続けたことだろうか。


一人ひとりの、想いを持った市民の力が政党を動かす。そのことを実感します。


夕方、本降りだった雨も小雨になって、泉佐野・泉の森ホールに市田忠義副委員長を迎えた演説会に。


お二人のゲスト・スピーチも、わたなべ結さん、市田委員長の訴えも、いつにもまして心に響く。

大きな会場を埋めた参加者の顔も明るい。



「ここからが本番!」と決意がみなぎる。
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“九条”が平和を創る

2016-02-19 22:44:36 | 憲法・平和
「九条の会・はんなん」の11周年記念講演「戦争のつくり方 平和の築き方」を聴きました。

講師は元自衛官という肩書きの泥 憲和(どろ・のりかず)さん。


集団的自衛権行使の容認の閣議決定に反対して街頭でマイクを持った「元自衛権」だからこその訴えは、当時FBで読み、そして拡散した。



「中国脅威論」をかきたてる情報操作。“9条”が紛争を終結させた本当の話。・・・全てが具体的で説得力がある。

「憎しみあうのも人間。どうしたら人に喜んでもらえるのかを考え、喜んでもらえたら嬉しい。共感できるのも人間。どちらの心を育てればいいのか?」と、最後に。


喜びを広げ、分かち合い、共感を広げる。その心が“九条”に凝縮されているのだと思う。



帰りに著書を買って、読み始めたらとまらなくなりそうなので、これは議会が一段落するまでお預けです。

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医療・介護の切捨てと負担増ストップ!

2016-02-18 23:00:32 | 社会保障
午前中は所属している厚生文教常任委員会協議会。

その中で、子ども医療費助成の対象年齢が入院は現行の小学校卒業までから、中学校卒業までに引き上げるための条例改正が、第1回定例会に提案されることが明らかになりました。

通院については、残念ながら小学校卒業までで据え置きです。


大阪府の助成制度が全国最低レベルでとどまっている中でも、多くの自治体が「入院・通院とも義務教育終了まで」を対象にしています。

少子化対策というのなら、国・大阪府の姿勢を転換させなければならないと思います。



夜は、泉大津社会保障推進協議会の会議。

デイ・サービスの事業所訪問で、実態調査をする準備をしています。


その中で、「要支援認定者の訪問介護・通所介護を保険給付からはずし、市町村の事業に移行していく問題」について話をして欲しいと要請がありました。

いわゆる「総合事業」の問題について説明する前段に、「政府が進めようとしている医療・介護の負担増」の全体についての話をしました。


「要支援の保険給付はずし」「総合事業化」は大変な問題です。

自治体がどんな「総合事業」のプランを持つのかが注目されます。

しかしこれは、「負担増と切り捨て」の第1段階にすぎません。


「要支援者だけなく保険給付からはずし要介護1・2も市町村事業に移行」「70歳医療費の2割負担にあわせて、65歳から74歳までは介護保険も2割負担」これは昨年6月に閣議決定された「骨太の方針2015」に明記され、来年2017年の通常国会への法案提出を考えています。

70歳で医療費負担が2割になった人が75歳になる2019年には、75歳以上の後期高齢者医療も2割に。そして介護保険もそれにあわせて、75歳以上も2割に。

これらも、来年の通常国会で「法改正」のスケジュールを考えています。


夏の参議院選挙までは、そっとしておいて、秋から冬に審議会などで「結論」として年明けの国会で法改正・・・と、考えているのでしょうか。



子ども医療助成も「親が子どもの医者代を払うのはあたりまえ」「助成拡充したら、行かなくてもいいのに医者に行き、医療費が増える」などと言われたものでした。

「子ども達の命と健康を守るのは社会全体の責任」という声が広がっても、「国には要望するが、財政難の市では独自には無理」となかなか進みませんでした。


毎年のように署名運動もし、子ども医療費助成を大きく拡充させてきたように、高齢者の医療・介護の保障を求める運動を!


医療・介護の負担増は、国による緩慢な殺人に他なりません



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予算議会が始まります

2016-02-17 22:26:56 | 市政&議会報告
第1回定例会が招集されました。

議会の日程は「予定」として、議会だよりにもHPにも公開されていますが、正式な招集と予算書、議案書の配布は1週間前。

つまり、今日でした。午前中は事務所で、定例相談会。いろんな用事をドタバタと片付け、ようやく夕方市役所に、会議資料をとりにいきました。


2月24日、来週の水曜日午前10時~、市議会本会議が始まります。


明日は、所属している厚生文教常任委員会協議会が開かれます。

緊張感が高まってきました


1週間前の風邪、無理せずに撃退しておいてよかった。

今日も冷たい雨が時折降って、夜は冷え込みました。

各種団体の皆さんの意見・要望をお聞きする市政要望懇談会。寒い中でもお出かけくださった皆さんから、宿題もいただきました。


これから暖かくして、明日の会議の予習です

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駅無人化はバリアフリーに逆行

2016-02-16 22:00:48 | 活動報告
先週の初めに、日本共産党国会議員団の近畿ブロックの事務所から電話がありました。

「駅の無人化問題で、松ノ浜駅の現地調査をしたい」とのこと。


今日の夕方、国会議員団事務所の皆さん3人を迎えて、「地元の声」を聴いていただきました。




高架になって駅舎がきれいになった途端に「終日無人駅」となったのは2013年4月でした。


地元自治会でも署名運動が急速に広がり、今日、同席いただいた松ノ浜在住の林議員さん、地元自治会の代表の方々、やはり署名に取り組んだ新日本婦人の会の皆さんとご一緒に南海本社に要望に出かけたのは2013年の11月でした。

(そのときのブログ)


あれから2年以上がたちました。

「幸い大きな事故はおきていない」とはいえ、「おこるかもしれない」危険とは背中あわせ。。車椅子の方が困っておられることや、「駅の階段で体調不良で動けない人がいた」などの声はよく聞かれます。




駅のホームに「非常通報ボタン」。



「線路上に人が転落するなど非常事態が発生したときは、このボタンをおしてください。  駅長」と書いてありますが、ボタンをおしても「駅長さん」は隣の駅に。すぐには来られません。


国は「乗降客3千人以上の駅は順次バリアフリー化を」と言っているそうですが、段差をなくしたりスロープをつけたりするだけがバリアフリーではありません。

人がいてこそ、安全、命が守られる。「無人化はバリアフリーに逆行」と国会議員団事務所の方が言われたのは、まさにその通りだと思いました。


松ノ浜だけでなく、南海全線100駅の3分の1、33駅が駅員のいない無人駅となっているそうです。



スキーバスの転落事故のように「命の犠牲」がおきてからやっと動き出すのではなく、今日、同席してくださった地元の方がおっしゃった「最大の安全対策は人を配置すること」だということを言い続けたいと思います。

公共交通を担う鉄道会社の社会的責任を国会論戦の場でも問題にして欲しい。そのため、今日の調査も活かされることを願っています。















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「怖いもの知らずの女たち」

2016-02-15 19:05:45 | 読書
日付が変って、深夜の0時55分から「ドキュメント“一歩一歩”が人生」という、登山家・田部井淳子さんが登場する番組があるのを知ってテレビの前に。

昨年の秋、長野で聞いたエネルギッシュな講演、帰ってから読んだ本を思い起こしながら見ました。

睡眠時間を削って見てよかった。



一歩一歩、自分の力で自分の身体を運ぶ。

一歩ごとに視界が開かれ、景色が変る。



この1冊に描かれた、田部井淳子さんといっしょコンサートを実現させた6人の女性たち。それぞれの生き様も「一歩一歩」。




著者;吉永みち子

発行所;山と渓谷社

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