こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「いのちの格差を是正する」

2014-05-31 21:50:00 | 読書
2013年12月、全日本民医連は、本書のサブタイトルでもある「人権としての医療・介護保障めざす提言」を発表した。

その提言の根拠となった、医療、介護の実態調査の資料が大半を占めている。


読み進むほどに、「人格権」を高らかにうたい原発の再稼動にノーをつきつけた福井地裁の判決文が浮かぶ。

「個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権である。人格権は憲法上の権利であり、わが国の法制下ではこれを超える価値を他に見出すことはできない。」

「生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差し止めを請求できる。」



社会保障の一環であるはずの公的社会保険制度そのものが、制度の度重なる改悪によって「格差と貧困」を生み出す元凶となっている。

「生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分」に向かって牙をむき出しにして、おそいかかろうとしていると言えるのではないか。


「お金がなければ医療も介護も受けられない」「介護保険が最低限度の生活の維持を保障していない。」・・・本書で紹介されたような具体的事例は身近なところにある。

その言葉を聞き取り、伝え、あきらめずに社会保障の魂を取り戻していきたいと思う。

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ずっしり重い・・・・

2014-05-30 23:54:30 | つぶやき
昼間は真夏のような暑さ。

汗をふきふき、ほぼ一日中、赤旗新聞の読者さんをお訪ねし集金です。



これまでは「800円の日曜版に千円から200円のおつり」のパターンが一番多く、おつりの100円玉がなくなると一旦戻って出直しでした。

今月から、「1円、5円、10円50円、100円の硬貨と千円札」の全てをそろえて出かけます。


177円のおつりを小袋に用意して行こうかとも思ったのですが、とりあえず小さいバックと財布に金種別に、たくさん入れて出かけました。



予想外だったのは、小銭を用意してくださったお宅がずいぶんあったこと。


おつり用のバックが、帰りには最初よりも重くなっていました。



このときのために買い物のたびに小銭をためて、それでも足りるかどうか心配でしたが、大丈夫でした。



ずっしり重くなった財布とバックに、読者の皆さんの心使いを感じます。


それより何よりも「買い物に行く回数が減った」「1円でも安いものをと、遠くのスーパーで行く」「5%の時に税込みで98円だった品物が、8%になっても98円。変わらないと思ったら、税抜きで98%だった。」・・・・
交わした言葉、庶民の暮らしのなかのため息が、ずっしりと重い。
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絵本「14ひき・・・・」のシリーズ

2014-05-29 21:19:37 | 絵本


いつのまにか、リビングの本棚の一番下の段が「絵本のコーナー」になりました。

孫の○クンたちが生まれてから新しく仲間いりした本もありますが、ほとんどは今、親になった娘達が子どものころの本です。

○クン、○ちゃん達が来ると、夜寝る前に、ここから自分で好きな本を1冊とりだします。

繰り返し読んで覚えているので、私が読み間違えると直されます。




「14ひきのあさごさん」は○ちゃんの母親、私の次女が5歳のお誕生日に買ったもの。扉に「5さいの おたんじょうび おめでとう」と書いたのは私でした。



「おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして きょうだい10ぴき。ぼくらみんなで14ひき かぞく」の「14ひきのシリーズ」は、3歳の○クンにも、2歳になった○ちゃんにも、人気です。



○ちゃん、2歳の誕生日に「14ひきのこもりうた」を贈りました。

お散歩に行くときも抱えているとか。




もう1冊、○ちゃんに贈ったのは「あかちゃんがやってきた」という本です。






これも気に入ってくれたようです。


最近のオヤスミ前の○ちゃんのリクエストは「14ひき みよっ!」「あかちゃん みよっ!」だとか。

そのうえ「あかちゃんがやってきた」のなかで おばあちゃんが登場する場面では「ばあちゃん みよっ!」


私を幸せにしてくれる可愛い人たち。ただいま3人。もうすぐ4人。


「14ひきのあさごはん」他 
作;いわむら かずお 
発行所;童心社


「あかちゃんがやってきた」
作;角野栄子  絵;はたのこうしろう
発行;福音館
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「海外で戦争する国」への歩みを許してはならない

2014-05-28 23:09:10 | 憲法・平和
今日は監査委員に就任して初めての例月現金出納検査でした。

午前中いっぱいかかりました。

議員として知りえたこと、報告を受けたことは、できるだけ広く早くお知らせしたいと思いますが、監査委員としての職務には「守秘義務」というものがあります。

「住民の目線」を心がけながら、1年間しっかり役割を果たせるようにと・・・思っています。


国会は衆議院予算委員会で「集団的自衛権行使容認」をめぐる議論が展開されています。

夜のNHKニュースで各党の質問と首相の答弁が流れていました。
志位委員長の「アメリカの戦争のために日本の若者の血を流すということではないか」の問いに、安倍首相が“きっぱりと”(!)「そうではない」と否定する場面を切り取って報道されると、「誤解されるな」と思います。

夕方4時25分から25分間の質問を聞いていたら、5時からの駅頭宣伝に間に合わない。

なので、国会中継はあきらめ、夜、インターネットで視聴。コチラから。

「集団的自衛権行使」の国際法上の定義、過去の政府の答弁、アフガン、イラク戦争で自衛隊が果たした役割と政府の見解。

その上にたち、志位委員長は繰り返し「集団的自衛権の行使を認めれば、1、武力行使はしない。2、戦闘地域には行かない。このふたつの歯止めがなくなるのではないか」と問い、何度聞かれても首相は答弁をはずしました。

さらに、安倍首相の著書を引用して「アメリカの戦争のために・・・」と問うたのでした。


志位委員長の質問は一歩一歩、階段を上るように解き明かしていく。25分間の質問を、きちんと聴けば「集団的自衛権の行使容認が海外で戦争する国への一歩」であることは明瞭です。



5月18日の赤旗日曜版に登場した、自民党元幹事長の加藤紘一さんが「集団的自衛権の行使容認すれば、米国の要請で自衛隊が地球の裏側まで行くことは十分想定されます」と言っています。

加藤鉱一さんは「戦後日本の反戦・平和の世論は、労働組合や平和団体も支えてきました。でも日本の反戦・平和勢力で最大のものは戦争体験者」とも言っておられます。

80代、90代の方々の戦争体験をふまえた「歴史の逆行を見ていられない」と言う警鐘をしっかりと受け止め、そして「平和のバトン」をつないでいかなければと思います。
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総合計画審議会を傍聴しました

2014-05-27 23:10:00 | 市政&議会報告
「第4次泉大津市総合計画」策定に向け第1回の審議会が開かれました。

審議会の委員は、全部で20名。
各種団体代表や学識経験者、市民、そして市議会からも5名。

日本共産党からは残念ながら委員に入れなかったので傍聴席に座りました。

策定される計画は、2015年度を初年度とする10年間の計画です。

約1年前から、市役所内部での会議と平行して市民アンケート、大学生会議、中学生会議、市民会議などが重ねられてきました。

きょうの審議会には、これまでの議論のうえにまとめられた「骨子案」が提出されました。

今年度末に向け、さらに審議会での議論、パブリックコメント、シンポジウムなどが予定されています。

「骨子案」中に「泉大津市の特性」として「平坦でコンパクトな市」とあります。

他市へ選挙の応援などで出かけると、ほんとに我が街は「平坦でコンパクト」だと思います。

自転車や徒歩で市内のどこへでも行ける。
それは人と人との出会い、つながりにとっても好条件といえるでしょう。

加えて、市民アンケートでも多くの方が「交通の便がよい」ことを定住志向の理由にあげているように「大阪都心部にも近いこと」も「コンパクト」という言葉にはこめられているようです。

「コンパクト」であることを生かしたこれからの街づくりを考えていきたい、創り出していきたいと思います。

傍聴者にも配布されたたくさんの資料を、帰ってからゆっくり読みました。

次回の審議会は7月24日だそうです。

総合計画の策定についての情報は市のHPにアップされています。コチラから。
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「高すぎる保険料」に悲鳴・・・とにかく相談を!

2014-05-26 22:44:05 | つぶやき
午前中は議員団の打ち合わせ会議。先週は、私が風邪ひきで会議を中止してしまったので2週間分の報告など。

6月議会は目前。発言通告締め切りまで2週間余り。体調を崩してしまうと、あとが大変です。


午後は、市民の方のご相談をお聞きし、一緒に担当課の窓口へ。

「私は臨時福祉給付金は、もらえるんでしょうか?」という質問をよくお聞きします。

「年金が少なくて大変。当然もらえるはず」と思っていた方でも、若い人たちと同居で、同じ世帯に税金を払うだけの収入がある方がいればダメ。
がっかりされます。

「給料が少なくて毎月ぎりぎり。当然もらえるはず」と思っていた方でも、家族全員非課税でないとダメ。
「でも、市から私宛にお知らせがきたのに」とおっしゃいます。

「それは全世帯に送られてきたもの」と説明はするのですが、なかなか納得されません。

給付金を「もらえる人」「もらえない人」の不公平感もさることながら「諸悪の根源は消費税増税」とつくづく思います。


国保料の支払いについての相談にも同行しました。

「払いたくても払えない」「だから敷居が高くて、窓口にいけない」と言う方もおられます。

そのまま放っておけば市役所からは「悪質滞納者」としてみなされ、差し押さえや保険証と取り上げの対象になりかねません。


「民医連の調査の中で経済的理由で受診が遅れ、手遅れとなって命を落とした例が2013年の1年間で56件」と20日の赤旗は報じています。

「義務教育の子どもさんの保険証」は通年の保険証が発行されます。

「病気で治療が必要な方の保険証」も無条件で発行されます。保険料の支払いの仕方は、そのあとの相談です。


まずは、相談を。

怪我や病気は、いつやってくるか。それは誰にもわからないのですから。








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歌の力♪

2014-05-25 23:30:51 | 旅行・楽しいこと
「聴いてみて」と友人から手渡された一本のテープが最初でした。

かなり雑音の入ったテープを聴きながら、心に響くものがあり、思わず歌詞を書きとめた。それが4番目のCD「FOUR SEADONS」の最後に入っている「季節の風」。

たくさんのオリジナル曲のなかで、今も好きな歌のひとつです。

去年の秋、泉大津9条の会の集いに来ていただいたのも、私にテープを手渡してくれた「さめしまファン」の彼女の提案から。

そのときに購入したのが「季節の風」、そしてアフガニスタンの戦乱の中を生きる母を歌った「願い」、以前のブログに紹介した「ランナー」など10曲を収めた4枚目のアルバム。


少し体調崩して、家で過ごす時間に繰り返し聞いているうちに、1枚目からのアルバムがどうしても欲しくなりました。

HPからメールで購入の申し込みをしたらすぐに送っていただけました。

1994年秋「夢追い人の子守唄」

1999年春「季節を信じて」

2001年夏「風景」


いつかは全部そろえたいと思っていましたが、この度、まとめて購入。



四季の移ろい、人とのふれあい、暮らしの風景、どこにでもあるもの、あたりまえのこと。

さめしままさみさんとその素敵な仲間達が歌うのは、そんな「人間のうた」。


HPのトップには「平日はボールペンを持った病院の事務職員、週末はギターを持って大阪を中心に歌っているメッセージシンガー」とご自身を紹介しています。

今は、お仕事やめておられるようですが、ずっと働きながら歌をつくり、歌を歌い、毎年の定期コンサートを続けてこられたのはすごいことだなと思います。



CDと一緒にコンサートの案内を同封していただきました。

8月31日(日) 28th さめしま まさみwithディアフレンズ にんげんのうたコンサート

JRまたは阪急塚口駅から歩いてピッコロシアターという会場。




もし行けたら嬉しいなぁと思います。

そしていつか泉大津で、実行委員会つくってコンサートができたらもっと嬉しいなぁと思います。

さめしままさみさんのこと、その歌を知ってる人はそんなに多くないかもしれません。

でも泉大津の「さめしまさんのファン1号」の友人がいて、私は「ファン2号」になりました。

ファンを増やして、コンサートをしたい。

「歌の力」は、人と人をつなぐものだと思います。










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どの子にも確かな育ちの場所を

2014-05-24 22:44:11 | 保育・子育て
昨日、森下議員と一緒に高石市の市立児童発達支援センター・松の実園を訪問させていただきました。

乳幼児健診などで、心身の発達に様々な課題があることが発見されるなど、支援が必要な子どもたちを受け入れ、小さな集団でひとりひとりに応じたきめ細かい保育・療育を受けることができる就学前の療育施設です。


職員は保育士の他に、保健師、栄養士、発達相談員、また兼務ではありますが理学療法士、作業療法士も。

30人の定員で、定員いっぱいの子どもたちが入園しているということです。


1975年に建てられたという建物。園舎の前には広々とした園庭。

小さな畑もあります。

保護者が子どもたちの発達の道筋や、支援の制度などについて学習したり、親同士が交流したりすることにも力をいれています。

松の実園で一定期間の療育を受けた子どもが、保育所での集団保育によって成長・発達が促されると判断されれば、保護者の就労を条件とせずに保育所に入所する道も開かれています。

「子どもの成長・発達」ということを何よりも大切にした制度だと思います。



今日は、午前中、第3回目の「子ども・子育て会議」が開かれて傍聴しました。

会議の中でも委員からの意見で「配慮の必要などもたちへの支援のありかた」が議論となっていました。

次回の会議は7月31日。

市がつくる「子ども・子育て支援事業計画」の策定の中でも、障害をもつ子どもたち、発達上の配慮・支援が特に必要な子どもたちを取り巻く状況や課題について充分、目を向けて欲しいものです。


お隣の市で、行き届いた療育施設を見せていただいただけに、いっそうその思いを深くしました。


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おめでとう(^o^)v 2歳!

2014-05-23 18:58:00 | 大きくな~れ パート2
今日は○ちゃんの2歳のお誕生日です。

○ちゃんが私達のところにやってきてくれた2年前の今日。

夜明け前に、初めて母親となる次女と一緒に市立病院に私の車で走りました。

それから病院と自宅の間を行ったりきたりして「まだまだ」と思っているうちに、思いのほか早々と生まれてきたのでした。

昨日のことのような気がするのに、もう2年。

今日は会いに行く時間がありません。娘が送ってくれた写真ながめて、お祝いします。







元気なのが一番。何より嬉しいことです。
 



あなたのために、お母さんがつくった「お豆腐入りレアチーズケーキ」。丸ごと食べる勢い。



抱えているのは、私が送った絵本。今日は届ける時間がないので、郵便で送りました。

昨日届いて、きょう包みをあけて「何度も読んだ」そうです。


8月には弟が生まれて、○ちゃんはお姉さんになる予定です。







夜は日本共産党演説会。中之島中央公開堂へ向かう道、バラがとってもきれいでした。

バラに見とれて、ゆっくり歩いて30分前に会場に着いたら、2階席まですでに満席でした。

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市立病院の経営問題で議員総会

2014-05-22 23:32:03 | 泉大津市立病院問題
泉大津市立病院の経営改善に向け、昨年の8月に策定された「市立病院緊急対策プログラム」の進捗状況について議員総会で報告があった。

昨年の1月、市長選挙により伊藤市長が就任して以来、市立病院の経営のありかたについて市民アンケート等による市民の意見聴取や病院関係者の議論を重ね、6月には「公営企業法全部適用による公設公営の病院としての存続」の基本的な考え方が打ち出された。同時に2年間を集中的な取り組み期間とする「緊急対策プログラム」が示された。

その初年度である2013年度の取組の成果が報告された。

収支改善に向け、「病診・病病連携の強化を推進、紹介患者の受け入れについて原則『断らない』ことを方針とする」「診療科間の連携、夜間管理担当当直として看護師長を配置、時間外の救急患者受け入れへの対応など救急患者受け入れ態勢の強化」「人工透析患者の送迎サービス、午前/午後透析の導入による透析患者増」その他、数多くの取組が推進された。
病床稼働率も「85%以上をめざす」とした目標に対し79.3%、下半期をとってみれば81.8%。
それらの結果として昨年度の決算見込で2億9351万円の改善が図られたとのこと。「2012年度に比して3億円の改善」の目標にほぼ匹敵する。

一方、国の公的医療給付抑制の基本的な政策、「実質1.26%のマイナスの診療報酬改訂」などの影響など、今後の病院経営の厳しさを感じさせる報告だった。
国は「急性期、回復期、慢性期のいずれのステージからも医療機関は患者を自宅へ帰す」などを公然と掲げ、「2年間で9万床削減をめざす」という。
そのため「7;1看護」体制を続けるにあたって「在宅復帰率」等を新たに算定要件とするなど。

「病院から在宅へ」と促しながら、訪問診療に制限を加えるなど在宅医療も切捨ての対象としていることを小池晃議員の質問は明らかにした。

どこから考えても、「患者に良質の医療を」と懸命にがんばっている現場の努力に水をさし、「誰もが必要なときに必要な医療を受ける」道を閉ざすものだということを痛感する。


昨日の、福井地裁の「大飯原発の運転差し止め」の画期的な判決のニュースが、ツイッターやフェイスブックで飛び交っていたことを思いおこす。

「命よりカネ」の論理をきっぱりと退け「人の生命を基礎とする人格権を超える価値は他にない」と断じた。




福井地裁の判決が指し示したのは「憲法の求める生存権保障」を全ての土台、出発点とすることではないか。



自治体病院の経営も国の医療政策と無関係ではない。

「取り巻く環境」の厳しさも直視しなければならない。

だからと言って、国民の命を守ろうとしない国の医療政策が今後も続けられることを前提にして「病院は自治体財政のお荷物」とばかりに投げ出してしまうことは取り返しのつかない禍根を残すことではないか。

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日本共産党演説会は明後日23日

2014-05-21 21:25:52 | 日本共産党
明後日23日、中之島中央公会堂で、志位委員長を迎えて日本共産党演説会開催。

「来春のいっせい地方選挙をめざす一歩」としての位置づけでもありますが、国の政治の動きの重大問題山積のとき、日本共産党の政策と主張を是非多くの方に聞いていただきたいと思います。



私は当日、近畿地区監査委員の総会&研修会に出席し、その足で会場に向います。





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「日本共産党の深層」

2014-05-20 20:44:31 | 読書
昨日、今日と2日間、風邪ひきから脱出することを最優先として、極力、家ですごしました。

おかげで数日間の新聞や読みかけの本が読めました。

夕方は駅前で宣伝する予定だったのが雨で中止。「朝はあんなにいい天気だったのに・・・」と、降り始めた空を見上げます。

時折、咳き込むものの声が出ない訳ではないので「集団的自衛権行使容認への道、歴代自民党内閣が踏みこまなかった危険な道・・・」と訴えかったのに残念。




今日、読み終わった1冊。
日本共産党を「外側」から書かれた本でありながら、誤解や偏見がなく、綱領や大会決定など党の文献の正確な引用、ていねいな取材に基づいて書いてくれているのが嬉しい。

松本善明、市田忠義、穀田恵二、小池晃、畑野君枝、吉良よし子・・・など登場する人物の描写も暖かい。

欲を言えば「しんぶん赤旗と党組織」の章では、雨の日も風の日も早朝配達を続ける人たちや、草の根で地域と結びついて活動を続けながら仲間を増やしている全国の支部の活動など紹介してくれたらもっとよかった。

あくまで「外」からみて書いてくださった本なので、注文つけるのもおかしいことですが、40年間「中」にいる者としては「日本共産党の“深層”は地域にあり」と思うのです。

「外」の方にも、「中」の方にもおすすめしたい本でした。


著者;木下栄治(1944年広島生まれ。1983年まで「週間文春」記者、以後独立し、政治、経済、芸能など執筆活動。著書多数)

発行所;イースト・プレス



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ランナー♪

2014-05-19 20:54:45 | つぶやき
「風邪気味」から「風邪」になりました。

予定変更して、きょうは、少しゆっくりすることとします。

朝のメールで「ごめんなさい」ですが、早く元気になって恩返し(?)しますので・・・。


さめしままさみさんのCDを聴きながら、目を閉じて深呼吸、深呼吸。



ランナー

静かに耳を澄ませば風の歌がきこえる

時に悲しく 時に優しく 時代の流れを風はうたう



受け継がれた命達に 風は何を今歌う


ランナー 君も私も 同じ時代を走る

過ぎた季節を積めたバトン

次の時代に手渡すランナー




何度聞いてもいい。


夜の会議では、昨日の選挙で、見事な当選した泉佐野の山下ゆみさん、高道イチローさん、そして議席には届かなかったものの泉南に爽やかな風を起こし、大善戦した北村みきさんの、元気な挨拶を聞くことができました。

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「こんにちは ただち恵子ですNo.817」発行しました

2014-05-18 21:06:32 | 活動報告


木曜日の朝、事務所で「いつ書くの?」と言われました。

「さあ、いつ書こうかな」と答えました。

3日連続、4時間は泉佐野。

その他の時間も予定がつまって、「合間をみて、書いて(打って?)印刷」でした。

予定外だったのは、風邪をひいてしまったこと。
ガクンと能率が落ちます。

でもなんとか、昨日の朝、泉佐野に出かけるまでに「こんにちは ただち恵子です №817」は印刷完了。

裏面は、臨時議会の結果、今年度の議会役員、委員会の構成表。

オモテは予算委員会で資料請求した「要支援・要介護度別認定者数」の5年間の推移を一覧表で載せました。

「介護保険事業計画」の策定に注目して欲しいという意図です。



そして今日の朝までに、後援会ニュース作成、印刷。



今朝の日刊紙配達が終わってからの「朝飯前」の仕事です。

一面は、「憲法9条守れ」の世論の高まり。

どの世論調査でも「憲法9条は変える必要ない」「改正すべきと思わない」「変えない方がよい」は昨年から今年にかけて急増。
「変えるほうがよい」が減っ逆転しています。

この矢印の方向を変えずに、さらに大きくしていかないと大変なことになります。


中面には、南海中央線の歩道を皆で歩いた日のブログ、5月3日「9条の会・おおさか」の集いに参加した方の投稿など。


今日は、新日本婦人会の支部ニュース作成。通称「新婦人」も私にとって大切なものなので、できることは協力したいと思っています。

自分で文章を書くのではなく、集まった原稿を編集するので、これはまた違う苦労があります。

せっかくの原稿だから、字のポイントを少し小さくしてほぼ全部入れました。


約束の時間までに仕上がり、ほっとしています。あ~ やれやれ。「お疲れさん」と自分に言ってます。
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朋あり 遠方より来る

2014-05-17 22:31:42 | つぶやき
泉佐野市議選支援の最終日。
朝8時から午前中4時間、候補者カーのアナウンサーを務めました。

風邪は、快方に向かっているのかどうかよくわからないけれど、とにかく4時間、心をこめて。

明日はどうかよい結果が出ることを!



夕方、駅に迎えたのは40年ぶりに再会する学生時代の友人です。

ある日、FBでリクエストが来て、プロフィールの写真をずいぶん長い間みつめていました。

確かに私が知っているK君。

40年間、会うことも手紙のやりとりもありませんでしたが、私は彼の著作をたまたま書店で手にして、教育学部を卒業した彼が保育の仕事をしていることを知っていました。

FBのコメント欄で何度かのやり取りをして、今日と明日、大阪に来るということで会えることになりました。

大学の後輩と言っても学部が違い、松本のキャンパスで一緒だったのは1年だけ。

その1年間の間にも、一緒に何かをしたということはあまりなかったような気がします。

私の方は、卒業してからずっと大阪の泉大津ですが、彼は山梨、長野、千葉、と生活と仕事の場が変わり、今は東京。



私が知っている40年前の「K君」と、写真で見る銀髪の大学教授のK先生とは、あまりにギャップがありすぎて「同一人物とは思えません」と失礼ながらコメント欄に書いたこともありました。

会う約束ができてから彼の書いた保育行政に関する著作を読むうちに、泉大津の保育、「子ども・子育て支援計画」についても意見を聞きたいという気持ちが高まって、森下議員など何人かと一緒に話をすることも了承してもらいました。



若く未熟であった私たちが、青春のほんのひとときを同じ場所で過ごし、お互いがそれぞれの場で生きてきて、今もう一度出会う。

こんな風にして会えることの不思議さ。嬉しさ。

それはたくさんの偶然、幸運の重なりであったとは思うけれど、いろんな話をいっぱいしながら思うのは、とにもかくにも「お互い、一生懸命生きてきたね」ということ。

彼は保育分野の研究者として、私は自分の住む自治体の行政に関わるものとして、「子どもたちの幸せ」について話したいこと、聴きたいことは尽きない。


「朋あり 遠方より来る また楽しからずや」と、つぶやいてみたい夜でした。

「40年ぶり」のその人は、以前のブログで書いた「人が好き 村が好き 保育が好き」の著者、近藤幹生さんです。

駅で見送るときに「ブログに書いていい?実名で」と聞いたら、「どうぞ」と即答されたので、ここで明かしておきます。






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