こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

2015年に市内で二つ目の市立認定子ども園の構想

2013-08-31 22:56:27 | 保育・子育て
昨日30日に開かれた厚生文教常任委員会協議会で、2014年4月開設の、くすのき認定子ども園に続き、2015年に、かみじょう認定子ども園を開設する予定であることが明らかにされました。

これまでも市が「幼保一体化」をすすめていく考え方は示され、その第1号として楠幼稚園敷地内に低年齢児の保育所を今年6月にオープン。来年4月には楠幼稚園と一体化して認定子ども園とする事業が進行中です。
それに続いて、上條幼稚園、上条保育所を一体化施設とすることが期限を切って初めて明らかにされました。

2017年4月に「一体化施設」を開設するということは、約1年後には現在の幼稚園、保育所は認定子ども園としての募集が始まるということです。
上条幼稚園、上条保育所は隣接した施設として、境界の壁を取り払い園庭の一部を共有して活用しながら、交流・連携を続けてきました。

「一体化」することによって300人規模になります。
60人定員の小規模な保育所で、2歳から5歳までの子ども達が兄弟のように育ちあう姿をみてきた私には300人規模の就学前子どもの施設というものが想像できません。
全部の先生が全部の子どもたちの顔と名前を知ってくれている安心感がありました。

事業を進めるにあたって、幼稚園・保育所のそれぞれの職員、保護者の意見や要望を汲み入れ、ていねいに合意を積み上げて欲しいものです。

保育所は、全体の定数をかなり増やしてきましたがまだ待機児童があり、一方幼稚園は年々園児が減っています。
幼稚園、保育所とも施設の老朽化が進んでいます。幼稚園と保育所を市が直接責任を持つよりよい形で「一体化」していくことが、子どもたちの安全や保育の質を守りながら待機児童の解消につながることを願っています。

2015年に本格実施となる「子ども・子育て新システム」のもとで、保育所待機児童と言う概念自身が消えていく懸念があります。
そうであったとしても、引き続き市が責任を持って必要な子どもにはきちんと保育の場を保障すること、そのため「待機児童解消」の旗をおろさないこと。あわせて施設や保育士の配置基準など現行の基準を後退させないこと。
市の姿勢が問われます。

委員会協議会を傍聴していて、一般質問で質しておきたいと思いました。
取り上げたいテーマは様々ありますが、「これは今聞いておかないと・・・」というタイミングというものがあります。
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ふいの雨に

2013-08-30 22:03:24 | つぶやき
朝から厚生文教委員会協議会を傍聴。

午後は議員団控え室で打ち合わせをしていると、突然の雨。

こんなときは市役所玄関の「おづみんリユース傘」が役にたったことでしょう。



家庭で不用になった傘を修理して、市役所など公共施設においてくれています。
使ったら、元にもどすのではなく最寄の施設に返せばいいので助かります。
市役所、市立病院、南・北公民館、市民会館、図書館、勤労青少年ホーム、弥生学習館、体育館の9施設。




さすがに今日は、市役所の玄関の傘は全部、出払っていました。

昨日は都市政策委員会協議会が開かれ、きょうは厚生文教。
週明け、月曜日には私が所属している総務の委員会協議会。
そして4日には一般諮問発言通告締め切りです。

傍聴した委員会協議会の報告は明日に回します。
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「新婦人」の体験会

2013-08-29 23:13:32 | つぶやき
新日本婦人の会(略称:新婦人)の「体験会」のお知らせが一般新聞折込などで届いたところから、いろんな波紋があるようです。

私も20代のときに入会して、今も会員のひとりです。

長いおつきあいなので「新婦人」という呼び名にも愛着がありますが、若いおかあさんや「何かやってみたい」と思っている女性にはあんまりピンとこないネーミングかもしれません。


会の活動のひとつ、「ほのぼのお食事会」は一人暮らしの高齢者の方を中心にお誘いし、月に一度のランチタイム。
ずいぶん長く続いていますが、お料理スタッフの皆さんはデザートも含めて、毎回季節感のあふれた献立を用意してくれます。
食後のひとときを、歌やゲームでスタッフも参加者も一緒に楽しみます。
会員の特技を発揮することもあり、会員のつながりでゲストをお招きすることもあります。
今、私は運営のお手伝いはしていませんが時々参加者の送迎を頼まれることがあります。
「ほのぼのお食事会」という名前は私も参加しているときに皆で考えました。

自分の人生だから自分でデザインして自分らしくハツラツと生きたい。
そうはいっても、現実はきびしく子育てが終われば介護の苦労、自分自身の老後の不安・・・。

現実にもしっかりと向き合って「ひとりでできないことを仲間を作って一緒にやろう」というのが新婦人です。

通算3000号の今週の「新婦人しんぶん」には、会員さんが自宅を改築して作った「小規模多機能型介護施設&グループホーム」の紹介がありました。



「周りの人といっしょに幸せになる」というのが新婦人そのものです。

体験会は9月8日(日) 午後1時半~4時
勤労少年ホーム 1階集会室


会員の保健師さんや元小学校の先生を囲んで、今、話題のベビーマッサージや子育て相談など。
初めての子育てで不安に思っているおかあさん、あかちゃんと一緒に参加してください。

太極拳 古布リフォーム 生花 ちぎり絵

日頃の作品(俳画、古布、短歌、レザークラフト、書道、絵手紙)などの展示コーナー

一般質問前で、心落ち着かないときですが私も少しでも参加したいと思っています。
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「介護保険」はどこへ?!

2013-08-28 23:01:00 | 社会保障
今でも「介護保険は一生使いません!」という声を聞く。
「一生、元気でいられる自信がある」からではなく、「利用料金の1割負担は無理」だから。

厚労省は介護保険制度の「改正」の本格的議論に入った。
今日も社会保障審議会介護保険部会の会議が開かれたとのニュース。

議論されているのは「改正」でも「改革」でもない。大改悪だ。

「一定以上の所得があれば利用料を2割に」・・・「一定以上」とは「夫婦で300万円」程度?「夫婦で年収300万」が「高額所得者」だろうか。

「要支援認定者は保険給付からはずし、市町村の事業に」・・・ますます介護保険が役にたたないものになる。
2011年6月、あっというまに衆参両院で可決・成立した「介護保険法改正」で、要支援認定の人の保険給付取り上げの第1歩が盛り込まれた。

市町村の判断で要支援者のサービスを介護保険の保険給付ではなく、市町村が行う「総合事業」に置き換えることができるというもの。
「総合事業」の基準はあいまいで「隣近所の見守り」やボランティア・・・など「究極の安上がり」になりかねない。

市町村が策定する「第5期事業計画」(2012年~2014年)に「総合事業」を盛りこまないようにと議会でも主張してきた。

結局、全国でも「総合事業」の実施は広がらず、今度の「改正」では、選択の余地なく「要支援はずし」を押し付けようとしている。

現実には「要支援」認定とはいっても、すでに日常的な見守りや支援が欠かさせない方が少なくない。
それを取り上げることは、生きていく希望も奪うことではないのか。

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「生活再建型滞納整理の実務」

2013-08-27 22:45:20 | 読書


8月の初めに大阪社保協「事務局長ブログ」で紹介していただいた本です。

アマゾンで注文して手元においていましたが、別のことに関心が移っていて今日、やっと読みました。

日々市民の方の相談をお聞きしていて市役所の窓口に同行しながら、ずっと思っていたこと。

国保の窓口では国保の話ししかしない。
税の窓口では税金のことだけ。

生活保護のケースワーカーは消費者金融の過払い請求についてほとんど知らなかった。

「困っている市民」の生活を丸ごと聞き取って、あらゆる方策をアドバイスし支援する。
それこそ市役所の仕事。「公」だからこそできること。しなければならないこと。

私の抱えていた疑問や思いに答えてくれるヒントがたくさんあった。

税や保険料の徴収業務に現に携わっている職員さんはもちろん、自治体で働くひとりでも多くの公務員の皆さんに読んで欲しいと思う。

紹介されている自治体の取り組みについてもっと詳しく知りたいと思う。

滋賀県野洲市の全庁的な取り組みの相談支援事業を紹介した生水裕美さんの報告の最後の「まとめにかえて」。以下に引用します。

市役所には「命を守るサービス」が全てそろっています。そして、市役所には、地域の困っている人を助ける拠点として「命を守るサービス」を届ける義務があります。つながりがあるから安心して“おせっかい”ができる。そんな体制をより整備し強化して、地域の皆さんに少しでも感謝される市役所でありたいと思います。

読み終わって心のなかで拍手

編著者;瀧 康暢(弁護士、平成24年全国市町村国際文化研修所講師)
     生水裕美(野洲市市民生活相談課 専門員)
     他

発行;ぎょうせい
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「はだしのゲン」閲覧制限撤回のニュース!

2013-08-26 23:49:19 | つぶやき
さあて、きょうは何を書こうか・・・と思っているところに、「はだしのゲン、閲覧制限撤回」のニュース。

「教育委員会の正規の手続きをとらずに事務局だけの判断でとった措置」であったことが、本日開催の教育委員会の会議で問題になったということ。
ところで「閲覧制限に問題はない」と見解を表明した文科大臣はなんと言うのだろうか?!

8月16日、ネットのニュースで知らされたときからいろいろ考えた。
私だけでなく、たくさんの人が考え、発信した。
「松江市、ちょっとおかしいよ」という声が、どんどん広がって、10日間。
こういう結果になったのだと思う。

ツィッターで「小学生のときに読んだ。吐き気をもよおした。やめればいいのに、やめないで最後まで読んだ。子どもながらに、やめたらいけないと思った。子どもに戦争を教えるってそういうことじゃないのかな」という書き込みがあった。とても共感した。

「表現の自由」「知る権利」・・・失ってからでは遅い。
大切なものは大切に守らなければならない。



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大企業の税金逃れ こんなにも!

2013-08-25 22:28:51 | つぶやき
猛暑の続く日々、大地に恵みの雨ですが豪雨や土砂崩れによる被害のニュースに胸痛みます。
地域で予定されていたイベント中止の知らせも流れまました。準備された皆さん、楽しみにしていた皆さんには残念だったことでしょう。

私の日曜日の朝は、日刊「しんぶん赤旗」の配達から。
小雨降る中、新聞をぬらさないよう気をつけながら配達しました。

帰ってきて開いた新聞の一面。



イギリス領ケイマン諸島とはカリブ海に浮かぶ3つの島。
人口5万人というのですから、我が泉大津の3分の2ほど。そこに600近い銀行、「世界有数の金融センター」と言います。
ケイマン諸島には所得税、法人税、証券投資の収益に対する税金がなく、わずかな手数料で簡単に会社をつくることもできるため「脱税目的のペーパーカンパニー」が無数に・・・。

ケイマンは多国籍企業や富裕層が課税逃れに利用するタックスヘイブン(租税回避地)の代表格。

日本の大企業の多くがタックスヘイブンに子会社を持っていること。その詳細は新聞16面に。



記事の結びの一文を以下に。

「タックスヘイブンを利用した多国籍企業や富裕層の課税逃れによる税収減は、汗水流して働く国民への課税や社会保障切捨ての形で回ってきます。」

ため息をついてばかりはいられません。

記事の内容はコチラから。
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堺市長選挙に注目!

2013-08-24 23:00:20 | つぶやき
9月15日告示、29日投票の堺市長選挙。現職竹山市長と大阪維新の会副幹事長の堺市議との一揆打ちの見通し。

日本共産党は「大阪市・堺市解体の大阪都構想ノー」を掲げる竹山市長の勝利のために全力をあげることを表明しています。

大阪市職員に対する「思想調査」など人権侵害、教育をつぶし暮らしを壊す暴走政治など「維新の会」がやってきたこと、やろうとしていることにきっぱり審判をくだすチャンスでもある。

堺市だけの問題ではない。大阪だけの問題でもない。全国注目の選挙で、地方自治の真髄を守る良識を示して欲しいと願う。

昨日の「幼保一体化問題学習会」から帰って、急いで作り、今朝印刷。封筒詰めした後援会ニュースの紙面で「堺市長選挙」にふれなかったことが心残りだ。
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幼保一体化で何が変わるのか

2013-08-23 22:25:58 | 保育・子育て
「泉大津の保育をみんなでよくする会」の主催で「幼保一体化問題についての学習会」が開かれ、参加しました。

お話いただいたのは大阪保育運動連絡会副会長で八尾保育運動連絡会事務局長でもある岩狹さん。

「幼保一体化に絶対反対という立場ではない。」と言いつつ「幼保一体化」に伴う多くの問題を具体的に指摘された。

すでに「一体化施設」として運営されている認定子ども園の視察から「長時間児(現行の保育所の子どもたち)と短時間児(現行の幼稚園の子どもたち)とが一緒に過ごすことで、長時間の子どもたちが一日に3回も移動する。先生も変わる」という状況も紹介された。
保育の一貫性が保てるのだろうか?
子どもと保育士の信頼関係、子どもどうしの関係も作りにくいのではないだろうか?
保育所の保護者会は夜しかできず、幼稚園は昼間。保護者同士が共同で取り組んだり、交流したりすることの難しさは?

「一体化施設に取り組むにしても時間をかけてじっくりと市民的討論をつくすこと」の大切さを強調された。

参加された保護者の方々からは「具体的なことが充分知らされていないなかで、9月には来年度の入所申請が始まる。」と不安の声も出された。


泉大津は「幼稚園のよいところ、保育所のよいところを合わせて、泉大津のすべての子どもたちのためによりよい施設を市の責任でつくる。」としている。
そしてその具体的な内容を検討する検討委員会が、それぞれの施設の職員や保護者を含めて開かれている。

今年の6月に低年齢児専用のくすのき保育所がオープンし、来年4月には公立で初めての一体化施設に移行しようとしている。

「何のための幼保一体化か?」という基本的な問題、「幼稚園がどう変わるのか?保育所はどう変わるのか?」という具体的な問題。
「市民的議論」とそれに基づく合意形成はまだまだこれからだ。

「保育をよくする会」は10月25日に市との話し合いを持つ予定をしているとの報告がされた。


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社会保障全面改悪のプログラム

2013-08-22 23:46:14 | 社会保障
社会保障制度改革国民会議の最終報告書の提出を8月6日に受けた政府は、介護、医療、年金、保育の制度改悪の手順を定めた「プログラム法案」の骨子を閣議決定したという。



介護保険の「要支援認定者」を保険給付の対象からはずし、一定以上の所得があれば利用料を2割に。

70歳~74歳の患者負担を2割に。

10月から減額が始まる年金のさらなる引き下げと受給年齢の先延ばし。

今でも「医療費・利用料が払えないから医療も介護も受けられない」という高齢者がたくさんいるというのに。

23年前、消費税を導入するときに「高齢化社会のために」が口実だった。
自民党政権のもとで。

13年前、介護保険の導入のときに「老後の不安、介護を社会全体で支える」と言った。
自公連立政権のもとで民主党も賛成して。

「高齢化」は突発的におきた現象ではない。
充分に予測できた「想定内」の事態だ。

「医療難民」「介護難民」という言葉さえ生み出した政治の無策。

その間、長く政権を担ってきた自民党が、再び与党となって「改革」の名で社会保障切捨ての道を暴走することを多くの国民は願っているのだろうか。
断じて「否」!

しかも、介護、医療、年金、保育のひとつひとつが大問題なのに、それらをひっくるめて前もって「改悪プログラム」を決めてしまおうという。
「ねじれ国会解消」で「なんでも決められる国会」が何を決めようとしているのか?
早くも「正体みたり」ではないか!

社会保障の全ての分野の負担増、給付削減の「前さばき」に生活保護の改悪、切り下げが狙われようとしている。

昨夜、数年前に生活保護の申請に同行した一人親家庭のお母さんから電話。きょう、久しぶりで訪ねた。
相談の内容は具体的には書けないが、当時まだ幼かった子ども達が母親の背丈を超えるくらい大きくなっていた。
そして親子寄り添って、悩みながらも笑いがある暮らし。

思春期を迎える子どもたちを前に「生活保護を受けていることの引け目」を口にしたお母さん。
「生活保護を受けることが恥ずかしいことではない。フルタイムで働いて尚、生活できるだけの保証がない。そんな政治が恥ずかしい」と私は言った。

生活保護の制度改悪、切り下げを言う政治家たちは「真に必要な人の福祉は守る」と言う。
「真に必要な人」たちが、今でも虐げられている。
嵐のような生活保護バッシングのなかで「真に困窮している人」が今でも申請をためらっている。

この1週間の間だけでもそんな声をいくつも聞いてきた。




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初めての病気

2013-08-21 17:05:16 | 大きくな~れ パート2
予定では今頃、○ちゃんを我が家に迎えてにぎやかに過ごしていたはずでした。



↑「この頃よくする得意のポーズ。天橋立風」と娘からこんな写真が送られてきて。
楽しみに待っていたのですが・・・。

先週の土曜日、「39度の熱。明日はよくなるといいな」とメール。
月曜日から来る予定だったので。

「熱は下がっても無理はしないで」と言いました。
1歳過ぎた頃の初めての高熱は突発性発疹というこの頃、一度かかる病気のことが多いようですが、○ちゃんの場合はお医者さんの見立て通りの風邪だったようです。

1歳3ヶ月で初めての病気。
4日目の今日、ようやく平熱にもどったようで、ほっとしています。

熱がある間もくしゃみや鼻水で寝苦しそうにしていても、「一度も食欲が衰えることはなかった」と言います。

以下、元気なときの写真です。



大きなハンバーガーのポスターの前で満面の笑み。食べるマネをしてみたり。



お気に入りの「わんた」と一緒にお散歩に行きたい!



「わんた」と一緒。ごきげんです。
帰りは「わんた」と一緒に抱っこしてもらうことになるらしい。


○ちゃんの母親、私の次女は赤ちゃんのときは一番よく風邪をひきました。
一番よく病院に通いました。

「なんでしょう?」と言ったら、かかりつけの小児科のお医者さんがいいました。
「子どもはね、病気しながら丈夫になる。そこがお年寄りと違うんだよ。」

親も、病気の子どもに寄り添って「親らしく」なるのかもしれません。



もうすぐまた元気に走り回ることでしょう。

今日は午前中は事務所で定例の相談会。夜は泉大津9条の会の月例学習会。いつもは第2水曜日ですが、8月だけ特別。

そして午後は○ちゃんと過ごすためにとっておいた時間。
PCの前に座りっぱなしで9月議会の質問準備の資料収集にあてました。
いろんな問題が山積ですが、やっぱり「自治体病院のありかた、役割」について正面からとりあげてみようと思います。

冷房かけっぱなしで体が冷たくなりました。
こうやって風邪ひくのかもしれません。気をつけないと・・・。










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法律相談会のご案内

2013-08-20 16:20:36 | 活動報告
年に3~4回、議員団の主催で阪南合同法律事務所の弁護士さんに協力いただいて、「生活法律相談会」を開催しています。

先日も、ご相談いただいてお訪ねした方に「今度の日曜日に弁護士さんが来られます」とご案内できてよかったです。


議会報告のニュースの紙面でご案内していますが、前回は相談者が多く、長時間お待ちいただいた方もありました。

特に予約はいただかずに、先着順にさせていただいています。

今回、弁護士さんのご協力で初めて日曜日にさせていただきます。
平日はお仕事の方、夜の外出は控えたい方など、この機会にどうぞ。

当日、待ち時間の様子など知りたい方は携帯にお電話ください。
 090-3829-2717


相談会の時間、場所は以下の通りです。

8月25日(日)2時~(受付は4時まで)
泉大津市民会館 2階 6・7会議室
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新しい命の誕生!

2013-08-19 17:32:13 | 大きくな~れ パート3
今日は朝、昼、晩の会議。

お盆休みも終わって通常モードに切り替え、そして9月議会の準備に本格的にかかるとき。
なかなか頭の方が切り替わらないのですが。

朝の会議は、議員団の打ち合わせなので、相方にお許し願ってスマホのマナーモードを解除して待ちました。
ソウルの長女が二人目の出産のため、昨日から入院しているからです。

11時ごろ、着信音が鳴りました。
「10時40分くらいに、無事元気な女の子が生まれました。」とパパさんからの報告です。


大阪にいる次女を経由してすぐに写真が来ました。



安らかな寝息が聞こえるようです。

このブログ上では孫1号、孫2号と、「失礼な!」って怒られそうな呼び方をしています。
初めて○クンが我が家にやってきたとき、片時もじっとしていない元気者。
「豆台風が襲来。かけぬけていった」という実感で「台風○号」ならぬ「孫1号」と呼びました。

昨年5月、次女のところで生まれた○ちゃんは「孫2号」です。

「○クン」「○ちゃん」と使い分けてきましたが、今度の「孫3号」はなんと呼ぶか?考えました。

「○みちゃん」としておきます。「み(美)」はあちらでは女の子の名前につけるそうなので。


○クンはお兄ちゃんになりました。



↑ ソウルから帰る日。ショッピング・センターの中に子ども遊び場があります。
自分の背丈より高い壁をよじ登って、ひょっこり顔を出しました。

9月の議会が終わったら会いに行けるといいな!と思っています。









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今、改めて「河野談話」を読む

2013-08-18 21:24:00 | 憲法・平和
8月8日~11日の「韓国4日間の旅」を振り返って書いてきた。

日頃はブログの更新にあまり時間はかけないようにしている。
他の仕事に支障が出るといけないので。
日々、心に残ることを思いつくままに記すことが多い。

しかしこの数日の「韓国の旅の記録」には今までになく多くの時間を費やした。
それでも言葉にできなかったことの方が多い。

あえて抽象的な表現にとどめたこともある。

今、改めて「河野談話」を読み返す。
橋下市長は「単なる談話」だと言い、第一次安倍内閣の「軍や官憲の強制連行を直接示す記述は見たらなかった」という「閣議決定」を持ち出して「閣議決定は単なる談話より重い」と繰り返し言った。
「慰安婦」問題について、「軍の関与」「少女たちが強制的に連れ出された。」「抵抗する自由はなく日夜、性的暴行を受けた」・・・それらを示す明白な資料。そして被害者の証言。

それらを見ようとせず、聞こうとせず「強制連行の事実はない」と言い張る政治家は橋下市長だけではない。

しかし本質的な問題は「直接的な強制があったか、なかった」(それが問題だと橋下氏は強調するが。)ではないはずだ。

日本がかつて犯した侵略行為、民族の誇りも言葉も文化も・・・無数の命とともに奪った。その戦争遂行の道具として植民地化した国の少女たちを生け贄にした。
残虐で恥ずべき歴史の生き証人として沈黙を破った「元慰安婦」のハルモ二たち。

戦争が終わっても連れていかれた土地に取り残され、身をひそめ生き抜いて長い時を経て「ナヌムの家」での暮らしにたどりついたのは奇跡のような幸運かもしれない。
何十倍、何百倍の「ハルモ二」たちが無念のうちに、孤独な生涯の終わりのときを迎えたに違いない。


「河野談話」を橋下市長は「単なる談話」と言い放ったが、それはあまりに事実に対して傲慢不遜ではないか。
「『慰安婦』問題は、政府や軍ではなく民間業者が行ったもの」と言う国会答弁をきっかけに「私が元慰安婦」と名乗りをあげたひとりの女性がいた。
それに続く多くの女性たちがいた。
そしてようやく日本政府は調査を始めた。被害女性からの聞き取りだけでなく「元慰安所経営者、付近の居住者、研究者等」からの聞き取り、「警視庁、防衛省、法務省、外務省、文部省、厚生省、労働省、国立公文書館、国立国会図書館、米国国立公文書館」などの諸機関を調査対象としたことも明らかにされている。韓国政府が作成した報告書、日本国内での「慰安婦」問題についての出版物の「ほぼ全てを渉猟した」と政府の文書に書かれた。

つまり「河野談話」は戦後半世紀近くを経て、ようやくたどりついた「到達点」。被害者女性の告発と韓国・日本国内の人々の世論と運動の結実であったのだと思う。
「到達点」であると同時に、「過去の侵略の歴史を乗り越え新しい時代へ」と歩みを進める「出発点」でもあったはずだ。

1993年8月4日の「河野談話」からすでに20年。
いわゆる橋下市長の暴言以来、「談話」の一部の引用や要約を目にすることはあっても全文を読んでいない方も多いのではないかと思う。

このブログをお読みいただいた皆さん。「河野談話」とは何だったのか。一緒に考えてください。以下に全文を掲載します。(外務省HPより)


慰安婦関係調査結果発表に関する
河野内閣官房長官談話

平成5年8月4日

 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。














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「ナヌムの家」で過ごした時間   韓国の旅 3日目

2013-08-17 16:41:58 | 憲法・平和
8月10日、私たちは京畿道・広州市の「ナヌムの家」を訪ね朝から夕方までの時間を過ごした。



木々の緑に包まれてその建物はある。


そこで暮らす日本軍「慰安婦」被害者の方々を呼ぶ「ハルモ二」は韓国語で「おばあちゃん」。
親愛の気気持ちをこめた呼び名なのだと思う。
けれど・・・。
私のなかでは、どうしても言葉にならない複雑な思いがある。

私には3人の娘がいて、それぞれが愛情と信頼で結ばれるパートナーと家庭を作った。
まもなく3人目の孫が生まれる。幸せだと思う。
思うほどに「ナヌムの家」のハルモ二たちには申し訳ないような気持ちになる。


「ナヌム」とは韓国語で「わかちあい」「助け合い」を意味するそうだ。

「ナヌムの家」に併設する「日本軍『慰安婦』歴史館」開館15周年を記念する式典に私たちも参加した。

式典に出席するハルモ二たち。



式典には韓国の政治家も数多く参加されていたが、日本の国会議員では唯一、朝鮮王朝儀軌返還に尽力した日本共産党の笠井亮議員が招待を受けて出席、志位委員長のメッセージを代読、挨拶をした。
志位委員長のメッセージはコチラ

記念行事の第2部が始まって、太鼓の演奏が続くなか、折からの豪雨。雷。
座っていた階段席を雨が流れる。

悪天候のため予定を変更して、私たちの旅行に同行された3人の日本のミュージシャン、ケイ・シュガーさん、松浦由美子さん、久保比呂誌さんの演奏は昼食後、室内でのミニ・コンサートとなった。

その場で私たちは、侵略国日本に対する韓国の人々の思いの一端にふれる経験をした。
同時に、ハルモ二たちの人としての暖かさ、大きさにもふれた。
悲しみや絶望を突き抜けて、「人間の誇り」を私たちに教えてくれているような気がした。

そのことを思い起こすと、私が「申し訳ない」というのも不遜かもしれないと思えてくる。



すでに故人となったハルモ二たちは胸像となって私たちを見守る。



昨年亡くなった故 金華成ハルモ二の肖像の除幕式が行われた。
そして帰りのバスの中で、その日の朝、ひとりのハルモ二が亡くなった知らせを聞いた。

ハルモ二たちに残された時間はそう多くはない。
ハルモ二たちの命あるうちに、国家としての公式な謝罪と賠償を行うこと。

それは日本が平和な未来へと進む確かな保障でもあることを深く思う。



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