こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「政党」の財政活動は民主主義と深くかかわる

2021-11-30 19:46:00 | つぶやき

国会議員の月額100万円の「文書通信交通滞在費」、略して「文通費」が話題になっている。

「日割り計算」にしたらOKではなく、

何に使うのか?

月額100万円が妥当か?

大元から見直して欲しいと思う。

そして、この際に、金額も、桁違いに大きな政党助成金についても、関心をが広がることを期待している。

図表は、宮本 徹議員のTwitterからいただきました。

「身を切る改革」を叫ぶ政党が、その活動資金を最も多く税金に依存しているという事実。

 

1947年に、当時の文部省が発行した、中学生の社会科の教科書、「新しい憲法のはな」は、以下のように「政党」の説明をしました。

「政党」というのは、国を治めてゆくことについて、同じ意見をもっている人があつまってこしらえた団体のことです。

そして、次のようなことも書いています。

「ドイツやイタリアでは、政党をむりに一つにまとめてしまい、また日本でも、政党をやめてしまったことがありました。その結果はどうなりましたか。国民の意見が自由にきかれなくなって、個人の権利がふみにじられ、とうとうおそろしい戦争をはじめるようになったではありませんか。」

国民の中に様々な意見があることを反映して、様々な政党が活動することを「民主主義でやれば、必ず政党というものができるのです。」と書いています。

 

政党は、その政策を知らせ、国民は自分の考えに近い政党に願いをたくす。

政党は、支持する人たちに財政的にも支えられてこそ、一人前の「政党」といえるのではないでしょうか。

 

さて、明日は、8日から始まる今年最後の議会の発言通告の提出の日です。

いままさに、絞り込み作業の最終段階

 

 

 

 

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泉大津 80年の歩み

2021-11-29 18:04:10 | 市政&議会報告

総務都市委員会協議会が開かれて、委員ではないので傍聴した。

案件の一つに「市政施行80周年記念事業」(案)についての報告があった。

泉大津市は、大阪府下で7番目の市として誕生し、来年の4月1日に市政施行80周年を迎える。

現在募集中の「市民提案事業」もある。

 

80年の歴史を、この街の市民として暮らし続けた方のお話を聞いてみたい。

今、90歳以上の市民の方は1000人余。

そのうちの、どれほどの方が「泉大津生まれ、泉大津育ち」でいらっしゃるのかは、わからないが。

 

歴史を記録に残すことはできても、その歴史を創り、生きてこられた方々の、直接のお話をお聞きできるのは、「今」をおいてないのかもしれない。

縁あって、この地でお世話になった者として、「80周年」の機会に、この街の歴史に目を向けてみたい。

80周年の年に生まれた「新しい市民」が20歳になるときに、100周年を迎える街の姿を思い描きながら。

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土曜日、日曜日の校庭開放

2021-11-26 23:08:57 | 市政&議会報告

厚生文教委員会協議会が開かれました。

報告された案件の一つ、「学校施設の予約システム導入」。

学校の体育館や運動場の利用予約をインターネットで完結するという、利用者にとっては便利なシステムだと思います。

ネットで予約すると、電子錠の鍵の暗証番号が発行されるということで、「電子錠」の実物も見せてもらいました。

 

その説明の中で、「土曜日、日曜日の校庭開放の廃止」という小さな文字が目にとまりました。

なぜ、今、校庭開放の廃止????

 

これまでも、土日の校庭開放は、実態として一般に開放されているとは言い難いものでした。

子ども会のソフトボールの練習など、団体利用のない時は、開放されていないこともありました。

そのことを、一般質問や予算・決算の委員会で取り上げてきたこともありました。

 

市のHPには「小学校の校庭開放について」という「お知らせ」があります。

「泉大津市では、幼児・児童の安全な遊び場を確保するために、各小学校の校庭を開放しています。」として、「開放の日時は、原則として、土曜日および日曜の午前9時~午後5時まで」となっています。

 

コロナ感染の緊急事態宣言中は休止していましたが、「10月からは利用再開」となっています。

 

「予約システム」の導入とともに、これまで一応は続けてきた校庭開放事業を廃止するというのはどうなのか?

「利用が少ない」ということも言われましたが、利用がなかったわけでも要望がないわけでもありません。

 

身近な公園が減っています。

その公園には、「ボール遊び禁止」の看板が立っていたりします。

 

「幼児・児童の安全な遊び場」は、重要な政策課題として考えて欲しい。

問題提起だけはしておきました。

 

 

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「自立支援介護を問い直す」

2021-11-25 23:15:53 | 読書

~介護保険を使わないのが「自立」なのか~

 

70代の初めにリューマチを発症し6年前に92歳で亡くなった母は、介護保険制度のスタートの最初から、上手に制度を使って暮らした。

福祉用具の貸与で、トイレ、浴槽、ベッド回りに手すりなどを整え、ヘルパーさんにお風呂の掃除など、自分一人でこなすには荷が重い家事を委ね、ディ・サービスで仲間と一緒に楽しむ手話コーラスや太極拳を生きがいとした。

そして、「生きてきて今が一番幸せ」と、口癖のように言いながら、介護認定は、要支援、要介護1で、人生の最後の時を過ごした。

 

そんな「自立」を支える制度であって欲しいと思う。

 

大阪社会保障推進協議会

「自立支援介護」問題研究会編

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再審のルールを!

2021-11-24 22:31:28 | 冤罪事件・国民救援会

泉大津駅前ロータリーの一角で、国民救援会の「再審のルールを」の宣伝、署名。

救援会泉大津支部の事務局長は、自らが冤罪被害者でもあるミュージシャンのSUN-DYUさん(本名 土井祐輔さん)

22日の月曜日にNHKの「逆転人生」で、布川事件の桜井さんが登場したこともあり、「テレビ、みました!」という声も。

 

 

MIC SUN  LIFEの他のメンバーは、今日は参加できずに、リーダーのSUNーDYUさん一人でしたが、若い人たちの足が止まり、あたたかい雰囲気でした。

「やってもいない犯罪」で、無期懲役や死刑など重罪を課せられ、人生を奪われる。

誤った裁判のやり直し、再審制度の欠陥を正し、無実の人を救う制度をつくるための法改正を求めています。

 

今日、配布したチラシより。

再審無罪の事件の多くが、検察がかくしていた証拠を開示させたことが決め手に、証拠開示を義務付ける規定が必要です。

こんなに、あたりまえのことが今、できていないのです。

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「笑って生ききる」

2021-11-22 18:55:20 | 読書

「生ききる」という言葉の通りの99年間の一生だったんだなあと思います。

「婦人公論」に掲載されたエッセイ、対談などから編まれた1冊。

 

瀬戸内寂聴

中央公論新社

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後援会ニュースをお届けしながら

2021-11-21 23:47:45 | 活動報告

午前中は少し離れた地域で、午後は地元で、選挙結果の後援会ニュースをお届けに。

どこでも「18歳以下の10万円給付金」が、かなり話題になりました。

 

「なんで、子どものいる家庭だけ?」

子育て中でも「なんだかね~」と複雑です。

 

「他の国のように、消費税をバン!と下げたらいいのにね」という声も。

 

日が暮れるのが早くなりました。

 

 

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「プロポーザル方式」という事業者選定方法

2021-11-20 18:22:59 | つぶやき

「新病院の実施設計・施工の事業者が決まった」というと、「一般競争入札で決めたのか?」と質問を受けました。

「いいえ、公募型ポロポーザル方式です。」と言って、説明に苦慮しました。

プロポーザル方式とは「複数の事業者から企画提案、技術提案を求め、提案内容を審査し、最も優れた者を選定し、契約する」方式です。

金額だけでなく、企画内容、業務遂行能力を点数化し、最高得点の企業が「優先交渉権者」となります。

 

近年、競争入札ではなく、プロポーザル方式で、事業者選定が行われることが多くなっています。

審査は終わってから、点数が公表されますが、総合点だけを見ても、「どこがどう優れているのか?」なかなかわかりにくいものです。

 

ところで、実施要領や、審査基準を決め、それに基づき審査して最優秀提案者を決める審査委員は、市長が任命します。

誰が見ても、公平、適正な審査が行われたと納得できるようなやり方にするためには、かなり具体的なルールをあからじめ定める必要があると感じています。

 

 

 

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秋のバラと月食

2021-11-19 21:01:58 | 季節・花

数時間の時間の隙間があれば、行きたい場所の一つ。

和泉市納花町のリサイクル公園。

10月のコスモスの時期には行けませんでした。

 

コスモスは終わったけれど、今は、秋のバラがきれいでした。




色づいた銀杏、空の青に映える。

 

夜は月食の天体ショー。

皆既月食にほぼ近い、深い部分月食だそうです。

 

娘からのラインで空を見上げたときは、ほとんど隠れて細い糸のような輪郭だけが輝いていました。

それから、少しずつ丸くなる月を、たくさんの人がLINEで送ってくれました。

すぐ近くにいる人も、しばらく会っていない遠くの人も、「見てる?」「見てるよ」とこだまのように呼び掛けあいながら、あの人も、あの人も・・・・いろんなところで、みんなこの月を見上げていると思うと、何か暖かい気持ちで満たされます。

 

 

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ヘイトハラスメント裁判の勝利判決

2021-11-18 23:02:21 | 冤罪事件・国民救援会

今日、11月18日。

ヘイトハラスメント裁判の高裁判決。

地裁の判決をさらに深めた勝利判決だった。

夜のニュースでも報道された。

夜7時から、ZOOMで報告集会に参加した。

 

原告の言葉は重かった。

裁判で、「あたりまえのこと」が認められても、彼女が生きる社会に「あたりまえ」が実現していない。

ヘイトスピーチを繰りかえすフジ住宅の会長、それを容認する職場。

 

彼女が、毎日毎日、孤独と闘い、心を奮い立たせながら、訴え続けてくれたこと。

誰もがいわれのない攻撃にさらされたり、差別されたりすることのない社会。

それは私たちの願いなのだから。

 

 

 

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払える保険料、暮らせる年金

2021-11-16 19:56:17 | 社会保障

年金者組合の学習会に参加しました。

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議員総会・・・新病院の建設をめぐって

2021-11-15 22:05:45 | 泉大津市立病院問題

議員総会が開かれました。

そこで、新病院建設の事業者選定のプロポーザル審査により最高得点で「優先交渉権者」となった清水建設が10月26日に辞退、次点の戸田建設と11月8日に契約を交わしたという報告を受けました。

ますます、疑問が膨らむばかりです。

 

議員総会は非公開、非公式の会議ですから、この疑問は、いずれ公式の会議で議論したいと思っています。

それにしても、100億を超える事業に踏み出すのに、その契約が議会の議決案件ではないということを、多くの市民の皆さんはご存じないのではないでしょうか?

そこに市民の税金が使われるのに、借金返しは次世代にツケを残すのに。

一般会計での事業なら1億5千万円以上の契約は議会の議決が必要で、議決前の契約は「仮契約」、議会の議決を経て、正式な契約となりますが、病院事業は公営企業で財務は独立、その契約は議会の議決を要しません。

大変、矛盾を感じます。

そう思って、いろいろ調べていると、山口県防府市には議決事件に該当しない契約及び財産の処分についての報告に関する条例」というものがあることを知りました。

どんな経緯で、条例が制定されたのか?今のところ、ネット検索の情報ではわかりません。

 

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収支報告書

2021-11-14 21:52:00 | つぶやき

市内では、昨年は中止となった市民体育祭など、様々なイベントが開催されました。

 

見には行けなかったけれど、大阪市内の次女の末っ子君、保育園の運動会でした。

 

そんな、爽やかな秋の日曜日ですが、私は大阪府の選管へ。

大阪城公園を眺めて、ふと「秋深し・・」とつぶやいてみる。

真夏の暑さを残した10月、衆議院選挙の幕が開け、駆け抜けている間に季節が廻りました。

府庁の通用門から地下へ。

 

衆議院選挙の「収支報告書」の提出期限が明日、15日の5時。

明日は、議員総会で、会議は始まりの時間は決まっていても、終わりはやってみなければわかりません。

したがって、今日が私にとっての「期限」です。

期間中は、日曜日も受け付けてくれるのがありがたいです。

 

それほど多くはない選挙費用でシンプルなものですが、それでも今時の時代にふさわしくない、手書きの作業で、なかなかめんどうです。失敗しては書き直し。時間を費やしました。

領収書を添付して、「完璧」のつもりで出かけたのですが、選管事務局の職員さんに点検していただくと、表記の仕方、区分、その他、細かいことでいろいろありました。

一枚のレシートに記載の「弁当」と「お茶」を、まとめて書いたら、「欄を変えて別々に」など・・・です。

 

今日の時点で金額の確定していない、電話代、電気代など、支払から1週間以内に、2回目を提出しなければなりません。

 

これだけ、厳格な報告を義務付ける公職選挙法・・・その他法令のもとで「モリ・加計・サクラをウヤムヤにするなど、ありえない」とあらためて思う秋の日でした。

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寂聴さんの訃報に

2021-11-12 23:50:34 | つぶやき

瀬戸内寂聴さん99歳。

1922年生まれは、92歳で亡くなった母と同じ。

今年の春のオンライン演説会に寄せられたメッセージは、私たちに残してくれた宝物。

今、読み返して、なんと素敵な贈り物をいただいことかと、改めて思う。

以下はその全文です。

 

日本共産党のオンライン演説会、ご盛会おめでとうございます。
 私は1922年5月生まれです。共産党はその年の7月に創立されたのですね。
 私の方がちょっとお姉さんですが、ともにことし99歳。数えで100歳になることをまずは喜び合いたいと思います。
 私は太平洋戦争を体験しました。中国・北京から帰ってきたら、実家は焼け野原、母は防空壕で焼け死んでいました。父もあのあとを追うようにすぐ死んでしまいました。
 戦後、私は戦争にも原爆にも反対してきました。
 集会に出たり、国会の座り込みに行ったり、自分のできる行動はやろうと思いました。
 去年から新型コロナウイルスの感染が全世界で広がり、大勢の人が亡くなりました。私たちは外を歩けなくなりました。
 かっての戦争を思い出すようです。
 このコロナに立ち向かうためには、やっぱり政治がしっかりしていないといけません。
 ところが我が国の政府は、まず「自助」をとなえ、対策も後手後手に回っているようです。
 自民党の議員たちは、庶民が自粛しているのに、自分たちは銀座で遊び歩いていました。   
 それどころか、国の役人が業界から接待漬けになっていると非難ごうごうです。こんな政治は変えなくてはいけませんね。
 仏教の教えで
「忘己利他(もうこりた)」という言葉があります。
自分を忘れて他人に尽くすという意味です。
 アフガニスタンで亡くなられた「ペシャワール会」の中村哲さんはこの精神を貫かれた方で、 私は、政治の世界でこれを貫いているのがあなた方、共産党ではないかと思うのです。
 戦争に反対し、常に女性、子ども、お年寄り、弱い、貧しい人の側に立ち、頑張っています。
 私は以前よく「いつも選挙では共産党に入れているのにどうして伸びないのかしら」と共産党の人に会うたびにいっていましたが、最近は少し様子が変わりましたね。
 以前は正しいことを言っても、共産党が言うと、何かかみしもををつけた硬い感じがしていたのですが、最近はとても柔軟になりました。
 若い人たちも関心を持ち始め、野党が力を合わせて政治を変えようと努力されていることにも期待がもてます。
 お互い数えで100歳になりましたが気持ちはまだまだ「青春」です。
 私は若い人たちに「青春とは恋と革命よ」といつも言っています。
 そんな気持ちでいい世の中にするためには共に若々しくがんばりましょうね。
 
春を告げる京都・嵯峨野、寂庵から
  瀬戸内寂聴
 

 

 

 

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「10万円給付」・・・目的は?

2021-11-10 21:03:44 | つぶやき

「18歳以下を対象に10万円相当の給付」で自公が合意したという。

「新型コロナの影響を踏まえた経済支援」というが、なぜ18歳以下なのか?

全国どこでも、この大阪南部でもコロナ禍の2年間、学生の窮状は深刻だった。

月1回のフードバンクが、切実に待たれていたと聞く。

コロナで「生活の底が抜けた」人は、たくさんいる。

 

これまで、「臨時○○交付金」など、非効率、費用対効果の悪すぎるやり方を繰り返してきた。

生活支援というなら、税や保険料の負担を大幅に下げるとか、子育て支援なら、給食費、授業料、保育料などを無償にするとか、支援の対象に直接届く方法があるのではないか。

 

痛手を受けた暮らしへの支援策として、臨時的な給付は必要だと思うが、実施するなら、「目的」「効果の予測」を明確にして、より実効性のあるものにするべきだと思う。

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