こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

ラストサンデー

2013-06-30 23:43:46 | 日本共産党
6月の最後の日曜日だから「ラスト・サンデー」というわけでなく、参議院選挙本番前最後の日曜日の「ラストサンデー」です。

きょうは、我が日本共産党のたつみコータローを、FBやツィッターで大いに売り出そう!という作戦。
密かに取り組む作戦ではなく、マスコミも密着取材をするなかで、朝から晩までのコータローさんの行動、訴えがリアルタイムで届きました。

私も朝から晩まで、いろいろしながらFBの動画でメッセージを見たり聞いたり、広げたり。

このブログを見ていただいている方のなかには、いろんな方がおられるのが「検索ワード」の一覧でよくわかります。
そんな方に、日本共産党の議員である私が、コータローさんを持ち上げても、当たり前すぎるだろうと思います。
「持ち上げる」というより「絶賛したい」のが本音ですが。
ためらいのないまっすぐな視線。「若さ」は、政治家にとって魅力でありますが、時には「傲慢」と背中あわせ。(同じ北野高校出身の政治家で「傲慢」を絵に描いたようなような人もいますね。)
コータローさんは、まだ36歳であることが信じがたいような堂々たる風格を持ち、説得力の土台となる見識を持ち、それでいて傲慢不遜とは無縁。

ひとりでも多くの有権者に、その人物像に直接、触れていただきたいと思います。

4日から始まる参議院選挙、21日までの選挙期間中、広い大阪で候補者本人と出会う機会はホントに少ないことと思います。
でもネット解禁の選挙です。ネット上でいつでも、生の候補者の姿にふれることができるのはいいことです。

これまではできなかった演説会のご案内もブログでもできるのは嬉しいことです。

何かのご縁でこのブログにたどりついてくださった皆さんへ。

せっかくのご縁ですから、リンク(右の欄 ブックマーク)で「たつみコータロー」のHPも見てください。
何を考え、何をしているのか。何をしようとしているのか。
ご自身で評価してください。


まずは「選択肢」のひとつにしていただいて、それから情報収集し、曇りのない目で判断してください。


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生きる力

2013-06-29 22:01:15 | 大きくな~れ パート2
1歳1ヶ月の○ちゃん、おやつの時間。



大きなパン、「まるごと1個は大きすぎるね」と母親に半分取られた。



半分になったパンを見て、悲しくて泣いた。ワンワン泣いた。



泣きながら、また取られたら大変だから、全部口のなかに押し込もうとした!

「もう、びっくりしたわ」と、次女からの写メールでした。

ソウルの長女からは「相変わらず、言うことを聞いてくれない、やんちゃな○クン」と嘆きメール。
「病気で、じっとおとなしくしているよりいいと思ったら?私は、そう思うことにしてました。」と返信。
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公設・公営の病院は市民の財産

2013-06-28 21:16:27 | 泉大津市立病院問題
市議会最終日。「意見書」は昨日のブログに報告したとおり、2本が全会一致で採択された。


市立病院の経営形態の問題について、付託されていた厚生文教常任委員会の審議の結果を委員長が報告。

その後、会派を代表しての意見表明、または会派の意見が一致せず、個人の意見表明もあり、全部で5人の議員の意見表明が続き、採決。
反対は1名で、提案どうり可決した。


その結果、市立病院は公設・公営の病院として運営、ただしこれまでは地方公営企業法一部適用で、市長自身が病院の経営責任者であったが、10月から法全部適用により、事業管理者を置くこととなる。

この間、市立病院の問題についてたくさんの市民のかたの意見を聞き、身近な方の入院もあり頻繁に病院に足を運び、自分なりに全国の病院の状況について情報収集をしながら考えてきた。
市民の方々と一緒に学び、「市立病院を考えるつどい」を開催、「考えるつどい」から「守る会」が生まれた。
病院職員の方からの意見もいただいた。
その結果、到達した結論は市立病院は市民の財産として守ること。市民の願いに応える病院としていくことが、病院経営の改善につながるということ。
赤字か?黒字か?という単純な比較検討だけではなく(それが重要なことは言うまでもないが、財政状況は極めて流動的であることを経験してきた)果たしている役割を総合的に考える視点の大切さ。
市立病院を含む地域医療の全体、市立病院を含む市の行政機構の全体のなかで、病院の位置と役割を考えること。

一日平均、ふたりの赤ちゃんが市立病院で生まれている。
きょうも、新しい泉大津市民が誕生したかもしれない。
次世代の人たちに何を残せるか?
このブログをお読みのあなたも一緒に考えてください。

日本共産党市会議員団を代表して私が行った意見表明は以下のとおりです。かなり長いですが、読んでいただけたら嬉しいです。
コメントもお待ちしています。


日本共産党市会議員団を代表して「市立病院事業の設置等条例改正」等、関連する3議案に対して意見を申し上げます。

1月に就任された伊藤市長は3月第1回定例会での所信表明において「市立病院の充実改革」を市政運営の柱のひとつとし、「医療従事者との徹底した協議を行い、市民のニーズを把握した上で市立病院の健全化を強力にすすめる」と述べられました。今回提案はその具体化として、「泉大津市立病院を公設公営の病院として引き続き存続、運営するために公営企業法全部適用による責任体制の一元化により、市立病院の使命を果たす」ことを趣旨としたものと受け止めます。

自治体病院の医師確保の困難、それと連動する経営困難は、政府の長年にわたる医師養成抑制政策に根本的に起因するものであり、本市立病院に特有のものではありません。加えて2008年度に実施された地方財政健全化法により自治体病院の不良債務が財政指標に直接反映すること、さらに「公立病院改革ガイドライン」に基づく「改革プラン」の策定の義務付けが、全国自治体病院の経営形態の見直しを加速しました。
こうした時期に、本市においては自治体病院に求められる政策医療の一環である、周産期医療に取り組むべく地域周産期母子医療センターを立ち上げました。多額の投資をしてでも、自治体病院として存続させることをめざした選択であったと思います。

救急医療についての強い期待が市民アンケートにおいても浮き彫りとなり、委員会、議員総会でも多くの議員の発言でありました。こうした要望、提言も、市立病院が公設・公営の病院であるからこそ率直にできることです。内科・外科の連携の下、一日も早い24時間365日の救急受け入れの復活をめざし、当面、医療スタッフの合意形成を図りながらできる限りの努力で市民の期待に応えていただくことを求めます。

市長部局で取り組む、保健・福祉・介護の諸事業との連携により、そのネットワークの中で市立病院の果たす役割については予算審査の折にも期待を申し述べてきたところです。付託された委員会審議の過程で、市立病院と福祉・防災等の行政との連携で取り組まれている多くの事業についても詳細に報告されました。公設・公営の病院があることで、それとの連携のなかで一般行政の取り組む施策が豊かになっていることは極めて重要であることをあらためて認識ました。

本条例提案に際しての説明のなかで「急速に進展する高齢化」を見据え、今後の医療ニーズに応える病床活用のあり方についても言及されました。それは重要な視点ではありますが同時に、高齢化が進む中で、だからこそ「子ども」を大切にすること、子育てを応援する施策の緊急性がいっそう増していることも明らかです。今、安心して出産ができる病院、生まれた子どもの発達・成長を見守り支える、長期入院の児童には教育委員会との連携による「院内学級」の設置も含め小児医療を担える病院は、本市のみならず泉州2次医療圏においても貴重な役割を果たしています。

国の自治体病院つぶしの施策に安易に追随したところでは、地域医療そのものの崩壊が起こっています。一方、地域の診療所や市民・患者との信頼関係をより強く構築し、「地域で住民の命を守る」ことをくっきりと掲げることによって若い医師にとっても魅力ある病院として甦っている事例もあります。

「一万人アンケート」をひとつの出発点として、市民のための市立病院を市民とともにつくることを、今後においても堅持していただきたいと思います。市民の願いに応えることが、患者を増やし、病院経営にとってもプラスになります。
最後に私ども議員団に市立病院で働く職員の方から匿名のメールでありますが「他の病院をやめて市立病院であるからこそ、ここで働きたいと思って就職した。市は泉大津市の職員として採用したことに最後まで責任を持って欲しい。」という声が寄せられていることを紹介させていただきます。

健やかに生まれ、健やかに育ち、健やかな老いの日を迎える。全てのライフステージで市民の命と健康を支える役割を一般行政との連携において市立病院が果たしていくことが、魅力あるまちづくりの重要な要素となり、その最も確かな保障が「公設・公営」の病院として存続させることだと考えます。

以上、申し上げ、条例改正等、3議案に賛成致します。




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大阪府に子ども医療費助成の拡充を求める

2013-06-27 23:21:40 | 市政&議会報告
市議会最終日を明日に控えて議会運営委員会。

明日の議事日程の確認とともに、会派間で調整の結果、採択する「意見書」の確認。

日本共産党が案文を提出した「大阪府が子ども医療費助成の年齢を引き上げることを求める意見書」が全会派の賛同を得られました。
「通院は2歳まで、入院は就学前まで」という全国都道府県のなかでも最低水準の助成制度拡充、「対象年齢を通院、入院とも中学校卒業までの引き上げ」を求めるものです。

他に大阪弁護士会より要請のあった「原発事故子ども・被災者支援法の早期具体化を求める意見書」も、採択に合意しました。

「オスプレイ訓練受け入れ表明の撤回を求める決議」「橋下徹大阪市長の暴言に抗議し、撤回と謝罪を求める決議」の案文を提出しましたが、ともに他会派の賛同を得られませんでした。
残念です。

「意見書」「決議」について原則として「全会一致」で採択することとしています。明日の本会議では、上記2本の「意見書」が採択される見込みです。
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生活保護改悪 廃案に!

2013-06-26 23:31:49 | 社会保障
通常国会最終日。
首相問責決議可決。
そして生活保護改悪法は廃案となった。

夕方、宮本衆議院議員、山下参議院議員のフェイスブックの投稿で知った。

問責決議と法案の取り扱いをめぐってマスコミは「泥仕合」といい、「どっちもどっち」の政争のあげく、「重要法案が成立しなかった」というような報道のしかただ。
誰にとっての「重要法案」か?

法案の内容は正確に伝えられず生活保護の「不正受給への対応強化」と言われたりする。

「親族の扶養義務強化」などを盛り込んだ改悪案が通れば、今以上に生活保護は利用しにくくなる。
困窮しているのに生活保護の利用にたどりつかずに孤立死、餓死・・・。悲劇が増えるに違いない。

「不正受給」への対応は現行法のなかで充分できること。
ほんの少数の例外的な事例をもって、いかにも不正が横行しているように言い、また「制度」に問題があるかのように言う。
フェアではない。

病気であったり失業したり、年金が少なかったり、災害にあったり、いろんな事情で生活保護を必要とする方たちのお話をたくさん聞いてきた。

それぞれの大切な人生。
それを汚すような改悪法が廃案になって本当によかった。

改悪法案を2度と出せないような状況を参議院選挙の結果で作り出したいと思う。

街には公営掲示板が設置された。
いよいよ選挙だ。

憲法を守り、命を守る選挙が始まる。



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堺市議会 「慰安婦」暴言撤回、謝罪、公職辞任を求める決議採択

2013-06-25 23:13:04 | つぶやき
昨日、堺市議会は、橋下市長、石原衆議院議員、日本維新の会の両共同代表の一連の暴言に対し「撤回、謝罪、さらに公職の辞任」を求める決議を賛成多数で可決した。

「決議」の表題は「日本維新の会共同代表らによる、いわゆる従軍慰安婦問題等に関する発言の撤回及び謝罪、さらに公職の辞任を求める決議」堺市議会のHPには、すでに「決議」がアップされているので全文を読んだ。

「決議」は、一連の発言が「すべての国民の人格や人権、また人としての尊厳を深く傷つけるものであり、断じて容認できない。」「このような許されざる暴言を放置することは、日本国が国際社会から信用を失うこととなり、国益を大きく損ねることにもなりかねない。」としている。

橋下氏は記者会見で「マスコミの誤報」「自分とは違う政治家像が流布された」などと言っているが、言えば言うほど「うっかり発言」ではなく、深く彼の歴史感、人間観に根ざした発言なのだということが浮き彫りになった。
だから「公職の辞任」を求めることが住民の代表機関である議会の意思表明として最もふさわしいと思う。

28日の泉大津市議会本会議最終日に採択する「決議」の案文として、「橋下市長の暴言に抗議し撤回と謝罪を求める決議案」を提出した。日本共産党だけでなく他会派からも同趣旨の提案が出されている。
これから各会派間の調整に入る。
議会としての見識を示したいものだと思う。

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都議選、議席倍増プラス1

2013-06-24 23:49:24 | 日本共産党
昨日投票日の東京都議会選挙で日本共産党は改選8議席に対して17議席と倍加以上の躍進を果たした。
今日一日、どれほどの人と喜びのあいさつを交わしたことだろう。首都東京での躍進をさらに大きな参議院選挙での勝利につなげるために、力を尽くす。
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働き者です

2013-06-23 21:55:04 | 大きくな~れ パート2
5月に1歳の誕生日を迎えた○ちゃん。木曜日の夜から来て、きょう帰っていきました。

議会開会中でもあり、昨日は演説会、きょうは朝から避難訓練と上條小学校での防災講演会、そして参議院選挙まであ1ヶ月ということで、一緒に遊ぶ時間はとれませんでしたが、朝夕、にぎやかで楽しい4日間でした。



歩いているときは、何かしらものを運んでいます。しかも両手に。





戸棚、引き出し・・・全部、あけては中のものを出したり入れたり。(ほとんど、出したり、出したり)



そしてよく働いたあとは、コトンとお休みです。





外を歩いていても、落ちているものが気になります。

「帽子が嫌いで自分で脱いでしまう」と、かぶせるをあきらめていた娘ですが、日差しの強いときに外歩きには、やっぱり気になります。
確かに、新しい帽子を試着するのも嫌がって大変。でもピンクの新しい帽子、「可愛いね!」と言ったら、この通り。↓



ばあばの「ほめておだだてて」作戦、成功です。




大好きなリンゴ。自分の手でつかみたい。でも口にいっぱい入れてしまいます。だから、お皿は少し離して置くのです。


あるとき、一口大のパンをいっぱいのせたお皿を前にして「困ったな、どうしよう~」と言いたげに母親の顔を見ていました。

全部を口に入れるのは無理。「たくさんの中からひとつを取る」というのは、案外難しいのかもしれません。
しばらくして、ひとつ取って口にいれたら、満足そうに「じょうず、じょうず」のしぐさ、両手をパチパチ。
1回できたら、次からはひとつずつ、口へ。

人間て賢い!
そのときの写真は残念ながらありません。









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たつみコータロー 泉州路を走る!

2013-06-22 19:50:28 | 日本共産党
参議院選挙投票日まで、いよいよ1ヶ月を切りました。

きょうは泉大津市民会館に、たつみコータローさんを迎えての演説会。



会場いっぱいにして熱い声援を送ってくださったみなさん、ありがとうございました。

初めに、阪南合同法律事務所の弁護士、南部秀一郎さん。「自民党の改憲案は、憲法を憲法でなくしてしまうもの」と、憲法問題をめぐる「自供対決」がはっきりしてくるなかで、「法律で仕事をしている者からみれば、今度の選挙で共産党に伸びてもらわないとどうにもならない」と率直な期待を語っていただきました。

続いて井上ひろし大阪市会議員。市民の願いに応える中身のない維新の会の政策の破綻が明らかになっていること、橋下市長の暴言に世界中から1万を超える抗議がファックス、メール等で届いていることが紹介されました。

大きな拍手で迎えられ、さわやかに登壇したたつみコータローさん。



演説は聞くたびに迫力をまし、思いの深さがにじみます。
街頭演説を立ち止まって聞いてくれた小学生に「どうっだった?」と聞いたら「納得できる話だった」という答えが返ってきたといいます。
わかりやすい説得力のある話だったのだとは思いますが、なにより「消費税あげたらアカン!」「原発はとめなあかん!」「憲法かえて戦争する国にしたらアカン!」・・・焦点になっている問題のひとつひとつがとてもわかりやすい状況になっているのだと思います。
きょうのコータローさん、泉大津をあとに熊取の演説会場へ走り、岸和田、貝塚、泉佐野、最後は高石へ。6箇所の演説会で訴え、泉州路を駆け抜けました。

最後に私から、「参議院選挙はひとりに2票。全国ひとつの比例選挙で、ご参加いただいたみなさんのつながいりも生かして、ベストメンバー5人をなんとしても国会へ」と訴えさせていただきました。



司会をつとめた森下議員とそろって締めくくりのごあいさつです。ふたりになった議員団ですが、4月に急逝したはまぐち議員の分も、全力で勝利に向かって走りぬく決意を申し上げました。

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自治体が「公設・公営」の病院を持つことの意味

2013-06-21 21:44:53 | 泉大津市立病院問題
市立病院の経営形態について「指定管理」「民間売却」の声も議会の一部からあがるなか、市長が6月議会に提案したのは「市立病院の現在の公営企業法一部適用から、全部適用とし、新たに事業管理者をおいて公設・公営の病院として引き続き運営する」という方針だ。

そのための条例改正の審議を付託された厚生文教常任委員会が今日、開かれた。

市民の皆さんの関心の高さを反映し、傍聴席はいっぱいになった。

私は委員ではないので、隣室で傍聴した。

委員長を除く5人の委員が全員質問し、午後採決が行われた。
採決の結果は、一名が「態度保留」で退席。4人が賛成で、反対意見はなかった。

同じ「賛成」でも、だいぶ中身は違う。
「条例改正には賛成」と態度表明しながらも、「民間は日進月歩。公立では立ち行かなくなくなるのは明らか」と言い切り、将来の民営化を求める意見もあった。

同会派の森下議員の賛成討論は、森下ブログにリンクしていますのでお読みいただければと思います。

今日の議論の中で、「議会の中ではほとんどが民間の活力を導入しての経営形態の変更を求めるなかで、今回の提案は後退だと感じる」という趣旨の発言があった。
「ほとんど」かどうかは、はっきりと確認されたものではないが、「指定管理」「民間売却」の意見があったことは事実であり、前市長が辞職直前に「指定管理」と発言したことも事実だ。
しかし、議会としての議論を経て議会の意思として「民間委託」や売却を決定したことはなく、前市長の発言も一議員の決算委員会での質問に応えたものであり、検討のプロセスも根拠も何ら明らかではない。
だから、それを基準として「後退」と評価するのはどうかと思う。

1月に就任した市長は、「市立病院の充実と改革」を公約し、「市民から信頼される市立病院となるよう、医療従事者と徹底した協議を行うとともに、市立病院に対する市民の皆様のご意見をお聞きし、ニーズを把握した上で、市立病院の健全化を強力に進めてまいります」と所信表明で述べた。その言葉の通りに、半年間、病院スタッフとの話し合いを重ね、市民アンケートで市民の意向を集約し、直接の市民の声を聴き、今回の提案に至ったと思う。

今日の議論のなかで、市立病院が単に「患者を診る」という病院単体としての医療活動だけではなく、行政組織の他の部門との連携のなかで、多くの役割を担っていることが具体的にに明らかにされた。
たとえば、児童虐待防止ネットワークの一翼としての役割、障害をもつ子どもたちの「発達外来」、新型インフルエンザ等感染症流行時の対応、介護予防事業との連携・・・・などはごく一例。健康福祉部長、危機管理監から詳細に報告された。

こういう事業のひとつひとつを、市立病院がなくて独自に継続しようとすれば相当な費用がかかることも報告された。

「医療・福祉・介護のネットワークの要としての自治体病院の役割」について、3月の予算委員会で発言してきたが、そのことがしっかり裏付けされたと思う。

人生の様々な場面で遭遇する事柄に行政が手を差し伸べるとき、公設・公営の病院を持っているか否かでは、できることの中身が違う。

病院で働く職員の皆さんも、そして市民もそのことに誇りが持てるような「市民のための病院」にしていくことの最大の保障は「公設・公営」の病院として残すことだ。


昨夜、病院で働く職員の方から「市立病院だからこそ就職し、働いてきた。市立病院のスタッフは泉大津市のためにがんばっている職員であることを忘れないでください。」という趣旨のメールをいただいた。
大切な声だと思う。私は委員会で発言できないので、森下議員にメールを転送し、その趣旨は、きょうの発言の中にも反映された。

こういう職員の方と市民が手を結ぶことができればと思う。


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たつみコータローの話を聞いてください!!

2013-06-20 21:46:34 | 日本共産党
演説会のご案内です。



お話するのは

井上ひろし大阪市会議員  維新の橋下市長と論戦を交わしてきたリアルな報告が聞けることでしょう。

南部秀一郎さん   いつもお世話になっている阪南合同法律事務所の弁護士さん。泉大津9条の会の今年の総会でも記念講演をしてくださいました。

たつみコータロー  日本共産党大阪府・暮らし雇用対策委員長  大阪府下、走り回っています。この日も5会場で演説会。泉大津が皮切りです。

最後に私、ただち恵子です。主役のあとは大変やりにくいのですが、心をこめて「市民の暮らしの実態から政治革新への希望」をお訴えしたいと思います。

司会は森下議員がつとめます。

どうぞ、おこしください。
共産党が好きな方もも、嫌いな方も、どちらでもないけれど「選択肢に入っていない」方も、ぜひ一度、話を聞いてください。

会場でお待ちしています。

   
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「命を守り支援につなぐネットワーク」・・・森下議員の一般質問

2013-06-19 23:04:36 | 市政&議会報告
市議会一般質問2日目。
13人の質問の最後は森下議員。

同会派で2年間いっしょに活動してきた、はまぐち議員の急逝は4月18日。
思いもかけないことに遭遇し、この6月議会を前にあらためて「いのち」について考えました。
「命の終わり」はいつかは必ずやってくるもの。
でも「もっと早く気づいていれば」「あのとき、一声かけていれば」という悔いが残るのは悲しいことです。
救える命は、ひとつでも救いたい。

昨年の6月に続き「孤立死、孤独死をなくすネットワークを」と森下議員の2回目の質問です。
行政の取り組みも、少しずつ進んでいることがわかりました。
詳細は森下議員のブログで。

一般質問のあとの議案では、3月議会でも強く求めた市の総合計画策定のための費用、子ども医療費助成制度の対象年齢引き上げのための費用などを盛り込んだ補正予算案を全会一致で可決しました。
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国保加入者平均所得 10年間で3割減!!

2013-06-18 18:20:53 | 市政&議会報告
「市民の命を健康を守る国民健康保険事業の再生について」と題して一般質問をした。

まず2012年度決算見込み。予算審査の時点の予測も上回って1億7400万円の単年度黒字。4年連続大幅黒字で、ピーク時14億円超えた累積赤字は解消に向かっている。

「赤字解消」しても本当の意味で「健全化」とは言えない。
保険料滞納世帯の比率は約16%。累積滞納額は8億円近く。

国保加入世帯の平均所得と1世帯あたりの保険料の推移を見る。
2003年度 平均所得は112万円。
2012年度 平均所得は なんと82万円。27%、3割近くのマイナス。

1世帯あたりの保険料は 2003年度 16万1673円。
2012年度は15万2204円。

「払いたくても払えない」状況はずっと続き、深刻さを増し、もう限界だと思う。

こういうなかで資格証発行が増えている。
財産差し押さえが昨年度65件。今年になってからすでに9件。しかし9件で金額の合計は25万円という。
1件当たり3万円以下。「財産調査しても滞納金額に匹敵するほどの財産はない」ことがみてとれる。

特に過酷なのが「働いて子育てしている世帯で子どもの人数が多い」場合。
「困窮にとどめをさすような差し押さえは自治体のするべきことではない。」と告発した。

「広域化」で解決できる問題はない。「命を守るべき国保が命脅かしている現実を直視し、抜本的な改善の方向を示すとき」と発言を結んで、ちょうど制限時間いっぱい。

質問終わって、いつにもまして疲れた。
たいてい「言い足りなかった」と後悔はありながら、少しの達成感と開放感を味わうが、きょうはただ疲れた。
生々しい現実をいっぱい背負って質問にたったからかもしれない。

昨日の「コメント欄」に書き込みをいただいていたのに気づいて少し、元気回復しました。
「なんとかしなければ」という共感を広げていくことだと思う。

甦れ 国保!
第2弾、第3弾・・・いきます。(質問時間が限られているので、こればっかりはやっていられませんが。)

明日は、森下議員が、一般質問の最後、トリをかざります。



              
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命を守るべき国保が、命を脅かしている現実がある。

2013-06-17 23:03:28 | 社会保障
明日から市議会定例会が始まります。

一般質問の一番で、国保をテーマに質問します。

5月の終わりに「国保料の滞納で差し押さえの通知がきた」と相談があった。
自営業の夫、妻もその仕事を手伝いながら3人の子育てをしている5人世帯。
仕事が減って、2011年度に対し、2012年度の所得は3分の2に減った。
そういうなかでも必死で保険料を納めてきた。
過去の滞納分があるが、現年度保険料で精一杯。
「滞納分を一括で払うか、毎月の保険料に上乗せして2万円づつ払うか」というのが市の提案だったという。

「一括で払えるわけがない。かと言って、毎月の保険料でもしんどいのに2万円上乗せも無理。」途方にくれていた。
そして生命保険を差し押さえ。
10年前の滞納保険料に年利14・6%のサラ金並みの延滞金。

昨年の年間所得が激減したということは、ほとんど仕事のない月があったということ。
そのとき、「今月はどうしても約束した保険料は払えない。クルマを売って生活費にあてて、それでもこれが精一杯」と言って3千円納付した。
これを行政は「分納誓約をして守らなかった」という。
「守れなかった」のだ。

「一括納付か、2万円上乗せか? できない約束はできない」だから返事ができなかった。
これを行政は「納付相談に応じない」と言う。

大本には「最低生活費を割り混む収入に月額3万円以上」という生存権侵害とも言うべき保険料がある。
家族が多いほど負担が重いという過酷な仕組みがある。

相談者と一緒に窓口で話をし、気づいたら2時間たっていた。
最終的に「昨年度の収入減により、7月以降の保険料が減る。今年度の保険料が確定する7月初めにあらためて納付計画を」ということになった。
しかし、その時点ですでに「差し押さえ」は執行されていた。

市は国保の「赤字解消計画」を作った。「計画」を作らなくてもまもなく赤字は解消するだろう。
昨年度も1億7400万円の黒字。4年連続の単年度黒字。14億円以上の累積赤字は急速に解消に向かっている。
後期高齢者医療制度は、本質的な問題を抱えたものだが市の国保会計の収支にはプラスの影響となった。
必要なのは「赤字解消計画」ではなく「国保に社会保障の心を取り戻し、命を守る保障、国保再生計画」だ。

3月の予算委員会で国保特別会計の審査で質問は驚いたことに私だけだった。

30分間の質問時間の全てを使って、「命を守る国民健康保険事業の再生について」質問する。
「保険料払うために働いているみたい」とつぶやいた人たちの思いを胸に刻んで。

論点の整理にもう少し時間がかかります。

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南海 松之浜駅の無人化

2013-06-16 18:36:55 | 活動報告
6月7日、各種団体の役員さん等との懇談会の席上、南海本線松之浜駅の無人化のことが話題になりました。

南海本線の高架工事に伴ってきれいになった駅舎には、駅事務員室というスペースがありますが、シャッターがおりたまま。
4月1日から無人です。



一日約3800人が利用する松之浜駅。不特定多数の人が、日々行き交う場所で人の命と安全を守るのは、なんといっても人の判断と力です。

「用があるときはインターホンで」と張り紙がありますが、インターホンを押して来るのは隣の泉大津駅の駅員さん。
実際に「30分以上待った」という声もあります。
事故や急病のとき、とても間に合いません。
障害者団体のみなさんから「無人化の撤回」を求める切実な要望があがっているのも当然です。

無人駅は他にもあり、テレビ、新聞でも取り上げられました。
同じく4月1日から無人化が強行された南海高野線の美加の台駅も、周辺住民から不安の声があがり、日本共産党の河内長野市、千早赤坂村の議員団が党大阪府暮らし雇用対策委員長のたつみコータローさんと一緒に南海電鉄と交渉しています。
今後、こうした南海沿線の他の地域とも交流、連携しながら会社に対し、公共交通を担う鉄道会社の社会的責任を問うていかなければならないと思っています。


一般質問は質問時間の制限があり、議会前の懇談会でお聞きした意見、要望のすべてを取り上げることはできません。
私と森下議員の質問には取り入れられませんでしたが、今後駅利用者、住民の皆さんとともに運動していきたいと思います。
12日に締め切りとなった発言通告によると、他の議員さんからこのテーマで質問があります。

市の対応にも注目していきたいと思います。
コメント (4)
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