こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「戦争をやめた人たち」

2023-12-23 17:43:23 | 絵本

新婦人の12月班会はクリスマス会でした。

笑顔がいっぱい溢れた楽しいひととき。

そのなかで、「戦争をやめた人たち」を読みました。

ウクライナで、ガザで・・・戦火が今も。

そんな中で、みんなに聞いて欲しいと思って読みました。

第一次世界大戦のさ中の実話に基づく物語。

家で練習しましたが、何度読んでも、同じところで胸がいっぱいになります。

聞いてくださった方から、「胸がいっぱいになって涙がこぼれたよ」「ほんとにサッカーやクリケットなど、スポーツで闘って戦争終結できればどんなにいいでしょう」「涙がでそうになりました。世界中で戦争がなくなって欲しいと思いました」「このお話のように、クリスマスの歌のもとでは、みんな同じ人間なんだ!敵味方、立場を超えて、人間として闘うことが無意味だと思える日がくるといいですね。一刻も早い停戦を!!!」

ほんとうに、一日も、一刻も早く、休戦ではなく停戦を!

 

鈴木まもる 文 絵
あすなろ書房

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街角の絵本ひろば

2023-11-20 22:15:08 | 絵本

昨日、19日。秋晴れの爽やかな日曜日。

商店街が歩行者天国になった。

 

テントが並んで、お店が並び、舞台では、音楽、マジックショー、ダンス・・・。


前日は、強い雨風の悪天候。

日曜日は、うってかわって上天気で嬉しい事。

前日の、天気の悪い中で、また当日も早朝から準備をしてくださったスタッフの皆さんに感謝です。

 

おかげで、たくさんの笑顔に出会いました。

 

昨年に続いて今年も、商店街の店舗の一角をお借りして開設した「絵本ひろば」に一日いました。

絵本でつながり、絵本で遊ぶ。

ひとりで読んでも、ワイワイ集まって読んでも、おとなも子どもも楽しい。

 

絵本があって、人がいて、「いつでも来てね」と言える場所があったらいいのになあと思います。

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「いろいろいろのほん」

2023-10-27 20:25:41 | 絵本


くすのきこども園で絵本ひろば。

今日は0歳から3歳まで、小さい子どもたちの時間でした。

ページをめくると次々と出てくる果物。

「はい、どーぞ!」に、3歳のおともだちは、身を乗り出してノリノリです。

人見知りの季節で、大泣きの0歳、1歳さんも、絵本の力でぴたっと泣きやんでいました。

2歳、3歳さんは、並んだ絵本の中から好きな1冊を持ってて読みます。

 

いろんな色がまざりあって、新しい色をつくる。

可愛い手を重ねて、遊びました。

私の膝にポンとのってくれる小さな人の暖かさ。

至福の時間です。

 

 

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「8月6日のこと」

2023-08-06 23:31:02 | 絵本

文 中川ひろたか

絵 長谷川義史

 

昨日5日の「夏のおはなし会」、猛暑のなかで出かけてくださった皆さんと一緒に、しみじみと平和への想いをかみしめたひと時でした。

原爆をテーマに「その計画はひみつです」「8月6日のこと」「ぼくのこえがきこえますか」の3冊を続けて読みました。

私は「8月6日のこと」を読む担当でした。

 

3冊の絵本のあと、オカリナのソロで「原爆許すまじ」。

心に深くしみる音色です。

歌詞をここに掲げておきます。

 

原爆許すまじ

1,ふるさとの 街やかれ

身よりの骨うめし 焼け土に

今は 白い花咲く

ああ 許すまじ 原爆を

三度(みたび)許すまじ 原爆を

我らの街に

 

2、ふるさとの 海荒れて

黒き雨 喜びの日はなく

今は舟に 人もなし

ああ 許すまじ 原爆を

三度許すまじ 原爆を

我らの海に

 

3,ふるさとの 空重く

黒き雲 今日も大地おおい

今は空に 陽もささず

ああ許すまじ 原爆を

三度許すまじ 原爆を

我らの空に

 

 4、同胞(はらから)の たえまなき

労働にきずきあぐ 富と幸

今は 全て ついえさらん

ああ 許すまじ 原爆を

三度 許すまじ 原爆を

世界の上に

 

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かわいそうなぞう

2023-07-16 21:40:18 | 絵本

岸和田マドカホールでの演説会で開催した18区演説会で、18区国政対策委員長の馬場ひできさんは、1冊の絵本を手に登壇しました。

戦争の時代に、餌を与えられずに餓死したという実話にもとずく「かわいそうなぞう」。

馬場さんは、「空手部の主将、学ランを身に着け応援団」など「政治にはあまり関心がなかった」という自身の青春時代、「それでも、なぜか昔から反戦、平和への思いが強く、戦争展や原爆ドームに足を運んだり書物を読んだりした」、「戦争への怒りの原点」として「1冊の絵本との出会い」を語りました。

以下、馬場さんのスピーから。(私の要約です)

最初は読み聞かせだったと思うのですがすごく心に残ったことを覚えています。最初はゾウがかわいそうだなという感想でした。それ以降もこの物語に触れることがありましたが中学生頃になると「戦争は怖いな」という感想になりました。大人になるにつれてそれが戦争に対する怒りへと変わっていきました。

ゾウを餓死させなければならなかった、その実行をしなければならなかった飼育員さんの気持ちを考えると胸がつぶれるような思いです。

今、皆さんと一緒に考えたいことがあります。なぜ今でもこの絵本が読み継がれているのか。50年も前の絵本がなぜ今でも語られるのか。

それは決してこの物語が当時の日本の姿を美しいものとして描いていないからではないでしょうか。もう2度とこんな悲惨な戦争を引き起こしてはならないという思いで描かれた物語だからではないでしょうか。

 

家に帰って、本棚から久しぶりで、「かわいそうなぞう」を取り出して読みました。

やせ細ったからだで、けんめいに芸をしてみせる。ぞうの姿が目にうかびます。

つちやゆきお 文
たけべもといちろう 絵
金の星社

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「バスが来ましたよ」

2023-06-27 21:37:59 | 絵本

議員としては引退しても、これまでの延長で、日々さまざまな相談が寄せられます。

声をかけて頂くのは、ありがたいことだと思います。

そのひとつひとつに対応しきれずに、ややストレスフルの状態で、この1冊に出会いました。

 

特別な言葉でない、けれど大切でシンプルな一言。

言葉で人がつながることを信じたいと思います。

 

由美村 嬉々 文
松本 春野 絵

アリス館

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絵本「あたりまえ?」&昨日と今日のできごと

2023-06-25 19:54:22 | 絵本

飛田鞠(ひだまり)さんの絵本。「あたりまえ?」

クラウドファンディングで創られた本だそうです。

私の手元には今はありません。

「朝、起きて平和な一日が始まるのはあたりまえ?」と問いかけます。

昨日、男女共同参画にんじんサロンまつりで、仲間に入れていただいている「絵本の会ぽっかぽか」が読んだ3冊の本のうちの1冊です。

「あたりまえ」ではないことに気がつくとき・・・。

「ありがとう」という言葉が生まれる。

 

サロン祭りの市長あいさつでも、講師の講演のなかでも引用されたのが、「日本のジェンダーギャップ指数、総合ランキングで146ヵ国中125位」という数字。

特に低いのが政治分野の138位。女性の権利が大きく制限されているサウジアラビアより下回っているというのですから!

日常の中で、ひとつひとつ「あたりまえ?」と問いなおすことから始めなければならないのかもしれません。

 

ところで、昨日から、新聞赤旗の大阪の印刷所の電気系統の故障により、遠隔地で印刷、輸送しなければならないことになり、配達してくれる方や読者のみなさんへのお詫びや連絡に追われています。

「朝になったら新聞が届く」というのが「あたりまえ」と思っていたら、「実はそうではなかった!」ことを実感しています。

深夜に紙面を仕上げる人がいて、日付をまたいで印刷する人がいて、刷り上がったばかりの新聞を運んでくれる人がいて・・・たくさんの人の深夜の労働があることを深く考えることはあまりなかったなあと思います。

歯車のひとつが少しでも、いつもと違う動きをしたら、その影響はとても大きい。

それでも少しでも早く、読者のもとにお届けしたいので、スマホに届く情報に目をこらしながら、北から南へと伝え合う朝が続いています。

 

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「ゆうたはともだち」

2022-10-12 16:55:29 | 絵本

「ゆうたくんちのいばりいぬ」シリーズの我が家の本棚にあったのは、「ともだち」「さんぽ」「ゆめをみる」と「おかあさん」の4冊。

いばってるけど、優しくてかわいい犬のじんぺい。

短い言葉がなんともセンスがいい。

娘たちの愛読書でしたが、2歳の〇ちゃんもお気に入り。

新しいのを買って、送る荷物の中にいれました。

シリーズの11,「ゆうたのおばあちゃん」も入れておきました。

「〇ちゃんのおばあちゃん」のことも思い出してくれるでしょうか。

 

きたやまようこ 作
あかね書房

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「はやくはやくっていわないで」

2022-09-30 22:16:03 | 絵本

また、大切な一冊に出会うことができました。

出会わせてくれたのは、コチラのサイト。

前参議院議員・大門みきしさんの「おとなのための 絵本館 まっ、いいから いいから」

ブログのタイトルに添えられた「心が渇きがちなおとなこそ絵本を読もう」のメッセージに、ぴったりの1冊でした。

 

作;益田ミリ

絵;平澤一平

発行;ミシマ社 

 

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「しあわせなときの地図」

2022-08-17 23:08:34 | 絵本

戦争のために家族と一緒に、「生まれてからずっと暮らしてきた町」を離れなければならなくなったソエという少女。

本文には、悲惨な戦争の場面、悲しいこと、辛い話は、ひとつもない。

ただ、主人公、ソエが楽しく暮らした毎日が、落ち着いた色彩の美しい絵で綴られる。

その絵の向こうに「しあわせ」の対極にある情景を、想像する。

ソエは帰ってくることができたのだろうか?

 

本の帯は、濃い青と黄色。ウクライナの色。

本書を今、送り出す出版社の思いかもしれない。

 

フラン・ヌニョ 文

スザンナ・セレイ 絵

宇野和美 訳

ほるぷ出版

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「会いたくて 会いたくて」

2022-07-18 23:56:22 | 絵本

入院している家族、施設にいる親しい人、会えないまま時が過ぎるコロナ禍。

2年半もの間、私たちはそんな日を過ごしてきた。

今も。

 

ひまわりホームにいる大好きなおばあちゃんに、一人で会いに行く主人公。ケイちゃんは、小学校の3年生か4年生くらいだろうか?

糸電話で伝わるおばあちゃんの言葉。

「会えない分、思いは強くなるよ。

その人のことを心のそこから考える時間が

タップリあるからね。」

「大切なことは人を思う心。

気持ちが強ければ、行けなくても

会えなくても、いろんなものが

キラキラかがやいて見えてくる。」

 

 

作 室井 滋
絵 長谷川義史

発行 小学館

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「夜明け」&「おとうさんのちず」

2022-05-22 18:32:04 | 絵本

ユリ・シュルヴィッツの本を2冊。

そのうち1冊。

「よあけ」との出会いからは、すでに50年近くがたった。

我が家の娘たちにも愛されて、娘たちが幼い時に、何度も何度も読んで、相当傷み、今、手元にあるのは10年ほど前に購入した2代目。

 

もう1冊は、昨日参加した、泉大津母親大会で「絵本の可能性」と題する講演、絵本講師の坂上葉志子さんのお話の冒頭で紹介いただいたもの「おとうさんのちず」。

 

ポーランドで生まれ、戦争で故郷を追われた作者の幼少の頃の記憶をたどって描かれた作品。

もし、戦火で焼かれ、崩れ落ちた建物と一緒に、当時4歳~5歳という作者、シュルヴィッツの命が絶たれていたとしたら、40数年以上も私のもとにあって、私が悲しい時、寂しい時、悩み迷う時を支えてくれた、美しい1冊の本はここにはなかった。

ウクライナで故郷を追われた人々のことを思う。

殺された子どもたちのことを思う。

 

私の青春の日に、「よあけ」という本を出会わせてくださった方、信州松本で「子ども劇場」の活動を続けておられた池田久子さんの作品集、「もくろんじの詩(うた)」の巻末の言葉を引用させていただきます。

昔、こんな戦争があったと

レクイエムなど うたったつもりはない

私にとって戦争は ただの一度も昔話ではなかった

今も創口は赤く 血はたらたら流れる

それにガーゼをあたてり 綿をつめたりして

ごまかしていたら

光のかげんで 桜の花びらかなんぞのように見えて

急におぞましくなった

手当なんかいらない

人間のしてきたことを

今もしていることを

語りつぎ 聞きつぎたい

 

「人間のしてきたこと」「今もしていること」という言葉が、私の心に刺さる。

 

 

 

 

 

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「ぐりとぐら」

2021-06-10 19:51:40 | 絵本

朝から一仕事、16日から始まる市議会の一般質問発言テーマをお知らせするニュースを印刷、家に帰って「おかえりモネ」を見て朝ごはん。と、ここまでは順調な一日のスタート。

そして、10時からの図書館裁判の傍聴に間に合うように、余裕を持って出かけたつもりが・・・・。

難波に着いたら、地下鉄御堂筋線が運行休止、「再開のめどはたちません」。

南海電車の中でもアナウンスがあったのですが、真剣に聞かずにスマホ族になってました。

 

別のルートを考えたけれど、あきらめて帰ることにしました。

 

そして、開店したばかりの本やさんで、けっこうな時間を過ごしました。

地元の本屋さんは、緊急事態宣言でしまったまま。

特に目的があるわけではないけれど、時間を忘れて過ごしました。

 

裁判の傍聴できなかったのは残念ですが、とてもぜいたくをした気分です。

 

・・・で、結局、買ってかえったのはこの1冊。

「ぐりとぐら」のシリーズで、「おきゃくさま」「かいすいよく」「おおそうじ」などは、まだ本棚にあるけれど、この1冊がありません。

娘たちと一緒に、何度も何度も・・・読んで、読んで・・・そして、どこへいったのかはわからないのですが。

 

みれば「1967年1月20日 第1刷」「2021年3月1日 第234刷」とありました。

親子3代のロングセラーです。

 

 

 

作;なかがわりえこ
絵;おおむらゆりこ

発行所 福音館書店

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「あめだま」

2021-05-25 20:14:01 | 絵本

作者のベク・ヒナさんの紹介には「自称人形いたずら作家」とあります。

人形を作り、背景のセットをつくり、撮影までひとりでこなすという。

美しいアニメーションの世界。

子どもの心のなかのつぶやきが、長谷川義史さんの軽妙な大阪弁の訳で添えられて、とても素敵な絵本です。

 

作 ベク・ヒナ

訳 長谷川義史

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「いないいないばあ」 「もうねんね」 「いいおかお」

2021-01-09 15:44:28 | 絵本

「ワンオペの育児、疲れた!」とSOSの新米ママに贈ろうと思います。

 

コロナ感染拡大のもと、いろんなしんどさを抱えている方が増えています。

そのなかでも、「初めての子育て」は大変に違いない。

首がすわって、寝返りができて、普通なら公園デビューのころ。

寒くても赤ちゃんを抱っこして外に出れば、誰かがいて先輩ママが声をかけてくれる。

そんな「普通」がなくなっています。

 

「ちょっと手伝いに行こうかな」と思っているうちに、感染拡大はますます広がって、それはあきらめて、かわりに絵本を送ります。

あなたたちが小さいころに、ボロボロになるまで毎日、読んだ愛読書。

 

一緒にページをめくりました。

せがまれて何度も何度も読みました。

 

ワンオペじゃないよ。

〇ちゃんがいつも一緒。

一緒に笑って、一緒に驚いて、毎日をゆっくり味わってほしいと思います。

 

松谷みよ子のあかちゃんの本

瀬川康夫 え

童心社

 

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