こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

第3回市議会定例会は本日閉会

2012-10-31 23:38:52 | 市政&議会報告
17日から開かれていた市議会第3回定例会が本日閉会となりました。

日本共産党が提案した意見書は2本。「原発からの撤退を求める」「水道施設耐震化に国の財政支援を」。
いずれも調整の中で、一致せず採択することができませんでした。「水道施設耐震化」については多くの会派の理解が得られ、今回の採択は見送ったものの継続した議論ができる余地を残しました。

残念なのは「原発」です。

6月議会で、労働組合等から案文が提出された「大飯原発再稼動反対」の意見書についての議論より後退した感があります。

「代替のエネルギーの確保ができないと・・・」という意見。

6月議会から今までの4ヶ月間。
暑く長い夏も「原発なし」で乗り切ることができることが証明され、「原発ゼロ」を求める国民の声はますます高まり・・・。

「将来の世代に負担を先送りしないために、今、少しの負担増は引き受けないと」と言って、水道料金の引き上げに賛成する議員さんたち。なぜ将来の世代に「核のゴミ」を残すことには平気でいられるのでしょうか?おかしくないですか?

「意見書」の採択ができなかった今日は、市民の皆さんと一緒に「原発なくそう」の運動をさらに広げていく決意の日となりました


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日本共産党演説会

2012-10-30 23:29:56 | 日本共産党
難波府立体育館で志位委員長を迎えての演説会。

先日、相談に来てくださった方をお誘いし「仕事が終わったら行きます」と言ってくださっていました。終わってからメールで「少しだけですがおはなし聞きました。・・・」

仕事帰りにかけつけてくださった時は、もう終わり際だったようです。

体育館の超満員の熱気は感じてくださったのでは?と思います。



冒頭、19人の小選挙区候補とたつみコータロー参院比例予定候補が登壇。小選挙区候補国会からかけつた山下参議院議員、宮本衆議院議員のあいさつも。志位委員長の「選挙後の国会で、消費税増税をストップさせる法案を提出し、その可決に全力をあげます。そのためにも議席倍増を」の訴えに、会場から大きな拍手で応えました。


ゲストスピーカーの前大阪府教育委員長の生野照子さんのお話は胸に響きました。

「子どもの話をします。大阪の子ども達の話です」と切り出した生野さん。
学校のトイレでリストカットを繰り返す少女たち。
冬の夜、ホームレスのおっちゃんたちに声をかけて歩く少年たち。・・・

医師として外来の診療の現場から、厳しい環境のなかでも立ち上がる強さ、人の痛みを思いやる優しさ・・・そんな子ども達の話をたくさんしてくださいました。

「橋下教育改革」に対する批判は直接には語らなくても、子ども達の姿と声で「学力テストで競わせ、ランク付けする教育」を、鋭く深く告発されていると思いました。「この子らの叫びに、政治はどうこたえるのか」を、私達自身に問いかけるスピーチでした。

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あなたに言われなくても・・・・

2012-10-29 19:40:33 | つぶやき
東日本大震災の復興予算、経済産業省所管の「国内立地推進事業補助金」総額3千億円、その8割は大企業にばら撒かれていた。経産省は補助金事務局を野村総研に丸投げ。補助金の受け手となる企業の選考、補助額は大企業を顧客にコンサル業務を営む野村総研が決めていた。



その仕組みはこのように。↓ (「しんぶん赤旗」10月28日1面より)
 
こんな政府だから、よほどしっかり監視しなければならない。

きょう開会された国会、衆議院本会議でので野田首相の所信表明演説の要旨を夕刊で読んだ。やたらに「明日への責任」が繰りかえされ、、結び近くに「主権者たる皆さんの力が必要。政治の営みを厳しく監視し、明日への責任を果たす方向へと背中を押してほしい。」とおっしゃったそうだ。

自公政権に審判を下し、民主党中心の政権に裏切られ続けた国民は「政治の営みを厳しく監視」しなければならないことを痛感しています。あなたに言われなくても。

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「政治を変えたい!」と願う皆さん、10月30日は難波体育館へ

2012-10-28 22:02:01 | 日本共産党
朝からの雨も昼過ぎにはあがり、自転車で赤旗読者のみなさんを訪ねます。

途中で切り上げ、泉大津母親連絡会主催のバザー会場へ。
エプロン、ビールグラス、大判ハンカチ、カーテンなどを格安で買いました。
それからケーキのお皿とフォークのセット。孫達が来たときのために。

カーテンはサイズが合わなかったら、次のバザーに出せばいい!と思えるくらいの、ありがたい値札で、家に帰ったらサイズもOKでした。娘が使っていた部屋の窓にやっとカーテンをかけます。
やっぱりカーテンはあると部屋が部屋らしくなります。
店じまいしたあとの片付け、少しだけお手伝いして、夕方からまた集金。

思いがけない訃報をお聞きし、言葉を失いました。
3年前の選挙のときに「今度ばかりは、民主党に入れさせてくれ。共産党の言うことはたぶん正しいんだろう。でも待てない。政治が変わるところをこの目で見たい。自分の一票で変わることを実感したい。」とおっしゃった方でした。

その後の市会議員選挙では暖かい励ましの言葉をかけてくださいました。

「政治が変わるということはどういうことなのか」・・・もっともっとお話をしたかったと思います。残念です。

明後日、難波府立体育館で志位委員長を迎えての演説会。
あらゆる「政治の逆流」とひるむことなく闘う日本共産党の一本スジの通った話を、是非聞いてください。

7時開会です。





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阪南市議会に住民の願い届ける複数議席を

2012-10-27 23:57:33 | 日本共産党
明日の投票日を控えた阪南市、一議席を争う市議補選の応援に行きました。

決算議会開会中で平日の支援には行くことができなかったので、きょうは朝からの予定をキャンセルして、R26を一路南へ。

市長選挙と同時選挙のため、候補者カー以外にマイクは使えません。
メガホンで、路地の隅々まで「産廃処分場建設にストップを」「暮らしを守る確かな力、大脇けんごをよろしく」の声を響かせました。
汗ばむような陽射しのもと、一時間半ほど歩いて声をはりあげるのは、なかなかいい運動でした。


阪南市は今、古谷みほさんが日本共産党の一議席を守って孤軍奮闘しています。
道行く人からも「ひとりじゃダメだね。がんばって!!」と暖かい声がかかりました。
「ふたりにしていただいて、2倍以上の仕事をします」と、ご支援をお願いしました。


テレビ、マスコミは、東京都知事の新党立ち上げの話題に政策抜きで「第3極」と持ち上げるばかり。2大政党への批判と政治不信を一気に吸収しようとしています。
こんなときだからこそ、「政治を変えたい」と願う国民の期待に応える政策を持つ日本共産党の勝利を必ず!


帰ってきてからは、「こんにちは ただち恵子です №808」のウラ面を仕上げ。

夜は「第4土曜日の定例相談会」。
「自分のことではないんだけど・・・」と、障害を持つ息子さんと暮らす友人のことを心配して「なにかいい知恵を」というお話でした。一般論ですが、障害認定を受けることによっって使えるサービス、障害年金が受給できる可能性、生活保護の障害者加算などについて、お話させていただきました。直接のお話でないので、状況がリアルにわからず、的確なことがいえません。でも、こうして友人・知人の心配をしてくださるのは、嬉しいことです。





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保育の未来を創る力

2012-10-26 23:27:37 | 保育・子育て
昨日の深夜から今日の早朝にかけて、議会報告「こんにちは ただち恵子です №808」のオモテ面の版下を作る。したがってかなり寝不足だが、眠気を感じる暇のない一日だった。

決算委員会の総括討論を傍聴。日本共産党は「一般会計・特別会計」には反対。水道、病院会計は賛成。他の会派は「全て賛成」で、委員会では認定することとなった。詳しいことは森下議員のブログで
最後まで聞けずに、議会中で待っていていただいていた相談。

午後は「意見書」の採択について議会運営委員会のメンバーで意見交換。「全会一致」を原則として調整を図る。内容について後日報告します。

議会報告のオモテ面を仕上げ印刷をお願いする。

そして夜、公立保育所保護者会連絡協議会と泉大津の保育をみんなでよくする会(通称「よくする会」、私は個人会員)の共催による市との話し合いに参加。

子どもが保育所を卒園したのが20年と少し前。それから10年ほどは「よくする会」の事務局の一員として残った。離れてかなりの年数がたつが、私にとってはいろんなことを学んだ「原点」です。

前半は公立保育所6園の全てから出された、施設改修や日常の保育についての要望について保護者会代表からの意見や質問、各保育所の所長さんや児童福祉課からの回答。
「低年齢児の部屋に網戸を」「自転車置き場に屋根を」などすぐにでも実現して欲しいと思いつつ、「決算書」にある「保育所備品購入費」や「施設改修費」の悲しいまでに少ない金額を思い出す。
保育所の所長先生たちが揃って夜の話し合いに参加してくださっていることに頭が下がる。求める保護者会の役員さんも、応える所長先生や児童福祉課のみなさんも、「こどもたちのために少しでもいいものを」「先生たちのご苦労はわかるけど、これだけは」と、それぞれに暖かいものが通いあう。

そして後半は、今、市がすすめようとしている「幼保一体化」についての議論など。
「保育時間はどうなる?」「保育料は?」「すべての保育所が子ども園に?」・・・

など、保護者のみなさんから質問、意見が続き、「検討がすすんだ段階で、もう一度説明会を」と要望し、そのことが確認された。

最後に予定の終了時刻まで少々時間があるようなので、一言発言させていただいた。
「今、市が進めようとしている事業で、様々な不安や課題があるが待機児童の解消に向かうことの意味は大きい。どんなものを作っていくのか?具体的な議論はまだこれから。子ども達のためによりよいものを作る議論に参加してください」というようなことです。

泉大津版の「就学前の子ども達のすばらしい居場所」をつくりたい。
幼稚園の子どもさんの保護者もみなさんも、保育所の保護者のみなさんも、保育所に入れなくて困っている方々も、未来のママ・パパも、私のように子育て卒業世代の先輩のみなさんも、知恵を出し合いましょう。
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母の誕生日

2012-10-25 18:11:27 | つぶやき
昨日が母の90歳の誕生日でした。

高齢者共同住宅の一室に住まいする母に、どう考えてもこれ以上モノを増やすスペースはなさそうで、いつのまにかメールであいさつだけになってしまいました。

母と一緒にソウルの娘と孫を訪ねる旅行を計画していました。
私から母への「90歳のプレゼント」のつもりでもありました。

その計画を中止しなければならなくなりました。
予定されている会議の間を縫って、11月の4日から6日の2泊3日を予定していたのですが、5日に私が所属している市街地整備対策特別委員会が開かれるという予定が急遽入ってきました。

母にそのことを告げるのが、辛いものでした。とても楽しみにしていましたから。

電話で訳を説明すると母は「あら、そう」とだけ言い、そのあとのメールにも「私事より公務を優先するのはあたりまえ」と返信してくれました。
・・・あとで義姉から「私には、来年の約束はできないのよね」と、残念そうにもらしていたと聞きました。

それから数日後、またまた委員会の日程が変わって9日になったと連絡がありました。もう予約していた航空券、ホテルの2人分はをキャンセルしてしまったあとでした。2度目の“残念”です。

「選挙で選んでいただいた」仕事をしている以上、こんなことも文句は言えません。


きょう夕方、「石原新党立ち上げ」のニュース。
憲法を敵視し、国民の政治不信を逆手にとって一気に時代を逆行させようとする野望。
母との旅行は「先送り」が、今思えば、正しい選択だったかもしれません。

私には、「ここでやること」が山ほどありますから。

今の一日一日は、まさにかけがえのない時間です。

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「国保会計」は大幅な単年度黒字

2012-10-24 22:03:42 | 市政&議会報告
決算審査の質疑が3日目の今日で、一般会計、特別会計、水道、病院の会計、全て終了した。

一日おいて明後日、委員会での総括意見、賛否の表明がされる。

3日目の夕方5時を待たずに、全ての会計の質疑が終了したことは私の記憶にはない。

加入者には所得の2割近くにもなる「払いたくても払えない」保険料を強いながら、国保会計自体は3年連続の大幅な黒字決算で、2008年度に最高14億円余に膨れ上がった累積赤字を急速に解消しつつある。
多くの加入者にとって過酷な保険料だが、特に家族の多い世帯、子どもがたくさんいる世帯ほど重い負担になる。その改善を強く求めてきた。きょうも森下議員が指摘した。

介護保険はどうか?少ない年金からも天引き、また年金のない高齢者からも徴収する保険料。特養待機者は市内の実人数で100人を超える。

国保も介護も、森下議員以外に発言はひとりだけ。

根本は国の制度改悪だが、自治体にできることもある。
保険者としての責任がある。
そして議会には、それらを検証する役割がある。

森下議員にはちょうど2年前の今頃、「障害者の福祉施設での仕事をやめて市会議員に」とお願いした。議員としての経験1年半。この3日間の質疑を傍聴して、1年半の活動の積み重ねを感じる。「市民の痛みに心を寄せる議員」としての奮闘に敬意を表したい。
ごくろうさまでした。
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学童保育に指導員の配置基準がない!???

2012-10-23 18:58:40 | 市政&議会報告
決算委員会2日目。一日、隣室で傍聴。
民生、衛生、農林、商工、土木、教育と例年に比べるとハイペースで審議が進みます。
今日は教育の途中まで。また、明日10時から。明日は国保、介護など特別会計に進む予定。


ところで今日、「傍聴席での私語は禁止」と書いてある黒板の前に座っていて、思わず「そんなアホな!」と叫んでしまった。

教育費で留守家庭児童会(=学童保育)について同会派の森下議員が質問していたとき。
「一クラスの定数は?」の質問に対し「おおむね70人」。
「指導員の配置基準は?」に対し、答弁はなんと「ありません」
「配置基準がなくて、指導員の人数をどうやって決めるんですか?」の質問に対し「過去の実績により・・・」

学童保育が法律に位置づけられたとき、一般質問で取り上げたことがある。2006年秋。当時、学童保育を必要とする子どもの数が増え、ずっと4年生まで受け入れてきていたのを「3年生まで」とし、それでも一部の学校では100人を超え、過密化が問題だった。当時の「要綱」では「一クラス40人の定数」、「指導員は一クラスに2人」だった。
私は質問のなかで「要綱」が守られていないことを問題にした。

きょうのやりとりを聞いてあとの休憩時間に、「学童保育の要綱をいつ廃止したんですか?」と、担当課長さんに尋ねた。

当然のことながら、事業は続いているのに「要綱」が廃止されるなんて、ありえない。

「要綱」は「廃止」ではなく、私が一般質問をした翌年、改定されていたことがわかった。
そして・・・「指導員の配置基準」がなくなっていることもわかった。ただし「一クラスの定数40名」は生きているので、「おおむね70人」という国のガイドラインそのままの答弁は、疑問だが。

森下議員は、府下の多くの自治体で学童保育は「条例」を定めて運営されてることをあげ、条例化を求めた。
市が責任をもって運営している事業で「指導員の配置基準がない」など、論外だ。
それにしても、学童保育の過密状態が改善されていないことは知っていたが、「要綱」が改悪されていたことには気がつかなかったのは不覚。


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めざすは「議席倍増」!

2012-10-22 21:58:35 | 日本共産党
きょうから決算審査特別委員会が始まりました。

一日、傍聴です。

各会派から一名の委員、全部で7人。日本共産党からは森下議員が入り、がんばっています。
きょうは、一般会計の総務費と民生費の途中まで。

また、明日10時からです。私は隣室で資料も広げながら傍聴していますが、会議室にも傍聴席が設けられています。
時間がある方は傍聴してみませんか?

本会議場の一般質問とはまた違う雰囲気です。どう違うか?は、説明しにくいのですが。



夜は、高石から南の行政区の日本共産党組織で構成する阪南地区委員会の会議。

昨日、投開票のあった泉南市会議員選挙の4人全員当選を受けて、「おめでとう」「よかったね」の挨拶が飛び交い、会議が始まる前の会場は明るい雰囲気です。

日本共産党が先週、第5回中央委員会総会を開き「来るべき総選挙、比例で650万票、議席倍増をめざす」ことは、マスコミでも報道されています。

自民・公明の政治に国民の審判で政権交代が実現したのが3年前。
ところが、政権が変わっても政治の中味が変わらないどころか、首相の顔が替るたびに、どんどん「自民党型の政治」に回帰。
「改革者」の顔で登場した「維新の会」がめざす政治は、ちっとも新しくもなければ国民の幸せにもつながらないことがだんだん明らかになり・・・。

今、「議席倍増」をめざして力を尽くすのは、原発でも消費税でもTPPでも、国民の多数の願いと、ぴったり一致する政策に掲げ続けてきた政党としての責任でもあると思っています。

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今、「朝日訴訟」に学ぶ

2012-10-21 22:33:59 | 社会保障
午前中は、条南小学校で行われた市の防災訓練に参加。

「いざ」と言うときに、どれだけ情報が届くだろうか?
届いたとしてもどれだけ、冷静に行動できるだろうか?

昨年の6月議会で、民間のマンション等に協力を求め「津波避難ビル」として指定することを提案した。「とにかく、今できることをしなければ・・・」と考えたのだが、実際にはかなり難しいことだろうとも思っていた。正直、一年余りで100を超える避難ビルの指定になるとは思っていなかった。
担当職員の方々の努力、地域の皆さんの協力と理解に感謝したいと思う。

しかし、それでもやっぱりいざと言うときに・・・と考えるとどれだけ、それが生かされるだろうか?とも思う。

日頃から家族や隣近所の方たちと「万一の時」の備えについて話あっておくことが一番かと思う。

暑いくらいの日差しのもとで、たくさんの皆さんが参加されました。

午後は大阪難病連結成40周年記念の朝日健二さんの講演を聞きました。

生活保護の支給額が「健康で文化的な生活」を保障するものでないと訴えた「朝日訴訟」から半世紀。命かけた闘いが私達に残してくれたものの大きさを、あらためて思う。

会場で求め、帰りの電車の中で読んだ小さなパンフレット。



当時の1ヶ月600円の生活扶助費は憲法と生活保護法の保障する「健康で文化的な最低限度の生活」の水準に達していないとして「違法不当」なものと談じた東京地裁の判決文を書いた元裁判官、小中信行氏の手記。

病床に朝日茂さんを訪ねたときのことなど、なんとも暖かい。
戦後まもなく、新しい憲法に忠実に、政治の貧困を裁き「人間の尊厳」を守ろうとして法律家がいたことを知る。

きょうは他にもいろいろあったが、思い切って出かけてよかった。



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バラとキンモクセイの香り

2012-10-20 22:20:33 | 季節・花
泉南選挙の最終日。

恒例の事務所前の「野菜朝市」終わって、一路泉南へ。

約束の時間に余裕があったので、少しだけ遠回りして、泉南市の花咲ファーム、イングリッシュローズガーデンに立ち寄りました。



「泉南IC前」の次の交差点を右折して高台に車を走らせると、広々とした農業公園。
その一角にローズガーデン。
「春から10月31まで開園」ということです。

花の見ごろは過ぎていましたが、爽やかな秋の風に吹かれながらベンチでくつろぐ人たちの姿がありました。

3000株以上のバラが植えられていて、世界で二つ目のデビッド・オースチンの公式ガーデン!




また来たいと思うところが、ひとつ増えました。

わけ信子さんの事務所に急ぎ、午後1時から最終8時まで候補者カーのアナウンサーです。

いたるところでキンモクセイの甘い香りに包まれます。

キンモクセイが香る日々。
深く息をして、短い秋の季節を楽しみます。


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「有料化でゴミが激減した」というごまかし・・・昨日の続き

2012-10-19 09:16:06 | 環境・ごみ問題
きょうは金曜日。

官邸前、関電本社前・・・・全国、いろんなところで「さよなら原発」の声が響くことだろう。
私は、きょうも地域の社保協の会議で行けないけれど、思いはひとつです。

昨日の「ごみ減量リサイクル」の質問の冒頭、原発に少しだけふれました。
原発こそ、最悪の「処理困難、処理不可能」なゴミを次世代に残すもの。

原発もゴミも、「地球に生きる未来の人たちに対する、今、生きる私達の責任が問われている問題」。

だからこそ、有料化前のゴミの減量も「有料化による効果」であるかのようにごまかして、市民合意のない「有料化」という負担増を合理化するような、ごまかしの議論は許されない。

このグラフが今、横ばいから上向きになっている事実も直視しなければならない。

この「事実の確認」を求めたところ、微妙な空白の時間の後、「数字ではそうなっています」という答弁でした。

「事実は数字で現れます」とコメントしておきました。
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「有料化でゴミが激減した」と言うごまかし

2012-10-18 20:13:42 | 環境・ごみ問題
「ウソ」と「ごまかし」と「勘違い」はもちろん違う。

表題は「ウソ」と最初は書いたが、「ごまかし」に訂正しておく。

「全くのウソ」とまでは言えないから。

これまでの他の議員の質問と答弁を引用する。

H23年3月。有料化後3ヶ月の3月議会。M・N議員。
質問「有料化後3ヶ月が経過しますが、ごみの量や違反ゴミ・不法投棄の状況はどうなっているのか・・・お聞かせください。」
答弁「有料化後の家庭ごみ量でございますが、有料化を実施いたしましたH22年12月と第3一般廃棄物基本計画の基準年としてございますH20年、その12月と比較いたしますと36%の減、また1年前、21年12月と比較いたしますと22%の減となってございます。」


この答弁に「ウソ」はない。

しかし基準年をH20年に置いたことで、「有料化でゴミが激減した」と「勘違い」させる。
基準年のH20年から有料化実施のH22年までには、実はかなりゴミは減っていたのであって、有料化によって36%減ったわけではない。

H23年12月。有料化後1年の12月議会。A・N議員。

質問「この一年間で、本市の一般家庭ごみの搬入量がどのぐらい減ったと見込めるか、お聞かせください」
答弁「有料化1年後の家庭系可燃ごみの減量状況は、一般廃棄物処理基本計画の基準年でございますH20年度と比較いたしまして、約27%の減量となってございます。」



このように、「有料化でごみが激減した」というハナシが繰り返されてきた。

きょうの質問で、「有料化実施後の家庭系可燃ごみの推移」を聞いて」いるのに、やっぱり「H20年と比較し、25.7%の減量となっているおり、有料化実施の際、2割~3割の減量効果を期待しておりましたので、当初の目標は達成しているものと評価しております。」という答弁。

「2004年度から2011年度までの年間排出量の推移」、「今年8月までの月別排出量の推移」、ふたつの表を示し(事前に議長に申し出、全議員と理事者、傍聴者に議場配布)、「有料化後に2割~3割減ったのではない」ことを明らかにした。

「2004年から2011年にかけ、約4割の可燃ごみが減少。そのほとんどは有料化前にすでに減っていた。有料化後一年目は約14%の減少。2年目に入り減少はストップ。横ばいからやや上向き。」、そしてその現状は、さんざん持ち出した「H20年を基準年とする」という「計画」の目標に対しては3割近くも多い。

こんな単純な事実。ここまでで質問時間のおよそ半分を費やした。

本当は「これからどうする?!」という前向きの議論をしたいのに。

市民の反発を押し切って有料化を強行したのだから「有料化でゴミが激減した」と言いたいのだろうが、事実に基づく議論をしなければ意味がない。

続きは明日にします。
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市議会開会・・・冒頭から「暫時休憩」

2012-10-17 19:26:25 | 市政&議会報告
きょうから市議会定例会が始まりました。

冒頭、市長の挨拶のあと、一般質問のトップバッターは同会派の森下議員。

大津川の防災と「市民の憩いの場」としての環境整備、市民参加の市政のための方策。ふたつのテーマで質問。

大津川の問題は、さすがにすぐご近所に住んでいるだけあって、実際に足で歩いた調査に基づく写真も豊富に使った、説得力のある質問。最後は、総務委員会での行政視察の報告も交えて「貴重な自然、水辺を生かしたまちづくり」の夢のある話でした。詳しくは森下議員のブログでご覧ください。

ふたつ目のテーマで、パブリックコメントの問題、総合計画策定の取り組みについて議論する、再質問にあたって、森下議員は「ここで、市長にお聞きしておきたい」と切り出し、市長の国政選挙への出馬問題の新聞報道について、その真意を質しました。

ところが議長から「その質問は通告されていない」と制止の言葉がありました。「総合計画」という中長期の市の基本計画について議論するにあたって、3期目を迎えたばかりの市長の進退について、これだけ具体的なマスコミ報道がされているとき、そのことを避けて通れないのは当然です。発言通告した内容の質問に関わって、一問一答で議論を深めるやりかたをとる中で、どの議員の質問でも、関連した質問に及ぶことはよくあること。入り口からかなり飛躍した議論になっていることもあります。

ましてテーマが「総合計画」。当然、質問は認められるべきだという思いから「暫時休憩」の動議をかけました。

本会議場では議長の采配で議事が進められるものとはいえ、なぜ「待った」がかかったのか?私には理解できないところでした。

そんな一幕もありましたが、再開後のやりとりの中で、「新聞報道」の事実確認と市長の真意をあらためて質したところ、神谷市長は「自民党18区の候補者が空白になったということで、記者から電話で取材があったのは事実だが、公募の要綱も見ていない。」と発言し、新聞報道の「公募に応じる意向を明言した」という事実は否定しました。「お騒がせ」な新聞報道です。

明日は、いよいよ私の一般質問。
出番はちょうどお昼前後になるかと思います。

都合のつく方は傍聴にきてください!!
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