こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

明日、知事選挙告示

2023-03-22 22:50:55 | 大阪府政問題

明日。3月23日。

大阪府知事選挙告示です。

選挙本番になると、マイクを使って訴えることはできません。

朝は北助松の駅で、松本まりさんと。

夕方は、泉大津の駅で、明るい民主府政をつくる会泉大津連絡会の皆さんと、「たつみコータローと一緒に府政を府民に手に」と訴えました。

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介護施設での事故・・・入所者や家族が泣き寝入りをしないように

2019-11-28 16:24:24 | 大阪府政問題
昨日と今日の2日にわたって高石から岬まで8市4町の共産党議員団が大阪府と市民要望で交渉。

2日目の今日、参加しました。

介護施設での事故への対応について要望しました。


5月の連休のあと、特別養護老人ホームに入所していた母親が転倒、骨折した息子さんからの相談がありました。


その時のことは5月6日のブログに書いています。


事故後の対応に不満や疑問をたくさん抱えておられました。

一度は私も、施設に同行させていただきました。


一番の要望は「どういう状況で事故がおきたのか、納得のいく説明をして欲しい」ということでした。


家族としては最低限の要望です。

府の条例にも、「施設の過失の有無に関わらず、家族への連絡、報告を速やかに・・」とあります。


ところが施設の対応は「これまで、こういうことを言ってきたのはオタクが初めて」「みなさん、理解してくれた」と言うものでした。

特養待機者がたくさんいるなかで、やっと入れた施設に「いやなら他へどうぞ」と言われたら困るので、言いたいことがあって言えないのではないだろうか?と思いました。


今日のやり取りでわかったのは、大阪府が所管する介護施設でありながら、そこで起きている事故の全体について府は実態の把握をしていないということでした。

介護事故が起こったとき、「事業者は家族と保険者である市町村に報告」「特に重大な事故は府にも報告」ということになっています。

「重大かどうか」を判断するのは、事業者ですからほとんど、大阪府に報告もあがらない。


「府に報告されたのは、2018年の年間を通じて88件」。それ以外、市町村に報告された数も把握していない。

私のところに相談があった方は、大阪府にも自ら足を運びましたが、「府は死亡事故のような重大な事故だけを取り扱う」と言われたと言います。



市町村にも報告されない事故も少なくないことが推測されます。

府が定めた「取り扱い」の趣旨が生かされるよう、責任をもった対応を要望しました。




府庁の玄関を出て正面の大阪城。紅葉がきれいでした。
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テスト漬けより少人数学級で「わかる喜び」を!

2019-11-07 23:12:54 | 大阪府政問題
日本共産党の府会議員団との懇談会で久しぶりの府庁へ。

防災、教育、国保・・・どれも市民生活に密着の問題です。

二人の府会議員団でも、かけがえのない働きをしてくれています。


報告のひとつは大阪の教育を歪めるチャレンジテストの一層の改悪案。


他県にはないチャレンジテストで子どもたちを競争に駆り立て、他県では実施している少人数学級に背を向ける大阪の教育。


昨夜も中学1年生のお母さんの「中間テストの結果を見てショック」の言葉を聞きました。

子ども達は、知りたがりやで「これ何?」「どうして?」と質問責めにする時期があります。

「知りたい!」「わかりたい!」という気持ちに応え、「わかった!」「できた!」の喜びを重ねて、学びの扉を開け続けて欲しいもの。


テストの点数で比べて競わせ、「高校にいけないよ」と脅して子どもたちを無理やり机に向かわせても、本当の学力は育たないのではないでしょうか。






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再び「学校給食無償化」について

2019-04-04 22:33:14 | 大阪府政問題
「知事になったらやりたいこと」に、小西候補は「学校給食無償化」を掲げた。

それを対する維新の候補は「給食無償化は共産党の政策ですね」と返したという。


SNSで流れている情報をみて驚いた。

そもそも給食は「教育の一環」であるなら、無償であってあたりまえ。


それを「共産党の政策」と切り捨てるところに、「維新の教育政策」の特徴があるのかもしれない。


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カジノより防災、暮らし、子育て

2019-04-03 23:42:44 | 大阪府政問題



今朝は北助松駅からスタート。4月とはいえ、寒い!

冬のコート姿がめだちます。


泉大津と北助松の駅で、明るい民主大阪府政を創る会泉大津連絡会の宣伝があり、地元の北助松駅の宣伝に参加。

「カジノより防災、暮らし、子育てに予算を」と呼びかけました。
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「都構想」の議論は終わりに!

2019-03-31 22:56:56 | 大阪府政問題
桜が咲きました。

一昨日は、「ああ、つぼみが膨らんで・・・」

昨日は、「この辺りは、開花が早いね」と言いながら歩きました。

そして今日は、青空に映えて一気にお花見日和。少し肌寒いけれど。


そんな中で、知事選挙の話にも花が咲きます。

久しぶりでお会いした方とも、用事で電話を頂いた方とも。


「安倍さんの政治には我慢がならない。だからその自民党が推してる候補者はどうも・・・。」と言って、「選挙に行かない」「行っても白紙」と言う方もおられます。

元副知事の小西さんは自民党・公明党・連合の推薦。ポスターにもはっきり書いてあります。

それでも「大阪都構想は百害あって一利なし。都構想の議論に終止符を。」という小西さんの主張を支持します。

そして自主的に(つまり勝手に)応援します。


「自民党がついていて大丈夫?」という声もありました。

「全国の知事さんのほとんどは、自民党がついているけれど、職員の思想調査をしたなんていう話は聞いたことがない。

国の基準では不十分だから都道府県の責任で先生を配置して少人数学級を進めています。

そして高い国保料を市町村に押し付けているのも大阪府は特異。」


どれだけ、府民の暮らしに目を向けた府政になるのか?

自民党がついていようといまいと、私たちの声をしっかり届けることにかかっています。


「自民党から共産党まで、既得権を守るための野合」と批判をされますが、

少なくとも私たちに「既得権」などありません、

ただただ住民投票で決着済みの「都構想」の議論を卒業して、府民のための府政を取り戻すスタートラインに立ちたいのです。





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高校つぶしにストップを

2019-03-30 23:49:10 | 大阪府政問題
大阪府は「3年連続して定員割れの高校は募集停止⇒廃校」のルールを作って、すでに8校が募集停止になった。

生徒の数が減ったら、学校規模を小さくして、一学級の人数も少なくして、ゆとりある教育環境を進めるチャンスだ。


高校の授業料無償化を「維新府政の成果」と誇るが、その陰で、子ども達の学ぶ権利を奪う高校廃校計画を進めてきた。

「小学校の1、2年生の35人学級」と言う国の基準にとどまっているのも、全国で例外的だが、「高校つぶしのルール」も全国にはないだろうと思う。


かつては霜下元知事は「子どもが笑う大阪」と言った。

子どもたちの笑顔は輝いているだろうか。


進級、進学の春。春休みは宿題もなく、一番のびのびと過ごせるとき。そして4月からの新しい学校生活に希望が膨らむとき。


ところが、今の子ども達は春休みも宿題に追われると言う。


元副知事の小西さんは「大阪都構想のために1500億円もコストをかけるなら、子ども達の未来のために」と、「まずが学校給食の無償化に取り組む」と言います。


管理と競争の教育ではなく、ともに育ちあう学校へ。その願い、知事候補の小西さんに託します。
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給食無償化に「いいね!」

2019-03-21 22:17:11 | 大阪府政問題
事選が告示されました。

公営掲示板に2枚のポスターが並びました。





「大阪都構想にピリオドを」と訴える小西たかかずさんの公約に「小中学校の給食費無償化」。

「いいね」したいです。


「子ども手当」や「子育て給付金」より、「給食費無償化がいい」とずーっと思っていました。

学校給食は、教育の一環。「無償であって当然」ということ。


どんな経済状況の家庭で育っても、給食の時間は皆と一緒に美味しく、楽しく食べてこそ「学校給食」です。


市長から鞍替えする維新の吉村氏は、「補助は市町村が主体でやるべき。給食費はお金に余裕がある世帯が負担し、経済的に厳しい世帯を支援する考え」とTwitterで反論したとのこと。


そういう区別、差別を持ち込むことが、子どもの心に影を落とす。

「6人に一人が貧困ライン以下」という子どもの貧困率のもと、必要な子どもにもれなく支援するためには、線引きせずに全ての子どもを対象にすること。

是非とも実現させたい。学校給食無償化!
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福祉・教育・命を守る まっとうな府政を

2019-03-19 15:10:18 | 大阪府政問題
4月。

選挙の春だ。


21日の後半戦の投票日の前に、7日に知事選挙。


「身を切る改革」と言って、議員の人数を減らしたことを誇っているが、切られたのは府民の声。

そして府民の暮らしの予算が切られた。


チャレンジテストで子どもたちをテスト漬けにする一方で、他の都道府県では実施されている少人数学級には背を向けてきた。


子ども医療費助成を含む、福祉医療助成にも冷たい。


こんな府政を転換したい。

私は、元副知事、小西禎一(たかかず)さんを応援します。


一人の府民として、府政への願いをかけて、できることを精いっぱい!
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大阪府との交渉・懇談 2日目

2018-11-09 13:13:41 | 大阪府政問題
市民要望で大阪府の各担当所管と懇談。2日目。

災害の被災者支援では、高槻市が国の支援法が適用されることとなり、「同じ災害の被害を受け、住んでいる自治体によって支援が受けられたり、受けられなっかたり・・・と言うのはおかしい」という至極まっとうな考え方で、府下全体を対象に、北部地震、台風21号の被害に対して「全壊・大規模半壊には支援金」の方向で検討されていることが明らかとなりました。

一歩前進です。「一部損壊」でも、暮らしの土台が壊れた世帯、転居を考えざるを得ない場合があります。市町村の対応も問われます。さらに実態に見合った支援を府にも、市にも求めていきたいと思います。


2日間、限られた時間の中ですが、多くの項目でしっかり住民の声を届けてきました。

他の自治体からの要望、やり取りを聞いて勉強にもなりました。





府庁前の大阪城公園の木々、きれいに色づいて。しばし深呼吸。
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カジノより福祉、教育 

2018-11-08 22:47:36 | 大阪府政問題
今日と明日、2日間にわたって阪南9市4町の日本共産党議員団は、住民の皆さんから寄せられた声を大阪府に直接届けるために府庁へ。


「夢洲へのカジノ誘致計画の撤回」の要望には「IRに対する府民理解の促進に努めていく」。

「ギャンブル依存症、治安の悪化、生活環境・教育環境の悪化」を心配するのは「IRに対する理解」が足りないからでしょうか?!

「収益の社会還元」とも言われました。財産も家族も健康も失う人がいて、人の不幸によって生まれる収益。そんな事業を「関西の持続的な成長のエンジン」にしていいのでしょうか?




私からは特別支援教育の充実のために介助員の配置についての府の財政負担を求めました。




泉大津で、この5年間に支援学級在籍児童は、小中学校併せて278人から415人と、急増しているなかで、介助員は32人から38人と6人しか増えていない実態、支援学級在籍の児童が普通学級で授業を受ける場合に実質的に「定数以上学級」となっているのも8クラスあることなど示して、府の支援を求めましたが、大阪府下全体の実態も把握していないということでした。

「国に対して要望する」と言いますが、支援学級在籍児童・生徒の増加、市町村の対応についての現状も「数字としては把握していない」という答え。

「まずは責任を持って現状を把握して欲しい。」と強く訴えました。


府の福祉医療助成制度の改悪も「真に必要な範囲へ選択・集中」と言って、絶対に医療が必要な難病患者の医療費助成も奪われる。

小・中学校の少人数学級も、「国基準」に上乗せがないのは、大阪・熊本・広島の3府県だけ。

全国で「中学校卒業まで」が主流になり、「高校卒業まで」を対象とする自治体も増えている子ども医療費助成も、大阪府はいまだに「乳幼児医療費助成」といい、就学前だけした対象としていない。


全体として、「福祉・教育には冷たい」という思いがぬぐえません。
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明日を大阪の新しい一歩を踏み出す日にしたい

2015-11-21 22:27:22 | 大阪府政問題
「今、自民党の力を大きくしたらダメでしょ!だから、あなたが応援する人には投票しません」と言われました。しばらくぶりでお会いする方でした。暮らしや平和を守る、よりよい政治を願っておられる気持ちは私達と同じです。


今、「大きくしたらダメ」なのは、何よりも「憲法に刻まれた民主主義や基本的人権を踏みにじり歴史を逆行させる勢力」だと思っていること。

だから大阪では、「さよなら維新政治」をキーワードにこの知事選挙を闘わなければならなかったことをお話しました。


候補者、くりはらさん自身がツイッターでこう言っておられました。

「今回の選挙で共産党さんと何かを話した訳ではないので、あくまで想像ですが、共産党からすれば、栗原・柳本はダメ、でも松井・吉村・維新はもっとダメ、ということではないですか。維新の政治はどこからも応援されないくらい本当にひどいということ。」


ご想像の通りです。

戦争法案ゴリ押しの自民党の総理大臣、閣僚と握手する写真、アベノミクスを評価する演説には、共感できません。


けれども、この大阪で「中味のない都構想の議論にこれ以上、莫大なお金と莫大な人手をつぎ込み、あたりまえのことをやらない府政を続けるのは絶対にダメ」ときっぱり言って、維新政治を終わらせるために立ち上がった、くりはら貴子さん、柳本あきらさんは、元自民党の府議、市議であっても「オール大阪」の候補者です。

くりはら貴子さんの訴えは、演説会で直接聴き、ユーチューブで何度も聞きました。

「オール大阪」の候補者にふさわしい訴えだと思いました。


大阪の庶民の暮らし、大阪の子ども達の成長に寄せる思いはホンモノ、「中小企業支援で大阪を元気に」「一部のエリートだけでなく、全ての子ども達に寄り添う教育」は私達の願いです。




自民党中心の政治への不満と怒りをもち、「維新の改革」に期待するという方の思いも聞きました。


維新政治の8年間は「自民党でも認めるあたりまえの民主主義」に公然を背を向けるものでした。

「選挙で勝てば、『自分が民意』と言って議会も無視、さらに住民投票の結果さえ無視。


市職員の「思想調査」は職員だけではなく、全ての市民に向けられた人権侵害の攻撃でした。

これも「自民党でも認める、普通の人権感覚」から外れたものです。


これまで維新勢力が垂れ流してきたウソは枚挙に、いとまがない、。

「ウソ」と指摘されても平然と開き直り、何度も繰り返す。

「大阪都構想で年間4000億円の財政効果」とぶちあげ、その根拠はもちろん示さず。「たかだか1億円、初期費用は650億円以上」が明らかになっても「二重行政のムダをなくす」と言い続ける。


まずは「あたりまえの民主主義」をとりもどすこと。

ウソで煽られた対立と分断に終止符をうつこと。



そこから新しい一歩を踏み出す11月22日にしたいと思っています。
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知事選挙 最終盤

2015-11-19 23:15:09 | 大阪府政問題
手元に届いた22日付け「大阪民主新報」に 日本共産党大阪府議団の宮原威団長の 「くりはら貴子さん紹介」の記事がありました。


府会議員としての くりはら貴子さんを見てきた中で「この人を知事に」という思いが伝わります。


以下、宮原議員が紹介している府議会での、くりはら貴子さんの発言の一端です。


2011年 府議に当選して初質問の9月議会。「中小企業や商店街の予算をこれだけ削っていいのか、大阪のものづくりはどうなるのか」と追求。橋下知事が「大変感動した」と述べ、議場が沸いた。


橋下府政が購入したWTCの咲州庁舎で述べ3万5千人の職員が1時間20分かけて両庁舎を往復するムダを明らかにし、「大手前庁舎に1本化を」と主張。


財政運営では「貯め込みをするより借金を減らすべき」と繰り返し追求。


大阪が不登校や学校での暴力が全国ワーストの実態を憂い、子どもを真ん中にして保護者と先生が協力し合うこと、子どもに寄り添う教育行政を主張。



今、知事候補として、くりはら貴子さんが訴えていることが、思いつきではなく一貫したものだということがわかります。



「府議2期目で自民党の政調会長をした人は、くりはらさんが初めて。政策能力とともに度胸、勇気があればこそだと思います。

松井知事は、府の幹部に維新の権力を押し付けているだけ。くりはら貴子さんは数字に強いだけでなく、子育てや中小企業、大阪経済に対する彼女の思いがある。それが公約に反映しています。

権力者ではなく庶民の心を持つ、くりはらさんこそ知事にふさわしい。」(「宮原議員団長に聞く」より)



橋下市長は「自民党から共産党まで一緒になった過去の大阪にもどすのか?」と言いますが、「自民党から共産党まで一緒に支えた府政」は過去には一度もありません。

(いつものことながら「この人は何を言ってるんだろう」と思って聞きます。)


自民党でも共産党でも納得できる府政が、もし実現するとすれば、それは「過去」ではなく、「未来」にしかありません。



大阪でたった一人のリーダーを選ぶ選挙です。

政治的立場を超えた「オール大阪」の共同で「ウソをつかない政治家」「府民の声を聴く耳をもつ人」を選びたいと思います。

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少人数学級  ほとんどの都道府県で中3まで拡充・・・ 「国基準」に留まる大阪府

2015-11-18 22:38:30 | 大阪府政問題
先日の小津中学校に続いて、今日は誠風中学校を訪問。


お忙しい中、校長先生に応対していただいて感謝です。

ひとりひとりの生徒に寄り添い、その成長に心を砕いておられる現場の苦労、努力を感じます。


コロコロ変る入試制度が、学校現場と子ども達にとって重い負担になっていることも、共通して、お話しいただきました。



6月議会で「少人数学級の推進」について教育委員会に質問しました。

学校訪問で、児童数が減少していることを実感し「少人数学級の拡充」の条件が生まれていること。

ひとりひとりの子ども達に、きめ細かく目を配る教育で学力向上の成果が期待できること。

さらに「子どもの貧困」問題について考える中で支援が必要な子どもを、いち早く発見し、手を差し伸べるためにも、少人数学級を・・・と、考えました。


実はそのとき、「小学校1、2年生だけの35人学級」という国基準に留まっているのが、大阪、広島、熊本の3府県だけだということに気がついていませんでした。

永年の保護者、教育関係者の運動でようやく小学校の低学年の35人学級が実現し、それは年次的に3年生以上に広がっていくはずだったのに、足踏みしているばかりか後退する動きさえあった国の動向に目がいっていました。

ほとんどの都道府県で独自に上乗せして、中学校3年生までの少人数学級が実現しているということを知ったのは、つい最近です。


くりはら貴子さんは、その訴えの中で、必ず教育問題にふれ「一部のエリートだけでなく、どの子もみんな大切にする教育を」と力をこめて言われます。


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まだまだまだまだ・・・・遅れています! 大阪の子ども医療費助成

2015-11-17 23:52:47 | 大阪府政問題
現職知事の選挙公報、「実績」に「子ども医療費助成の拡充」とある。


「通院で2歳まで」という全国最悪最低の助成制度の対象年齢を引き上げ、ようやく就学前までとした。


ただし所得基準を大幅に引き下げることによって、府の助成対象を減らし、泉大津市を含めて「所得制限なし」で助成しているほとんどの市町村が財政負担を負うことになった。

大阪府の財政負担なしで「対象年齢引き上げ」を「拡充」というのは、「ウソすれすれのゴマカシ」ではないか。


思い出すのは、1昨年の参議院選挙で維新の候補者の法定ビラのウソ。これは「ウソすれすれ」ではなく、まさしくウソだった。

あまりに腹立たしく、その顛末を書いたブログがコチラです。


「維新の改革によって財政改善。府民の暮らしに還元」した例として、なんと「中学校卒業までの医療費負担軽減」と書いてあった。当時通院で2歳までしか対象にしていなかったに関わらず。


改めて全国の子ども医療費助成制度の状況をみる。


群馬、東京、静岡、兵庫、鳥取で「入院・通院とも中学校卒業まで」

「入院が中学校卒業まで」は12都道府県。

他に福島県は「18歳年度末まで」


近隣との比較では 兵庫県が「入院・通院とも中学校卒業まで」

京都府が「入院・通院とも小学校卒業まで」

奈良県「通院は就学前、入院は中学卒業まで」


つまり、「子ども医療費助成拡充」と言っても、市町村に財政負担を肩代わりさせながら、全国的にも、まだまだ・・・・。
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