こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

図書館移転整備・・・行政訴訟について

2020-06-30 22:09:37 | 図書館問題

商業施設の4階フロアの改修費に6億円、工事期間を含めて毎年5千万円の賃貸料。20年間で16億円以上の負担で、駅前に借り物の図書館を整備することが、いつ、どんなふうに決まったのか?

「公共施設適正配置基本計画」を策定公表したわずか2か月後に、市民の知らないところで動き始めていました。2017年の夏のこと。

議会と市民に「公表」されたのは、それから半年余りたって、新年度の施政方針の「駅前移転を視野に入れ・・・」。

 

図書館を魅力あるものに!

それはとても大切なことだと思っています。

しかし、「駅前移転ありき」の進め方には疑問がありました。

 

アンケートや団体ヒヤリングやワークショップ・・・などで「市民の意見を聴いた」というのが繰り返された議会答弁。その後、パブリックコメントも確かにありました。

しかし、「駅前移転を視野に入れ・・・」と言いながら、実は「駅前移転」だけが視野にあり、複数の選択肢を検討した形跡はありません。

 

1年以上にわたって毎議会、図書館整備について質問を続けてきました。

なぜ駅前?

「財政負担が軽減される」という根拠は?

駅前図書館における本の冊数は?

現行図書館の活用は?

南公民館など他の公共施設の更新は?

 

毎回の議会での答弁がくるくる変わります。

特に「財政負担」の答弁は、シリーズでみると支離滅裂です。

 

その間にも、着々と既成事実が作られていきました。

 

「公共施設適正配置計画」は今も、一字一句訂正されずにあります。

その中にある「図書館と南公民館との複合化」という方策との比較検討をするのは最低限の責任ではなかったのか?

複数の選択肢をおいて検討するという手順を行政がふまないなら、議会として「慎重な審議をする」というテーブルについて欲しいと、議会への請願が提出されました。昨年の9月議会です。猛暑の中でわずか1ヵ月間に3600筆の署名を添えて提出された請願は、賛成少数で不採択になりました。

 

今年2月には「住民監査請求」が95人の連署で提出されました。その内容は2月3日のブログに書きました。

結果は「却下」でした。監査委員の「意見」が、市の言い分をそのまま繰り返すだけのもので残念でした。

行政裁判の提訴は、監査結果から30日以内というルール。

コロナ禍、緊急事態宣言のさなかで、集まって相談することが難しい時期でしたが、「やっぱり納得できない」と考える者が訴訟を起こすことを決断しました。

原告は56名。期限のぎりぎり、4月28日、大阪地方裁判所に弁護士を通じて訴状を提出。翌日受理されました。

 

「泉大津市参画と協働の推進に関する条例」は、市と市民が対等なパートナーであることを基本理念としています。

「市民参画」とは、「市民等が、市の政策等の立案、実施及び評価の過程に主体的に参加すること」

協働」とは「市民等及び市が、それぞれの役割と責任を明確にした上で、相手の立場や特性を理解し合い、共通の課題の解決や目的の実現のために協力・協調して活動すること」

こういう条例をもつ市の市民として、この条例の精神が地に落ち、踏みにじられているのをみるのは辛い。成案化し公表された「計画」がありながら、市民の知らないところで「計画」と違う方向へ動き、莫大な税金を投じて事業が進んでいく。どうしても看過することはできないのです。

 

コロナで、裁判も先送りされ、ようやく7月2日、初めての公判の日を迎えます。

私も56人の原告の一人です。

 

 

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今こそ少人数学級へ

2020-06-29 23:49:17 | 市政&議会報告

本格的に学校生活が始まって。



大荷物で学校へ向かう〇ちゃん、2年生です。

遅れを取り戻すために、7時間目という日もあるそうで。

ただし1時間は45分ではなく40分。

「ゆとりがないのでは?」と思うのですがどうでしょう?

大阪市内の学校です。

 

子どもたちの「心の声」に耳を傾けたいものです。

 

日本共産党の「学校再開にあたっての緊急提言」は「今こそ少人数学級を」をよびかけています。

 

6月議会の一般質問では森下議員がとりあげました。

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「コロナ対策」・・・自治体の支援策

2020-06-28 23:54:53 | 市政&議会報告

国の第2次補正予算に、総額2兆円の「新型コロナ対策対応地方創生臨時交付金」が組み込まれました。

第1次の補正で1兆円。泉大津への配分額は2億3800万円ということでした。

 

「まだまだ足りない」という声が政府を動かしたものと思います。

 

市議最終日の26日を前にして、24日には、この取り扱いについての「事務連絡」が各地方公共団体の担当課あてに送られいる情報がネット上で公開されています。

 

最終日の補正予算に、ひとり親家庭への支援など(これも国のコロナ関連の施策)などが盛り込まれているので、関連して質問しました。

総額2兆円・・・・泉大津の配分額は? 6億5300万円ということです。

 

事業内容の精査はこれから。「新型コロナウィルスの感染拡大防止及び完成拡大の影響を受けて地域経済や住民生活の支援を通じた地方創生に資する事業」ということで、「各地域の実情も考慮しながら、有効な活用」を各自治体で検討するということです。

実施計画の最終提出期限は9月末。

 

国や大阪府の各種支援策と合わせて、市民の暮らしを支える市の独自施策がより豊かで実態に見合ったものとなるように。

「案の段階で公表し、市民の要望を反映できる機会を」と重ねて強く要望しました。

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市議会最終日・・・コロナ関連 二つの意見書採択

2020-06-26 17:33:03 | 市政&議会報告

市議会最終日です。

議会提案の議題で、日本共産党が案文を提出した二つの「意見書」が全会一致で採択されました。

二つとも、コロナ関連。ひとつは、一般質問でも取り上げた介護事業所、障がい者福祉事業への一層の支援を求めるもの。国の第2次補正予算の中で、介護事業所への財政支援も盛り込まれましたが、まだまだ不十分だと思います。

 

二つ目は、コロナ禍の中で、感染者を受け入れた病院はもちろん、直接受け入れていない病院・診療所で公民問わず、大きな減収になっていることに対して国の責任で補填することなど。

全文は森下議員のブログに掲載されています。参照してください。

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市民と議員のための自治体財政

2020-06-25 21:22:56 | 読書

著者 森 裕之

自治体問題研究社

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「コロナで減収」に国民健康保険料の減免

2020-06-24 20:43:00 | 社会保障

毎週水曜日の午前中、事務所で市民の方からのご相談をお受けすることにしています。

議会開会中は、事務所にいられないので、今日は久しぶりでした。

 

訪問、電話・・・交互に途切れず、たくさんのお話を聞かせていただきました。

最後の方は午後にしていただきました。「午前中」の相談会が終わったのは3時近くになりました。

 

最後の方は、国民健康保険料の納付の相談。

自営業で、その年度によって収入のアップダウンがあり、収入が増えれば翌年の保険料が高くなる。

翌年、また収入が下がれば、前年度の所得による保険料の負担は、過酷です。それでも何とか払ってきた。

「なんでこんなに高いんだろう・・・」と納付書をみていたら「支援分」」とある。

「支援して欲しいくらいなのに、『支援分』ってなに?」

 

そう思われるのは無理ないと思います。

保険料は、医療給付に対応する「医療分」、40歳~64歳の方は介護保険の2号被保険者としての介護保険料が「介護分」、そして「支援分」は75歳以上の後期高齢者医療制度を支える財源です。

その3つの合計になります。

 

お話をお聞きすると、コロナの影響で4月以降は収入激減。

先日の議会で条例改正したばかりの減免制度が適用されると思われます。

6月1日付で発送されている「国民健康保険料本算定納付通知書」に同封されている「すこやこくほ」には「新型コロナウィルス感染症の影響により、失業もしくは収入が減少した人の保険料を減免する制度があります。詳しくは、保険年金課までお問合せください。」とあります。

その「詳しくは・・・」市のHPにアップされています。

それにしても、この減免対象になる方が、この情報にたどりつくのは容易ではないと、つくづく思いました。

市のHPを開き、「各課の情報」⇒「健康福祉部」⇒「保険年金課」⇒「担当業務」⇒「国民健康保険料」⇒ 「新型コロナウィルス感染症に伴う国民健康保険料減免」という長旅です。

 

せめて、トップ画面の「新型コロナウィルス関連情報はこちら」の中の「生活支援」のなかにも入れて欲しい。

様々な支援策を一覧にして、情報提供することを他市の「お手本」を示して一般質問で提案しました。1週間たって、残念ながら何の変化もなく、雑多な情報が「順不同」のように列挙されいるだけ・・・・。これでは、必要な人に情報が届かない。

 

コロナの影響の国保料減免の概要は以下の通りです。

①コロナの影響で世帯主の事業収入が前年より3割以上減少の見込み

②世帯主の前年の合計所得が1000万円以下

③世帯主の前年の事業所得以外の所得「合計が400万円以下。

 

①~③の全てにあてはまる場合に減免の対象になります。

 

前年度の所得によって、減免割合は変わりますが、前年所得300万以下なら全額免除。400万以下でも8割減額・・・なかなかすごい制度です。

持続化給付金、府の休業要請外支援金の対象の方はもちろん、対象にならなかった方でも、国保料減免で例えば40万円以上の保険料がゼロになるかもしれません。

現時点では「前年比で3割以上減少するかどうか?」は不明でも、「見込み」でOK。

「売り上げの減少がコロナのせいかどうか・・・」と正直な方は悩みます。コロナの影響、外出自粛の影響は社会全体を広く覆いました。ですから「明らかにコロナの影響ではない」という場合を除いて、対象になります。

結果として後半期で持ち直して、3割減少にならなかった場合でも「取り消しはしない」と厚労省は言っています。「今!」の窮状に対する支援策ですから。

 

 

 

 

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沖縄 慰霊の日

2020-06-23 17:17:54 | 憲法・平和

今日、6月23日。

現行の日米安保条約が発効して60年目の日。

そして20数万の命を犠牲にした沖縄戦終結から75年。

 

1993年の秋、沖縄を初めて訪ねた母が残した歌をここに。当時、母70歳。

翌年発行の「反戦反核平和詩歌集第12集」に寄せた「沖縄戦跡に立つ」。

 

腰かがめ岩角つかみ濠に入る

負傷兵看護乙女ら終焉の跡

 

天皇を信じて果てし人々の

血を吸いし濠に我は今立つ

 

灯を消せば漆黒の闇 黄泉の国

ポツンと滴 地底にしたたる

 

見はるかす米軍基地なり

地をゆすり

嘉手納の空を破りて爆音

 

水底に魚影の透けるこの海よ

米艦黒く覆いしという

 

沖縄を想い、平和を想い、92歳で逝った母を想う。

2020年の6月23日。

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ごみ袋無料配布

2020-06-22 23:25:19 | 市政&議会報告

ゴミ袋の無料配布の引換券(はがき)が届いています。引き換え期間は7月1日から年末まで。

コロナ対策、「緊急支援策」のひとつです。

1世帯につき45ℓ10枚、15ℓ10枚。

家族構成に関わらず一律。

 

「45ℓなんて使うことない」という一人暮らしの方が多いです。

 

値段にしたら600円。

「同じ値段で、15ℓ40枚とか、30ℓ20枚とか・・・選べるようにしたらいいのに」と思いましたが、そんな意見を言う機会はありませんでした。

「専決処分」で決めたことの報告でしたから。

 

同じくゴミ袋の無料配布をしている池田市では、希望のサイズに交換できるということ。

30ℓ10枚を20ℓ15枚に。

 

予算は「専決処分」で決めたあとでも、運用の仕方で、なんとかなったのか、ならなかったのか?

 

小さなことと言えば、小さなことですが、「緊急支援策」と銘打つからには、喜ばれるやり方、考えて欲しかった。

そもそも「ごみの減量化」を目的とした有料指定袋だったはずです。必要以上に大きい袋を無料で配るって??

 

コロナで影響を受けた家計への支援としては、600円というささやかなものですが、全世帯への引き換え券郵送などの費用も含めて2876万円。

これだけ費やすなら、もっと違うやり方があったと・・・。

 

「悪いことではないからあえて『反対』はしませんが、優先順位、費用対効果・・・やや疑問」・・・コロナ対策に対する緊急経済対策の予算化に関わって、意見を述べたときに、実は念頭にあったことです。

 

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播州平野・風知草

2020-06-21 23:47:01 | 読書

宮本百合子の播州平野。そして風知草

40年ほどまえに読んだのは、当時にしては思い切った買い物だった全集の1冊だったが。

 

手元にあった古い古い文庫本、なぜか、読み直したくなって手にしたら止まらない。

 

著者;宮本百合子

新潮文庫

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宇都宮けんじさんに東京の知事になって欲しい!

2020-06-20 14:07:01 | つぶやき

2014年2月。東京都知事選挙の投票日を前に、宇都宮けんじさんは最後の訴えに立っていた。

そのスピーチの全文を、私は自分のためにこのブログのなかに残した。

 

大雪のなかでマイクを握り、最初に支えてくれた全ての人への感謝を。

最後に、立って聞いてくれた人たちへの感謝を。「みなさん、かぜをひかないように」という言葉が、ごく自然だったのが印象深い。

どこまでも、暖かい人だと思う。

人へのやさしさと暖かさが、それを脅かす政治の貧困にに立ち向かうエネルギーとなって、この人を突き動かすのだろうと思う。

 

4年前、告示直前で立候補をとりやめた。

その時のメッセージ、「今回、私は立候補を取り下げることにいたしましたが、今後も、私はこれまでどおり、多くの市民・都民の「困った」という声に現場から向き合い、仲間たちとともに都政を監視し、都政を変えていく取り組みを進めてまいります。」

この言葉、そのままに、この4年間、都議会を傍聴続けてこられた。

4年間の活動の全てが、掲げる政策として結実しているのだと思う。

 

勝ち抜いて欲しい。

信念を貫く。その先に希望があることを信じたい。

 

 

 

 

 

 

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3万円分のレシートためて4千円の商品券

2020-06-19 20:06:12 | 市政&議会報告

昨日の市議会定例会、可決した補正予算に含まれる「緊急経済対策」の1億5千万円。

 

「市内のお店でお買い物、7月中のレシートを3万円分ためたら市内の登録店舗で使える4千円分の商品券と交換」という仕組みです。

春からの外出自粛で商店街の人通りも少なく、落ち込んだ消費をみんなで盛り上げようという狙いです。

 

レシートは決まった台紙にはること。「5枚以上20枚以下で合計3万円以上」・・・など結構、いろいろ決まり事があります。

 

詳細は市のホームページ、コチラから。

 

もっと詳しいことと、レシートを貼る台紙のダウンロードはコチラから。

 

一人暮らしだったりすると、「3万円の分のレシート」はなかなかたまりにくいかもしれません。

レシートを集める期間は7月中ですから、「今すぐでなくてもいい買い物は、もう少し我慢して7月に」「7月になったら財布のひもをゆるめて、少し先の分までかいだめ」。

 

何より、「市内のお店で買うこと!」

・・・とりあえず、申込書とレシートを貼る台紙をダウンロードして、7月に備えます!

 

 

 

 

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今日のお弁当

2020-06-18 23:28:16 | 私の食卓

国会が終わりました。#国会をとめるな!の声が響くなか、たくさんの問題を残したまま、まさに「ふたをした」という形で、閉会。

 

東京都知事選挙が始まりました。東京で暮らす人たちだけなく、私たちみんなの生存権が問われる選挙です。注目していきます。



市議会の2日目でした。一般質問のあとの補正予算に関わって意見も言いました。

 

一年ほど前から寄り添ってきた方、何十年かの断続的なおつきあいのある方のそれぞれからSOSのメールがあります。「一人で抱えないで」と言いながら、私も一人で抱えないように、支援のネットワークを広げるようにしています。



どれもみんな大切なことで、書き記したいこともありますが、後日にあらためて。

 

今日のお弁当。

 

チキンライスがちょうど1回分、冷凍で残っていました。本当は夏のお弁当は白いご飯に梅干しにしたいところですが。

ポテトサラダはジャガイモとと紫玉ねぎの酢漬けにラディッシュをのせておいたら、お昼にかわいいピンクになってました。

ニンジンとシーチキンの炒めたの、刻んで冷凍してある薬味用のネギも入れて、卵焼きにしました。

いんげんの胡麻和えもちょっと残っていたので。あと、キュウリはだし汁につけてあります。そんなところです。

 

味と栄養のバランスはまずまず。冷蔵庫の残り物の整理になりました。

 

 

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見つけた!・・・情報を届けるカタチ

2020-06-17 22:03:12 | 市政&議会報告

一般質問が終わりました。

 

今回の質問のなかで提案した「情報の届け方」。

新型コロナ対策の関連で、国、府、市の様々な支援策があります。

要望が実って実現したもの、改善・充実したものもあります。

 

市のHPにアップされますが、「もっとわかりやすい知らせ方はないだろうか?」と思います。

その制度の正式な名称に知っている人しか、たどりつけないのでは?と思うことあります。

 

たまたまFBで見つけたのがこの形。

「個人・世帯向け支援策一覧」と「事業者向け支援策一覧」。

愛知県弥富市のHPからダウンロードしたもの。

日本共産党の議員の一般質問でも提案で、数日でこの形に。

 

シンプルな一覧表ですが、「何か使える制度は・・・」と探している人には、とても役にたつと思います。

最後の「担当窓口・問い合わせ先」の欄に、詳細をアップしているサイトのリンクを貼ってもらったら、もっといいのでは?

 

コロナ禍に乗じた悪徳商法に、うっかりのってしまったという話も身近なところで聞きます。

「複雑な制度の利用をお手伝いします」のセールスにのって、多額の費用を先払いしたということで、司法書士に相談中。

 

必要な人に、必要な情報を届けることが、悪徳商法の被害を防ぐことにもなる。

本当は、一覧の支援制度の相談、申請が、ワンストップの窓口でできると一番いいと思うのですが・・・。

せめて、情報伝達はワンストップで!

 

明日は、一般質問の残りの3人と、その後は補正予算など一般議案です。

 

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市民活動のなかの自由について

2020-06-16 21:24:41 | 市政&議会報告

6月2日から、コロナ対策で休館となっていた公民館などの使用が再開された。

勤労青少年ホームの会議室を借りようと申し込んだ方から利用にあたって「参加者の全員の氏名と体温」を記入することを求められたと聞いて、ちょっと驚いた。

「そんなに市民の健康を心配してくれるんなら、体温計、用意してください」と言ったそう。

体温計を常時持ち歩く人は少ないと思うし、朝、検温したとしてもそれを記入する意味があるだろうか?

体調が特に悪くなければ、私も毎朝、検温する習慣はない。

(議会開会中は、事務局の職員さんが「熱、ありませんか?」と聞いてくださいます。)

 

同じく市民の利用する公共施設でも、長寿園は「参加者名簿を主催者の責任で3ヵ月間保管」ということになっている。他市の状況を聞いてみたが、そういう対応が多い。

 

第2波、第3波の心配は消えない。

「もしかしたら・・・」の注意は怠らず、「感染防止」の意識は持ちながら、そろりそろりと慎重に「普段の暮らし」に戻していかなければならないときなのだと思う。

 

しかし、私たちが「どんな会合に参加したか?しないか?」「どんなグループに所属しているか?いないか?」・・・それは、きわめてプライベートな情報だ。

「感染防止」のために、プライバシーを守ることに一定の制限がかかる場合があったとしても、それは最小限にとどめるべきではないかと思う。

 

自由で活発な市民活動を大切にするために、長寿園の使用ルールのように「主催者の責任で名簿を管理」することで充分ではないだろうか。

 

・・・・ということも考えながら、明日の質問準備はまだ道半ば。

いつもよりやや早く仕上がるかと思ったが、結局同じような時間になった。

 

明日は6人目の登壇。傍聴、よろしくお願いします。

 

 

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医療崩壊をおこさないために

2020-06-15 22:55:00 | 社会保障

新型コロナで、感染症患者を受け入れた病院も、そうでない病院も減収。

どこでも深刻な受診抑制が起きています。

 

明後日から開かれる市議会定例会に向けて、会派から提案の意見書(案)です。

 

 

新型コロナの第2波、第3波に備え、病院経営への抜本的な支援を求める意見書(案)

 

安倍首相は5月25日、新型コロナウイルスにかかわる緊急事態宣言を首都圏を含めて全面解除を行った。ただし、第2波、第3波の到来も危惧されており、依然として感染防止対策の徹底と、医療提供体制の確保が重要である。

政府におかれてはこの間、新型コロナウイルス患者を受け入れる病院の診療報酬を引き上げるなどの柔軟措置・特例も行ってきたが、病院経営は公立・公的病院をはじめ非常に厳しい状況にある。日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の病院3団体調査によれば、今年4月の医業利益率は新型コロナウイルス感染症患者を受け入れた病院ではマイナス11.8%に、病棟を閉鎖せざるを得なかった病院ではマイナス16.0%に落ちていることが明らかになった。

民間も含め医療機関経営が逼迫し、破綻してしまえば、今後の到来が予想される第2波、第3波に対応することが不可能となるばかりか、国民の命と健康を支える医療基盤の崩壊につながりかねない。よって、これまでの診療報酬上の対応に加え、政府として下記のとおり抜本的な支援を行うよう強く要望する。

 

                      記

1.新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病院に対する助成金等の支給を行うこと。

①診療実績に応じた診療報酬の十分な増額を行うこと。

②新型コロナウイルス感染症対応の病床を整備するために、「空床もしくは減少」となった分の補填(病床整備時点に遡及)を行うこと。

③医療従事者への危険手当支給に対する助成を行うこと。

2.新型コロナウイルス感染症の診療の有無にかかわらず、すべての医療機関の収入減少に対する助成金等の支給を行うこと。

3.第2波、第3波に備えた医療提供体制整備への助成金等を支給すること。

①新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病院以外の病院・診療所でPCR検査・抗原検査を可能とするための助成(民間臨床検査機関に対する助成も含む)を行うこと。

②重症・中等症患者を受け入れる病床確保のための助成と、その大幅な増額を行うこと。

③疑似症患者(確定診断前の患者)を受け入れる病床を確保するための助成を行うこと。

④感染患者受け入れに伴って生じる施設整備費や感染防護具の調達費に対する助成を行うこと。

 

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 

2020年6月  日    泉大津市議会

 

送付先 内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣

 

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