こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

道路を造るなら、楽しく安全に歩ける道を

2011-12-31 08:15:10 | 市政&議会報告
「市役所の年内業務も明日でおしまい」という27日、職員さんから嬉しい報告を聞きました。

南海中央線北伸事業についてです。

南海中央線は、岸和田・堺を結ぶ都市計画道路、その一部である泉大津市域は3つに分割して事業実施、真ん中の部分は4車線道路としてすでに共用されています。

今、推進中の事業は、高石市へつながる北伸部分。

当初の事業期間は1999年から2005年とされていましたが、その後延長し、2012年が完成予定となっています。

「報告」は、これをさらに1年間延長し、2013年度末とするとともに、当初の「片側2車線、4車線」を変更し、片側1車線として、歩道、植樹帯、自転車道を広くするというものです。

歩道3.5メートル、植樹帯1.75メートル。かなり、ゆったりしたものです。

この事業に市が取り組み始めたのは「11年ぶりで、一般会計の赤字」に転落した時期。
松ノ浜の再開発を市が事業主体となってすすめ、総事業費60億円余といわれた、道路建設に踏み出す。「赤字解消の財政再建計画」を掲げながら、借金を膨らませて建設事業推進。
日本共産党は「無謀な財政破綻の道」と警鐘乱打、反対を続けました。

道路の建設用地に家を持っておられる方が、住みなれた土地を離れて行かれました。

莫大な投資をし、大きな犠牲を伴いながら進める事業であるなら、なおいっそう将来に市民の財産として残すものでなければなりません。
だから「反対」するだけでなく、「ここに幅員25メートル、4車線道路が必要でしょうか?」という、問題提起を続けてきました。

最初は「国の補助金を受けている事業なので、計画変更は困難」(ほとんど無理というニュアンスの「困難」)という答弁が繰り返されました。


その後、都市計画マスタープランが市民参加で作られたときも、「道づくり」は、大きなテーマになりました。市民グループのプロジェクト・チームもつくられ「2車線にして歩道と緑道を充実させる」提言がされました。

地元自治会の皆さんの要望もありました。

それらを受けて、2006年6月議会で、特に環境問題との関係で「2車線化」への変更を求めました。環境対策を所管する市民産業部長から「交通渋滞を解消するための道作りは、もちろん大切なことでございますけれども、まず私たち一人一人が湯酔うな車を使用しないタイフスタイルの確立、それと同時に歩行者、自転車等に優しい道づくり、まちづくりが必要である。これが環境の立場からの道路交通問題に対する基本的な考え方と思っております。」という答弁がありました。

都市計画決定は1959年。半世紀たったら、道路環境も、人々の価値観も変わります。
あきらめずに、「ここに必要なのは、車のため道路ではない。安心して歩ける歩行者のための道を」と言い続けてきてよかったと思います。


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鍋を囲む

2011-12-30 07:25:22 | 旅行・楽しいこと
「子育てしながら議員として活動してきました」と、プロフィールに書いてます。
女の子が3人です。

初めての選挙のとき、小学校4年生だった長女は、仕事で滞在していたソウルで結婚、昨年10月、男の子を産みました。
2年生だった次女は、昨年結婚し、来年5月、出産予定です。
保育所に行っていた3女は、東京に転勤になった彼と遠距離恋愛中。

昨夜は、二組の夫婦と一人の孫、そして3女と私、7人で次女のマンション24階から大阪市内の夜景をながめながら鍋を囲みました。「遠距離恋愛中」の3女の彼から、おいしくてきれいなケーキの差し入れ。

3人姉妹はお互い、メールや電話で情報交換して、お互いの近況については私より早く詳しく知り合っています。
お互いの相談相手になっているようです。
でも、私の目の前で3人がそのパートナーといっしょにそろうのは、1年半ぶり。
その時にはいなかった、新参者が昨日は主役。

1歳の孫は、初めての場所がとても不安のようで最初は母親の胸にしがみついていますが、いつのまにか元気とりもどして、みんなの間を歩き回っていました。
来年はまた、次の新参者が主役の座をとってかわっているかもしれません。


「子育てしながら・・・」と、一行でさらっと書きますが、人並みに親としての苦労も悩みもありました。子どもの心が見えなくなったことも、「もう無理」と思ったことも。

囲んだ鍋の湯気の向こうにみんなの笑顔、笑い声、平凡だけど「幸せだなぁ」とつぶやきます。

家族で鍋・・・こんな安らかな時間。
愛おしいからこそ、それを踏みにじる足音に無関心ではいられません。

真冬の未明に沖縄県庁に、米軍新基地建設のための環境影響評価書を運び込むという前代未聞の暴挙。

与党内部でも反対論が噴出するなかでの消費税増税への道。

「税と社会保障の一体改革」の名で、医療・介護への国の責任投げ捨て。

「公約総崩れ」と毎日新聞も書いた野田内閣新年度予算案。

まだまだ・・・あります。
年末・年始も目が離せないこと、満載です。
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「助けあう豊かさ」

2011-12-29 08:19:48 | 読書


大阪中央会計事務所が「秋の文化行事」として開催した講演会、「豊かさと貧困」の講義録をもとに加筆。編集されたもの。

一会計事務所が、毎年事務所をあげて一般市民向けの行事を企画し、続けていることに感嘆する。そんな事務所と、著者、そして講演会に参加した人たちの想いが生み出した一冊。2011年の終わりにいい本に出合えたと思う。

今年をあらわす漢字は「絆」だという。
3・11のあと、「被災地で助け合う人たち」「やむにやまれず駆けつけるボランティア」を、社会保障への公的責任を縮小する口実にする政府の文書に、情けない思いがした。

本書で語られる「助けあい」とは、そんなものとは違う。

著者は日本がバブル経済に浮かれる時代から「豊かさとは何か」(「岩波新書 1989年)などの著書で、人間と社会のあり方について警鐘を鳴らし続けてきた。それらを、今読み直してみたいとも思った。

自分自身のことをふり返る。
高校を卒業し、一年間、東京の予備校に通った。
隣の席に座った人が、常に「競争相手」であることに、寒々とした思いがした。

一浪ののち、入学したした大学でも、孤独感におしつぶされるような気がした。

民青同盟やサークル活動、学生自治会の活動の中に入っていったときに「人と人との関係の中で生きる」ということの意味を考えた。
分断すること。連帯させないことが反動勢力の攻撃なのだということを知った。
絆を取り戻し、人と手をつなぎなおしたいと心から思った。


「助けあうことは、人間の本性であり、喜びなのです」という著者の言葉を、かみしめたい。


著者:暉峻淑子(てるおか・いつこ) 埼玉大学名誉教授。経済学博士。著書「豊かさとは何か」「豊かさの条件」(岩波新書)、「サンタクロースってほんとにいるの?」(福音館書店)など。

発行;フォーラム・A

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介護保険事業計画に市民の声を

2011-12-28 23:29:49 | 市政&議会報告
きょうで市役所の年内の業務は終わり。
明日から新年1月3日までお休みです。

そして、きょうから「高齢者福祉計画・介護保険事業計画」についてのパブリックコメントの受付が始まりました。
締め切りは、1月20日(金)。

きょう、HPに突然アップされて、きょうから受け付けを始めて、きょう「素案」を読んでパブリックコメントを提出する・・・という市民の方は、めったにおられないのではないでしょうか?

実質的には、新年年明け、2週間余りです。

8年前の議会で「パブリックコメント」の実施を求めました。
「政策決定の過程で市民の意見を反映させる」ことが大切だと思うからです。

その後、パブリックコメントの要綱ができました。

私のイメージでは・・・
「素案」が公開されてしばらくしてから、地域ごとの説明会や懇談会を重ね、多くの市民の皆さんのなかで「介護保険事業計画の見直しがされている」ことが知れ渡り、まちの話題にもなり、ご家族の介護の体験や自分自身の不安や悩みを「この機会に、意見として提出しよう」という機運が高まる。・・・それでこそ、「計画」に市民の意見が反映されたといえるのではないでしょうか?

現状では、ほとんど市民が知らないうちに始まり終わってしまいます。

それでも、この機会にひとりでも多くの方が意見をあげていただきたいと思います。

私も年末年始の休み中に、じっくり考えたいと思います。

「計画」についてのパブリックコメントはコチラから。

それにして、今年もあと残すところ3日。
年が改まると言っても「きょうが明日になる」だけですが、やっぱり「今年中にしておきたいこと」、まだまだいっぱい。きょうも一日、暗くなるまで走り回りました。
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3ヶ月ぶりの逢瀬

2011-12-27 21:59:03 | 大きくな~れ


とうとうやってきました

テレビの台に登ろうとしたり、サイドボードのガラスの扉をあけての中のコップを出したり、背伸びしてテーブルの上のみかんをとったり・・・大活躍です。

食べさせてもらうのは気にいらないみたいで、自分でスプーンを持って何でも食べます
トマトが大好きです。サラダに入ってるミニトマトを探してます。

それから、音楽にあわせて踊ります
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「このままでは制度は破綻」・・・介護保険事業計画推進委員会

2011-12-26 22:50:37 | 市政&議会報告
介護保険事業計画推進委員会を傍聴しました。

今回も傍聴は私を含めて2人。

来年度からの1号被保険者(65歳以上)の保険料額、月額4261円が示されました。府下で最も安い現行保険料、3670円に対し591円引き上げ。年間では7千円余の負担増です。

これは「本人住民税非課税。世帯に住民税課税の人がいる」人の保険料。

300万円程度の年金収入がある方なら、この1.5倍。1ヶ月25万円の年金収入から約6400円も天引き。2ヶ月に1度支給の年金は、介護保険料だけで13000円目減り。

これでも発表されている資料では府下で、2番目に安い保険料となる見込み。
近隣の自治体は軒並み、月額5千円以上。

介護保険特別会計に積み上げられた基金、約1億5千万円は100%取り崩して、保険料軽減にあてることとしています。
この基金は、「だんだんにサービス利用が増える」ことを前提に3年を1期として保険料を決めるために必要な「基金」。保険料を決めたとき予測どおりにサービスが使われれば、3年目には「基金残高ゼロ」になるはずのものです。

基金がたくさんあるということは、保険料を取りすぎたということ。
だから、次期保険料算定の時には、全部取り崩して保険料を少しでも安くするべきだと、私はずーっと言い続けてきました。

「100%の取り崩し」で保険料を決める考えが示されたのは今回が初めてです。

推進委員会の議論のなかで、座長を務める委員長から「このままでは制度は破綻する」という言葉が出ました。
高齢者が増え、介護を要する人が増え、サービスの利用が増えれば、保険料があがる。介護報酬をあげれば、保険料があがる。
これ以上あげたら、高齢者は負担できない。もう、そこまで来ている・・・ということです。

「破綻」だというなら、「国の負担を増やせ」という意見を推進委員会の総意で確認してくれればいいのに・・・と、思います。


今、日本中の自治体で「わがまちの保険料」を決める議論がされています。

高齢者の生活の実態にしっかり目を向けた議論をしてほしいものです。

推進委員の皆さん、いろんな立場で高齢者と接する立場の方々です。
にも関わらず、高齢者の皆さんの生の声、願い、実態がほとんど語られないのが残念です。

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もうすぐ会えるね

2011-12-25 22:58:13 | 大きくな~れ
あさって、娘一家が来ます。
お正月は、にぎやかになります。



君のおかあさんから「○ちゃんの好きなものは、バナナと、プレーンヨーグルト、みかん・・・・・・・・」いっぱい並べて、写真もつけて「スーパーに行ったら、このメールを思い出してください」だって。






4月の終わりに来た頃は、ハイハイ始めたばかりでした。

10月の終わりに会いに行った頃は、つかまりだち。つたい歩き。

それがもう、こんなことができるようになったんだね。

寒いけど、毎日お散歩しょうね。

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今年最後の土曜朝市

2011-12-24 22:11:06 | 活動報告
毎週土曜日10時開店、「売り切れまで」という野菜市。

事務所の前にシートを敷いて、日差しの強いときは大きなパラソルを2本立て日よけをつくります。

寒い中、時間前に来ていただいた方には申し訳ないのですが、10時までお待ちいただきます。
何しろ、30分ほどで店じまい・・・が普通ですので、10時前に買っていただくと、時間ちょうどに来られる方に申し訳ないのです。数量限定ですので。

きょうも、寒かった!

ほんの短時間ですが、ここでいろんな出会いがありました。

「大根の葉を落として」という要望もありますが、
「大根の葉もおいしいよ。さっと湯がいて、刻んで炒める。ごま油を使って」「ちりめんじゃこと、あげさん入れて」
「皮はきんぴらにして。捨てるとこ、ないね」と、にわか料理教室になることも。
(ところで、関東出身の私は、大阪に来てまず驚いたのは「あげ」に「さん」をつけることでした。)

「チンゲンサイの浅漬け」というのも「朝市料理教室」で教えてもらって、はまりました。
刻んで、ちょっと塩をふっておくだけ。私は、四角いプラスチックの「漬物器」を愛用しています。
チンゲンサイといえば、にんじんやコーンやベーコンなどと一緒に炒めて食べていましたが、浅漬けにしたら、歯ざわりがシャキシャキして、また変わった味わいです。

来週は31日、大晦日でお休み。
新年は7日からの予定ですが「野菜の出来具合」によるそうです。

事務所前に掲示してお知らせします。




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介護保険事業計画推進委員会を傍聴しませんか?

2011-12-23 23:42:02 | 市政&議会報告
26日月曜日、午後1時半~ベルセンター(市役所から公園をはさんで東側)の2階で介護保険事業計画推進委員会が開かれるそうです。

正式名称は「泉大津市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画推進委員会」と言う長い名前です。

まず、「すべての高齢者を対象にした高齢者保健福祉計画」と「介護保険事業計画」は、それぞれ関連があるので一体のものとして計画をつくるということ。そして、前回(3年前)の「計画」見直しのときまでは「計画策定委員会」として開催しましたが、今回から「計画」を作っておしまい・・・ではなく、「計画」の基づく事業の進行もチェックしていくということで、委員の任期は3年、「推進委員会」という名称になりました。

会議は公開されていますが、この会議が開かれることはほとんど知られていないと思います。
したがって、「公開」と言っても傍聴者はほとんどいません。

前回も前々回も、私を含めて2人でした。

私は「そろそろ開かれてるはずだ」と思う頃に、高齢介護課に電話して聞きます。
そうでもしないと知る機会がない会議が、はたして「公開」しているといえるのかどうか?
HPにも案内はありません。

市役所ロビーの行政資料コーナーに、小さく掲示してあるくらいだと思います。
めったに気がつかないくらい控えめに。

とにかく、26日の会議は、来年度から3年間の保険料の案が示され、それを含む「計画案」がテーマです。

そしてその会議をへて、28日から1月20日まで、パブリックコメントを実施するとのことです。

パブリックコメントも、推進委員会の開催と同様、ほとんどの人が知らないうちに終わってしまうのではないかと心配です。

「計画」の見直しにあたっては、市民の意見を聴くこと。
そして「計画」を策定したら市民に公表すること。
「介護保険法」に定められていますが、「形だけ」になっているような気がします。

ひとりでも多くの方が、まずは推進委員会を傍聴していただきたいと思います。




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20世紀から21世紀へ

2011-12-22 21:45:29 | 日本共産党
知事選挙や議会準備で長らく中断していた志位委員長の「綱領講座」のDVDを、私宅に議員2人+1人、お招きして一緒に視聴しました。

10月の末に予定していた視聴会は、前日から私が熱を出して中止。それ以来だから2ヶ月、間があきました。このペースでは、なかなか追いつきませんが、ボチボチいきます。

今日視聴したのは、第6回「世界情勢ーーー20世紀から21世紀へ」

「綱領」本文の3章7節、20行足らずの文章です。2時間の講義を聞いたあとで「綱領」の文章を読みました。ひとつひとつの言葉の、深さ、重さをかみしめながら。

「民族自決権が公認の世界的な原理」となる歴史的過程をたどり、「人権思想」の豊かな発展を跡付ける。その、ひとつひとつに血のにじむような、粘り強い闘いがあったことに想いをはせる。

そして、「戦争の違法化が世界史の発展方向として明確」になっている時代に今、生きていること。

大きく広い視野で、「今、自分がいるところ」を見つめなおすことは、勇気と元気の源です。
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修学旅行のお金の心配する子が、ひとりでもいてはいけない

2011-12-21 19:30:55 | 市政&議会報告
議員団のニュースの原稿は、午後3人で最終確認して、メールで印刷をお願いしている人に送りました。こちらは、印刷屋さんに頼みます。

自分のニュースは、印刷も自前です。表面の印刷にかかりながら、今、裏面作成中。

表面は、一般質問の就学援助について。

タイトルの「就学援助は子どもの笑顔のために」を読んだ人が、「お金もらって笑顔になるのは子どもじゃなくて、親じゃない?」と言われました。

確かにお金は保護者に渡され、通帳に振りこまれたのを確認してニッコリするのは、お母さん、お父さんだとは思います。

でも、就学援助制度は、子どもを守る制度。修学旅行のお金を心配して「僕、行きたくない」なんていう子がひとりでもいてはいけない。虫歯の治療をすすめられても、お金の心配をして、親に言えない子がいてはいけない。

子どものための制度だからこそ、不公平であってはいけないし、働いてる親に「仕事休んで書類を持ってこい」なんていう不親切なやりかたではいけない。

以下に、「こんにちは ただち恵子です №800」表面の原稿を転載します。
年内最後のニュース、、きりよく800号になりました。縁起担ぐ方ではありませんが「末広がり」で、ちょっと嬉しいです。

就学援助は子どもたちの笑顔のために
第4回定例会 一般質問報告

就学援助は、「義務教育は無償」とうたった憲法と、学校教育法(下欄参照)に基づき市町村が小・中学生のいる家庭に学用品費、修学旅行費、給食費、医療費などを補助する制度です。

府下で例のない「家賃・持ち家」規制の撤廃を
泉大津では、所得基準だけでなく「ローンを払っていても持ち家は対象外、借家でも一定以上の家賃は対象外」という規制を25年間続けてきました。毎年の予算、決算委員会等で、撤廃を求めてきましたが、市は「税や保険料の減免を受けている場合は適用される」ことを理由に「適正、妥当」と答弁してきました。
 雇用状況も悪化するもとで、全国、府下では認定率も年々あがっていますが、泉大津市では横ばい、府下平均認定率を大幅に下回っています。大阪府下どこにもない不合理な差別制度を撤廃するよう求めました。

★郵送での受付も
★クラブ活動費等も対象に
 
申請手続きは、定められた期日に市内4校の小学校での出張受付か市役所に、保護者が直接書類を持参することとなっています。仕事を持っている保護者が、申請することは困難であることを指摘したところ、「夜間、休日の受付を検討する」と答弁がありました。近隣市で実施している例もあげ、郵送での受付も認めるべきと主張しました。
 昨年度から国の基準に「PTA会費、生徒会費、クラブ活動費」も加えられましたが、泉大津ではこれらを含んでいません。
お金の心配をしてクラブ活動に参加できない子どもがひとりもいないよう、「クラブ活動も学校教育の一環」とした趣旨を生かすことを求めました。


【学校教育法】第19条  経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童又は生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならない。
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一日ほとんどデスクワークの珍しい日

2011-12-20 21:55:37 | つぶやき
寒くなりました。
家のなかでダウン着て帽子もかぶって、足元も暖かくしてます。


きょうは、朝からPCに向かい、「議会だより」の原稿、市政報告ニュース「こんにちは ただち恵子です」、議員団発行の「こんにちは 日本共産党市会議員団です」、たて続けに作業。

「議会だより」は、以前には議会事務局の職員さんが作っていましたが、今は、質問した議員自身が、決められたスペースのなかで原稿を作ります。
「職員さんまかせ」だった時は、「最初の質問」と「最初の答弁」だけが載りました。再質問、最後の意見・要望などは、掲載されませんでした。(それが一番言いたいことだったりするのですが)

今、自分で原稿を作るようになり、もちろん言ってないことは書けないのは当たり前ですが、たくさんの「言った」ことと答弁から、どこを抜き出すのかは、質問者の裁量です。

複数項目の質問をしたときも、そのうち一項目だけ掲載。あとは「その他の質問」として項目だけ掲載してもよい。これがルールで、自分で「ここを伝えたい」というところを選べます。



ところで議会の質問文書をつくるときは、何時間も座っていることはできずに、ウロウロします。「集中力がない」と自分で思っていたのですが、あれは「集中力がない」というより、ウロウロしながら考えているんだと思いました。

「新しく作る」ときは、ウロウロしながら考える。

ニュースを作るのは、新しく作るのではなく、「まとめる」作業なので、何時間も座って一気にやる。途中で中断したくない。

PCに向かってキーボード叩くのは一緒でも、頭の使い方が違うと思いました。

もう少し仕事します。

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子ども医療費助成の拡充を・・・児童福祉課長と懇談

2011-12-19 22:12:47 | 活動報告
子ども医療費助成制度の拡充を求める会は12月5日に、「要望署名」6476筆を提出。きょう、追加の257筆の署名を提出するとともに、畠田会長初め8人が児童福祉課長と懇談、署名活動の中で聞いてきた声を届けました。
この懇談には、私も参加しました。


課長は、「市長への提言はがき」に寄せられた、児童福祉課に関わる要望・意見のなかで「医療費助成の対象年齢引き上げ」はダントツのトップ。9割程度もあったということを報告し、「担当課としては、よく理解している」と述べました。

また、課長が「対象年齢を1歳引き上げるのに必要な市の負担が2500万円」という試算を述べたのに対し、「市内の小学校で永年勤めていた」という元先生は、「学校へ行ってる子どもが病気や怪我で入院するのはめったにない。年齢があがることに2500万円・・・とは、考えられない」という、お話をされました。

府下では早くから、小学校3年まで、卒業までなどを対象にした市があり、堺市、田尻町は中学校卒業まで引き上げています。

そうした市町の実績から、予算額、決算額を調査すること、それを私たちにも知らせてほしいと要望しました。

署名活動の中で、保育所保護者会や、市内の開業医さん、薬局などの協力が数多くあったことを紹介し、来年度、「就学前」といわず1歳でも引き上げるように、要望しました。

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クリスマス・ジャズ・コンサート

2011-12-18 20:38:07 | 旅行・楽しいこと
朝からいろんな用事を大急ぎですませて、泉大津市民会館へ。

2時の開演ぎりぎりでした。

ファニーカンパニー・ジャズ・オーケストラのクリスマス・コンサート

たっぷり楽しみました。
気のきいた感想を書き込みたいと思うんですが・・・・
無理ですね

聴覚障害者の方がジャズを聴いて、体でリズムを感じるという話を聞いたことがありますが、わかるような気がします。
耳で聞くというより、体に直接響く感じ。
余韻が残ります。

その昔、中学校に入学したとき、ふたつ年上の兄が部長をしていたブラスバンド・クラブに入りました。
兄と同じクラリネットを吹いていました。
あれから50年、兄はずっと楽器を離さず退職後の今も「音楽とともに」の人生を楽しんでいるようです。
私の方は、高校時代は山に魅せられ、週末、長期休暇、とにかく山ばかり。

たくさんの音が重なりあっていくなかに、自分の音がある。
そんな楽しさを、久しぶりで思い出しました。

帰ってから、先週の日曜日のバザーに出品していただいた方を、お訪ねしてお礼とご報告。夕方、暗くなるのが早くなって、気忙しいことです。

これから、議員団発行の12月議会報告、作ります。
年内に印刷、仕上げて新年にお届けします。
私の市政報告「こんにちは ただち恵子です」は、同時進行で仕上げて印刷し、皆さんの協力いただいて、年内に配布です。
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府立臨海スポーツセンターの存続を・・・市議会で「意見書」採択

2011-12-17 21:01:55 | 市政&議会報告
知事選挙の最中に、お聞きした話。

お孫さんが、ぜんそくで小さいときから苦労されたそうです。
私も小児喘息で、夜中に眠れずに、うずくまっていたこと、おばあちゃんが背中をさすってくれたこと・・・今でも体が覚えています。
だから、気持ちがよくわかります。

そのお孫さん、高石のスポーツセンターでスケートをするようになって、ずいぶん体力がついて丈夫になったそうです。
臨海スポーツセンター廃止案に「子どもの夢を奪わないで欲しい」と、おっしゃっていました。

橋下知事になってすぐに持ち上がったのは、府立弥生博物館の統廃合。
他会派の議員や市民有志の皆さんといっしょに、夢中で存続運動に取り組みました。

文化、スポーツには本当に冷たい府政でした。



市議会最終日、市民団体から要請のあった「大阪府立臨海スポーツセンターの大規模改修による存続を求める意見書」が全会一致で採択され、大阪府知事あてに送付されました。

橋下前知事が、まっさきに打ち出した「財政再建プログラム」」で廃止対象となり、府民の強い要望によって、2016年3月末までの営業継続が決定。しかし現在の施設は老朽化が進み、耐震基準も大幅に下回っているのに府は「改修費用は出さない」といい、このままでは2016年4月以降の廃止はまぬかれません。

「意見書」は、「大規模改修をして、末永く存続させる」ことを要望しています。





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