こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「誰もが受けられる医療と介護の保障を」・・・要望署名

2012-09-30 23:45:01 | 活動報告
泉大津社会保障推進協議会(略称;社保協)が「誰もが受けられる医療と介護の保障を求める要望署名」に取り組んでいます。

泉大津社保協は、消費税導入反対の運動のなかで生まれました。
当初は「暮らしと医療・社会保障をよくする泉大津・忠岡連絡会」という名前でした。

やたら長くて、やや不評でしたが、私はこの会の名称が好きでした。
私達の願いが、そっくりおさまった会の名前でした。
その後、忠岡と別の組織になりました。
そして、泉大津社会保障推進協議会に改称しました。

20年以上、ほとんど欠かさず毎月の会議を続けてきました。
日本共産党泉大津市委員会はその構成団体のひとつで、私は当初からずっと参加しています。

署名の要望は6項目。
何度か話し合いを重ね、以下の6項目にしぼられました。

1、国民健康保険料を引き下げること。
2、医療費の窓口一部負担金の減免制度を拡充すること。
3、子ども医療費助成の対象を義務教育終了までに拡充すること。
4、介護保険料の減免制度を拡充すること。
5、介護保険サービスの利用料減免制度ををつくること。
6、低所得者でも入所できる特別養護老人ホームを増設すること。


9月の後援会ニュースと一緒に封筒に入れて配布したので、今、毎日のように自宅や事務所のポストに署名用紙が届きます。

5名連記の署名用紙を埋めて届けてくださる方もあります。
ご自身のお名前だけ、しっかりと書いて届けてくださる方もあります。

どちらも嬉しいことです。

この署名で、たくさんの方とお話したいと思います。



心配していた台風も、通りぬけていったようです。
どなたも被害がないことを祈ります。


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明日の天気は・・・

2012-09-29 23:56:43 | つぶやき
明日は「市制70周年記念」と銘打って、泉大津のだんじりが一堂に会し、泉大津駅東のアルザ通りで記念パレードが計画されています。
「明日の朝6時現在、大雨、洪水、暴風警報のいずかひとつでも発表されていれば中止」だそうです。台風の進路とスピードが気になります。


和泉市の選挙の告示で開けた9月。9月がもう終わり・・・というのが、信じられない。納得できない。・・・なんて、こぼしてもどうにもならないのですが、「なんで?」と思ってしまいます。

来週水曜日、3日は一般質問の発言通告〆切。なかなか、頭が「議会モード」に切り替わりません。こんなときには・・・潔く寝ます。

あ~した天気にな~れ
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後期高齢者医療・・・「保険証取り上げ」許さない力

2012-09-28 23:09:56 | 後期高齢者医療
大阪府後期高齢者医療広域連合議会の定数20の議会で、今年度は私を含め、5人が日本共産党の議員です。各市町村議会の議員の代表を、政令市、町村、衛生都市をブロックごとに分けたなかから一定数を選んで、当初に決めたルールに基づいて選出した結果です。

制度発足の2008年4月、72万人余でスタート。4年たって、今年の4月ですでに86万人余。4年間で2割近い増加。
きょうは、広域連合事務局に出かけ、他市から選出された日本共産党の議員3人といっしょに(ひとりは都合が悪く欠席)制度の執行状況などについて詳しい説明を受けました。

実は、事前にお願いしておくはずだったことが手違いで伝わっていなく、突然の訪問になってしまいましたが、午前中の2時間、21日に開催された大阪府高齢者医療懇談会の資料等に基づいて説明をいただきました。

86万人の命を守る医療保険制度に関わる議会が、わずか20人。
「これは少なすぎる」という問題提起をすでに投げかけています。

今のところは、「20人の中のひとり」ですから、責任重大です。

この制度発足のとき、それまで老人保健制度のもとではなかった「高齢者からの保険証取り上げ」に事実上なる資格証明書の発行が、この制度のもとではおこることが大問題となっていました。
「1年以上の滞納者には、資格証発行」ということが法律で決められたこと、それが市町村の権限の及ばないところで起こりうることが、大変危惧される問題のひとつでした。
「うば捨て山」と言われた後期高齢者医療の、残酷無慈悲な本質をあらわすものとして批判の的になっていました。私も、議会の一般質問や、条例制定時の質疑で問題にしました。

4年たって、とにかく「一枚も資格証を発行させていない」ことは、世論と運動の成果といえるものと思います。

声をあげなければ、守れなかった命があったに違いない。

声を上げ続けなければ・・・と、思います。
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「幼保一体化」の検討は開かれた議論を

2012-09-27 22:20:24 | 保育・子育て
厚生文教常任委員会協議会開催。

当初、案件の中になかった「幼保一体化施設の進捗状況について」の報告を事前に議長を通して申し入れました。

これまでの「経過」として、「H22年度より教育委員会と健康福祉部に幼保一元化担当を配置」し、それ以来、先進市の視察などを重ねてきたこと。上條幼稚園、上条保育所の壁を撤去し、幼・保の連携をすすめてきたこと。また、幼稚園教諭と保育士の人事交流を行ってきたことなどが、報告されました。


敷地内の保育所建設について楠幼稚園の保護者に対する説明が7月に入って初めてされたことの見解を質す委員の質問に対し、「6月議会での補正予算成立後、すみやかに説明をした」という答弁。
しかし、建築工事費の補正予算が計上され議会が議決したのは6月議会であっても、すでに3月、当初予算案の提案の前提としての施政方針で「幼保一体化の推進。その第一歩としての楠幼稚園敷地内に保育所建設」は明言されていたものです。
これまでも何度か、このブログで書いてきましたが、7月まで楠幼稚園の保護者の皆さんに正式な説明の機会がなかったということは、大変残念なことだと思っています。

「早い」「遅い」というより、大切なことを決めるのに「当事者の頭ごし」で進めてうまくいくわけはありません。相談しながら、思いを共有しながら、「創りあげていく」姿勢を求めたいと思います。

今後の方針として、「幼保一体化の具体的な運用等のありかたを検討するため、幼稚園・保育所の代表や利用者および、市民の代表等からなる検討委員会を設置する」と説明されました。

こうした議論をしたのが、きょうが初めて。遅きに失したとはいえ、「これから」を大切にしたいと思います。

全ての子ども達のために、よりよい保育・教育の環境整備をすすめていくための議論を進めていくために「保護者など幅広い参加を得て検討すること」を6月議会の一般質問でも求めてきましたが、ようやくそのスタートラインに着いたといえます。
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生活保護・・・無差別平等の原則

2012-09-26 21:37:32 | 社会保障
きょうは「毎週水曜日午前10時~」と定例にしている相談会。

事務所をあけてお客さんをお待ちします。

3組4人の相談。そして電話が1件。予約制ではありませんが、うまく時間をずらして来ていただけました。

すべて「生活保護」に関する相談でした。

「治らない」と宣告された病気と道連れで「残された日々を安らかに過ごしたい」と願う方。
働いて働いて・・・ある日、倒れて半身麻痺の体になった方。ご本人は入院中で、相談に見えたのは妹さん。

このお二人は、ともに50代男性。

そして、少ない年金で何とかやりくりしてきたものの、医療費がかさんで・・・とおっしゃる方。

当然、生活保護で守られなければならない方々です。

年金暮らしの女性は、なんと「孫が公務員」であることを気にして、申請をためらっておられました。

こうして、縁あって訪ねてくださった方には、「生活保護とは何なのか」をお伝えさせていただくことができます。憲法と生活保護法を手元において、私なりに話をさせていただくことができます。

けれど、今でもひとりで悩んでおられる方がたくさんあるに違いないのです。

先日の市民アンケートに匿名で「困っていること、不安に思うこと」に次のように答えた方々。
「持病があり、働けないこと。将来もらえる年金が少ないこと。子どももなく、身よりもないので将来一人になった時の生活が心配」

「年金が少ないので、高齢になっても働かないとやっていけないが仕事をずっと続けていけるか心配です。」

生活の困窮と将来への不安を訴える声は、まだまだあります。

誰もが命尽きる瞬間まで、それぞれの人生を誇り高く安らかに生きることができるように。
そのためにどうか、法に基づく権利を行使すること、必要な方が生活保護を申請することをためらわないでください。


生活保護法 第二条  すべて国民は、この法律の定める要件を満たす限り、この法律による保護(以下「保護」という。)を、無差別平等に受けることができる。
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「幼保一体化」視察に基づき要望書を提出

2012-09-25 23:37:47 | 保育・子育て
8月21日・22日の「幼保一体化」をテーマにした行政視察。

「なぜ今頃、税金を使って視察ですか?」とコメントもいただきました。
「もう決まっているんでしょ?」とも。

コメント欄では返信させていただきましたが、「これから」のことはまだ何も明らかにされていません。ただ、今年の「施政方針」で「幼保一体化」がうたわれ、「その第一歩」として「楠幼稚園敷地内に低年齢児対象の保育所建設」が進められようとしています。

泉大津にふさわしい「就学前保育・教育のあり方」を考えるのは、まだこれからの議論です。
子ども達にとって、よりよいものを創りあげるために知恵を出したいと思います。

そのためにも「第1歩」が、大切。

委員会懇談会を2回開催。各議員から、文書も出していただき、6人の委員が一致できるところをまとめました。それを以下の要望書にして提出しました。

泉大津市議会議長 大久保 学様
        「幼保一体化」推進に関する要望
                         厚生文教常任委員会 委員長 田立恵子
                                  2012年9月24日

 8月21日・22日の2日間にわたって実施した「幼保一体化」施策の先進事例の常任委員会視察(東京都新宿区・千葉県山武市)の成果に基づき、市理事者及び担当課に対し事業の実施にあたって以下の点で特に配慮されることを要望します。

1、楠幼稚園敷地内に建設予定の低年齢児対象の保育所建設にあたっては、本格的な工事着工前に、保護者・地域住民に対する説明とともに、要望、意見を充分に聴く機会を保障すること。
 工事着工後もその都度、顕在化する課題、予測できる問題の解決に責任が持てる体制を早急につくるとともに、将来の「一体化施設」のあり方を検討すること。

2、今後の「幼保一体化」の推進にあたっては、その目的・理念を含め、幼稚園・保育所の職員、保護者など関係者の充分な合意形成が図られるよう、検討機関を設置し「実施計画」を策定すること。

【要望の趣旨】
 二つの先進事例の施設見学と事業内容等の研修により、「幼保一体化」が、保護者にとっても子ども達にとっても、望ましい効果が期待できることを確認できました。
本市においても、今年度の市長施政方針で示された「幼保一体化」は子ども達のよりよい成長・発達を保障するうえでも、また施設と財源の有効な活用で保育所待機児童の解消をはかる上でも、積極的な意義があるものと考えます。
しかし一方、幼稚園、保育所のそれぞれの職員、保護者の合意形成には、種々の課題があることも事実として確認しました。幼稚園、保育所のそれぞれの長年培ってきた保育・教育の内容や方法、保育時間の違い、職員の給与・労働条件の差異、また、保護者の意識・ニーズの違いなどです。そのため、両自治体とも、事業の推進にあたっては、数年間をかけ、庁内組織での検討、保護者・学識経験者等を交えた議論、保護者や地域住民に対する説明会などを重ねています。そのうえで両自治体とも、今後全市(区)に、一体化施設「子ども園」を広げる計画を策定しています。
今回視察した自治体はともに、本市とは財政規模、地域環境などは大きく異なるものでした。しかし異なる条件のもとであっても、生涯の土台となる乳幼児期を過ごす環境の整備と保育実践に、市(区)が直接な責任を持ち、関係機関・スタッフが日々、創意・工夫を重ねている姿が共通してみられました。それができるのも準備段階で、職員、保護者が参加した議論の積み重ねがあり、理念と目標を共有しているからであると思います。
 「幼保一体化」の第一歩と位置づけられた(仮称)くすのき保育所の建設にあたって市として充分な説明責任を果たすとともに、今後、保護者・地域住民の声にも耳を傾けながら、就学前の保育・教育の目標、「幼保一体化」施策・施設のありかたについて、市民と議会に開かれた議論をすすめられるよう要望します。


 
「要望内容」は市長にあてたものですが、私は市議会内部の3つの常任委員会のうちのひとつ、厚生文教常任委員会の委員長ですので、議長宛に要望書を提出。議長を経由して市長に要望書が提出されることになります。

また、明後日27日に開催される厚生文教常任委員会協議会の案件に、「幼保一体化事業の進捗状況」を報告事項として追加することも、委員の総意で要望しました。
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母、まもなく90歳

2012-09-24 23:39:22 | 父・母のこと
昨日は、夕方6時過ぎの飛行機で関空から羽田へ。
そして横浜の母の部屋に泊まりました。

私達が子ども時代をすごした家はすでになく、母は高齢者共同住宅の1室に暮らしています。
6畳の部屋にベッドを置き、対面には仏壇と本棚。
その間に、冬にはこたつになる小さなテーブル。そして座椅子。

それでほとんど、床は見えません。

壁には母が描いた何枚かの絵。
出窓には私が何年も前の母の日に贈った鉢植えが、今も元気です。

私が母の部屋に泊まるときは、このテーブルと座椅子をどけて、そこに布団を敷きます。

この部屋にあるものが母の持ち物の全てです。
四季を通じて着る物も、朝、昼の食事に使う食器も(夜は食堂で、入居者のみなさんと一緒に食事)、読み書きするものも、子や孫の写真、思い出の品も。

絵や、手話コーラス、太極拳などのグループに参加して、毎日のように出かけます。
部屋にいるときは半日かけて新聞を読み、あとは好きな編み物。

母の暮らしのスペースは「畳6枚分+α」でありながら、行動範囲の広さ、心の世界の広さはなかなかたいしたものだと思います。

介護認定は「要支援1」で、週に一度ヘルパーさんに部屋の掃除をしてもらいます。


   
   見はるかす 米軍基地なり 地をゆすり
   嘉手納の空を破りて爆音

   腰かがめ 岩角つかみ濠に入る
   負傷兵看護乙女ら 終焉の跡

   天皇を信じて果てし人々の 
   血を吸いし濠に 我は今立つ

母70歳、沖縄を訪ねたときの歌です。
20年たった今も、平和、憲法について語るときは熱くなります。

そんな母と、11月にソウルにいる私の孫1号、母にとっては曾孫4号に会う旅に出かけることにしました。



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ちょっと一息

2012-09-23 16:04:48 | つぶやき
今朝は10月21日投票の泉南市会議員選挙に3期目に挑戦する、わけ信子さんの事務所開きでした。わけ議員は保育所、介護施設など福祉の現場で30年以上働いてきた経験を生かして「子どもからお年寄りまでみんなが安心して暮らせるまちを」と2期8年がんばって来ました。
私も保育と介護については誰よりも多くの質問をしてきましたが、それを長年職業としてきた人には及ばないことを感じることもあります。議会のなかでも貴重な存在の福祉のプロ。定数削減の厳しい選挙ですが是非とも勝ち抜いて欲しいものです。
事務所開きのあとは車に積んで行ったスピーカーを取り付け宣伝カーに仕立て街頭に。
ほんの少しはお役に立てたでしょうか?

私用ですが横浜に用事があり今夜は母のところに泊まります。関空からのチケットとってあるので少し早いのですが、泉大津へ帰らず関空へ。
ちょっとゆとりの時間、お気に入りの、とある場所でお茶。



こんな隙間の時間は嬉しいです。

待ち時間に今朝の事務所開きの資料袋に入っていた後援会ニュースを読みました。全部手書き、「今回はコミック調で・・・・・」というコメントにあるように短い会話調の文と絵で、わかりやすい。親しみやすい。



こんなニュースもいいですね。

暮らしの中にも「ほっひといき」のゆとりが欲しいように、ビラやニュースも字ばかりビッシリ詰め込んだら息苦しいかもしれないし、それ以前に読んでもらえないかもしれないし。

そんなこんなを考えながら間もなく関空。
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「泉大津生活と健康を守る会」総会

2012-09-22 22:13:22 | 活動報告
泉大津生活と健康を守る会の定期総会でした。

会員でもありますが、きょうは日本共産党市会議員団にご案内をいただき来賓のひとりとして出席、あいさつをさせていただきました。

「体調が悪いのをがまんして、生活のために働いていた。もう限界だ、と思ったときに、ポストに“生活と健康を守る会”のチラシ。生活保護の申請に市役所に一緒に行ってもらった。」
「医療費の支払いで困っていたときに、親身になって相談にのってくれた」
・・・困ったときに、一枚のビラを頼りに生健会に相談し、それをきっかけに入会された新しい会員さんの発言が続きました。

税金や社会保障の勉強会や、月に一度のカラオケ、食事しながらの班会など、皆で集まって絆を強めながら、「助けられた人が、次には助ける人に」。そんな暖かい人と人とのふれあい、連帯がここにはあります。

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就学前の保育・教育のあり方を考える検討機関の設置を求める

2012-09-21 23:23:58 | 保育・子育て
午後3時から厚生文教常任委員会懇談会。
「幼保一体化」についての視察のまとめ。2回目の懇談会です。

6人の各委員から提出された文書に基づき、意見交換。
様々な角度からの検討課題が出されました。

確認したことは、保護者と子どもたちにとって「幼保一体化」は「望ましい効果が期待できる」という点。
しかし、その導入にあたっては幼・保の両方の職員、保護者を含めた充分な検討が必要であること。

視察した自治体ではともに数年かけた検討、保護者や地域住民、議会に対する説明会、全職員が参加するプロジェクトチームの組織などが行われてきました。

回り道のようであっても、そのプロセスが大切だと思います。
今、進められている事業のやり方は、それが欠落していると言わなければなりません。

委員全員の総意によって、「就学前の保育・教育のあり方を考える検討機関を設置し、市民と議会に開かれた議論を行うこと」を求めることを確認しました。

また、27日(木)に開催する厚生文教常任委員会協議会の案件として、理事者から示されている協議事項、報告事項に加え、「幼保一体化」に向けての検討状況、くすのき保育所建設に向けての事業の進捗状況についての報告を求めることも、委員全員の総意で確認しました。

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「幼保一体化」・・・子どもの視点で考える

2012-09-20 22:59:32 | 保育・子育て
「幼保一体化」の「子ども園」は、保護者が仕事などで家で子育てができない子ども達は「長時間児」、そうでない子どもたちは「短時間児」として、同じクラスで保育を受けます。
そのメリットのひとつは、保護者の就労条件の変化があっても、子どもの保育環境が変わらないこと。たとえば、保育所に子どもを預けて働いていた母親が出産のために、仕事を一旦やめなければならない場合。産前産後は、上の子の保育所通所は継続しますが、それ以降、復職できなければ、上の子は保育所に通えなくなります。そんな例は、これまでずいぶん見聞きしてきました。

「子ども園」では、そんな場合、「長時間時」から「短時間児」にかわるだけ。同じクラスで、同じ先生、友達と過ごすことができます。それは、子どもにとって、幸せなことだと思います。

また、0歳から就学前の子どもたちが同じ園庭を使い、クラスは違ってもすぐ近くで過ごすことで「育ちあう」関係ができます。お昼寝から起きた小さな子の着替えを、大きい子が手伝っている光景などが見られました。

「デメリットは?」という質問に、新宿・四谷園の園長先生は「デメリットではなく、のりこえるべき“課題”だと思っている」とおっしゃいました。それぞれ、違う歴史をもつ幼稚園と保育所、子どもたちへの接し方でも異なる場合もあるが、「数年後に、小学生になったとき」をイメージして「何がいいのか」の答えを出してきたということ。

泉大津でこれから作ろうとする幼保一体化の「子ども園」も市が直接責任を持つ、公立の施設です。幼稚園、保育所に関わる職員の皆さんの知恵を集め、保護者の皆さんの不安や疑問に丁寧に応え、子どもたちにとってよりよいものにしていかなければなりません。

新宿区、山武市ともに、「幼保一体化」は行政のトップの掲げる政策として打ち出されていますが、その実施にあたっては数年かけた検討を、保護者、職員が参加して積み上げています。

そのプロセスが、どうしても必要だということが、今回の視察で感じた最も大きなことでした。

明日は、「幼保一体化」での視察後、2回目の委員会懇談会を開きます。

6人の委員全員から提出された、文書によるコメントをもとに意見交換。

私は、前述のような思いから、以下の3点を市に対して要望したいと考えています。

1、楠幼稚園敷地内に建設予定の低年齢児対象の保育所建設にあたっては、本格的な工事着工前に、保護者・地域住民に対する説明とともに、要望、意見を充分に聴く機会を保障すること。
工事着工後もその都度、顕在化する課題、予測できる問題の解決に責任が持てる体制を早急につくるとともに、将来の「一体化施設」のあり方を検討すること。

2、境界の壁を取り除き、「幼保連携」を推進してきた上条保育所・上條幼稚園の成果と課題を明らかにし今後の事業の展開に生かすこと。

3、今後の「幼保一体化」の推進にあたっては、その目的・理念を含め、幼稚園・保育所の職員、保護者など関係者の充分な合意形成が図られるよう、検討機関を設置し、議会及び市民に開かれた議論のもとで「実施計画」を策定すること。
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おくりもの

2012-09-19 21:48:14 | 絵本


昨日の「集い」の会場で、思いがけないプレゼント。
大きな紙袋の中は、パッチワークの手提げ袋でした。
半年くらい前に、Oさんの手作りのバックが素敵だったので「いいね!」と言いました。そのOさんからの贈り物。私のために作ってくださった。その気持ちの暖かさ。いつまでも大切にしたいから、あんまり重たいものを詰め込まないようにします。

午前中の定例相談会を終わり、午後からこの手提げを持って、○ちゃんのところに行きました。



○ちゃんのドレスは、末の娘の旅行のお土産。似合います?まだ「ありがとう」は言えない○ちゃんですが、小さな姪っ子には、何かしてあげたくなるんですね。“”おくりもの”は贈る者の喜び。


たくさんの方にたくさんの贈り物、いただきました。
わすれられないおくりもの・・・たくさん。いただきました。

ところで、絵本の「わすれられない おくりもの」は大好きな一冊です。
大切な方とのお別れで、心が沈むときにはこの本を開きます。

沈むときばかりでなく、きょうのような嬉しい日にも読み返します。

「わすれられない おくりもの」
作・絵 スーザン・バーレイ
発行;評論社

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次の一歩へ・・・子育ての喜びも老後の安心もこの街で

2012-09-18 22:55:34 | 活動報告
何度かこのブログで告知してきましたが、きょうは「市民とともに活気ある泉大津市政をつくる会」(略称;活気ある会)のアンケート報告集会。

何をやっても「余裕」というものがなく、ギリギリセーフのことばかりなのですが、きょうも「アンケート概要報告」をまとめるのに「ナンボなんでもギリギリ」でした。
結局、自分で印刷する時間がなく、PCで打ち出した原稿の印刷をお願いして、会場までの送迎を約束していた方のお宅に向かいました。

アンケートで「市政に望むこと」を16項目の選択肢の中から「7つ以内で選んでください」という問いで、トップは「医療費の負担軽減」、2番目は「防災対策」でした。

「政治にのぞむこと」「困っていること、不安に思うこと」の自由な書き込みも、「老後」「子育て」の不安を訴えるもの。

ひとつひとつの言葉が重く、ふりしぼるような思いのこもった訴えが多い。
だから、まとめて類型化し、数であらわしてしまうことが申し訳ないような気持ちでした。

しかし、あえて「類型化」すれば、「困っていること、不安に思うこと」のダントツのトップは「年金」、ついで「老後」です。高齢者のみなさんから「年金は勝手に減る。税金は勝手にあがる」という声に代表される嘆きだけでなく、「40代の息子は年金をもらえるのだろうか」、若い働き盛りの世代からも「年金がきちんと受け取れるかどうか」という不安の声が続出です。会場からの発言でも「“年金100年安心”とか言った政党がありましたね。いったいなんだったのか?!」と怒りの声も。

地震・津波対策、避難場所の心配も多く出されています。

1000人を超える返信のなかから。「困っていること、不安に思うこと」の書き込みを以下に転載させていただきます。

「夫婦とも70歳後半。この後病気になればどのように生活していくのかがとても心配です。介護が必要となった場合、軽費で入居できる施設をお願いしたいと存じます。(できれば公立の施設)」(65歳~・女性)


「持病があり働けないこと。将来もらえる年金が少ないこと。子どももなく、身よりもないので将来ひとりになった時の生活が心配」(5歳~64歳・女性)

「非常に子育てしにくい地域だと思います。私の実家は小学校、中学校の給食はあたりまえです。妊婦健診は無料ですし、15歳以下の子どもの外来費、入院費も無料。学童保育は19時までOKです。同じ日本なのにどうしてこんなに差があるんですか?しかもうちの実家、かなり田舎です。子どもを連れて実家へ帰りたいです。」(31歳~50歳・女性)


最後に「アンケートに寄せられて切実な願いを市政に反映させるため、泉大津市への要望書提出や懇談をすすめる」ことなどを確認しました。



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「老後に不安を持つ人生なんて・・・」(アンケートの書き込みより)

2012-09-17 23:39:41 | 社会保障
明日は「アンケートの報告と意見交換のつどい」
PN7;00~
泉大津市民会館


どなたも参加自由です。時間のご都合のつく方はどうぞ、お越しください。

びっしり書き込まれたアンケート。集計していて、「数」で表しきれないものを感じます。

心に残る一枚を探し出しました。

31歳から50歳。女性。(上条校区)
「よろしければ住所、氏名を・・・」と言う欄に「(住所氏名)使途不明のためさしひかえます。このようなアンケートの実施ありがとうございます。有効活用を望みます。」と書いていただきました。

私達なりに精一杯の有効活用をしたい。そのひとつが、アンケート報告ビラの全戸配布、そして明日の集会です。そして、明日の意見交換をさらに、今後の運動に生かしていきたい。集会の案内は、御宅のポストに届いたでしょうか?お目にとまったでしょうか?

何が心に残っているかというと「政治に望むこと」の欄に「弱者を優先的に物事を考えていただきたい。老後の不安を持つ人生なんて、先進国としてNGです。」という書き込み。

若い方が「高齢者のために税金を使いすぎ。子育て支援を」と言い、高齢者の方からは「介護保険料、医療費・・・」の切実な不安が寄せられます。それぞれの年代には、それぞれ切実な要求がありますが、今の日本、「子どもにお金をかけすぎて高齢者にまわらない」のでも、「高齢者福祉にかたよって子育て支援が後回し」になったのでもありません。

前述の女性のおっしゃるように「老後の不安を持つ人生」は、一日も早く「過去の話」にしたいものです。普通に働いて、普通に子育てして、安らかな高齢期を迎える。それが「あたりまえ」の社会にしたいです。

きょうは敬老の日。
今日だけでなく、日本という国は「敬老の国」であるはず。
演説会や報告会などで、介護保険の話をするときに、私はしばしば以下の法律の条文を引用します。

老人福祉法
(基本的理念)
第二条  老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする。

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“小さな人”が笑うとき

2012-09-16 23:33:12 | 大きくな~れ パート2
朝夕、涼しくなりました。夏の疲れが出る頃。
みなさん、お元気ですか?

朝、な~んとなく、体に力が入りません。
と、思っていたら、めまいの兆候。

夏の疲れというより、「昨日の疲れ」だと思います。
金曜日の夜、18区候補のやのさんを囲んでの懇談会あと、後援会ニュースの作成。数時間寝て朝、印刷。みんなと一緒に封筒詰め作業。夕方から、ニュースを持って訪問。・・・睡眠が足りないと翌日より、一晩寝た次の日に、体にひびきます。

こういうときは素直に休む。

朝からの行動予定、申し訳ないけどキャンセルしました。

明日から元気で働きます。
○ちゃんの写真みてたら元気になります。



4ヶ月前に生まれた○ちゃん。こんなに、ちっちゃかったのに・・・



見るもの、聞くもの、めずらしく。手にふれて確かめてみたい。



何が楽しいのか、よく笑います。





4ヶ月目の人生、謳歌しています。

きょうは、○ちゃん、スマイル特集。

おやすみなさい。

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