こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

4月が終わります

2013-04-30 20:08:34 | つぶやき
きょうで4月が終わります。

桜が散って若葉の季節へ。

怒涛のような4月でした。

第1土曜日の6日、病人を私のクルマで病院に担ぎ込みました。
土曜日の午後、時間外ではありましたが何とか診てもらえて入院、手術となりました。
きょう、無事、退院されました。
「あのとき、入院できなかったら・・・」と思うと、ぞっとするのです。「24時間365日の救急医療を」と切実に思いました。

第2土曜日の13日、末娘が結婚式をあげました。
前の晩に長女が体調不良を訴え、当日の朝、地震で電車が大幅に遅れ、ハラハラしましたがいい仲間に囲まれ素敵な結婚式でした。

第3土曜日の20日、同会派のはまぐち博昭議員の葬儀。
53歳の若さで18日に急逝。「信じられない」まま、通夜、告別式、そして住む人のない部屋の片付け。

この間に17人の方からの相談をお聞きしてきました。
保育所のこと、住宅のこと、生活保護のこと、国保料のことなど・・・。

それぞれに、ぎりぎり、いっぱいいっぱいの暮らしがあります。
そして「生きていればこそ・・・」と思います。

きょうは「滞納国保料の支払い」の相談で、保険年金課の窓口に同行しました。
本人が「これだけしか払えない」という金額では、「現年度の保険料以下で滞納が増える。」という話でした。
しかし、本人の生活実態と昨年の収入をお聞きすると、どう考えても7月の本算定では、保険料が下がると思われます。
「だから、その時点でもう一度相談する」ということで、それまでは本人の申し立ての金額で分納することを提案し、そのようにまとまりました。

話が終わって、窓口の職員さんに私からお願いしました。
「皆さんのご苦労も、私なりに感じているつもりです。
市民の方には重過ぎる負担だとわかっていても、その保険料を払ってもらわなければならない。徴収率をあげなけれならない。
でも、もう少し、言葉と態度で市民の方に暖かくしてください。
具体的には、職員さんが相談したり、計算したりしている間、カウンターで待っている市民の方に『少しお待ちください』と声をかけてください。
なぜ、それ言うか。保険証を手渡すことが一番、大切だからです。
市役所に来るのがこわい、気が重い、と言って保険証をとりに来られなくなったら困るからです。」

ふたりの職員さん、うなずいて聞いてくださいました。

公務員のみなさん、市民の心を心とし、市民の痛みに共感しながら仕事をしてください。
「困ったときにはあそこへ行こう」と思える市役所にしてください。
働き盛りの年齢での急死も悲しいけれど、それ以上に「経済的困難を理由に自ら命を絶つ」ことは、悲しすぎますから。


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「これから」のこと

2013-04-29 18:24:11 | つぶやき
風邪かな?!と思ったのが数日前。
どうやら、本格的に風邪をひいてしまったようです。

くしゃみ、咳、頭痛、微熱・・・。こういうときは、あせらず「外回り」の仕事はあきらめて休養をとるに限ります。
約束していたこと、明日に延ばせないことだけをして、昨日と今日はかなり家にいました。

そんな時間に考えたこと。私自身の「これから」について。

3人娘の末っ子が結婚しました。結婚するまえから家を離れていて、結婚しても仕事の関係で彼とは別居なので時々実家に(つまり私の家に)帰ってくる。
要するに、実際生活はあまり変わらないのですが、しかし「気持ち」は変わりました。

3人の娘たちが、それぞれのパートナーと家庭を持ったということで、やっぱり「肩の荷がおりた」という気持ちになりました。

「寂しいでしょ?」と聞かれることはありますが、今のところ「寂しい」と感じることはありません。
しみじみと「寂しいなぁ」と思うような日々は、いつかやってくるんでしょうか?

娘が結婚式で、私にあてて書き、皆さんの前に読んでくれた手紙のなかで、私が娘に書いた手紙の引用がありました。
「その気になれば世界中のどこにでも行けることを忘れずに、でもいつだって帰る場所があることも忘れずに」という言葉です。
5年前に社会人としての一歩を、遠く離れた愛媛で始めることになった娘に送る引越し荷物の中にいれた手紙だったと思います。

「やってみないで後悔するより冒険してみたらいい。思い切って挑戦したらいい。“帰る場所”があると思えば冒険も、挑戦もできるだろう」と思って書いた言葉だったと思います。

娘たちはそれぞれ、信じあえる本当に心優しいパートナーと出会ってそれぞれの家庭を築いています。
私はそれを離れて見守りながら、もうしばらくは娘たちの「セイフティネット」であり続けたいと思います。
いつか、自然の流れで逆転し、私が「見守られる人」になるかもしれませんが。

娘たちの自立とともに、私が手にした自由な時間を大切にして、できるだけ長く、そしてできるだけ元気に暮らしたいと思います。
議員であるなしに関わらず、「誰もが安心して暮らせる保障をこのまちで創る」ための活動を、できるだけ長く続けたいと思います。
特に、数年前から私のところに相談にきてくれた、何組かのひとり親の親と子たち、心を病む女性たち。その人たちが幸せになることを見届けたい。
そのために、自分に何ができるのかを考え続けていきたい。

・・・とりあえずは、風邪を直すことが先決です。

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改憲論者も怒る!

2013-04-28 17:19:01 | 憲法・平和


今週の「しんぶん赤旗 日曜版」の一面に、憲法学者・慶応大学教授の小林節さんが登場。
小林教授といえば、バリバリの改憲論者で知られています。そういう立場からから見ても、自民党がやろうとしている96条改正は「憲法破壊の暴挙」だと厳しく批判しています。

「自衛戦争を認める立場で、憲法改正論者」と語る小林教授は「憲法は権力者をしばるもの。変えるには、法律より厳格な手続きが必要だからこそ、憲法」と言います。
憲法改正のハードルを低くして、一般の法律と同じようにしてしまうのは「立憲主義の否定」と断じています。

世論調査でも、「96条改訂反対」が増えて、「賛成」を上回っています。

「戦争放棄の9条改正を狙いながら、まずは改憲手続きの国会発議を『各議院の3分の2以上』から『過半数に』」という姑息なやり方に反発が広がっているのだと思われます。

泉大津9条の会は、月例学習会で、「日本国憲法」と自民党の「憲法草案」を逐条で読み比べています。
毎月第1水曜日ですが、5月は1日がメーデー集会と重なるので、8日(水)の7時から、勤労青少年ホームです。

誰でも参加自由。一緒に憲法を読みませんか?
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今日の相談会

2013-04-27 22:16:36 | 活動報告
今日の午後は、参加したい学習会がいくつもありました。

参議院選挙告示まで2ヶ月余り、山下よしき・たつみコータローの事務所開きもありました。

しかし体はひとつ。長い間、お世話になった弁護士、「西本徹先生をねぎらう集い」に参加しました。
市民の方からお聞きする相談で、弁護士さんの力を借りる必要があることは少なくありません。
そういう時に紹介させていただく岸和田の阪南合同法律事務所の代表であった西本弁護士が退任するにあたって、「感謝し労をねぎらう集い」です。
弁護士のバッジははずしても、どこかで別の形で活躍されることを信じ、拍手をおくりました。

最後に引退される西本先生を囲んで、そのあとを引き継ぐ7人の弁護士、7人の事務局の皆さんが舞台に並びました。
泉州の地域に根ざした労働者、庶民の味方の法律事務所があることの心強さをあらためて感じさせていただいた集いでした。

夜は、事務所で定例の相談会。

今日、相談に来られたのはふたりとも初めてお会いする方でした。

いくつもの病気を抱え、仕事をやめて数年。いよいよ、蓄えも底をつく寸前。来月には入院の予定。
3割負担の医療費が月に数万円。
不安で眠れない夜が続いていると言われます。
生活費を切り詰め、交通費も節約するため病院まで1時間以上かかって自転車で休み休み、通っていると言われます。

お聞きしていると「治らない病気」ではないようです。
「生活保護を申請し、安心して入院、治療してください。」と申し上げました。

必要な方が、明るい気持ちで安心して利用できる生活保護制度でなければ!と思います。





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今日という日

2013-04-26 21:47:50 | 活動報告
朝は北助松駅頭での宣伝から。
通勤、通学のみなさんに、たつみコータローさんの「デフレ脱却プラン」掲載のリーフを手渡します。
マイクを持っている写真を撮ってもらえばよかった後で思いました。
(孫を抱いてトロトロに溶けそうな写真ばかりを載せてきましたので、たまには街頭宣伝風景も見ていただかないと・・・。)

午前中は市役所で、道路の騒音・粉塵の被害で困っておられる住民の方の相談を森下議員とともにお聞きしました。
暑くもなく、寒くもなく、気持ちのいい季節でも年間を通じて「窓をあけて自然の風をいれる」ことができない暮らし。
「健康で文化的な生活」ではありません。何とか、改善の方策を一緒に考えていきたいと思います。

続けて、森下議員と「ふたりの議員団」の活動について、少し打ち合わせしました。

お昼に車検に出していたクルマが帰ってきて、代車と交換。
やはり乗りなれたクルマは落ち着きます。

午後は、泉大津市更生保護女性会の総会に参加させていただきました。
厚生文教常任委員会の委員長として、お招きいただきました。
犯罪を犯した人たちの立ち直りを支える支援のほか、子どもたちの健やかな成長を見守る地域での活動でも大きな役割を果たしておられる皆さんは、いつお会いしてもハツラツとしておられます。
伊藤市長の公約である「地域コミュニティの再生」は、ハコモノだけ作って実現するものではありません。
人と人とをつなぐのも人。こういう地道な活動を続けておられる方々の力が大切なのだと思います。

できることなら、おひとりおひとりから日ごろのご苦労や喜び、いろんな話を聞かせていただきたいと思い、総会後の懇親会にも参加させていただきました。
地域で、市政報告会の日程を決めていたので、残念な思いで途中、退席しました。

ちょうど、クルマが混む時間帯で、市政報告懇談会の会場に入ったのは時間ぎりぎりになりました。
きょうは特に、病院問題について報告し、みなさんの意見をお聞きしました。

朝から一日、かなりバタバタして一日が終わり、気がついてみたら、喉が少し変です。
風邪のひき始めかもしれません。

真冬の寒さにもどったかと思うと、汗ばむ日もあり、体調管理、要注意です。
皆さんも、お大事に。


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移動の自由は「人権」

2013-04-25 18:21:42 | 社会保障
4月19日、大阪枚方市の女性が「自動車保有を理由に生活保護申請を認めないのは違法」と訴えていた裁判で、大阪地裁が、女性の申請を認める判決を下しました。

処分しても資産価値のないクルマを保有していることで、歩行困難な人の生活保護受給を認めないのは違法だと断じた判決は、多くの人の心に希望の灯をともしたことでしょう。

行きたい所に、行きたい時に、自分の意思で行くことができる。
それは、「人間らしい生活」にとって大事な要素だと思います。

どんな場合でも、その人にもっともふさわしい方法で「移動の自由」が保障されることは、とても大切なことです。
ドア・ツー・ドアの送迎サービス、車椅子で通行しやすい道路環境、乗り合い型の循環バス、タクシー利用の補助など、様々な形を創っていくことは大きな課題だと思っています。

3年以上の裁判を経て、原告の女性にとっては「自分が保有するクルマを自分で運転する」ことが最も合理的な方法だと、明確に認められたことを喜びたいと思います。

弁護団と支援する会の声明を読み、枚方市に対して控訴しないよう求める要請文をダウンロードして、きょうお会いした相談者にも署名していただきました。

控訴期限は5月7日だそうです。

それまでにひとりでも多くの人に呼びかけたいと思っています。
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法律相談会大盛況でした

2013-04-24 23:55:22 | 活動報告
桜が散って、若い緑の季節。
ハナミズキの赤、白、ピンクの花がきれいです。
なのに、肌寒さは続きます。

きょうは、一日雨。

午前中は大阪市内で会議。

急いで帰って、約束していた方と弁護士事務所に同行。

そして夜は、弁護士さんに来ていただいて市民会館で法律相談会です。

議員団発行の議会報告ニュースに案内を掲載した相談会ですが、きょうは時間前から待っていただいている方も複数あり、雨の中をたくさんの方が相談に来られました。
時間が足りずに、申し訳ないのですが後日にあらためて来ていただくようにお願いした方もあり、それでも予定時間をかなりオーバーしました。

何人かの方の相談には同席させていただきました。

いろんな方のいろんな相談をお聞きしながら勉強させていただいています。


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「やっと!」と思ったものの・・・?

2013-04-23 16:37:44 | 日本共産党
毎日新聞朝刊一面に「大学生にも給付型奨学金」の見出し。

4月2日の衆議院予算委員会で宮本岳志議員が奨学金問題を取り上げました。→コチラ

社会人としての第1歩から多額の借金を負わせ、様々な事情で返済が滞ればサラ金並みの過酷な取立て・・・。
「奨学金問題対策全国会議」の設立集会での告発をリアルに紹介しながらの追及に、文科大臣も「深刻に受け止めなければならない」と答弁しました。

「これで奨学金といえるのか」という宮本議員の国会での論戦で、「やっと政府も動き出す!」と期待して記事を読むと、「財源は、現行の高校授業料無償化のための予算4000万円を削って充当。現在の無償化の枠組みは一部見直し、所得制限をかける方針。」とあります。

高校授業料の無償化は、むしろ遅すぎるぐらいです。
それを後退させなければ「給付型」の奨学金制度ができないなんてはずはありません。


私たちが学生のときに国立大学の授業料が12000円(年間です!)から36000円に、一気に3倍に引き上げられました。

その時代、奨学金とアルバイトだけで学生生活を送る学生は、私たちの周りに珍しくありませんでした。
お金がなくても、夢を語り合うことができた。
そうして巣立っていった当時の仲間が社会の第一線で活躍する姿を見てきました。
医者として、教師として、研究者として。
経済的条件でその活躍の場が奪われたとしたら、なんと大きな社会的損失でしょう。

ところが今では↓



折れ線グラフの線がグンと右肩上がりにアップする1970年代初頭。「学ぶ権利を奪う授業料値上げ反対!」の声が、渦巻くなか、私の学生生活が始まった、まさにそのときでした。

若い人たちが、親の経済的条件に関わらず分け隔てなく学べる環境をつくるのは、社会全体の責任です。
「持続可能な社会」というのなら、何よりも次の社会を担う子どもたち、若い人たちに伸び伸びとしっかり勉強してもらうことであるはず。

「学びたい」と思う若い人たちに、充分な奨学金制度を!!
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ガーベラの花

2013-04-22 23:04:27 | 季節・花


1週間ほど前にガーベラの花をたくさんいただきました。

花屋さんで働いている娘さんから。

ガーベラの花は、「頭が重いんです」って言っているみたいに長い茎がすぐに垂れ下がってしまうものだと思っていました。
「花瓶のお水は少しだけにして、毎日換える。茎の根元の赤いところは残した方が丈夫。」と教えていただきました。
その通りにしたら、今でもまっすぐです。

毎朝、起きたらすぐに水をかえます。
教えてもらったとおり、お水は少しだけ。


昨日と今日、18日に亡くなった浜口議員の部屋の片づけを手伝いました。
主のない部屋の片付けは、「まさか、ウソでしょ」という気持ちを少しずつ片付けて、「本当にもういない」という事実を受け入れていくことでもありました。

何もない部屋を見て、「本当なんだ」と思いました。

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安倍内閣の「保育所待機児童の解消」は手放しで喜べるのでしょうか?

2013-04-21 21:55:16 | 保育・子育て
昨日、開かれた森下議員の市政懇談会で、参加者から「首相が“待機児童をゼロにする”って言ってるけど、ホント?」と声があがりました。

「首相がテレビで堂々と言ってるんだから、ほんとにやってもらわないと!」という意見に、「消費税もTPPも、公約はすぐ破られた」と不信の声もあがりました。

安倍首相が「2017年までに保育所待機児童をゼロにする」というプランを示したことをマスコミは大きく報じました。
保育所に入所できなかった子どもたちの保護者の皆さんが、不服審査請求という行動に立ち上がり、それが連鎖的に広がりました。
「黙って泣き寝入りはしない」というお母さん、お父さんたちの行動が、政治を動かしています。

しかし、首相の「プラン」をよく見れば、本当に手放しで喜んでいいのか?
わが子の幸せを願って、勇気をもって立ち上がったお母さんたちの願いにこたえるものなのか?
疑問です。

首相は「認可保育所」の増設を約束したわけではなく、むしろ「認可外施設の支援」「営利企業などの拡大」に力を入れるとしています。
保育士の配置基準や施設の面積基準を自治体独自で上乗せしてきた努力を敵視、攻撃までしています。「待機児童がいるのに、『最低基準』を上回るようなことはけしからん」というわけです。
そもそも、国の基準が例えば「1歳児6人に一人の保育士」、「ハイハイする0歳児3人と保育士ひとりが6畳間で過ごす」など、あまりに低すぎる。そのため、各自治体が苦しい財政の中でも、子どもたちの安全と発達を守る努力をしてきたのです。
「待機児童解消」を口実に「安全は2の次」の「安上がりの保育」をおしつけようとするものではないでしょうか?

かつて自民党小泉内閣のもとでも“保育所待機児童ゼロ”をうたい文句にして、定数を超えた詰め込みが行われてきました。
公立保育所運営費に国が財政的責任を負わないなかで、保育士の正職員の欠員、非正規職員の比率が高まっています。
昨日の懇談会でも、そのことにふれ「本当に子どもたちの命の安全や、発達保障に責任を持つ形での待機児童解消を進めることが大切なのでは?」と発言させていただきました。

森下議員の報告会で言わなかったこと(私の役割は別にありましたので。保育所のことになると言いたいことは、たくさんあります。それで止まらなくなりそうで、途中できりました。
を書いておきます。

「待機児童」と一言でいっても、その定義はいろいろだということです。
認可保育所に入所できないので、無認可施設ですごしている場合、個人の保育ママに預けている場合、それが保護者にとって不本意な選択であっても「待機児童」の数には入りません。
これは国の考え方です。

泉大津市は入所申請のときに添付する就労証明、どこかで現に働いているという証明がないと「待機児童」の数に入らない時期がありました。
10年以上にわたって。
ただし申請は受け付けますので、「入所申請しても入所できていない子どもの人数は?」と質問するとその数がわかりました。
普通に「待機児童数は?」と聞くと、就労証明の出る数だけが報告されます。

「待機児童」にカウントされないということは、入所審査のテーブルに上らないということで、「これから預けて働きたい」という保護者に事実上、保育所の門は閉ざされていました。
数年前から、就労証明の変わりに就職活動をしている証明があれば「待機児童」扱いされるようになりました。

実際には、小さな子どもがいて保育所に入れるかどうか全く見通しがない状態では「就職活動」を始めることも困難です。
しかし、それでも閉ざされていた門は少し開き、入所してから就職が決まり働くことができるようになった場合もあります。

泉大津の場合、「待機児童」は年度当初で約40名、「これから就職活動を始めたい」と思っている場合も含めると50名を超えます。
「待機児童」の定義はいろいろですが、「どうせ無理」とあきらめて申請しなければ数に入りません。

だから潜在的な「真の待機児童数」は実際に把握されている数よりはるかに多いと思われます。

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あまりに突然のことでした

2013-04-20 23:09:34 | つぶやき
18日の夜、議員全員が集まる席(ひとりは都合で欠席)に、同会派のはまぐち議員の姿がありませんでした。

何度か携帯で連絡をとっても応答なし。

そのとき、すでに自宅でひとり命尽き、数時間以上たっていたのだということを後で知りました。
享年53歳。あまりに早すぎる最期でした。

2日前にいつもと変わらない姿を見て、いつもと変わらずに言葉を交わしました。

本当に突然のことですが、予兆はあったのだと思います。
毎朝、通学路の危険な交差点に立ち、子ども達の安全を見守りながら「おはよう!」と声をかけることを2年以上、ずっと続けてきたはまぐち議員でした。
ところが、4月、新学期が始まってもいつもの場所に、その姿はなかったといいます。
2日前の夜、そのことについて問われ「ちょっと、体調が悪いのでまたよくなったら立ちますよ。」と言う言葉を聞きました。
「朝、起きたら、胸が苦しい」とも言っていました。
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も立ち続けたはまぐちさんが、その活動を休んでいたのは、今思えば相当なことだったのかもしれません。

「胸が苦しい」ことを重大視しなかったことで、本当に命を絶たれることになったのかもしれません。
死因は急性の心疾患とのことです。

きょうは、前から予定されていた森下議員の市政懇談会が昼と夜、2箇所の会場で開かれました。
懇談会に参加された皆さんに、私からこの悲しい報告をさせていただきました。

皆さんの「まさか」という驚きの表情、そして話をしている私自身が心のどこかで「まさか」と思っている自分を感じていました。

私たちは、「明日がある」ことを疑うことなく毎日を過ごしています。
身近な人の死に接して「明日」は、必ずあると約束されたものではないことを思い知らされます。

私たちに与えられた時間のなかで、できることは限られているとしても、「できること」をしっかりと続けること。言葉に心をこめ、行動を丁寧に。
とても長く感じられたこの2日間、思い続けたことです。

2年間一緒に活動してきた、はまぐち博昭議員は、もういません。
これからは森下議員とふたりの日本共産党市会議員団となります。
力をあわせて、市民の皆さんの願いを届ける役割を果たせるよう精一杯の努力をしてまいります。


昨夜のお通夜、今日の告別式は、ご遺族の意向で、ごく近親者だけのお別れの式でした。
親族の皆さん、訃報を聞きかけつけてくださった議員や、元職場の友人の皆さんとともに、眠るような安らかな顔に手をあわせ、お別れしました。
故人の見送りの仕方は、残された親族の気持ちに添うべきものだと思うので、きょうまでこのブログに公表することも差し控えました。

そして、「その他」のことを書く気持ちにはどうしてもなれず、「毎日更新」と公言しているブログですが2日間、空白となりました。
「明日からの一歩」をまた始めます。


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生活法律相談会 ご案内

2013-04-17 21:02:44 | 活動報告
今日は、相談事の多い一日でした。

午前中は、事務所で定例の相談会。
3組、4人のお客さんが入れ替わりで来てくださいました。
そのうち、お一人はこのブログの「私の連絡はこちら」から、電話番号を娘さんが調べてくださったとか。
嬉しいことです。

午後は、先週、相談に来られた方と弁護士事務所に同行。

帰ってきたら、いつもお世話になっている司法書士さんから相談の紹介。
私の方でお聞きして弁護士、司法書士を紹介することはよくありますが、逆に司法書士さんの依頼者の方のことで行政に関わること等、こちらに廻ってくることもあります。

夕方は、最近、他市から引っ越してこられた若いお母さんから保育所の入所についての相談。
FB仲間でもある「ご近所さん」から、「話、聞いたって」と声をかけていただきました。

その約束の時間に向かう途中で、久しぶりにお会いしたからの相談も。

家の留守番電話にも高齢の男性と思われる方から2回、メッセージ。
町名、お名前は言ってくださっているのですが、電話、連絡先がわからずこちらから、折り返しの電話ができません。
「また、かけます」と言って、電話番号をおっしゃらないのはおそらく気遣いだと思いますが、気になります。

全部で10人、9件のご相談をお聞きした日でした。
病気、医療に関する相談が一番多い。・・・というか、ほとんどでした。

弁護士さんにお願いすることもありました。

下記のように法律相談会を行います。
弁護士さんが来られます。ひとりで悩まず、あきらめず、ご相談ください。

一歩、踏み出すことから道が開けます。

生活法律相談会

4月24日(水)6時~(受付は8時で締め切らせていただきます。)
泉大津市民会館 6・7会議室
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議会報告ニュースのポスティング

2013-04-16 23:39:32 | 活動報告
夕方、「こんにちは日本共産党議員団です №75」のポスティングです。

ポストに入れようとしていたら、ちょうどランドセルしょって帰ってきた小学生さんが受け取ってくれました。

「おかあさんにわたしてね」
  「おかあさん、夜にならないと帰ってこないねん。」
「ひとりでお留守番?」
  「うん、いっつもひとりやねん。」
「何年生?」
  「2年生!!」(もう1年生じゃないねん!っていう感じでした。)
 ・
 ・
 ・
しばらく「小さな市民さん」と世間話をしました。
なんだか、タイムスリップして20年前の我が娘とおしゃべりしているような気持ちになりました。

手には大きなキーホルダーのついた鍵。
私も、両親が仕事をしていたので、自分で玄関の鍵をあける小学生でした。
誰もいない家の鍵をあけて入るときの気持。
我が子に鍵を持たせていたときには、すっかり忘れていたなぁと思います。




たくさんの植木鉢の前で「何か、ええもんくれるんか?」とビラを受け取ってくださったのはおじいさん。

下の真ん中で、小さな葉っぱはリンゴの種を植えて芽を出したところだそうです。
リンゴを食べたあとの種。しばらく乾かしてから植えるんだそうです。
だんだん大きくなって、いつか実をつけるんでしょうか?

ひとりでお留守番の小学生さんと、リンゴの種を植えたおじいさん。

なんだか、いい友達になりそうな気がしました。


  

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「義務教育は無償」・・・しかし、現実は?!

2013-04-15 23:09:02 | 保育・子育て
2日間、ほとんど留守にしていたので、帰ると留守番電話にメッセージがたまっています。

そのうちのひとつ。配布された「こんにちは 日本共産党議員団です」を読んで「意見を言いたいので折り返しお電話ください。」と、お名前、電話番号をいれていただいた方がありました。

留守にしたので「折り返し」ができなくて申し訳なかったのですが今日、電話でお話をお聞きしました。
予算委員会での質疑の報告のうち「就学援助の家賃・持ち家制度の撤廃を求めた」と書いてあるが、「撤廃しなくてもいいのでは?」というご意見でした。「親が子どものために学校の費用を負担するのはあたりまえ。制度に甘えすぎでは、子どもためにもならない。税金を払っている立場からは、本当に必要なところに有効に使って欲しい。家賃・持ち家規制撤廃には反対です。」

私からはまず、泉大津の制度についての説明を聞いていただきました。
所得制限の上に、「生活保護の家賃基準の1.1倍(約6万円)以上の家賃の賃貸住宅に住んでいる場合、ローンを支払っていても持ち家や分譲マンションなどに住んでいれば対象外」というのが、私たちが問題にしている「家賃・持ち家の規制」です。同じ所得でも、運よく府営住宅などに入居できれば「基準内の家賃」で就学援助の対象になり、「何回申し込んでもハズレ」ななど仕方なく家賃の高い賃貸住宅に住んでいたり、ローンを組んでマンションを購入すれば「原則対象外」。

制度の矛盾については「説明を聞いてわかりました。」と言っていただきました。
また、お聞きしたご意見のなかには、私も共感を覚える点もありました。

憲法26条には「義務教育は、これを無償とする」とあります。
しかし現実には、義務教育でも様々な費用がかかります。修学旅行の積立金も相当な金額です。クラブ活動も親の財布を心配してあきらめる子もいます。本来、国としての統一的な基準とそれを可能にする国の財政負担があって当然です。ところは、基準は自治体によって様々、財政負担も2005年度から大きく後退しています。

「お金を受け取る」のは保護者ですが、「子どもたちの学ぶ権利を保障する」のが就学援助制度です。
親の経済状況に関わらず、すべての子どもたちがのびのび、安心して学校で学び、給食を食べ、生徒会活動やクラブ活動に参加すること。それを保障するのは、社会全体の責任です。
そして、それが実現されることは、「社会全体の利益」です。次の社会を創るのはこの子たちなのですから。

お届けしたビラを読んで、こんなふうにご意見をいただくことを嬉しく思います。

「こんにちは 日本共産党です №75」、もうポストに届いたでしょうか?
率直なご意見、感想、お寄せください。







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子どもの時間

2013-04-14 22:46:12 | 大きくな~れ
末娘の結婚式から一夜明け、娘たち、孫たちと春の京都を一日楽しみました。

とは言っても、2歳の○クン、11ヶ月の○ちゃんと一緒ですから、行動範囲も限られます。
東京から来て一緒に一泊した母と兄たちは、まだ残る桜や咲き始めたハナミズキ・・・京都の春を満喫したようですが、こちらは「子ども優先」で私は孫たちとの時間を満喫しました。
○クンの母親の提案で乗り物の大好きな○クンを喜ばせたくて、京都駅近くの梅小路蒸気機関車館を訪ねました。

日本の鉄道開業100周年を記念して1972年に開館したそうです。
○クン、目を丸くしてホンモノの汽車ポッポを見ていました。
8ヶ月の○ちゃんは、蒸気機関車の乗って一回りする間もずっとお父さんに抱っこされておやすみでした。



↑怪我でも病気でもありません。
思う通りにならないことがあってちょっと、すねました。こうなると、なかなか頑固。



気を取り直して歩き始めます。“立ち直り”は早いです。
「どうやって、なだめたの?」と娘が聞きます。
別に秘訣があるわけではないけれど、なぜか比較的「大阪のおばあちゃん」(つまり私)の言うことはよく聞くみたいです。
あえていえば「○クン、賢いねぇ。○クン、大好き!」の、“ほめておだてて”の作戦。



もうすぐお別れ。難波から関空まで、いつも写真で見てる○クン憧れのラピートに乗りました。
実は私も、毎日のように見ているけれど初めて乗りました。
「びっくりしたねぇ。」と蒸気機関車を思い出して、何度も言います。
黒い煙とボーっという大きな音に「びっくりした」○クンでした。
窓からきれいな夕焼け。○クンと一緒に見ました。



関空でお別れです。手には、きょう買ってもらった大切な蒸気機関車を握り締めて。

昨日と今日、何度か○クン、道路やお店の床で寝転んで母親を困らせていました。
それはそれなりにわけがあります。
おとなの都合、おとなのペースに子どもを合わせようとして、「ダメ!」「早く!」と言うと徹底抗戦です。

広いところで、思いきり駆け回り、好きなことを満足するまでさせてあげたいと思います。
きょうも旅館から帰りの電車の駅まで歩く途中で、○クンにとってはすごく魅力的な公園がありました。
つないでいた手をふりほどいて、滑り台に突進。最高の笑顔。「一回だけね」と言いながら、「何でやねん」って思ってる○クンの気持ちを察します。


子どもと一緒に歩くとき、いつもより何倍も時間にゆとりを持って、一緒に楽しみながら歩いたらお互いに幸せです。
でも、現実はなかなそうは行かず・・・ですね。

子育て中のお父さん、お母さん。おばあちゃん、おじいちゃん。
時計はなるべく「子ども時間」に合わせてください。
しゃがんで小石を拾ったり、塀に穴があったら覗いたり、遠くの水辺に遊ぶ小鳥とお話する時間のために。
それは、おとなが「飛行機に乗り遅れる!」と心配するのと同じくらい、子どもにとっては大切なことなのだと思います。




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