こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

放射能汚染水で海を汚すな!

2021-04-13 23:54:14 | 震災・原発・自然エネルギー

政府は福島第一原発の汚染水の海洋放出を決めたという。

昨日、12日の高橋千鶴子議員の「明日、決めるのか?」という質問に「近日中に結論を出す」という答弁で逃げておきながら。

 

「薄めれば安全」というのが、全く根拠のないごまかしであることは子どもでもわかる。

海は広くても、無限ではないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もちづき亮佑さんが「汚染水海洋放出」について語る

2021-04-13 23:54:14 | 震災・原発・自然エネルギー

日本共産党大阪18区国政委員長の、もちづき亮佑(りょうすけ)さんは、高等専門学校在学中に、小型原子炉を使った実験に参加、原発について学び、その直後に3・11の福島原発事故。

「原子力の分野で国民の側に立つ研究者が必要」との思いで、京都大学大学院で原子力工学を学びました。

そんな、もちづきさんが、「汚染水海洋放出」の問題についてフェイスブックに投稿した文書が以下。

本人の了解を得て、転載させていただきます。

ぜひ、読んでください。

 

【何を言おうと放射能で海を汚す現実は変わらない】

 福島第一原発の「処理水」の海洋放出を政府が決めました。このことについて私の考えを書いておきたいと思います。

 前提として、放射能汚染水をどうするかは容易に解決できない原理的な難しさを抱える問題です。放射能そのものをなくす技術を人類は未だ持っていないからです。現時点で取り得る「解決法」は、結局のところ〈濃縮してどこかに固めておく〉か〈薄めてどこかに捨てる〉かのどちらかということになってしまうと思います。

 しかし、今回の決定にはいくつものごまかしや問題のすり替えがあり、このまま見過ごすわけにはいきません。

 ひとつは、海洋放出が決定された「処理水」には、除去が困難だと政府の説明するトリチウム(三重水素)以外にも、多数の放射性元素が含まれているということです。東京電力が公表しているデータを見れば、いくつものタンクで放射能の濃度が基準値を上回っていることが確認できます。 
【東京電力:タンク群毎の放射能濃度推定値/実測値 https://www.tepco.co.jp/…/watertreatment/images/tankarea.pdf 】
 NHKのニュースでは、このトリチウム(三重水素)のもつ性質が解説されたようですが、トリチウム水の危険性の議論から、「処理水」海洋放出の妥当性を導き出すのは、悪質な論点のすり替えです。

 ふたつは、外国の原発が海洋放出するトリチウム水の濃度やWHOの示す飲料水の基準値を持ち出して、「処理水を十分薄めれば安全だ」と政府が説明していることです。
 今日の気候変動や環境破壊がなぜ引き起こされているのかといえば、結局は海洋も大気も有限の大きさしか持たないものだからです。「薄めれば大丈夫だ」という議論は、海は無限に広いのだと言うに等しく、それならば海には何を捨ててもよいことになってしまいます。
 海洋放出に踏み切れば、そのぶん海水中の放射能は増えるわけです。「飲んでも影響がない」とか「世界中で行われてる」とか、そんなこととは無関係に、海は汚されるのです。

 みっつは、海洋放出を巡って必要な対応として、政府や与党の関係者は決まり文句のように風評被害への対策にしか言及しないことです。
 「処理水」の海洋放出はその分、確実に海を汚すわけです。そのことの影響を「風評被害」と表現することは、これを受け止める側の気持ちの問題へと、問題を矮小化するごまかしです。
 10年前の原発事故によって故郷を追われた人がいて、そして今も復興に努力する人がいるただ中で、こんなごまかしができてしまう人には、現実を認識する能力が不足しているか、あるいは、人の道を知らないかのどちらかでしょう。

 最初に述べましたが、この問題は現時点で確実な解決策が存在しない原理的な難しさを孕んでいます。だからこそ、状況を正確に把握し、周知した上で、丁寧な議論を経て社会的な合意を形成する努力が欠かせないのです。困難な問題に際したときに、議論をすり替え、ごまかし、反対する側に「責任を持て」などという言葉を投げつけることは、大きな誤りです。

 ところで、谷川俊太郎の「生きる」のなかに、こんな一節があります。

*********************

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

*********************

 生きることは、美しいものに出会い、隠された悪を拒むこと。
 難しい世の中で、人間としての一生の在り方を日々問われている思いがしています。

 

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福島原発の今

2017-01-14 23:57:09 | 震災・原発・自然エネルギー
泉大津9条の会の月例学習会。

いつもは第2水曜日の夜ですが、「夜は出にくい」という方もあり、今月は土曜の午後の開催となりました。


朝から風が強く、向かい風では自転車が前へ進まない、そしてとっても寒い


そんな中でも資料も座席も足りなくなる盛況でした。


今日のテーマは「福島原発の今」


9条の会代表の青山先生のお話です。


あの日からまもなく6年。

故郷へ帰ることのできないたくさんの人たち。

引き裂かれたままの家族。



一旦、放出された放射性物質は、土を、大気を汚染し、その影響はどこまで広がるのか。


どんな方法を講じても「原発事故の後始末」はできない。

その責任を問い続けなければならないということを思う。



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「福島原発事故から5年 その真実と風化」

2016-07-23 20:48:37 | 震災・原発・自然エネルギー
年金者組合泉大津忠岡支部の定期大会に参加。
福島県郡山市から2人の幼い子ども達とともに大阪に自主避難して5年。原発賠償関西訴訟原告団代表の森松明希子さんのお話をお聞きしました。

そのタイトルが今日のブログの表題です。


帰ってから、会場でいただいた資料を読みました。

森松さんが、様々な機関誌に投稿されたり、インタビューに答えたりされたもの。

お聞きした話、言葉を思い起こしながら、ゆっくり読みました。



福島第1原発から60キロ。国が指定した「避難指示区域」の外から避難した「自主避難者」には何の保障もない。

2重生活の経済的負担だけでなく、「家族4人が一緒に暮らすこと」ができない悲しさ。辛さ。


福島での避難生活の中で、放射性物質が検出された水道水を飲み、その水を飲んだ後、娘に母乳を与えた。息子がのどが渇いたと言えば、その水を飲ませた。

「これが被ばく直面するというです」と、森松さんは言う。


当事者の言葉は重いです。


そして深く、私たちに問いかけます。

「最も大切にされなければならないものは何なのでしょう?」


唯一の被爆国である我が国が、福島第一原発の事故により、さらに被爆国となりました。原子爆弾も原子力発電所も「核」という点では同じなのです。

戦争を経て私たち日本人は「平和」を学んだはずです。この事故から、私たちはもうこれ以上誰一人として「ヒバクシャ」を出してはいけないということを学ばなければならないと思うのです。広島、長崎、そして福島がつながり、それらを教訓にする姿を示すことが次世代へのおとなの責務だと思うのです。

今、私たちおとなが試されている時だと思うのです。未来を担う子どもたちに恥ずかしくない社会的合意を形成し、人の命や健康を最も大切にできる、そのことがあたりまえに認められる社会に転換できるのかが問われているのだと思います。

(森松明希子さんの言葉より)




2011年3月11日。あれから何度も「知らなかった」ことによる罪を考え、「知ったこと」よる責任を考えた。今日も、そういう一日になった。
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これ以上の命の犠牲を拡大させないために

2016-04-20 21:47:37 | 震災・原発・自然エネルギー
昨日は泉大津市議会として熊本地震救援募金の活動で泉大津駅にたちました。


今日は、地元のスーパー前で地域の日本共産党支部の皆さんと一緒に救援募金。

自転車に乗った小学校低学年と思われる子どもさん、マイクを持つ私のそばでしばらくじっとしていましたが、やがて姿が見えなくなったと思うと、またいつのまにか帰ってきていました。100円玉を握り締めて。

家に帰って、大事な貯金箱をあけて持ってきてくれたのでしょうか?


若いお母さんが抱き上げた子どもさんの小さな手から募金箱へ、・・・。被災地の子どもたちのことを思い「他人事ではない」という思いで、協力してくださったことと思います。

一度、通り過ぎた方が帰ってきて募金してくださるということもありました。


たくさんの暖かい気持ちにふれた募金活動でした。


地震がおこった翌日から3日間、現地に入った田村貴昭議員が昨日、19日の衆議院総務委員会で質問しています。掲載記事はコチラ

避難所のいくつかが、耐震性の問題で避難した人たちに「出ていってください」という事態になっている。「全ての被災者に安全な避難所を今日中に確保すること」を田村議員は求めました。

余震が続く中、外で毛布にくるまったまま過ごしている人。車の中で寝泊りしている人。大地震でかろうじて助かった命が、その後の避難生活で健康を害し亡くなった方。


こんな犠牲をこれ以上拡大しないために、できることはあるはず。


日本共産党は全国に草の根の組織をもつ政党だからこそできる、被災地と直接結びついた支援活動に取り組んでいます。

その活動を保障するための救援募金に引き続き取り組んでいきます。

23日の演説会でも救援募金の訴えをさせていただくこととしました。


4月23日(土)午後7時~

泉大津市民会館

訴え わたなべ結

国会報告 宮本たけし衆議院議員


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市会議員、勢揃いで被災地支援募金

2016-04-19 22:25:24 | 震災・原発・自然エネルギー
夕方、泉大津駅前で1時間、泉大津市議会のメンバーそろって、熊本の被災地へ送る救援募金に取り組みました。

昨日、急遽決めたことなので都合がつかなかった数名以外、全員参加で、駅の東側、西側のロータリーに募金箱をもって立ちました。


マイクは交代です。


学生さんのグループが立ち止まって何やら話し合っていたと思うと、引き返してきて、それぞれの財布をあけて募金箱に。

そんな光景がありました。


たくさんの協力、ありがとうございました。


お預かりした募金は、熊本県に直接送ります。
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今できることを・・・

2016-04-18 23:12:46 | 震災・原発・自然エネルギー
「避難生活が、いったいいつまで続くのか」と不安を語る人。

大切な家族を失った人。


そんな映像が繰り返し流れます。


少しでも役にたちたいと誰もが思っています。



今日は、市議会の政策討論会で全議員が集まる機会があり、終わってからの相談で、明日の夕方、泉大津市議会として被災地へ送る救援募金で街頭に立つことを決めました。


明日、19日の夕方5時~6時。泉大津駅前です。


泉大津市も市役所、公民館、その他公共施設などに、災害義援金募金箱を置いています。



日本共産党も救援募金の活動に取り組んでいます。詳しくはコチラを。



被災地に私達の気持ちを届けましょう。




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おづ自然エネルギー市民の会 設立総会

2016-03-26 22:59:40 | 震災・原発・自然エネルギー
市民参加で自然エネルギーの普及促進をめざすNPOが誕生しました。

「おづ自然エネルギー市民の会」といいます。

「おづ」は、泉大津の市域が古くから「小津」(おづ)と呼ばれていたことから。

この街で暮らし、命をつないできた人たちの創りあげてきたものを、今ここに生きる私達の手で未来へつなぐ。

今日の設立総会を準備していただい皆さんの、そんな思いがつまっているのだろうと想像しました。



我が家の屋根に太陽光パネルを設置したときに、「太陽光発電は一定の条件がないとできないのだから、その条件がなくても気持ちさえあれば誰でも参加できる市民共同発電ができないだろうか」と考えました。

そのことを一般質問で提案したこともあります。


私自身はその後、特に積極的な働きをすることはできませんでしたが、市有地の無償提供で全額市民の出資による汐見市民共同太陽光発電所1号が建設されるにあたって、ささやかですが出資させていただきました。

今日、設立されたNPOは、引き続きあらたな市民共同による太陽光発電光発電所の建設をめざします。


設立総会にさきだつ「自然エネルギー普及における市民の役割」と題する和田 武さんの記念講演は、自然エネルギーの活用推進が世界の大きな流れになっていること、日本にもその大きな可能性があること、それを推し進めるのは市民の力であることが本当にすっきりと胸に落ちるお話でした。


「NO NUKES DAY」の全国大集会3万5千人。「原発ゼロ」の声が響いたその日、我が街に、自然エネルギーの普及を市民の力で進めるために活動するNPOが誕生したことを嬉しく思い、私も一会員として、一緒に勉強し、自分のできることを探していこうと思っています。


「市民の会」の事務所は、テクスピア大阪5階の市民活動支援センターに置くこととなりました。会の代表は、22年間、議員として一緒に活動してきた元市議の田中一吉さんです。関心のある方はどうぞお問い合わせください。

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市民共同発電所 点灯式

2015-05-25 18:53:37 | 震災・原発・自然エネルギー
汐見ポンプ場内の公有地を活用した「汐見市民共同発電所」の点灯式が行われました。

行政が用地を提供、運営主体は公募、総事業費の1929万円は全額市民が資金を出し合って賄われました。

泉大津市民など41名が出資。私も、ほんの、ささやかではありますが参加させていただきました。


今日もいい天気で、しっかり発電している様子を確認しました。

売電収入の2%を泉大津環境基金として積み立て、基金の運用で再生可能エネルギーや地球温暖化についての講演会などを開催などに。


また売電だけでなく自立運転ができ、今日も、点灯式に使うマイク装置も発電した電気を使用。災害時にも活用できます。


ここをスタートに、自然エネルギーの活用がさらに広がることを願っています。

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司法の判断は「原発安全神話」を許さなかった!

2015-04-15 23:39:05 | 震災・原発・自然エネルギー
福井地裁は関西電力高浜3.4号機の再稼動差し止めの仮処分決定を下した。


昨年5月の大飯原発3、4号機の再稼動差し止め判決に続く、住民の勝訴。

「決定」は、政府が「世界最高の安全基準」と持ち上げてきた、原子力規制委員会の新規制基準について「緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない」としている。

「基準が緩やかすぎる」と評価するにあたって、「なぜそういえるのか」を、詳細に検証している。


「新基準」を拠り所に新たな「原発安全神話」を創りあげようとする、政府の基本的姿勢そのものが断罪されたといえる。


こういう判決が下されたのも、仮処分の申し立ていう形で声をあげた申し立て人の方々がいたから。


新聞に掲載された「主文と理由の要旨」を、丁寧に噛みしめて読んだ。


以下は、3月に議会に私達、日本共産党市会議員団が案文を提出、他会派の同意が得られず、残念ながら陽の目をみなかった「意見書」案。

ここに転載しておきます。


高浜原発再稼働の反対を求める意見書(案)

国と関西電力は、高浜原発3・4 号機をはじめ、原発再稼働を強行しようとしている。原子力規制委員会は川内原発に続いて、昨年12 月17 日、福井県高浜原発3・4 号機の新規制基準適合性審査の合格証案を出した。そして関西電力は、大飯原発3・4 号機についても新規制基準適合性審査を申請し、再稼働を急いでいる。福島原発事故の収束も原因究明もできず、いまだに事故のために福島内外から十数万人が避難を強いられ続けているのに、新たに原発を再稼働することは許されない。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、審査に合格しても原発が安全だとは言えないと発言し、高浜原発ではフィルター付きベントも未設置で、免震事務棟も未完成で、欧州では必須だとされているコア・キャッチャーなどの安全設備も設置する予定すらない。また、高浜原発3・4 号機では、通常のウラン燃料ではなく、安全余裕が少なくなるMOX 燃料を燃やすプルサーマル発電を、福島原発事故後初めて実施する予定であり、プルサーマル炉で大事故が起きた場合、通常炉に比して2 倍以上の放射能汚染による健康被害が生じる可能性があるとされている。
さらに関西電力は、稼働から40 年超えの高経年化した高浜原発1・2 号機も再稼働しようと、特別点検を始め、劣化した危険な原発の再稼働で、いっそう国民を危険にさらすことになる。再稼働によって、大変な長期間の保管が必要な「核のごみ」がさらに増え、またプルサーマルで生まれる使用済み核燃料は持って行き場がなく、高浜原発の敷地内に留め置かれる。通常の使用済み核燃料よりもはるかに長期にわたる保管・監視が必要であり、住民にとって新たな脅威が生まれる。
先の福井地裁判決は、憲法13条や民法でも保障されている「人格権」、これに勝るものはないと述べている。日本の原発はすべて止まっているにもかかわらず、電力供給は安定している。本市においては、再生可能エネルギーを地域・市民で積極的に進める施策を展開しており、原発再稼働によって生活を脅かされることは許されない。
よって、下記事項を実施するよう強く要望する。



高浜原発3・4号機の再稼働に強く反対すること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成27年3月  日                    泉 大 津 市 議 会

送付先:衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 経済産業大臣 文部科学大臣  環境大臣 大阪府知事?


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「市民共同発電」で再生可能エネルギーの活用推進

2015-02-02 22:19:16 | 震災・原発・自然エネルギー
議員互助会の研修会が開催された。

「再生可能エネルギーが拓く未来~市民・地域共同発電所が果たす役割」というタイトルで、NPO法人・自然エネルギー市民共同発電 代表理事の和田 武氏の講演を聴く。

世界が大きく再生可能エネルギーの活用に向けて動いているなかで、なんと日本の遅れていること!

その中でも、再生可能エネルギー電力買取制度の効果もあり、全国で様々な形で自然エネルギーの活用・普及が進んでいることが紹介された。

結びのメッセージ「未来世代のために、市民・地域主導で 再生可能エネルギー普及を推進し、地球温暖化防止と持続可能な社会を目指そう!」



我が家では一昨年、太陽光発電のパネルを設置した。

業者に下見をしてもらったときに「いい屋根(太陽光のために)です。」と言われた。

方角、勾配ともに、効率よく太陽光を取り入れることができるということがわかった。

しかしそれは誰でもある条件ではない。



そんな経験もあって、一般質問で「公共施設を活用することで、自宅の屋根に太陽光発電のパネル設置の条件がなくても、参加できる市民共同発電の検討を」と提言したことがある。


今、泉大津市が取り組んでいる「公共用地での市民共同発電所建設事業」は、府内初の「行政が連携する市民共同発電」として、先進的な事例と講師も紹介された。

いよいよ2月中旬から出資者募集が始まる。




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あれから20年、忘れられないこと、忘れてはならないこと

2015-01-17 23:14:53 | 震災・原発・自然エネルギー
20年前のあの朝、私は赤旗しんぶんの配達中でした。

マンションの4階から、街が燃えているのが、はるか向こうに見えました。

家に帰る途中で、ブロック塀の一部が崩れたところがありました。

家に帰ると、当時、小学生だった娘達はテレビの前で震えていました。


そして、そのテレビの報道で、マンションの4階から見た炎の街は、私の大切な友人と家族が暮らす神戸・西宮・・・であることを知りました。

その友人と連絡がとれたのは翌日の夕方でした。それまでの時間の長かったこと・・・。


1995年1月17日の未明に発生した阪神・淡路大震災から今日で20年。

死者6434人、家屋の全半壊約47万世帯。

助かった命、しかし仮設住宅や復興住宅での「孤独死」も1100人近くになると言われます。


借り上げ復興住宅の入居期限が迫り、退去を迫られている問題、家も財産も失った方々の復興援護資金の返済問題など、20年たった今もまだまだ「生活の再建」がなされていない状況が伝えられています。


被災者の皆さんの永年の運動が実って、「国や自治体は個人の財産被害の補償はしない」という壁を打ち破った「被災者生活再建支援法」は、東日本大震災などその後の災害に生かされています。


1995年も一斉地方選挙の年でした。「わが町の防災計画は?」「消防力は充分か?」など、議論になりました。

自然の災害を防ぐことはできなくても、被害を最小にするためにできること、しなければならないことはたくさんあります。




今日の朝は後援会ニュースの仕上げ、印刷、そして午後は日本共産党泉大津市委員会と後援会主催の 新春のつどい」。

私も4月の選挙で7期目に挑戦する決意を表明させていただきました。




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「原発ゼロ」は非現実的?!

2015-01-13 23:51:04 | 震災・原発・自然エネルギー
土曜日、日曜日はたくさんの方とお会いすることができました。

「待ってました!」とばかりに、「共産党の言うことで気にいらないことがひとつある」と、おっしゃった方がありました。

「原発ゼロっていうけど、電気代が上がるのは困る」ということ。


1昨年の秋、被災地・岩手への2度目の訪問の途中で見た、光景を思い起こす。

福島原発の周辺地域に積み上げられた黒い袋。汚染した土や枯葉。


子どもの体の異変に不安を感じて、避難してきたお母さんの話を思い起こす。

家族は一緒に暮らせるようになったのかどうか。


「あんなことは2度と繰り返してならない」と言うのは、その方も「同じ思い」だとおっしゃる。

「でも電気代が・・・・」と。


それから、年金の話になり、介護保険の話になる。


「年金が減って、減って・・・税金、介護保険・・・皆、上がる」「どうしたらいいの?!」

その上に「電気代も・・・」なのだ。


要するに、一番心にあるのは日々の生活への不安と憤り。

だから最後には「がんばってください!」と言ってくださった。


一番、大元のところでしっかり共感しあいながら、「一度、事故がおこれば、失ったものは何年、何十年かかっても取り返すことのできない」「事故が起こらなくても、原発を動かす限り、安全に処理することも、保管することさえできない『死の灰』を生み出す」ということ、「日本に安全な原発はひとつもない」ということを語り合わなければならないと思う。

「原発ゼロ」は非現実的どころから、全ての原発が停まって電力不足など日本のどこでもおこらずに過ごしている中で、全ての原発の廃炉に向かって進むことが、最も現実的な道なのだから。





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「福島のいま、これから」

2014-07-27 22:14:36 | 震災・原発・自然エネルギー
「さよなら原発・岸和田の会」の1周年記念のつどい。

元衆議院議員の吉井英勝さんのお話を聞きました。


京大工学部原子核工学科を卒業、国会の論戦で繰り返し、大地震が起きたときの原発事故の危険に警鐘を鳴らしてきた吉井さんは、「福島原発事故は明白に人災」と告発。

2006年、第1次安倍内閣時に、当時吉井議員が提出した「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問趣意書」に、「内閣総理大臣 安倍晋三」の名で「・・・安全確保に万全を期している」と繰り返し記した答弁書を引用。「『私が最高責任者』と言うなら、苛酷事故に対する『最高責任者』としての責任をどう感じているのか?政治責任は一切とっていない!」終始、冷静な語り口の吉井さんが力をこめた。

「原発安全神話」を復活させ、原発輸出と再稼動を一体に進める策動を許してならない。

講演の結びは、地域経済の活性化と結びつけて再生可能エネルギーの活用に取り組む実例の紹介。
「地方自治が問われる」と強調された。

3.11以降、一般質問で一度だけ「再生可能エネルギーの活用とまちづくり」について取り上げたが、まだまだ勉強しなければならないテーマのひとつです。
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震災関連死を考える

2014-06-28 22:08:44 | 震災・原発・自然エネルギー
いろいろあって、「産みの苦しみ」だった「こんにちは ただち恵子です №818」は、今朝、事務所に集まってくださった皆さんの手で、折り束ね、配布担当者ごとに仕分けされていました。



午後からは「泉州の地域医療を守る会」の総会で岸和田へ。

「防災まちづくりと医療」のテーマで記念講演は、神戸協同病院院長の上田耕蔵さん。

阪神、中越、東日本の震災を振り返り、地震や津波で生き延びた方が、避難生活のなかで亡くなっいった現実。

「震災関連死」を考えることは、まちづくりや福祉のありかたを問うことなのだとあらためて思います。


命の犠牲の教訓を汲み尽し、これからのまちづくりに生かしていかなければ・・。


府下の災害拠点病院、公立病院のアンケート結果に基づく、報告もありました。







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