Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

泉涌寺・泉山七福神巡り(2015年1月12日参拝)

2015年02月17日 | 仏閣
本日のメインである泉山七福神巡りをする為に泉涌寺に到着。

毎年寒いのに多くの参拝客が訪れるそうで、
今年も既にかなりの方々が訪れていました。






まずは即成院で福笹を無料でいただいて、
各寺院で福神それぞれの吉兆を購入して笹に付けて回るというものです。

早速、即成院で笹と短冊をいただいてスタート。


【即成院】
<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/9fb41e7301058e3a6434bf7f8f4964e3






境内に入ると結構な列。

福禄寿にお参りしてから吉兆を購入。

各寺院で売っている吉兆はだいたい300円、400円、500円ぐらいですが、
800円、千円、二千円で複数売っている寺院もありました。

ここは軽く300円の吉兆を買って笹に付けてもらう。

なんかいいね。(^^

しかし、調子に乗ると恐ろしい金額になるので御注意。(笑)




御朱印。


続きまして男前な御本尊がいらっしゃる戒光寺へ。


【戒光寺】
<2012年10月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/042c05a665ab49640a54525f22e21569

<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/042c05a665ab49640a54525f22e21569






本堂。

御本尊様は威厳のあるお顔をされていました。




融通弁財天が御開帳されていました。

小さい瓢箪を購入しました。




御接待で小豆粥をいただきました。
温かくて嬉しかったです。(^^




御朱印。

次は番外の新善光寺です。


【新善光寺】
<2012年10月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1f8fed9a66886eba2ef2fef2fa0b687c




本堂。




愛染堂に長蛇の列で萎えそうになった。(^^;




御朱印。

続いて西国の札所でもある今熊野観音へ。


【今熊野観音】
<2012年10月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d6ffecdff91f1b7755ccf657020615c8

<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/6b5c7b5f74dba289eddfc3a7e629b82e




恵比須堂で長い列になって並んでいました。

こちらで打出の小槌を購入。




御朱印。

次は布袋さんの来迎院へ。


【来迎院】
<2012年10月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/69d6b231aac7de6eb74c90553fc674ce






本堂。

普段はとても静かな来迎院もこの日ばかりは賑わっていました。




御朱印。

次は泉涌寺に入ります。
本日は無料でした。(^^


【楊貴妃観音堂】


堂内は撮影禁止です。




こちらでも吉兆を買いましたが、
売り子のオネーさんが綺麗でした。

さすが楊貴妃が祀られていると妙に納得しました。(^^




御朱印。

続いて大黒天の雲龍院へ。


【雲龍院】
<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b3e6aec521a9d9286efcf395c1a29d68




悟りの窓を無料で見れるかなと期待したが、
この日は拝観無しでした。(^^;




こちらでも吉兆を購入。
アカン、いろいろ買い過ぎてる。(苦笑)




御朱印。
金泥の御朱印はありませんでした。




こちらの場所で熱い昆布茶の御接待をいただきました。
寒かったから最高に美味かった。(^^


泉涌寺の仏殿は開いていましたので、
当然のことながら堂内へ。




無料のくじ引きで貰った七福神守です。
多分当たりの部類に入ると思う。(^^


【悲田院】
<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e04e039c1af3752e7bc39bf7cbcd3493




弘法大師像。






こちらも長蛇の列。
参拝後、御朱印をいただく。

しかし、10枚もの大型色紙に御朱印をただいている男二人組のおかげで、
御朱印所も大渋滞。

10枚の色紙をもらうなんて非常識。
ヤフオクにでも出品するんだろうか。




無料接待の甘酒。
こちらも大渋滞。

忍耐力が試されます。(^^;




風がビュービューで寒かったぁ。(泣)




御朱印。
もうちょっと上手に書きましょう。

いよいよ最後の法音院へ。


【法音院】
<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b48dce2ceb0a00a399e5a1fb26bf7f61




寿老人。




御朱印。

これにて約3時間にわたる泉山七福神巡りが終了。

やってみた感想ですが、
笹に吉兆が付いていないと寂しいから、
どんどん購入してしまうんですよね。

やってる時は楽しいけど、これは危険だ。
お金を使い過ぎてしまう。(^^;


【福笹】






多分5,6千円は使っていると思う。

帰宅してからちょっと後悔。(^^;
多ければ良いってもんじゃないから。

来年参加される方はくれぐれも慎重に吉兆を購入してください。(笑)

勝林寺(2015年1月12日参拝)

2015年02月16日 | 仏閣
平成25年秋の特別拝観以来の参拝です。

本日も御本尊の毘沙門天を見れることが本当に楽しみです。


<2013年11月30日参拝>

http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/6fdbefcf8f1ab33bc7cba6c3b7343798



所在地:京都府京都市東山区本町15-795
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:毘沙門天
創建:天文十九年(1550)
開山:高岳令松禅師


【由緒】
勝林寺は東福寺の塔頭寺院の一つで、
東福寺第二百五世住持であった高岳令松禅師によって勝林庵として創建された。

本山東福寺の鬼門に位置し仏法と北方を守護するところから、
東福寺の毘沙門天と呼ばれている。

本堂は大檀那であった近衛家の大玄関を移築したもので、
境内には一切経を埋めた石塔が建つ。

数々の絵画、仏像を有し、とりわけ毘沙門堂としての正統性を証明するべく、
本尊の秘仏毘沙門天立像をはじめ、他に例を見ない珍しい毘沙門天曼荼羅や、
迫力に満ちた虎の大襖絵などが伝わる。


【本堂】


本堂に上がり早速奥の毘沙門堂に移動し、
御本尊と胎内仏を拝観。

いや~相変わらずカッコいいですわ~。

もし上杉謙信がこの像を見ていたならば、
確実に奪いにいっていったであろう。


堂内は全て撮影禁止でした。


【一切経塔】



【前庭】



【御朱印】


御朱印帳に書いていただいたもの。




金、銀の限定御朱印です。
各500円でした。

同聚院(2015年1月12日参拝)

2015年02月15日 | 仏閣
東福寺の塔頭である同聚院へ。

本堂の玄関部分まで中に入れるのですが、
今回は拝観料を支払い約4年振りに堂内に入らせていただく。

御無沙汰して申し訳ありません。


こちらの不動明王は凄いです。
何が凄いって、その迫力とパワーです。

紅葉の時期に来ると人混みと紅葉の凄さに圧倒&激疲れで、
いつも外からの拝観で済ませてしまうんですよね。

こちらのお不動さんを見るのは体力が残ってないと、
受け止めきれないほどの圧倒的パワーがありますので。



所在地:京都府京都市東山区本町15丁目799
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:不動明王
創建:文安元年(1444)
開基:藤原道長
開山:琴江令薫禅師


【縁起】



【山門】



【本堂】


東福寺とは違い、こじんまりとした境内と本堂です。


【不動明王】


撮影不可でしたので、画像はネットで拾ったものです。

重要文化財。
高さ2メートル65センチの日本最大の木像不動明王坐像で、
仏師定朝の父・康尚作の現存する数少ない仏像です。

かつて藤原道長が建立した五大堂に不動明王、降三世明王、軍荼利明王、
大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が祀られていたが、
歴史の波の揉まれ不動明王だけが現代に残っている貴重な仏様です。


近くで見る不動明王の迫力は凄いですよ。
拝観料200円をケチらないで是非見ていただきたいです。


【御朱印】

東福寺(2015年1月12日参拝)

2015年02月14日 | 仏閣
今日は毎年成人の日に行われる泉涌寺七福神巡りと、
京の冬の旅 非公開文化財特別公開されているお寺を幾つか巡りたいと思います。

まずは東福寺の塔頭寺院である勝林寺に朝9時に着いたけど、
京の冬の旅の拝観は10時からということで閉まってました。(^^;

という訳で、紅葉で有名な東福寺の冬の時期の姿をご覧ください。(笑)

それにしても雪がチラついて寒い。

紅葉の時期以外は無料駐車場に停めれることが出来ます。


<2010年11月27日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/584582ecbcbc1ae372aa57e3099bdeff

<2013年11月30日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0e62ac71f8037c66f5e56ebc30dbc015



所在地:京都府京都市東山区本町十五丁目778番地
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:釈迦如来
創建:嘉禎2年(1236)
開基:九条道家
開山:円爾弁円



【月下門】


重要文化財。

一条実経が常楽庵を建立した際に、
亀山天皇より下賜された京都御所の月華門とされる。


【臥雲橋】



【通天橋】


はい、この通り殺風景です。(^^


【洗玉澗】


落葉もだいぶ枯れておりました。


【参道】


さすがにこの寒い時期の朝に観光客はほとんどいません。


【日下門】


ここから境内の駐車場に入ることが可能です。


【三門】




応永32年(1425)に足利義持が再建し、
現存する禅寺の三門としては日本最古のもの。






実に壮大で見事な門です。

二階に僧侶達がいましたが、
ここから見ても彼らが小さく見えました。

それぐらい大きな門です。
特別拝観の時は三門に登りたくなりましたよ。


【浴室】


妙心寺と同じくサウナ式で、入っている時は座禅と組んでいたそうです。

今ではお風呂やサウナはリラックス出来る場所ですが、
かつてのお寺では修行の一環だったようですね。

浴室もたまに特別拝観があります。


【五社成就宮】


鎮守社のようですね。
初めて存在を知りました。(^^;






拝殿。

岩清水八幡、賀茂、稲荷、春日、日吉の五社を祀るので、
五社明神社ともいわれているが、もとは法性寺の鎮守と伝えているとか。




狛犬。






本殿。




境内社。


【鐘楼堂】






こんな所に鐘楼堂があったとは。


【十三重石塔】


何気に重要文化財です。

九条道家が病になった時、藤原家の先祖という比良の魔王(比良明神:天狗)が降臨し、
病の原因が怨霊にあると伝え、道家に祟っている怨霊の鎮め方を教え病が完治。

道家が東福寺建立の決心をした時に比良明神のお告げにより、
十三重石塔を建立したと伝えられているそうです。


【魔王石】




確かに魔王のように見えなくもないです。


【地蔵堂】


こちらには何体もの地蔵尊が祀られていました。


【仏殿】


明治14年(1881)に焼失後、
17年もの歳月をかけ昭和9年(1934)に再建されたもの。




釈迦三尊像は万寿寺から移されたもの。




堂本印象作の蒼龍図は見事なものでした。

天龍寺のそれより断然いい。


【御朱印】


本坊で直筆でいただきました。


【感想】
観光という目的で東福寺を訪れるなら冬は外された方がいいですね。

せめて通天橋は無料にしないと厳しい。

御首題帳

2015年02月14日 | 御朱印帳
日蓮宗専用の御首題帳として日蓮宗新聞社の通販で購入しました。



サイズ:18センチx13センチ
値段:1200円(送料別途)


【感想】
日蓮宗新聞社のHPの御首題帳はピンクっぽい色ですが、
到着したら青色でした。

たまたまなのか、男は青なのかよく分かりません。(笑)

まだ使い始めたばかりですが、
紙質も良く非常にいい感じです。



日蓮宗新聞社
http://news-nichiren.jp/2013/12/21/6329/

圓通寺(2015年1月10日参拝)

2015年02月13日 | 仏閣
安楽寺の次は同じく大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の札所の一つである圓通寺へ。


所在地:大阪府大阪市天王寺区生玉寺町5-4
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:慶長3年(1598)
開山:伝誉牛澤上人
札所:大阪新四十八願所阿弥陀巡礼


【山門】


大寺院のように大きさはないけど、
立派な山門です。

壁の赤色が印象的です。


【本堂】


これは堂内に入れないのかな、と思った。


【二重塔】



【鐘楼堂】



【地蔵尊】



【観音堂】


江戸中期に建立されたもの。


【鎮守社】



【本堂堂内】




御朱印をお願いすると本堂に上げていただいた。

やった、嬉しい。(^^
浄土宗らしい雰囲気ですね。





色目もとても良くて、表情もとても柔和なお顔をされていました。

撮影OKでした。






他に上人像等が安置されていましたが、
フラッシュは焚かない主義ですので、よく写ってません。


【御朱印】


書置きではなく御朱印帳にいただきました。

しかも奥様とお婆様に熱いお茶を出していただき、
本当に嬉しかったです。

この姿勢を安楽寺に見習ってほしいですよ。


奥様によると最近は若い男性がよく訪れるそうです。

若いといろいろ悩むからでしょうか。(笑)

ま、そんなことはさておき、
寒いのでこれにて本日の参拝は終了。

安楽寺(2015年1月10日参拝)

2015年02月13日 | 仏閣
生国魂神社参拝後、
ちょっとだけ時間があったので札所巡り。


所在地:大阪府大阪市天王寺区生玉町3-2
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:##文禄年間(1592-1596)
開山:齊蓮社圓誉順覚上人
札所:大阪新四十八願所阿弥陀巡礼


【山門】


山門の上に見えるHOTEL COSMOは男女が愛を育むホテルです。(笑)


【本堂】


本堂内はおろか山門すら通れない拝観謝絶のお寺でした。

こういうお寺はとても残念に思う。


【御朱印】

生国魂神社(2015年1月10日参拝)

2015年02月12日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は試験が大阪市内であったので、
干支御朱印をいただきに生国魂神社に寄りました。



所在地:大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
主祭神:生島大神、足島大神
創建:伝・神武天皇年間
社格:式内社、官幣大社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道



【鳥居】



【拝殿】


写真は以上です。

決して手抜きではない。(^^;
詳しくは下記でどうぞ。

<2012年1月14日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/68eecef7030046c1dc3e412c309880da


【御朱印】


干支朱印をいただきました。(^^

尊永寺・御朱印帳

2015年02月12日 | 御朱印帳
静岡県の尊永寺で購入した御朱印帳。



サイズ:18センチx12センチ
値段:1200円


【感想】
五三桐紋・葵紋が金糸の見た目にも豪華な御朱印帳です。

裏表使ってみましたが、
紙質も良く墨の裏写りもなく、よれることもありませんでした。

お勧めです。

長田神社(2015年1月3日参拝)

2015年02月11日 | 神社
本日最後の参拝はこれまたマイナーは長田神社。

わざわざこの神社に訪れたのは子安地蔵を見る為です。

大きな道路から細い道を進む。
一方通行じゃないから対向車が来たら嫌な道です。

無事到着しましたが、駐車場が無くて困ったが、
何とか鳥居前に停めることが出来ました。



所在地:大阪府東大阪市長田1421
御祭神:品陀別命、息長足姫命、多紀理毘売命
創建:不明


【由緒】
長田神社は通称意岐部神社という。

古来平安朝の初期醍醐天皇の御代延喜式制によって、
村の守護神として鎮座された由緒ある古社として記録を存せる宮であり、
この遺書は村人によって伝承せられたる信仰上の伝統であり、
旧村の歴史にとって誇り得るものであったが当時の宮の所在について、
旧長田村と御厨村の何れに鎮座せるものか、彼御社波是奈利 止慥々爾記有書奈久、
辨有人毛無と、当時枚岡神社の宮司水走忠によって宮争の解決を神霊に誓って決定せんとし、
長文の神詞を起草しこれを現在の楠根川橋上(長田村、御厨村の境にある橋)に於いて、
幣を中央に立てて、深更に至って濁を灯し御あかりの左右何かに倒れるか以って、
宮の所属を決定したということである。

しかしながら現在この由緒がある意岐部神社の所在は、
中世の頃天災の為焼失し今日全くその旧址判明せず、現
在の長田神社の北方(田圃の中)に意岐宮屋敷と言い、叉 弓場との下と称する。
小字地名のあることによって意岐部神社の宮跡であろうと言われている。


【鳥居】



【拝殿】





【狛犬】



【本殿】



【境内社】


左が塞神社、右が龍王明神社。




御祭神:八衢比古命、八衢比賣命

塞神社は何か石が置かれていた。




龍王明神社。
御祭神は巳様で蛇が祀られていました。


【稲荷社】



【合祀殿】


愛宕社・琴毘羅社・水神社。


【おかげ灯籠】




当地の人々が慶応3年の「おかげ詣り」に参加したことを記念して建てたもので、
長田地区には他にも4基のおかげ灯籠が残り、
うち1基には天保2年(1831)の紀年銘があるそうです。


【摂取庵】


神社の境内にあり、浄土宗の寺のお堂だったようです。


【子安地蔵】




鎌倉時代末期の木像地蔵菩薩立像(像高91cm)が安置されていました。

この地蔵像は地元に伝わる「子安地蔵縁起」によれば、
嘉禄年中(1225-1227)恵心僧都作と伝えられ、
江州(滋賀県堅田)で子安地蔵として祀られていたもの。

いつしか有縁の地である長田村へ移されたことが分かっているそうです。

恵心僧都作といわれているが、どこまで信憑性があるのか疑問ですが、
なかなか良いお地蔵さんでした。


【御朱印】

仲村神社(2015年1月3日参拝)

2015年02月11日 | 神社
機物神社から東大阪市に鎮座する仲村神社へ。

ちょっとマイナーな神社に寄ってみたくなったので。



所在地:大阪府東大阪市菱江498-2
御祭神:己己都牟須比命
創建:不明
社格:式内社



【由緒】
仲村神社は貞観9年2月に官社になっており、
若江郡の二十二座の一つです。祭神は己々都牟須比命としており、
平安時代に編纂された新選姓氏録には中村連の先祖とされています。

このことから枚岡神社を中心とする中臣氏は、
河内平野にも進出していたであろうと推定されます。

また当社は疱瘡を病める者祈願すれば験ありと称し参詣する者多し。
正徳4年(1714)阿波、淡路の領主蜂須賀家の家臣陶山与一左衛門長之・水谷平右衛門勝政より
疱瘡全快の謝恩のため鳥居が寄進されています。

伝承では何か祈願をする時は、大和川(菱江川)に入り斎戒沐浴を行う川瀬の祓いを行います。
そして、社殿の軒下の雨だれの砂を頂き、これを袋に入れて腰に下げてお守りとしたそうです。

大和川が付け替えられてからは境内の菱沢池で祓いを受けたのですが、
その風習も大正時代にはなくなったそうです。


【鳥居】



【狛犬】



【拝殿】



【稲荷社】





【境内社】


水神社。




左から歯神社、琴平社、空八龍王社。


御朱印はございません。

伊勢神宮・式年遷宮記念御朱印帳

2015年02月11日 | 御朱印帳
2014年に発売された御朱印帳。




大きさ:18センチx12センチ
値段:1500円


【感想】
西陣織で手触り、デザイン抜群です。

中の紙質も非常によく、
よっぽどじゃない限り墨が裏移りしないし、
よれることもありません。

さすが伊勢神宮の遷宮を記念して発売されたことはあります。

今年の1月の段階でまだ発売していましたので、
購入される方は是非。

超お勧めです。
同じ柄の西陣織の御朱印帳袋もあります。


神宮会館で通販で購入可能です。
http://www.jingukaikan.jp/kaikan/shop5shuin.html

機物神社(2015年1月3日参拝)

2015年02月10日 | 神社
星田の星とくれば、次は七夕に関する伝説で知られる機物神社へ。

機物と書いて「はたもの」と読みます。

この神社は7月7日の七夕の日に盛大な七夕まつりがあり、
かくいう私も昨年行ったんですが、
あまりの車の多さで停める場所が無くて、
無念の断念を経験したんですよね。

七夕の日に機物神社の御朱印をいただきたかったんですけどね。


所在地:大阪府交野市倉治1-1-7
主祭神:天棚機比売大神、栲機千々比売神、地代主神、八重事代主神
創建:不明
社格:村社


【由緒】
機物神社の呼称及び七夕伝説との結び付きについては諸説ありますが、
一説によると古代、枚方市「津田」を「秦田(はただ)」、
交野市の「寺」を「秦山(はたやま)」、「倉治(くらじ)」を
「秦者(はたもの)」といっていた時代がありました。

神社の名称はこの「秦者」の人たちが祀る社ということで、
「ハタモノの社」が本来の呼び名であったと思われますが、
後に七夕伝説と結び付けられて、「秦」の機織りの「機」に換えて、
現在の機物神社のイメージ作りが行われたといわれています。

起源は古く4~5世紀にあるとも考えられますが、
5~6世紀の頃に秦氏に代表される交易商人によって組織された
養蚕布織の技術を持った民が大陸から渡来して、
一部の集団が東部産地の麓に定住した時といわれています。

当時、交野山と太陽の位置関係で、ある特殊な日に特別な現象が起きることに着目して
大陸から呪詛祭祀の習慣を持ち込んで、
祭祀の場を「堂(くつ)」と言う神堂を設けたのが創まりではないかと言われています。 

祭神に出雲系氏族の神の地代主命や事代主命が含まれているところを見ますと、
軍神としても尊ばれ、元亀・天正・文禄・寛文年間には、信長や光秀・秀吉・家康らによって
手厚い庇護の手が差し延べられたことも記録されています。

明治8年(1875)本産土神に神宮寺、南町の神社を合祀し現在に至っています。


【第一鳥居】


長い参道があります。

駐車場は参道横の道を本殿近くに行けばありました。

その為、わざわざ参道を歩いて戻って鳥居を撮影。(^^;


【門松】



【御神木】



【第二鳥居】


第一鳥居から歩いて5分ほどで到着。

社殿がある境内は思ったより広くはありません。
地元に根差した神社といった感じです。


【狛犬】



【門松】



【拝殿】



【遥拝所】



【神門】


なかなか渋い神門。




中には機織り機が置いてありました。




反対側から撮ったもの。


【御朱印】



【感想】
普段は普通の神社です。

しかし、七夕の日だけは一変する。
夥しい数の笹に吊るされたカラフルな短冊が凄い。

次回は諦めずに七夕の日に訪れたい。

星田寺(2015年1月3日参拝)

2015年02月10日 | 仏閣
星田神社の真横にあるのが、その名も星田寺。

そのまんまです。(笑)
でも、読み方はそのまんまではありません。

星田寺と書いて「しょうでんじ」と読みます。

このお寺は神宮寺のようですね。



所在地:大阪府交野市星田2-6-7
宗派:東寺真言宗
御本尊:不動明王
創建:平安時代中期


【山門】


手前には仁王像。


【本堂】



【観音堂】





【稲荷社】



【水掛け不動尊】


境内は綺麗に手入れされていました。

御朱印の有無は不明です。

星田神社(2015年1月3日参拝)

2015年02月09日 | 神社
続きまして大阪府交野市の星田神社へ。

交野と書いて「かたの」と読みます。
大阪には結構難読な土地名が多いです。

この神社には無料駐車場があります。
また、境内にも停めることが可能でした。



所在地:大阪府交野市星田2-5-14
主祭神:表筒男命、中筒男命、底筒男命、息長帯姫命
創建:不明
社格:村社


【由緒】
伝えによると現在本殿の住吉四神をお祀りしたよりも遥か以前に、
ここに一本の大杉があって、そこに当地の氏神として、
当地方の交野物部の御祖である櫛玉饒速日命(交野大明神)をお祀りいたしておりました。

その後、宝永年間(1704-1711)惣社である磐船神社の御分霊をお遷ししてお祀りするにおよび、
交野大明神のお社よりも大きな神殿が建てられることとなりました。

それ以前、交野社は古宮と呼ばれるようになり、また大杉も枯死したので、
その芯を御神体として、お祀りするようになりました。
それは鎌倉か、室町の時代か、いずれにせよ当社最古の神であります。

西井長和氏所蔵の天文4年(1535)の奥書のある神明帳には、
この交野大明神の名が記載されております。

また文化2年(1805)の三浦蘭阪著「川内奬撫古小指識」には、
当神社に正平ら21年(1366)の銘の石塔があったと記されております。

また八幡社はもと新宮山の頂上にお祀りされていましたが、
明治維新の神仏習合整理によって、明治七年九月にここに遷されたものであり、
昔は山城の男山八幡宮を本宮、こちらを新宮と云われました。

平安時代、このあたりは石清水八幡宮の寺領荘園となり、
この地域の守護神として八幡宮の御分霊を新宮に勧請したのに始まります。

明治五年に村社となる。


【鳥居】


向こうに見えるのが拝殿です。

今回は人が多くてなかなか拝殿の撮影が出来なくて、
後から撮ろうと思ってたら忘れてました。(^^;


【放生池】



【狛犬】



【門松】


これを見るのが正月の神社の楽しみの一つです。


【祖霊社】



【庚申塚】


御祭神:太田命(猿田彦大神)


【狛犬】



【鳥居】


奥にも境内社があるようです。


【戎社】





【交野社】



【おもかる石】



【八幡社】





【稲荷社・天満社】



【御朱印】