本日のメインの格付けである如意寺に到着。
ここは何といっても三重塔が素晴らしい。
いつか訪れたいと思っていたお寺です。
所在地:兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
宗派:天台宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)大化元年(645)
開基:(伝)法道
札所:神戸十三佛霊場
【縁起】
如意寺旧記によれば大化元年(645)法道仙人が多聞天の教化により、
当山に櫨の木に刻んだ地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源とされる。
同5年(649)に孝徳天皇の勅願寺と定められて、
三級塔一宇鐘楼堂二階楼門二箇鎮守其外僧院廿四坊という大規模な堂塔伽藍が建立され、
仁寿元年(851)には円仁が文殊堂を建立した。
のちに荒廃し諸堂は傾き雨露に曝される有様であったが、
正暦年間(990-995)願西尼(安養尼)により中興されたという。
法道は天竺から飛来したとされる伝説的な仙人で、
兵庫県南部一帯には法道開基を伝える寺院が点在している。
ただし当寺を法道の草創とするのは伝承の域を出ない。
貞応三年(1224)の延暦寺政所下文案では願西聖人の建立としている。
本堂は老朽化により傾いたため第二次世界大戦後まもなく解体され、
礎石をとどめるのみである。
現在は山門、阿弥陀堂、三重塔、文殊堂が残る。
【山門】
境内から結構離れた場所にありました。
昔はこの辺りまで境内だったんだろう。
【境内入口】
かなり細い凸凹の山道を走りますので覚悟してください。(苦笑)
こんな場所に建設業者がいるとは。(^^;
以前は境内に車を停めることが出来ていたようですが、
お寺に参拝せずにハイキングの為に来る連中がウザくなったようで、
境内には停めることが出来ませんでした。
車は入口手前に路駐出来ます。
間違ってもこんな所まで警察は来ないのでご安心を。(笑)
【文珠堂】
これはなかなか珍しい建築物ですね。
しかも実に立派なものです。
重要文化財。
仁寿年間(851~854)に円仁僧都が文殊像を造り、
文殊楼を建てて安置したとあり文殊堂の創立はそこまで遡ります。
応永13年(1406)大洪水、大風、大地震があり、諸堂ことごとく倒れ、
天文8年(1539)本堂諸楼ことごとく炎上、
文殊堂は罹災を免れたようですが、現在の文殊堂は享徳2年(1453)に再建されたもの。
【三重塔】
鎌倉末期から室町初期に建立されたもの。
渋い。
もっと近くで見たくてダッシュで階段を登ったよ。(笑)
いいですね~。
こんなに素晴らしい三重塔があるとは。
感動しました。
重要文化財。
【文殊堂】
【境内】
向こうに見えるのが阿弥陀堂です。
重要文化財。
【本堂跡】
戦後、老朽化の為に解体されてそのまんまで、
本堂の無いお寺なんですね。
まぁ、本堂を再建するだけの資金はあるとは思えないので、
これも仕方ない。
【三重塔】
対面から見る三重塔もまた格別です。
【阿弥陀堂】
こちらは内陣を見ることは出来ませんでした。
重要文化財。
【塔頭】
御朱印はこちらでいただけるようですが、
誠に残念ながら不在でいただけませんでした。
また三重塔が見たくなったら、
その時こそいただくことにしよう。
【感想】
三重塔と文殊堂が素晴らしかった。
伽藍好きにはたまらない。
行く価値は充分にあります。
お寺は檀家もいなく、荒廃しても不思議じゃない立地なんですが、
お寺の方々の努力によりギリギリ耐えて、古刹の雰囲気を感じます。
このままずっと保っていってほしいですね。
ここは何といっても三重塔が素晴らしい。
いつか訪れたいと思っていたお寺です。
所在地:兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
宗派:天台宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)大化元年(645)
開基:(伝)法道
札所:神戸十三佛霊場
【縁起】
如意寺旧記によれば大化元年(645)法道仙人が多聞天の教化により、
当山に櫨の木に刻んだ地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源とされる。
同5年(649)に孝徳天皇の勅願寺と定められて、
三級塔一宇鐘楼堂二階楼門二箇鎮守其外僧院廿四坊という大規模な堂塔伽藍が建立され、
仁寿元年(851)には円仁が文殊堂を建立した。
のちに荒廃し諸堂は傾き雨露に曝される有様であったが、
正暦年間(990-995)願西尼(安養尼)により中興されたという。
法道は天竺から飛来したとされる伝説的な仙人で、
兵庫県南部一帯には法道開基を伝える寺院が点在している。
ただし当寺を法道の草創とするのは伝承の域を出ない。
貞応三年(1224)の延暦寺政所下文案では願西聖人の建立としている。
本堂は老朽化により傾いたため第二次世界大戦後まもなく解体され、
礎石をとどめるのみである。
現在は山門、阿弥陀堂、三重塔、文殊堂が残る。
【山門】
境内から結構離れた場所にありました。
昔はこの辺りまで境内だったんだろう。
【境内入口】
かなり細い凸凹の山道を走りますので覚悟してください。(苦笑)
こんな場所に建設業者がいるとは。(^^;
以前は境内に車を停めることが出来ていたようですが、
お寺に参拝せずにハイキングの為に来る連中がウザくなったようで、
境内には停めることが出来ませんでした。
車は入口手前に路駐出来ます。
間違ってもこんな所まで警察は来ないのでご安心を。(笑)
【文珠堂】
これはなかなか珍しい建築物ですね。
しかも実に立派なものです。
重要文化財。
仁寿年間(851~854)に円仁僧都が文殊像を造り、
文殊楼を建てて安置したとあり文殊堂の創立はそこまで遡ります。
応永13年(1406)大洪水、大風、大地震があり、諸堂ことごとく倒れ、
天文8年(1539)本堂諸楼ことごとく炎上、
文殊堂は罹災を免れたようですが、現在の文殊堂は享徳2年(1453)に再建されたもの。
【三重塔】
鎌倉末期から室町初期に建立されたもの。
渋い。
もっと近くで見たくてダッシュで階段を登ったよ。(笑)
いいですね~。
こんなに素晴らしい三重塔があるとは。
感動しました。
重要文化財。
【文殊堂】
【境内】
向こうに見えるのが阿弥陀堂です。
重要文化財。
【本堂跡】
戦後、老朽化の為に解体されてそのまんまで、
本堂の無いお寺なんですね。
まぁ、本堂を再建するだけの資金はあるとは思えないので、
これも仕方ない。
【三重塔】
対面から見る三重塔もまた格別です。
【阿弥陀堂】
こちらは内陣を見ることは出来ませんでした。
重要文化財。
【塔頭】
御朱印はこちらでいただけるようですが、
誠に残念ながら不在でいただけませんでした。
また三重塔が見たくなったら、
その時こそいただくことにしよう。
【感想】
三重塔と文殊堂が素晴らしかった。
伽藍好きにはたまらない。
行く価値は充分にあります。
お寺は檀家もいなく、荒廃しても不思議じゃない立地なんですが、
お寺の方々の努力によりギリギリ耐えて、古刹の雰囲気を感じます。
このままずっと保っていってほしいですね。