デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

アナログ入力を何か処理してまたアナログで出力する実験

2020年07月18日 15時08分38秒 | 工作実習

2020/07/17 (金曜日) 曇り・雨


ESP-WROOM-32というマイコンの操作・実験をして遊んでいる。
このマイコンはWiFiでマイコン同志を接続したりパソコンに接続ができる。
例えば離れた場所のESP-32が取得したデータを手元のESP-32で
受信して表示させたりができる。
(高性能なCPUが内蔵されているので工夫次第で何でもできる・・・はずです。
ただそれには高度なテクニックや知識が必要・・・オイらにはとても無理です。
せいぜい諸先輩方が組まれたプログラムや回路を真似して動作せるぐらい
が精いっぱいです。)

今日はアナログ(電圧変化)を入力してそれをまたアナログ(電圧変化)で
出力するという実験をしてみた。




入力信号(電圧)は可変抵抗器(VR)で変化させられる。 出力はテスターで計測する。



VRを回して電圧を変化させれば出力電圧も比例して変化する・・・と思っていたが
どうもそうはいかなかった。
VRを回していくと出力電圧も変化していくが、ある時点で出力がストンと落ちてしまう。
更にVRを回していと再び上昇していくがまたある時点で出力が落ちてしまう。
こんな現象がVRが回転でき無くなる(回しきる)までに何度も現れてくる。



何でだろう?
しばらくは原因がわからなかった。
マイコンが壊れているのか? 他のESP-32と交換してテストしてみたが同じだった。
何でだろう?

Arudino-IDEのシリアル・モニターにADCの出力を表示してみるがちゃんと出ている。
何でだろ?
delay関数でタイミングを変えてみるが変化なしだ。
何でだろう?

シリアルモニターの出力は最大値が4095だ。 正常だよね・・・・・・
えーつ、‟4095”だって?!
”4095”っていうのは12bitデータの最大値だよねぇ。



ESP-32のDACは8bit 出力ということだ。
10進数では0から255までが取り扱える範囲だろう。
それ以上の数値を入力されたDACは動作せず、出力がストンと落ちるんだろう。
よーし、その対応をしてみよう。(255以上にならないように入力値を小さくするだけ・・)

今度はうまくいった。
VRの回転に従って波形も変化する。
VRを回し切ってもストンと落ちることは無い。


ふーん、ADC,DACってこうやって使うんだ。
おもしろいなぁ・・・
さぁて、次は何をしようかなぁ・・・
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