デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

三(み昔)前のICを使って・・・・・・   - PPI 8255 工作 -

2013年05月23日 16時22分31秒 | 工作実習
2013/05/23 (木曜日) 晴れ


“ 三(み)昔 ”ってなぁに?

そうですねぇ・・・ こんな言葉はありませんよね、きっと。
十年一昔(ひとむかし)という言葉はご存知でしょう。
移り代わりの激しい世の中、10年も経つと以前は遠い昔のようだった・・・
というような意味らしいです。
10年前で一昔なんですから20年前、30年前はどうなんでしょうか?
二(ふた)昔、三(み)昔・・・・・ それこそ大昔のことで、
電子工作好きの実習生はこんなICを使って遊んでいました。
それをまた物好きにも押入れから引っ張り出して、昔を懐かしみながら
工作に明け暮れています。

当時のワンボードマイコンTK-85と同じ頃に使っていたXYプロッターを
接続して動かしてみたい、との思いからこんな工作を始めた。
最初はTK-85に装備されているパラレルI/Oを使って接続しようと試みたが
どうもうまく行かない。
TK-85のパラレルI/Oはモニタが使用しており、あまった機能部分が
開放されてカードエッジに端子が出力されているため、今回の工作では具合の悪い
ところがある。

そこで手持ちの部品で(もっともこんな部品はいまどき売ってないだろう)
P・I/Oを作ることにした。
P・I/OそのものはPPI(プログラマブル・ペリヘラル・IC)を使えば簡単に組上がる。
しかし、そのインターフェースは文字のごとくデーターを並列(パラレル)に
取り扱うというものだから、装置と装置を繋ぐ配線が大変だ。
アドレス信号が16本、データ信号が8本、その他制御信号、グランド線などなど
30数本の電線が必要なのだ。
その接続コードを作るのにえらい時間がかかってしまった・・・・・・



↓ TK-85とXYプロッターとを接続するパラレルインタフェースを作った。 装置間を接続するのが大変だ。
   



↓ 工作したP・I/Oボード。



↓ 取り付けたPPI ICの8255の端子には白い粉を噴いていた。



↓ TK-85とのデータのやり取りはブレッドボードに組み立てた表示機(LED)の点滅で確認した。




TK-85のモニターの影響のないPPIはプログラムのステップごとの
指示通り動作してくれた。
これで装置間のデータのやり取りが確認できる。


P・I/Oの動作確認テストの様子を動画でご覧ください。



130523パラレルIOインタフェース




これでXYプロッターにデータを送り込んだり、操作指示を出したりできると思う。
でも、まだ相手機器(XYプロッター)の状態(BUSY、ACK等)を読み込む
テストは未確認だ。 それがOKになればいいんだけど・・・・・・


 

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