デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

フォトカプラLEDの接続に問題があった  - マイコンDacで出力した鋸歯状波の鈍り ー

2023年09月07日 14時17分30秒 | 工作実習

2023・09・07(木曜日) 晴れ

 ウィーンブリッジ発振回路のバンドパスフィルタ(BPF)を構成する
抵抗器をフォトカプラーのCds(硫化カドミューム)に置き換えて、
フォトカプラを鋸歯状波で駆動すれば、Cdsの抵抗値が鋸歯状に変化
して、発振周波数も鋸歯状に変化するだろう、と実験をしている。

 鋸歯状波もOPアンプで作ろうと思ったが、フォトカプラーの動作条件に
合わせることができず、マイコンでソフト的に作ることにした。
 マイコンで計算処理した結果はDacでアナログ変換してGPIO(外部
入出力端子)で取り出した。
 
 案外すんなりと鋸歯状波が取り出せて、実験回路に接続しテストしたが
結果は思わしくなかった。
 無負荷のときは素直に直線状に上昇していくのだが、フォトカプラーを
接続すると途中で鈍りだして水平になってしまう。

 あれー、フォトカプラーってそんなに負荷がかかるのかなぁ?
 GPIOもそんなに非力なのかなぁ?

 今までのマイコン実験ではLEDをいくつも点滅させたりしたけど
何ともなかったし・・・

 もう一度回路を見直した。
 もしかしてフォトカプラのLEDには保護抵抗は入ってないのかも知れない。
 

 

 

 LEDに直列に抵抗を入れた。

  抵抗値をだんだん低くして出力を上げていった。
  470Ωぐらいがちょうど良いようだ。

 

 

 抵抗器を入れる前の鋸歯状波。
 フォトカプラを接続すると出力も低下して、波形も鈍ってしまった。


 マイコンのGPIOが非力なんだと思って、バッファの工作をあれこれ悩んで
いたが、結局はオイらの大チョンボ!
 マイコンさん、ごめんよ。 以後注意いたします・・・(こればっかり(笑い))

 鋸歯状波の鈍りは解決したけど、まだまだ問題はいっぱいある。
 フォトカプラーって応答速度やリカバリ速度は相当遅いみたいだ。
 それに抵抗値の変化は指数関数的だ。(説明書のグラフもそうなってる)

 まっ、このスイープゼネレータ実験も「実験だけ」で終わるだろうけど、
もうちょっとキリがつくまでは頑張っていこう・・・・・

 

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