デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

やっと発振回路基板ができがったけど・・・・・

2020年09月02日 13時15分59秒 | 工作実習

2020/08/31(月曜日) 晴れ

VHFエアーバンド(118MHz~136MHz)を自動的にスイープ(スキャン)して
交信中の電波の有無を検出して受信してみる、というテーマに向かって工作をしている。
以前、UHFのミリタリーエアバンド(310MHz~350MHz)をスイープして
電波を確認するという実験をしたことがある。
この実験はなんとかうまくいってオシロスコープ画面に電波の有無を表示させることが
できた。
今回はそのVHF版なんだけど、それがなかなかうまくいかない。
前回のUHF版はマグレだったのかなぁ・・・・・
オイらの実験や工作は再現性が乏しくて同じものが作れないのです。
安定な発振、きれいなスペクトラム、高範囲で高出力な発振・・・など自分の実力も
わきまえず無茶苦茶工作を続けています。
さぁ、今日も頑張っていこう・・・
         
       (以上前置き 相変わらず前置きが長い)

発振回路は何とかできたが、これをそのまま出力するのはちょっと心配だ。
出力部付近に手を近づけたり、コイルに手を触れたりすると発振は変化したり停止したりする。
やっぱりバッファ回路を付けておこう。

回路図はこんなもの。 部品の定数などはいい加減に設定・試行錯誤で調整してある。

有り合わせの部品を組み合わせて改造した。

コイルをとっかえひっかえして発振周波数を調整した。


NWT-4000(簡易スペアナ)で発振周波数の確認。


電圧の変化と周波数の変化がおかしいがあれこれ調整しても治らない。


NWT-4000で120MHzのみを表示してみた。 案外すっきりしているが・・・・・


SDRドングルで受信してみるとこんなにぷっくり膨らんだスペクトラムが表示される。

               
以前のUHF・VFOの工作ではバリキャップに電源からのノイズが加わって発振出力が
FM変調されてスペクトラムはもっと広がっていたが・・・・
それでもこれはちょっと気になる。

そこでバリキャップを取り外して(エア)トリマコンデンサを取り付けて確認してみた。


バリキャップを取り外して(エア)トリマコンデンサを取り付けて発振させた。
NWT-4000のスペクトラムにはあまり変化はないが・・・・

SDRドングルで受信してみると鋭く尖ったスペクトラムが表示される。


試しにNWT-4000のVFO出力をSDRドングルで受信してみた。
やっぱり鋭く尖った波形が表示される。


バリキャップで同調を取った発振回路はぷっくり膨らんだ変な波形だが
いくら調整しても鋭くはならない。
まぁ、オイらが作る回路はこんなものなんだろう。

手持のFETにVHF増幅用の2SK192Aというものがある。
今度はこのFETで発振回路を作ってみよう。 うまくいけばいいのだが・・・・

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