デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

FETの増幅度ってどのくらいなの?

2020年09月04日 13時04分02秒 | 工作実習

2020/09/03(木曜日) 晴れたり急に雨が降ったり荒れた天気

100MHzから130MHzぐらいまでの範囲を発振するVFOを工作している。
発振周波数を変化させるのにはバリキャップを使用している。
このVFOの使用目的はバリキャップに鋸歯状波を加えてスイープ発振させ、その
スイープ周波数を受信機のLOCにしてVHFエアバンドをスイープ受信してみよう
ということだ。
ただ、オイらはこういう工作は大好きで、作ったり壊したりを繰り返しているが、
基礎知識がないので大体はうまくいかず、失敗をしてしまう。
今回も発振はしてくれたがどうもその出力はスペクトラムの幅が広くて具合が悪そうだ。
そこで発振回路のトランジスタをFETに換えて実験してみたが、今度は発振したり、
発振しなかったり動作が不安定になってしまった。
どうしてだろう?
まぁ、オイらはFETはあまり使ったことがない。(スイッチングとか、可変抵抗器の
代わりに使ったぐらい。)
よーし、FETってどんなものなのか実験で確かめてみよう。

        (以上前置き・・・・相変わらず前置きが長い)

先ず、FETってどうやって動作させるのか、実験してみた。

実験回路はこんなもの。
ゲートに加えるバイアス電圧を変化させたり、ドレーンに接続する(負荷)抵抗値を変えたりして
増幅される様子を観察した。


AF発振器からの信号を実験回路で増幅してオシロスコープで確認してみる。


そんな実験の様子を動画でご覧ください。


負荷抵抗(RD)を変えてはバイアスを調整して最大出力値とドレイン電流を記録した。

その結果、この実験回路では増幅度は約30倍が最大だった。

トランジスタの増幅度はどうなんだろう?
これも実験してみた。
実験回路はFETと同じ。 トランジスタはVFOで使っているのと同じの‟2SC3355”にした。

負荷抵抗を変化させてバイアス電圧を調整し、最大出力を記録した。

その結果、トランジスタ増幅では増幅度は125倍だった。


オイらの実験ではやっぱりトランジスタの方が増幅度は大きい。(FETの3.8倍)
だからトランジスタの方が発振しやすいのかも知れない。
でもねぇ・・・聞いた話によると「発振回路に必要な増幅度は3倍以上あれば良い」と
いうことだ。
FETだって30倍近い増幅度があるんだから安定に発振してくれるはずだ。
もう一度実験してみるかぁ・・・・・
 
 (こんなことばかりしていて先へ進めない・・・・ でもこういうのが好きなんです・・・)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっと発振回路基板ができが... | トップ | また部品が増えてしまった。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

工作実習」カテゴリの最新記事