48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

家族で大阪に行ってきた その1

2014年08月29日 00時57分16秒 | オッサンの日記
8月26日 家族サービスの日 その1

のっけから申し訳ないのですが、8月26日は柔道をお休みしました。
H坂柔道教室の先生方、大変申し訳ございません。家族サービスのため、本日お休みさせていただきました。本当は柔道の練習を休んで家族サービスで大阪に行くのは嫌で嫌で・・・。
すいません、嘘ついてます。私も結構楽しんでました。

普段連休が取れません。盆と正月くらいに3連休。他は全て細切れの単休です。従って旅行なんぞ連れて行った事がありません。もちろん家族を泊りで連れて行ったことが無い。
嫁と子供がかねてから希望していた大阪見物に、早朝から日帰りで行ってきました。目当ては、「阿倍野ハルカス」という近鉄の日本一高い超高層ビルと、難波花月の吉本新喜劇です。
阿倍野ハルカスは事前に予約しました。上がって展望室に入るのも、時間指定の予約が入りますが、何とか3人分をGET。吉本も3時45分開演の第3回目公演の席を予約しました。その合間は心斎橋やらあちこちを見物しようと。

阿倍野ハルカスの予約は10時半である。手続きがあるので10時に入るとしても、逆算すると何時に出なあかんやろ。
5時30分出発―6時17分安城からJR―6時43分に名古屋着―7時近鉄名古屋発―9時5分大阪鶴橋着―JR大阪環状線で天王寺へ
こんなタイムスケジュールらしい。
問題は、JRで名古屋に到着してから、近鉄に行って特急券を買うのに、時間が17分しかないのだ。でも何とかなりました(笑)。
朝飯は近鉄のキオスクで助六と御握りを買い、トイレに行く暇も無く近鉄の特急アーバンライナーに乗り込む。先頭車両の写真を撮る暇も無かった。
車内はビジネスマンも多かったので、結構いっぱいです。
朝飯を食べてチラチラ外の景色を見てたんだけど、三重県って田舎だなあ(褒め言葉です)。四日市過ぎたら、街の中心部以外は田んぼと畑しかない。ブログ友のNGさんは、四日市近くの御在所麓にお住まいらしいのだが、鈴鹿山麓は景色良いですねえ。ホント走りたくなってきた。
奈良盆地に入って大和八木を過ぎると、大阪のベッドタウンらしく家家家家家家になった。
生駒山地と金剛山脈の間を抜けると、大阪平野に入る・・・が藤井寺あたりから街が汚い(笑)。
「やっぱり、大阪って汚いなあ」・・・元大阪人とは思えない発言である。
東大阪市あたりは文化住宅がひしめいてる。かつて自分もこんな狭い借家に住んでいたのだ。これは家ではない、小屋である(笑)。
鶴橋に到着した時は時間が余ってたので、嫁さんが、
「鶴橋のコリアタウンを見てみたい」
との事なので、近鉄のガード下の商店街をうろうろした。
・・・汚い・・・昔と変わらん・・・。何でこんなとこ見たいんやろ?どうやら嫁さんはどこかのコリアタウンみたいな所と思ってたらしいのだが、現実はこんなもんです(笑)。
この近くの大日本印刷の工場に学生時代よくバイトに来てましたが、外の通りもあまり変わらないですねえ。
環状線に乗り天王寺へ。昔の天王寺ステーションビルは、綺麗になってました。売場のオバちゃんもお姉ちゃんに代っておりました(笑)。
予備校の帰りにうろうろしてた天王寺駅と阿倍野駅を結ぶ陸橋は、写真の通りむちゃ綺麗になってました(笑)。
昔はここで、高野山のお坊さんが托鉢をしてました。
当時は白装束の傷痍軍人の格好をした左腕の無い乞食が居て、よくお貰いをしておりました。この乞食のオッサンは、知り合いが、
「おーい!メシ食いにいこかあ」と呼びかけると、
「よっしゃあ」と、無いはずの左腕をすぽんと出して(驚)、2人ですたすた歩いて行った光景を思い出します。32年前の事でした。わはははー!

早く到着したので、綺麗になった近鉄百貨店のトイレでウンチぶりぶり。その後、16階のハルカス受付に行って時間待ちの間、空中庭園でうろうろ。写真がそうです。
なんと鈴虫が鳴いていました。スズメも何羽かおりました。しかも平気で人に寄ってきます。天敵がいない空間なのでのびのびとしてるみたいです。
ここで藤井寺方面を見ると、眼下にJR環状線・阪和線・大和路線をまたぐ高架橋が・・・懐かしい。高校時代にこの高架橋の横の歩道を通った事があります。物凄く長い歩道でビル5階ぐらいの高さまであるのですが、滅多に歩行する人がいないらしく、歩道橋全体が浮浪者のねぐらになっておりました(笑)。女性が通ったら一発で身ぐるみ剥がされてると思う。
時間になったので、受付でチケットをいただきエレベーターで上に。エレベーターはビル内部になるので景色は見れなかったのですが、壁が透明でイルミネーションが。
まるで映画「2001年宇宙の旅」の最後の星のシーンみたいです。
ほんの数十秒で到着した。速い!
記念撮影ったって、こんなとこでファイティングポーズとるなあ!バカかあ!
上は360度ぐるりと展望できます。おお!遠くに生駒山が・・・!
♪暁匂う淀の流れの 真向かいに走る山並み
 生駒山歴史を語る 未来あり我ら若人
 ああ八雲 八雲八雲 守口八雲中学校

わが母校守口市立八雲中学校の校歌に出ているのだ。ちなみに母校大阪府立守口北高校は、廃校になった(笑)。校歌も忘れた(笑)。私の育った守口市は全然見えん。
守口北高校と言えば、新設校で私は2期生だった。先輩が少ないので上下関係は全然厳しく無く、のんびりした高校であった。確か文化祭の時に、どこかのクラスが「未来の守口北高校」というアンケートを取り、誰かが「ドーナツ化現象で廃校になる」と答えてたのを覚えてる(笑)。まさしく予言通りになった(正確には隣の高校と統合された)。

嫁と子供にあちこちを説明する。北側の高層ビル群は、お父さんがよく遊んでた梅田界隈。2つのツインビルがあり、その近くが新生ゴジラ3作目で壊された大阪ビジネスパーク。西の方にごちゃごちゃした区画が、時々浮浪者が暴れて警察署も火だるまになる西成区(笑)。
おっと、手前南側には阿倍野の街が・・・私の通ってた天王寺予備校はどこだあ?それらしいものは見当たらん。もしかして予備校も廃校?
家に帰ってから検索すると、まだ営業してました(笑)。地図で確認すると多分この建物です。以前の校舎から1区画ほど移転してるみたいです。
西側遠くに南港の港大橋が・・・よくドライブで親父に連れて行ってもらったなあ。懐かしくて1時間ほどいましたが、去る時は心残りでした。

さて3時45分開演の吉本新喜劇までは時間があるので、天王寺公園から新世界へ歩いてみた。
天王寺公園は、なんと浮浪者が全然おらん!あちこちに転がってるワンカップ大関はどこいったあ!野グソの後が無いぞお!
ホント綺麗なのである。
大学時代の1987年に大阪の天王寺公園で開かれたのが天王寺博覧。同時期の大阪鶴見区の「花の博覧会」、名古屋の「デザイン博」の隠れて全然目立たんかった地方博覧会である。
この時に浮浪者を締め出して、公園有料化をはかってから綺麗になったらしい。
大学生の頃、後輩が、
「先輩!天王寺博覧会では、マスコットを募集してますよー」
今でいうゆるキャラのデザイン募集である。
皆で考えて出たアイデアが、「浮浪者くん」
あははは。

もう一つの大きな「花の博覧会」であるが、これには裏話がいっぱいありまして(笑)。
守口市の隣の鶴見緑地は、私の子供の頃は産業廃棄物の処理場と捨て場がありまして、物凄くえげつない臭いがしてました。そのすてた産廃が山になり、その上に土を10mほど埋めたのが鶴見緑地の正体です(笑)。
だから地元民は、
「あんな毒ばっかりのとこで花の博覧会かー、鼻がもげるわー」
と言っておりました。
大学の後半は設計事務所でバイトしてたんですが、花博の建設に伴ういろんな裏話が入ってきまして、一番笑ったのが、
「花を植えたら1か月で枯れた」
「すぐに植え替えた」
わははは、産業廃棄物で枯れてんだー。雨の後は、流れる水にはどす黒いオイルがしみ出してたそうです(笑)。
話が外れてしまった。
写真は新世界側の天王寺公園の入り口付近です。この時初めて浮浪者を2名見ました。写真に撮る勇気が無かった(笑)。
この場所には思い出がありまして(笑)。
私の母校は京都の立命館大学という所で、ゼミの友達の四方君(京都出身、大阪はほとんど知らない)が、
「大阪の天王寺は服が無茶安いと聞いた。案内してくれ」
と堺在住の友人に言った。堺の友人(名前は山内君)は、
「あそこは安いけど着れる服はないでえ」
とたしなめたが、本人曰く
「いや、行きたい。行ってこの目で見てみたい」
聞く耳持たなかったので、仕方なしに大阪在住の友人何人かで、天王寺近くの露店の服屋何か所かに案内してあげました。
そりゃあ安いですわ。浮浪者御用達の露店ですから、ズボンが30円・ジャケットが50円・Tシャツ10円とか(笑)。
お客さん、このズボンは洗濯したらアカン。1回洗えばバミューダ。2回洗えば短パン。3回洗えばチャックのみ!」
なんて言ってる路上の服屋。売る方も浮浪者、買う方も浮浪者。
四方君は目が点になってました。彼は普通の古着屋を想像してたらしいのだ。
ショックを受けた四方君を連れて、この写真の所を通りかかると、向こうから学校を終えた小学生の女の子2名が走ってきた。目の前の浮浪者が、通りすがりに女の子のお尻を触った(驚)。
女の子は、
「このスケベ!×××!△△△!!!!その他いろいろ書けない罵声」
浮浪者も浮浪者だが、女の子も凄い!書けない事を大声で・・・。
この光景を見て、四方君ますます目が点になってました。彼曰く、
「大阪は怖いなあ」

さて、物語は新世界に入る。続く・・・。

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コメント (10)
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