48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

連続技は難しい(柔道編)

2014年08月11日 22時31分07秒 | 柔道の練習日記
8月9日 土曜日 お盆前最後の練習

一旦家に帰ってから稽古に出かけました。今晩から明日にかけて台風が四国・関西地方を直撃するらしいのですが、まあ行ってみようと(笑)。でも誰もいないかも。警報が出るのは時間の問題だしなあ。
遅れてH坂中学校柔道場に行くと、普段と変わらんぐらいの人数でした。うーむ、台風直撃前だというのに、熱心に稽古に通ってきたあなた達は偉い!一瞬でも「行くの止めようかな」と考えてしまった私は軟弱者です。

一般部で稽古してる中学生・小学生・先生方は、寝技の乱取りから打ち込みへと練習しておりますが、私は遅れたのでストレッチと柔軟。

体がほぐれた所にI先生が来られて、
「T岡さん今日も始めましょうか (笑)」
との事で、I先生教室の始まりである。が今回は内股授業ではなく連携技の授業であった。
「実はこの間から、どういう方法でお教えしたら良いのかを考えておりまして・・・」
先生、この50歳のロートルオヤジの為に頭を悩ませてしまって申し訳ありませぬ。おそらく今の先生は、出来の悪い生徒(私の事です)を持った教師の心境なのであろう。
「私もT岡さんも、彼ら(中学生)と違って時間がありません。私達は先が無い(笑)。彼らはじっくり腰を落ち着けて、試行錯誤して身に着けていけばよいのですが、私達はそうはいかない」
確かに、51歳のオヤジの柔道人生は、長くて10年持たないかも(笑)。
「彼らとは違って、いきなり『答え有き』でいいと思うんですよ」
というと、どういう事ですか?
「T岡さんのよく使う技とかを考えると、大外・小外・大内・内股ですよね。それを踏まえて連続技をやってみましょう」
という事で、先生の練習そっちのけで(申し訳ない!)先生お薦めの2つのパターンを教えていただいた。私の背格好や力の強さを踏まえてのパターンである。

まずは相四つの場合。
「足払い→大外」
足払いは・・・
「・・・相手の左足を払うので引き手と釣手で相手の重心を左足に移動させることです。
具体的には、左足で踏み込むと同時に右利きなら左の引き手を上げ、右の釣手を下げて重心を相手の左足に移動させます。
そして、相手の左足をこちらの右足で払う・・・」
以上教科書から抜粋(笑)・・・のポイントを詳しく教えていただき、
「足払いを掛けて、相手の意識がT岡さんの足払いに行ってる時、左の引き手を上げ(右の釣り手は下げない)るだけで、相手は反応してくれた時に踏み込んで大外です」
でここには書ききれないほどのポイントは沢山あるのですが、これをお読みの柔道の先輩方は御存知だと思うので割愛(笑)。

喧嘩四つの場合、
「大内刈り→大外刈り」
家に帰ってからネットで調べてみると、ごく基本的な連続技の一つでいろいろポイントが書かれておりました。が私が教えていただいて、先生相手に掛けてみた時の大きなポイントが・・・
「大内の後に大外を掛ける時、距離が遠いので、軸足を引き付けましょう」
何度かやってみたのですが、ケンケン大内の状態からなので、大外に移行する時に、足の先しか引っかかっていない事が多々(笑)。これでは刈れません。自分の軸足を引き付ければその分近くなり刈り易くなるとの事・・・うーむなるほど。
「中学生あたりで試してみると一番いいんですけどねえ。おーい!こっち来てT岡さんと乱取りをしろー!」
中学生君すまんなあ。という事で最後の乱取りで試したのだが、聞いてすぐ出来るようなら苦労はいらぬ。タイミング合わんかったり踏み込みが浅かったり、連続技ではない、単発技の積み重ねになってしまった。

今日は非常に濃い授業内容だったので、あっという間に時間が経ってしまった。翌日に現行の下書きを書いておりますが、私が理解力が乏しいせいか全部を思い出せません(笑)。
I先生の言われるように、中学生高校生と同じ練習は出来ませんが、先生がオヤジに合った練習方法をキチンと教えて下さるので、非常に助かっております。
御本人は、
「僕なんか教え方が下手糞で、T岡さんには申し訳ないんですけど・・・」
と謙遜されておりますが、教育者・指導者の素質がある方というのは、こういう人なんでしょうね。凄く羨ましいです。

ここ2か月の間、やるべき具体的な技術の課題目標をいくつかいただきました。ありがとうございます。のろまな亀の歩みですが、ちょっとずつでも上達を目指して頑張るぜい!

体育館の外に出ると暴風雨であった(笑)。

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コメント (2)
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