格差

なんか、経済がおかしくなってるという感じです。
今の、日本の一番の問題点は、賃金格差と思うのです。

正社員と非正社員で、待遇がずいぶんと違う。

おいらに言わせると、この正社員とそうでない区別は何で作ったの？
これは、制度があるからじゃないの？

ほかでもいろいろとあると思いますけど、
なぜか、その人たちだけ有利な制度がある。

誰が作ったのでしょう？
何故作ったのでしょう？

こんな話があります。

世の中全体が、上げ調子のときはある程度較差があっても、それほど不満は噴出さないけど、下げ調子になると、金持ちもしくは権力のあるものは、自分の取り分を確保しようとする。

結果、労働者は賃金が下がり、格差が広がるそうです。

よく考えれば当たり前の話ですけどね。


2001年度から2005年度にかけての雇用者報酬は、８兆円くらい減少しているけど、企業の利益は、逆に10兆円も増えているそうです。

２兆円は経営者側の懐に入ったようです。

人の心理で、よく言われることですけど、人は、危険なことに遭遇すると、それを是正するほうに走る。
そして、それが落ち着くちょうど良いポイントにたどり着いても、さらにそこを越えてその行動をする。

まさにそのとおりのことが全てに当てはまるような気がします。

今は、その行き過ぎた状態だと思うのです。
それを是正するのは、政治しかないと思います。
特に、制度がつくった格差の是正は、政治にしか出来ません。

それが出来ずに、さらに格差が進めば世の中が荒れてくる。
不正なことに対してねたみのようなものが、表面化して、世論になり、
マスコミがそれをあおりたてる。
すでに起きてます。

さらに進めば、暴動のようなものが起きるかもしれません。

制度がもたらす、格差というものはいつの時代でもあると思います。
でも、それが行き過ぎると崩壊という形で終わることが多いように思います。

願わくば、是正という方向に動いて欲しいものです。