湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

里山経由で実家へ

2007年10月14日 | 自転車生活


 本日またしても頼まれごとがあり少しだけ実家へ。でもって、そのついでにMTBでいつもの山道を。入り口の公園に散らばる落ち葉がなんとなく秋のたたずまいを感じさせますね。



 なんとなくはっきりとしない天気が続いていたので、水はけの悪い部分はそれなりにぬかるんでいるだろうと覚悟していたのですが、思ったより良いコンディションです。



 お気に入りの大岩をまわり込もうとしたら岩のてっぺんで猫がやすんでいるのに気づきました。かわいらしい顔をデジカメにおさめようと、しばらく猫語で語りかけていたのですが、なかなかまともに顔を僕のほうに向けてくれません。それでも「ニャー」とか「ミャー」とか言っていたら、3人連れのハイカーが微笑しながら岩の向こうからやってきました。結構恥ずかしかったです。



 しかしやはりいつ来てもここは楽しいです。晴天が続いて路面がからからに乾くと、普段はなかなか乗って下れない粘土質の岩の階段がクリアできるようになります。今年は何度チャンスがあるでしょうか。楽しみです。それから今日は今まで乗れなかった(というよりあえて乗ろうと思わなかった)場所をクリアできました。こういうときの小さく胸が躍る瞬間が結構好きです。



 山道を抜けてからはなるべく裏道、細道を通って実家まで。この写真を撮ったあとになんとなく岩に手をかけてボルダリングの真似事をやりかけましたが、ここは人の家の壁なのですぐにやめました。失礼なことはもちろん、通報されたりしたら大変ですからね。

 頼まれごとをすませたあとは海岸線の歩道をちんたら走って帰宅。海岸線を走りながら、江ノ島に住むのと鎌倉に住むのとどちらが自転車を楽しめるかなんとなく考える。丹沢・箱根方面に出かけるには江ノ島からのほうが出かけやすい。鎌倉からだと今より時間にしてプラス1時間はみなくてならない。でもMTBで里山を走ったりするには鎌倉のほうが恵まれているよなぁと思う。葉山も近くなるし、それからボルダリングのできる鷹取山が近くなるのが嬉しい。う~む、なんて考えているうちに江ノ島に到着。

 夕方から先ほどまで外は雨降り。今日里山経由で実家に帰っておいて良かったと雨音を聞きながら思ったのだった。