湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

有酸素運動域での走行2

2006年04月29日 | 自転車生活
先日MTBで丹沢一周したあとに、僕はこんなことを書いた。すなわち有酸素運動域での走行を心掛ければ体にそんなに負担を与えることなく長い距離を走り続けることができるのでは、と。

昨日はレーサーだったけれども、やはり同じようなことを心掛けて走ってみるつもりだった。で、実際その通りにした。もちろんMTBのような軽いギアはないから、勾配のきついところではどうしても心拍数は上がってしまうけれども、それでもなるべく“いっぱい、いっぱい”にはならないようにしながら走ったつもりだった。

しかし、そんなふうに走ったにもかかわらず裏ヤビツでは足は売り切れ状態だったし、今朝起きたときの疲れの残り具合も先日の丹沢一周のときよりも見事にひどかったりした。なぜなのだ・・・?

これはおそらくレーサーとMTBの違いによるものなんでしょうね。レーサーの場合、同じ時間でMTBよりもたくさんの距離を走れるけれども、路面の衝撃などもMTBやランドナーよりも大きいし、力がダイレクトに自転車に伝わる分だけ体への負担もやはり大きいのでしょう。これって当たり前のことなんだろうけれども、いまその当たり前のことを身をもって実感していたりします。

実は今年中に江ノ島~箱根峠(旧道)~天城峠~江ノ島というおおよそ250kmのコースを1日で走ってみたいと密かに思っていたのだけれども、今の状態ではちょっと厳しいかなと不安になってきてしまった。天城峠までは何とか頑張れたとしても、河津から小田原まで延々と続くアップダウンを耐えるのは相当きつそうですものね。

ただそうは言っても、今回の体のダメージはタイムを測って表ヤビツを一本上って帰ってくるときよりは少ないんですよね。そう考えると、これくらいのダメージだったら全然OKなのかもしれない。先日の丹沢一周がきっとうまく行き過ぎたのだ。

いずれにせよ、無闇に頑張ってしまうよりも、有酸素運動域で走ったほうが体にかける負担は少ないというのは間違いないわけだから、これからもこういった走りを何度か試してみることにしよう。そうすれば、それに伴って少しずつ有酸素運動閾値も高まるでしょうしね。