湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

休日の使い方

2006年04月26日 | 自転車生活
丸一日休みの場合、どのように自転車に乗るかかなり悩む。部屋でやりたいこともあるので、休みごとに一日自転車に乗っているということはなるべく避けたい。となると午前中に乗るか、あるいは午後に乗るかなのだが、これを決めるのが結構難しい。

理想的なのは午前中に自転車に乗って、午後から心置きなくやるべきことをやるパターン。けれどもこのパターンだと、午前中の走りの内容によってはぐったりと疲れてしまって、そのまま昼寝をしてしまい、そうこうしているあいだに夜になり、本を読んだり、テレビを観たりして、気づいたときは、ハイ、寝る時間、ということにもなりかねない。

となると、午前中にやるべきことをやって、午後から走りに行くパターンのほうが良いかというと、これがなかなかそうともいえない。朝起きてみると窓の外にはこの上ない青空が広がっている。そんななか部屋で作業をしているというのは結構こたえる。「走りに行きたい」と心がうずいてほとんど作業にも集中できない。それでも午後になったらしっかり走りに行って、それなりに満足して帰ってくる。夜はビールでも呑みながら「あぁ今日も良く走ったなぁ、うんうん、良い一日だったなぁ」なんて悦に入ってしまう。でも、これって明らかに何かがちがいますよね。

はっきり言って、ベストなのは天気が一番良い時間に走るということだ。ということは、どんな時間帯に走ることになろうとも、部屋にいるときは集中して作業すれば良いのだ。そしてそれは結局のところは、自分の意思の問題なのだ。ただ、それは充分承知しているんですけど、自分の意思がそんなに強くないということも、それ以上に承知していたりもするんですよね。困ったものだ。

ところで、人によっては「どちらがあなたにとってプライオリティーが高いのですか?それが一番大切なことではありませんか?」とクールに訊ねるかもしれない。しかしそれは愚問である。そんなことを訊ねる人がいたら僕は声を大にして言ってやりたい。「あなたのような人には自転車乗りの習性は理解できないでしょうね」と。そう、自転車乗りの習性は矛盾に満ちたものなのだ。

それから人によっては「昼間はずっと自転車に乗って、夜に部屋でその作業とやらをすればいいじゃん」という考えたりもするかもしれないですが、それはまず無理です。昼ずっと自転車に乗っていたら、まず夜は部屋で弛緩しています。これはもう間違いないです、自慢じゃないですけど断言できます!

しかし、こんなことをあれこれ言っている暇があるんだったら・・・って感じですよね。はい、僕もそう思います。やはり、僕がもっと強い意志を持たなければいけないのだと思う。でないと、そのうち悩まなくて済むように、休みのたびに雨が降ることを望むようになったりするかもしれない。

おー、そんな駄目な自転車乗りににならないよう頑張ろう!