湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

有酸素運動域での走行

2006年04月20日 | 自転車生活
一昨日の丹沢一周ではかなり長い時間自転車に乗っていたのに、不思議なことにほとんど筋肉痛は残らなかった。

以前何かの健康番組で「有酸素運動はそのエネルギーを脂肪に頼っているし、筋肉に乳酸を発生させたりしないので、理屈では体の脂肪が枯渇するまで続けることができる」というようなことを誰かが言っていた。

これは少し極端な言い方のような気もするけれども、感覚的にはそんなに間違いではないかもしれない。水泳なんかでも上級者なんかの場合だと、ゆっくりだったらいつまでも泳ぎ続けることができるというようなことを言う人がいたりするわけだから。

僕も一昨日丹沢を走りながら、有酸素ベースで走ることを心掛ければ自転車でもかなりの距離を走り続けることができるのかもしれないと感じた。もっとも、このことは学生時代ランドナーで自転車旅行をしていた頃にはいつも実感していたことなのだけれども、最近はレーサーでばかり走っていたので、こうした感覚はすっかり忘れてしまっていた。

一昨日の丹沢一周の平均時速は18.9km。これは総アップ数2000mくらい走ってのものだから、個人的には悪くないスピードだと思う。逆にもし早く走ろうと頑張ってしまっていたら、途中でエネルギー切れを起こして、最終的にはもっと平均時速が落ちてしまったような気がする。

レーサーである程度スピードを出して走ることに慣れてしまうと、有酸素ベースでのんびりと走り続けることになんとなく焦れてしまったりする。けれども自転車でのツーリングを楽しむのであれば、そうした焦りを捨ててもう少しゆっくり走ったほうが結果的には効率的なのかなと思ったりした。

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