その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(だるまさんが転んだ)

2011-09-10 04:43:37 | 夢屋王国

毎年9月第1週の金・土曜日は、関東方面の釣り場に職場の仲間たちと遠征に出掛ける事がお約束事となっております。一昨年は、今は亡き古老が入院中だったこともあり、そして昨年は、自身の体調不良と古老の一周忌を控えており遠慮しておりましたが、今年は、気力・体力共に充実しておりますので、勇んで参加いたしました。
東北・山形から関東の群馬県や茨城・千葉県まで食えない魚を釣りに遠征をする…釣りをしない人からすれば理解できない行動かもしれません。気難しい「へらぶな」と浮きを介して会話をする繊細さと深い場所から豪快に釣り上げる醍醐味は、釣り好きにしか分からないものであり、いくら説明しても…説明しても分からないものは説明しないことにします^^;

東日本大震災は、関東の各釣り場にも影響を与えており、群馬県三名湖は、ダムの漏水で入釣不可能…今年は、筑波山麓を眺める「筑波湖」が一日目の釣り場として選ばれました。「湖」と称されておりますが、「沼」程度の広さ(約6,000㎡)…いや、湖と池の違いは、水深5m超かどうかで決めるんだそうです^^; 筑波湖は、18尺の竿を出しても底が取れません(餌が湖底に着かない状態)ので、立派な湖なのであります。
午前中は、餌合わせに苦労しましたが、昼ご飯を挟んでの午後の部では、餌のタッチがようやく魚の好みに合致し、爆釣モード突入…自慢の竹竿で久し振りに豪快な引きを楽しんで参りました。
残念ながら、古老の三回忌も控えておりますので、今年は1日だけの参加でありまして、埼玉県羽生市での反省会に未練を残しつつも、同僚の『カメパパ』と二人帰宅の途に着いたのであります。

帰路、東北自動車道の白河・矢吹IC間の災害復旧工事に係わる渋滞15kmで、疲れが倍増…ひとりだけ遊びに行って「疲れた。」の言葉は、家庭内では禁句でありますが、今日だけは素直に「疲れた」と言ってしまいました。
手持ちの煙草が切れると立ち寄る近所の自動販売機には、アマガエルたちが虫を狙って張り付いております。小金を貯め込んだ『アマ執政』が足でボタンを押すと410円でゾウムシが1匹出てくる便利な自動販売機?そんな訳が無いのでありまして、『夢屋国王』が、いつもの銘柄を購入し眺めていると、一度『アマ執政』は、目の前の動くゾウムシに飛び掛ったのでありますが、硬くて不味かったのか捕獲に失敗いたしました。
そこから、延々このような睨み合いの膠着状態が続いたのであります。両者ともピクリとも動かない…まるで、子どもの頃遊んだ「だるまさんが転んだ」をしているかのように。
カエルが捕食行動を取るには、こうして相手が動くということが重要な要素であると言われております。もし、ゾウムシが意識して動かないのだとすれば、この駆け引き…一体、どちらに軍配が上がったのでありましょうか?
疲れ果てた『夢屋国王』は、延々続く睨み合いに業を煮やし、さっさと帰ってしまったとさ…^^;

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夢屋王国(悪戯・・・)

2011-09-09 00:30:33 | 夢屋王国

『夢屋国王』は、今年の春先から気になっているオブジェがありまして、本日、ようやく画像に収めることができました。朝仕事に出かけようとすると、何故か不思議な人間の顔のような物体がありまして、しばらくして、それはコンクリートをベースにした人間の顔のオブジェであり、大人の作品ではないと直感するものの、一体どこの子どもが作った作品なのだろうと不思議に思っておりました。そのオブジェが夜な夜な移動するのであります。
昨日、隣家の塀際に置いてあったかと思うと、今日は電柱に立てかけてあるのです。どうやら、草むしりをする大人たちが、邪魔な存在を見つけては、子どもの作品であると気が付くと、忘れ物かもしれない…落し物かもしれない…と気を使い目立つところに移動しているようなのです^^;

本日、朝5時半の夢屋本田の稲穂であります。こうして見ると、『夢屋王国』の本田が如何に歪んでいるかがご覧いただけると思います。今年も黄金色に色付いてきました。

       

籾の一粒ひとつぶは「枝こう」と呼ばれる『茎』につながれ、あと3週間もすれば、刈り取り適期を迎えます。県の技術研究所では、出穂からの積算温度から刈り取り適期を判断するようラジオで繰り返し、啓蒙、広告しておりますが、昔の百姓は「枝こう」の黄変から刈り取り適期を判断するのでありました。画像右は「穂首」あるいは「穂軸」などと申しまして、オラが在所では、金銭的にセコイことしか出来ない奴らは、「あいつのケツの穴はミゴも通らない」などと罵詈雑言を受けるであります^^;
この「穂軸」…「ミゴ」でなった縄を「ミゴ縄」と言いまして、ロープにも匹敵するような強度を持っております。昔の方々は、そこにあるものを上手に使い分けていたのだと感心するのであります。上手に使い分けると言えば、このミゴをトンボのお尻に刺して飛ばす…子どもの悪戯もまた、残酷ではありますが、そこにあるものを上手に使って遊んでいたもんですよ^^;

分散型の夏休みを利用して、『夢屋国王』は、本日筑波湖まで釣りに遠征いたします。このブログが投稿される頃は、恐らく高速道路を走っていることでしょう…。

 

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夢屋王国(陰日向)

2011-09-08 13:39:08 | 夢屋王国

向日葵(ヒマワリ)は、日向に咲く代表的な花であり、夏や太陽がイメージされる花であります。弁護士記章のデザインは、十六弁のヒマワリの中央に秤が配置されており、ヒマワリは正義と自由を、秤は公平と平等を意味しております。テレビドラマなどでお馴染みのバッチでありますが、一方の検察官の記章のデザインは何なんだろう?突然、疑問に思って調べてみました。
「秋霜烈日」…秋に降りる霜(白い菊の花弁)と夏の厳しい日差し(紅色の旭日)が配されたバッチだそうであります。刑罰と志操(主義主張を固く守る心の厳しさ)を象徴しているのだとか…。

検察庁のしおりはコチラ

検察庁のお世話になるような生活はしていないつもりでありますが、人はどこでどのような係争に巻き込まれるとも限らないのでありまして、場合によっては、法的な保護を求めるために弁護士さんにはお世話になることもあるかもしれません。
「向日葵」に対として例えられるのが「宵待ち草」・・・月見草であります。長嶋名誉監督が向日葵ならば、所詮野に咲く月見草などと、自分を卑下するかのように野村元監督は口にしますが、月見草が向日葵をライバル視しているなどということを聞いたことがありませんので、月見草にしてみれば迷惑な話であります^^;

昨日「大沢山」の山道で見つけたキマワリであります。ゴミムシダマシ科の昆虫で、幼虫も成虫も倒木などの朽木を食べてくれる山の掃除屋さんなのでありますが、如何せん知名度が低い。さらに、ゴミムシに似ている…ダマシなどという冠まで付けられている昆虫なのであります。職業に貴賎の別無しなどと、表向きには申しますが、日の当たらない仕事というものが必ずありまして、それが意外性を発揮したとき、マスコミは大騒ぎしますが、それとて時が経てば忘れ去られてしまいます。山の掃除屋さんと言えば、「モンシデムシ類」は子育てをする昆虫として知られています。一方では、托卵し、托卵された親は子を殺すことも知られております。
山形組の事務局長『さくら子ちゃん(H.N.)』は、職業柄かネグレクトに敏感なようであります。そのため、カッコウなどの托卵について、ネグレクトと勘違いされている節があります。カッコウの托卵や昆虫の子育てと子殺し…といった行動は、人間の子殺しとは本質的に違うという主張を私は持っておりまして、彼女にどう説明したらよいのだろうかなどと、考え、調べ始めました。陰日向なく働く…人が見ていようが見ていまいが、こうしてブログを書き続ける…。
ハッハッハ、お題に窮した時は、思考の方向性が定まりません^^; しかし、ヒマワリとキマワリ…ちょっとした言葉遊びに気付いていただければ、拍手をお願いいたします。

No.○×△ キマワリ Plesiophthalmus nigrocyaneus 昆虫綱 甲虫類 ゴミムシダマシ科
いや~^^; 本日、人間ドックで朝から飯抜きで、ブログも中途半端で書きかけのまま、朝仕事に出掛けてしまいました。ブドウ棚のぶどうを思わず食べ掛けて、ドックであることを思い出し、バリウムを飲むまでお腹が減ってしょうがない。今のところ、健康体であると自負しているので、空腹というストレスのほうが、健康に悪いと悪態をついております^^;

 

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夢屋王国(火入れ式)

2011-09-07 21:29:57 | 夢屋王国

台風12号の通過とともに、朝晩めっきり冷え込むようになりました。『第2サティアン』の建設目的である薪ストーブが恋しい季節の到来であります。友人Tは、建設当初からプレゼントと称して、『第1サティアン』では使えない(ご近所の苦情で使用を控えていた)薪ストーブを持ち込んでおりました。煙突を調達、セッティングし、薪を準備する。そして、最も重要なのは、『火の神・竈の神』に畏敬の念を表して、また無事故を祈願して行う「火入れ式」であります。
先週の木曜日、大安吉日の早朝、『第2サティアン』の四隅を塩で清め、薪ストーブに盛り塩を置いて拍手を2回、初めて薪に点火して、簡単な夢屋流「火入れ式」は厳かに終了したのであります^^;

 

後は、畑の真ん中に建つ『第2サティアン』でありますから、誰に気兼ねすることも無くオヤジたちは、ストーブの火を楽しむのであります。晩酌を終えて、火を灯し、椅子に腰掛けながら火を眺めていると、非常に具合が良い。心が落ち着くのであります。今日、ギリギリまで近づいて撮影したトノサマバッタやナツアカネを思い出しながら、一日を振り返るゆとりができました。

 

さて、我が在所では、秋の味覚である「まつたけ」の話題が交わされるようになりました。『夢屋国王』は、『まつたけ』は、拾うもので採りに出かけるものではないと確信しておりますので、きのこ類には余り興味が無いのですが、「大沢山」の藪の中にも、食えないきのこが顔を出す季節になり、秋を感じるのでありました。

追記)今朝も冷え込みました^^;
早速、薪を燃やして暖を取り、モーニングコーヒーを一杯。
まったり気分で、朝仕事をサボりたくなる…いえいえ、ちゃんとハクサイを86株とブロッコリー13株を王国内の野菜畑エリアに定植いたしました。
今年は、雪中キャベツ用に合計60株、ハクサイは自宅の畑を入れて120株も植え込んじゃいましたが、一体誰が食べるんでしょうねぇ^^;

秋晴れ爽やか…と行きたいところですが、少々汗ばむほどの気温。朝の冷え込みは何だったのでしょうねぇ^^;

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夢屋王国(国勢調査「む」)

2011-09-06 11:35:02 | 夢屋王国

台風12号は、本日午後3時、日本海上で温帯性低気圧に変わりました…近畿・四国地方に甚大な被害をもたらした割には、温帯性低気圧に変わった瞬間の報道は淡々としております。次には、台風13号が発生しており、東北・北海道地方が大雨に注意をする必要が出て来ております。
そんな気象状況なので、早朝から『夢屋国王』は、昨日搬入した堆肥を秋野菜用の植床に運び、ヘッドライトの点かないトラクター『シゲオちゃん』で、大急ぎで耕運いたしました。
体調は良好、だから早起きして朝仕事。夕方もまた働き、働いた後だからビールの晩酌をする。酒が入ったので、早く寝て、早く寝たから早く起きる…^^;
そんな単純明快な毎日だから、余計な心配事をする必要も無いのであります。
村一番の働き者『夢屋国王』も感心する働き者は、アシナガバチの類ではないかと思います。

画像は幼虫(アオムシの類)を肉団子にしているムモンホソアシナガバチであります。彼女たちは、スズメバチ科に属し、毛虫やアオムシを肉団子にして巣に運び入れます。人を刺すという性状からすると危険な害虫ではありますが、アオムシを狩るという行為は、益虫の仕事ぶりであります。
所詮、害虫と益虫を分ける分岐点は、人にとって有効か無効か?ならば、アシナガバチをどう評価すれば良いのでしょうか^^;
彼女たちの巣に触れない限り、大御所のスズメバチとは違い、性格は至って温厚なのであります。

宵のうちから、久し振りの雨になり、キャベツの植え込みには好条件かも…明日も早起きしよう^^;

No.〇×△ ムモンホソアシナガバチ Parapolybia indica  昆虫綱 膜翅目 スズメバチ科
本種に似た種類で、ヒメホソアシナガバチというハチもいるらしい。紋様がやや色濃く、額に黒条がある…などと解説されている図鑑もありますが、額を大写しにした画像が見つけられないんだなぁ…^^;
こういった図鑑は、本当に不親切だと思います。正面から画像を撮っておけば良かった。

お決まりの「大沢山」で見つけたハチなので、住民登録せず。

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夢屋王国(国勢調査「い」ver.3)

2011-09-05 12:21:46 | 夢屋王国

一度の経験と体調の良し悪しで、同じ仕事であっても、それに臨む感覚が違って来るようであります。『夢屋王国』の畑は、長い間、耕作放棄が続いていたので、絶対的に有機質が足りない粘土質の土壌であります。いくら耕運しても、ひと雨降れば、表面がカンカンに固まってしまいます。これを改良するには、堆肥を投入するしかない…昨年の春、牛糞堆肥を2tばかり注文し畑に投入しようとしたのですが、広大な面積に圧倒され、また、堆肥の山に圧倒され、気が萎えてしまいました。
今年は『夢屋王国』の主要生産物として、ニンニクを植え込むために、友人Tと二人で4tの堆肥を注文しましたが、その山を前にして、まだ、投入量が足りない…などと思うのであります。ひとつの目標と解決のための方向性が定まると、人間の感覚はこうも変わるものなのでしょうか^^;

日曜日の午後、余り根を詰めては明日に障るだろうと、コーヒーなどを飲みながら休憩を取っておりますと裸足の足裏に違和感(痛み)を感じました。振り返れば、地球外生命体…ウミウシのようなイラガの終齢幼虫が角を立てておりました。『夢屋国王』自慢のウッドデッキの隣にあるスモモの木には、俗に『スズメノショウベンタゴ』と呼ばれるイラガの繭が枝先にありましたので、どこか葉裏に居るはずだとは思っておりましたが、折からの台風余波の風に吹き落とされたようであります。

 

小さな子どもさんが居る方は、家庭回りの昆虫の中で、このイラガとチャドクガには気を付けられることをお勧めします。うっかり手の甲に触れるものなら、飛び上がる程の痛みが走り、ジュクジュクとした痛みが続きます。今では、抗ヒスタミン剤が虫刺され薬として市販されておりますが、この痛みに耐えさせるには、子どもには酷であります。
しかし、『夢屋国王』は、古武術・秘技『イラガ摘みの術』を駆使し、この幼虫を平気で摘むことが出来るのであります。実は、イラガの毒は、手の甲など、皮膚の薄い部分には強烈な痛みを与えますが、手のひら側は毒が届きません^^;
ウソだとお思いの方は、一度試してみてください。ただし、万が一、皮膚の薄い部分に触れれば、飛び上がるような電気が走りますけどね…^^;

No.062 イラガ(幼虫) Monema flavescens 昆虫綱 鱗翅目 イラガ科
一部地方では『電気虫』などと呼ばれる強烈な毒の持ち主であります。カキ・サクラ・リンゴなど、一般的な樹木の葉を食草としますので、ご家庭ではご注意を…。『スズメノショウベンタゴ』などと呼ばれる「ウズラ」模様の羽化後の繭は、子どもの頃、笛にして遊んだりしたものですが、スモモの木で見つけた古い繭は、クモの棲家になっていたようであります。気に食わない奴が居たら、指で摘んで、そっと手の甲に乗せてあげましょう…これは立派に傷害罪が成立してしまいますけどね^^;

今朝の朝仕事で堆肥の山に挑みました…4分の1も進んでいないような気がしますが、気長に投入いたしましょう。本日の『キュウリ爆弾』の本数7本…土曜日14本収穫しているので、一日平均7本の収穫量です^^; なんとか処理方法を考えましょう。

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夢屋王国(空飛ぶ円盤)

2011-09-04 19:28:27 | 夢屋王国

本日は、地域の生産組織の慰労会であります。何でまた、この時期に?冬は雪、春先は種蒔きに田植え、秋は収穫と出荷…稲作農家は、薬剤散布や水管理がひと段落するこの時期が、意外に体に余裕が出来るのです^^;
昨年は、山形県庄内地方の鄙びた温泉に出かけましたが、今年はリーダー役も高齢であることから、集落から30分程度で行き来できる山形県西置賜郡飯豊町(いいでまち)「がまの湯」が慰労の場となりました。台風12号の進路に気を止めながらも、秋野菜の種蒔きも気になるところ…雨は降らないと判断し、土曜の午前中、山形青菜と沢庵漬け用の大根の種蒔きを済ませてからの参加であります。意外に思われるかも知れませんが、我が在所のオヤジたちは、ほとんど畑仕事をやらないのであります。男は田んぼ、女は畑…そんな労働の分担があるので、青菜と大根の種蒔きを済ませて来たなどと語っていると周りに感心されるのであります^^;

 

「がまの湯」には隠れた名物がある。ひとつは「山菜ちゃんぽん」であります。噂では、飯豊町の中津川地区でこのラーメンを一日400食も売って、現在の場所(椿地区)に旅館を建てたとか…。B級グルメ評論家の『夢屋国王』は、生ビールを注文し、身元を隠して名物「山菜ちゃんぽん」を注文したのであります。鰹だしが利いたスープにラー油が使われている。山菜は、しいたけ、まいたけ、きくらげ、わらび、山ウド、あざみ、鶏のささみ…あと一種類歯ごたえのあるきのこが使われているのでありますが、名前が分かりません。麺は細めんでやや縮れ系でありますが、少々粉っぽい。まぁ、山菜そばのラーメンバージョンではありますが、申し訳程度の山菜そばに比べれば、ボリューム満点の山菜の量であります。評価は中の上…合格ではありますが、もう一度食べたいとは思わない程度の美味さでありました…御免なさい m(. .)m

 

この宿のもうひとつの名物は、画像の「どぶろく」であります。酒税法では、醸造免許が無ければ密造酒となりますが、こちらは規制緩和による『どぶろく特区』を利用して、限定的に観光資源として活用しております。アルコール濃度は、さほど高くはありませんが、乳酸発酵防止に冷やしてあるので、喉越しは最高であります。さらに、画像右は「あけびの肉味噌詰め」であります。山形や新潟では、このように「あけび」の果肉を食べることを当然としているのですが、全国的には珍しいらしい…。山の中では、山の素材にこだわった料理のお持て成しであります。

 

本日は、飯豊町の「あーす祭り」が開催されておりました。昼の3時からビールを飲んでいたものですから、宴会は1時間程度で皆ダウン…というよりも、違った村祭りも見てみたいものだと一同意見が一致し、徒歩で祭りに繰り出してみました。ステージでは「小白川地区の子ども獅子舞」が繰り広げられ、出番が終えた子どもたちは、定番の夜店でおもちゃを漁っております^^;
こうして人口8,000人足らずの町の賑やかな夜が更けて行くのであります。
夜空には、「あーす」をイメージした円盤が飛んでいるのでありました^^;

追記)旅館に戻って、「山菜ちゃんぽん」の話をしたら、男衆がラーメンを食べたいと言いはじめました。宴会の料理を平らげて、その2時間後には、ビールとラーメン?朝風呂で体重測定したら、2Kgほど増えてましたけどぉ~!!

「あけび」の隣がトマトの寒天、そして民家造りの器に入った「きのこ」…「山菜ちゃんぽん」を食べて、正体不明のきのこは「トビタケ」であることが分かりました^^;
B級グルメ評論家『夢屋国王』の舌は、見逃しませんでした。

朝一番で帰宅し、堆肥の受け入れ作業に、キャベツとハクサイの定植・・・決して、遊んではおりません^^;

 

 

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夢屋王国(吸血鬼編)

2011-09-03 13:40:50 | 夢屋王国

吸血鬼と言えば、「ドラキュラ伯爵」が有名であります。ドラキュラは、オールバックの髪型と黒いマントのイメージがインプットされてしまい、コウモリの姿に変身しては夜な夜な金髪美女の血を求めて街を彷徨うのであります。
金髪美女…したがって、中年オヤジの『夢屋国王』は標的の対象外であり、草刈をしていても「ヒトスジシマカ」に刺されることはありますが、比較的被害は軽微であります。金髪美女…とすれば、我が家のオッカーザウルスも標的には絶対成り得ないはずですが、彼女の患部は腫れ上がり、その腫れがなかなか引かないのであります^^;


「吸血鬼」と言っても今回は蚊の話ではなく、アブの話題です。

農園の田んぼのイネに止まった『アブ』でありますが、残念ながら名前を同定できません。葉先に良く止まっているので、比較的一般的な種類と考えておりましたが、私が利用しているネット上の図鑑では名前が載っておりません。先だって田んぼの草刈をしておりましたら、何故か腕がムズムズします。ふと目をやるとコヤツが国王の腕に止まってひと齧り…。大した傷痕でも無いのですが、その後かゆみが引きません^^;
『蜂に刺された。蚊に刺された。』と言いますが『虻に刺された。』…アブの場合は、口吻の形状から刺すという表現ではなく、咬まれたという表現の方が適切かもしれません。そこで、吸血鬼…吸血性のアブではないかと考え調べてみましたが、家畜を吸血するウシアブやシロアブは、吸血性昆虫として登録されておりますが、コヤツの姿は登録されておりません。ただ単に、腕を咬まれただけのようであります。
さて、学生時代に蚊に刺された場合の対処法を議論したことがありますが、彼女が口針を柔肌に刺した瞬間、筋肉を硬直させ口針を抜けなくさせてやれば良いなどと提案した友人がおりました。一昨年、このブログでも公開しましたが、『夢屋国王』は身を挺して、この発案を実践してみました。見事に手の甲を刺したヒトスジシマカの捕獲に成功したのでありますが、右手を提供しておりますので、左手でカメラのシャッターが切れないのであります^^; 大慌てで、息子『ポン太郎君』に証拠写真を撮影させましたが、こんなおバカな遊びをするオジさんの血を吸血鬼は狙わないよなぁ…おバカがうつるもの^^;

No.060 ヒトスジシマカ Aedes albopictus 昆虫綱 双翅目 カ科
以前は、仙台市以南の南日本に分布するとされて来ましたが、温暖化の影響でしょうか山形でも見られるようになりました。したがって、学生時代は、東京で昼間に吸血する強いかゆみを伴う憎き蚊(初めて知る)との思いがありました。

No.061 吸血鬼(仮名:未同定)      昆虫綱 双翅目 アブ科
血は吸っていないようなので、『吸血鬼』は過大な表現であります^^;

速度の鈍い台風12号のお陰で、秋野菜の種蒔きを午前中に済ませました。
今日は、地域の生産組織の慰労会で、温泉一泊であります。温泉で、腰の痛みを癒して来るのであります^^;

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夢屋王国(国勢調査「こ」再)

2011-09-02 13:15:01 | 夢屋王国

今日から長月、新暦では10月上旬から11月上旬を差しますが、旧暦の9月。長雨月、夜長月が転じて長月になったなどという説があるようです。さて、『夢屋王国』の国勢調査を開始してから、かれこれ3ヶ月が経過しようとしております。この間、国王のお狩り場である「大沢山」の昆虫を除いて、59種の生き物をご紹介してきました。そろそろ登録番号と紹介した昆虫が散逸してしまいそうなので「国勢調査簿」なるものを編集しております。何事も整理整頓は重要なのであります^^;

 

この週末、台風12号の進路が気になるところではありますが、それにも増して、秋野菜の種蒔き時の雨が心配であります。朝の3時(世間では、これを朝と言うのでしょうか?)に目が覚めてしまい、モゾモゾとブログUpのためにパソコンに向かいます。5時に『第2サティアン』に出勤し、モーニングコーヒーを楽しみ、6時近くに田んぼに出かけるとようやく東の空が明るくなります。田んぼの見回りや畑の収穫をして7時…昼の弁当を拵えて、出稼ぎ先に出勤。12時に弁当を食べ、1時まで「大沢山」で狩りを楽しむ。あくびを堪えながら午後の仕事をこなし、5時には帰宅し畑仕事…雨ならビールで晩酌であります。そして、おそらく9時には寝入ってしまっているのでしょう…また、目が覚めている^^;
こんな繰り返しの毎日ですが、突然、携帯電話の呼び出し音(ブルブル)が…。認知症の母が入所しているグループホームからの連絡でありました。2ヶ月程前から、私の名前や息子という言葉を失ってしまいました。「母親から縁を切られたようだなや~!」などと、その時は冗談を飛ばしておりましたが、1ヶ月に一度か二度しか顔を見に行かない自分を内心責めておりました。しかし、今度は食べ物を食べる、飲み込むという行動を失いかけているとの状況報告でありました。おそらく脳の萎縮が一気に進んでしまっているのでしょう。「明日にでも様子を見に行きます。」などと応答しながら、自分を責めるのを止めようと気持ちを切り替えるのであります。

 

手持ちの煙草が切れそうだ…いつも立ち寄る自動販売機の押しボタンには、コカマキリのご夫妻が愛の確認中^^; 迷惑そうにこちらを見つめるご夫妻に「あの~、ここは、あなたがたのスウィートルームじゃござんせんが…。」と恐縮しながら断りを入れ、立ち退き願うのであります^^;
台風余波の雨の前に種を播いてしまおうか…いやいや、この雨は、あまり無理をするなという他界した古老の思し召しに違いない…などと自然の為せるワザも自分に都合の良い方向に考える能天気な『夢屋国王』は、今夜も友人Tを招いて酒盛りを始めるのでありました。

No.011 コカマキリ(再掲) Statilia maculata 昆虫綱 カマキリ目 カマキリ科
昨年、オオカマキリ♂が交尾行動に失敗し、♀に食べられてしまう瞬間をブログUpしましたが、このコカマキリのご夫妻の場合はどうなんでしょう?♀は、目の前で動く物は餌という認識しかないのではと考えてしまいます。したがって♂は、♀の目の前で興味を引きつつも、急いで♀の背後に回らなければならないと思うのでありますが、残念ながら一連の交尾行動に遭遇したことがありません。カマキリの恋は命がけなどとも言いますが、いやいやどうして、♂も結構な浮気者であるという報告もあるようです^^;

カマキリ夫人の告白」は、コチラ

 

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夢屋王国(夫婦の会話編)

2011-09-01 12:18:10 | 夢屋王国

夜中に目を覚まし、半端な二度寝をしたくなくて、ブログなどUpしながら朝の日差しを待つ…初夏には4時ともなれば空も白み始めましたが、今の節は5時頃ようやく人工の明かりを消せる…秋が感じられるように成りました。
稔りの秋などとも申しますが、秋の夜長に、脱力系『夢屋夫妻』の会話が本日のネタでございます。

その1.台風の名前…某放送協会7時のニュースを見ながら
 大型のハリケーン・アイリーンがニューヨークを直撃するものと思われ、ブルーム・バーグ市長は、海抜の低い地域の37万人に対して「避難命令」が出されました…。
「ねぇ、アメリカでは台風に女の人の名前が付けられるのに、日本では番号でしょう…何で?」(オッカーザウルス)
「そりゃ~オメェ、日本で台風に女の名前付けてみなぁ…大型の勢力を保ったまま『台風・美紀子』は、銚子沖の海上東方50Kmを北上しております。北関東に上陸した『台風・美紀子』は各地に甚大な被害をもたらしました。今夜の美紀子は、荒れに荒れております…なんて、リポーターがしゃべったら、全国の美紀子さんが気分悪いでしょう^^; 習慣の違いだよ!」(夢屋)

 その2.あせも
「百姓仕事して背中に汗疹が出たみたい。見てみて…。」(夢屋)
「あら、ひどい。」(オッカーザウルス)
「痒くてたまんない。何か薬ある?」(夢屋)
「液体ムヒと軟膏ムシイチがあるけど、どっちがいい?」(オッカーザウルス)
「ムヒって、あんた、虫刺されの薬でしょうが。俺の背中で拷問する気かぁ…。」(夢屋)
「だって『かゆみ』って書いてあるもん。」(オッカーザウルス)
ビール1本でほろ酔い加減の夢屋は、茶の間で眠ってしまうのであります^^;

 

さて、『山形組事務局長 さくら子ちゃん(H.N.)』が、SNSのひと言欄で、セミの性別が分からないと嘆いておられましたので、お節介心に火が着きました。たまたま、夏の終わりに寿命が尽きたコエゾゼミ♀が献体を申し出てくれましたので、昆虫法医学者『Dr.夢屋』が検視を始めます^^;
一般的には、セミの腹側を見てみると胸部と腹部の間に発音器官である「腹弁」と言われる器官があり、発達している(鳴く)ものが♂であり、発達していない(鳴かない)ものが♀であります。
調子に乗った『Dr.夢屋』は、次第に下腹部に手を伸ばすのであった…(官能小説風に)
腹部先端にこげ茶色の針(産卵管)がご覧いただけるでしょうか?♂の場合は、腹部先端が筒状になっております。
昆虫は、カブトムシやクワガタのように角の形状で判別できるもの、体長の大小や産卵管の有無(バッタやコオロギ類)、色の違い(蝶類)、複眼間の長さ(ハエ・アブ類)など、種類によって外観から容易に判別できるものが多いものです。学生時代、ドウガネブイブイに餌をやるバイトをしたことがありますが、半ズボンをはいているのが♂、スカートをはいているのが♀などと判別していたことを思い出しました。関東エリアでは一般的な害虫であるドウガネブイブイも、ここ山形では私は見たことが無いので、半ズボンをはく♂を紹介できないのが残念であります^^;
夫婦の会話が、いつの間にか♂♀の判別法の話になってしまいました。モテない『夢屋』は、決して婦女子の下半身に興味を持っている訳ではありませんのでご心配なく。むしろ、コエゾゼミの背中を見ていたら、無性に某メーカーのハンバーガーを食べたくなってしまいましたぁ~^^;

余談ではありますが、北西太平洋並びに南シナ海で発生する台風には、「台風委員会(日本外加盟14ヶ国)」なる組織で割り当てられた名前(各国10個の名称が割り当てられているので140個)が付けられるそうです。アメリカで女性の名前が付けられるのは、台風を観測する海軍等で兵士のガールフレンドの名前を使ったことが始まりとか。最近は、男女平等の立場から男性名称も使われているそうですが、猛烈な台風の情報に女性の名称が多いのは、私の思い過ごしでしょうか^^;

本日の『キュウリ爆弾』の本数3本…この程度なら、爆弾処理班を派遣しなくても処理可能なようです^^;


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