その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(吸血鬼編)

2011-09-03 13:40:50 | 夢屋王国

吸血鬼と言えば、「ドラキュラ伯爵」が有名であります。ドラキュラは、オールバックの髪型と黒いマントのイメージがインプットされてしまい、コウモリの姿に変身しては夜な夜な金髪美女の血を求めて街を彷徨うのであります。
金髪美女…したがって、中年オヤジの『夢屋国王』は標的の対象外であり、草刈をしていても「ヒトスジシマカ」に刺されることはありますが、比較的被害は軽微であります。金髪美女…とすれば、我が家のオッカーザウルスも標的には絶対成り得ないはずですが、彼女の患部は腫れ上がり、その腫れがなかなか引かないのであります^^;


「吸血鬼」と言っても今回は蚊の話ではなく、アブの話題です。

農園の田んぼのイネに止まった『アブ』でありますが、残念ながら名前を同定できません。葉先に良く止まっているので、比較的一般的な種類と考えておりましたが、私が利用しているネット上の図鑑では名前が載っておりません。先だって田んぼの草刈をしておりましたら、何故か腕がムズムズします。ふと目をやるとコヤツが国王の腕に止まってひと齧り…。大した傷痕でも無いのですが、その後かゆみが引きません^^;
『蜂に刺された。蚊に刺された。』と言いますが『虻に刺された。』…アブの場合は、口吻の形状から刺すという表現ではなく、咬まれたという表現の方が適切かもしれません。そこで、吸血鬼…吸血性のアブではないかと考え調べてみましたが、家畜を吸血するウシアブやシロアブは、吸血性昆虫として登録されておりますが、コヤツの姿は登録されておりません。ただ単に、腕を咬まれただけのようであります。
さて、学生時代に蚊に刺された場合の対処法を議論したことがありますが、彼女が口針を柔肌に刺した瞬間、筋肉を硬直させ口針を抜けなくさせてやれば良いなどと提案した友人がおりました。一昨年、このブログでも公開しましたが、『夢屋国王』は身を挺して、この発案を実践してみました。見事に手の甲を刺したヒトスジシマカの捕獲に成功したのでありますが、右手を提供しておりますので、左手でカメラのシャッターが切れないのであります^^; 大慌てで、息子『ポン太郎君』に証拠写真を撮影させましたが、こんなおバカな遊びをするオジさんの血を吸血鬼は狙わないよなぁ…おバカがうつるもの^^;

No.060 ヒトスジシマカ Aedes albopictus 昆虫綱 双翅目 カ科
以前は、仙台市以南の南日本に分布するとされて来ましたが、温暖化の影響でしょうか山形でも見られるようになりました。したがって、学生時代は、東京で昼間に吸血する強いかゆみを伴う憎き蚊(初めて知る)との思いがありました。

No.061 吸血鬼(仮名:未同定)      昆虫綱 双翅目 アブ科
血は吸っていないようなので、『吸血鬼』は過大な表現であります^^;

速度の鈍い台風12号のお陰で、秋野菜の種蒔きを午前中に済ませました。
今日は、地域の生産組織の慰労会で、温泉一泊であります。温泉で、腰の痛みを癒して来るのであります^^;

コメント
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