その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(来春への準備)

2011-09-29 08:28:32 | 夢屋王国

本日の巻頭画像は、『第2サティアン』のグッズを…^^;
家財道具は、ご予算の関係で100金グッズがほとんどですが、使い方次第ではお洒落なグッズに変身…100金も侮れません。電気は敢えて使わず、ロウソクに火を灯します。キャンドルなどと気取らないところが良い…なぜなら、このロウソクは仏壇で使ったチビたロウソクですから、これをキャンドルなどと呼ぶのはおこがましいのであります。「侍プリン」のワンカップ(これもお気に入り)でビールを一杯、つまみは、畑で採れたネギを大量にぶち込んだ鍋焼きうどんであります。これでいて、本宅の台所の明かりが消えたことを確認し、オッカーザウルスの作った晩飯をしっかり食べれるのですから、結構な胃袋です^^;(ちなみに、人間ドックの結果表が届きましたが、白血球数値が少々高いだけの健康体であります。)

 

稲刈りを終えてから晴れの日が続き、週末は天気が崩れそう。籾殻を使った「燻炭」作りに挑戦してみました。昨年は、疲れて放置してしまったため、炭ではなく灰になってしまいました。今年は、定期的にスコップで撹拌しましたので、ご覧のような「燻炭」の完成であります。これを農業関連の量販店で購入すると結構良いお値段なのであります。20ℓ袋で400円位するのではないでしょうか?粘土質の『夢屋農園』の土壌改良には必要不可欠な物資ではありますが、里芋の畝が邪魔をして畑の中に軽トラックで入れなかったことから、この煙でしょう…お隣の『アサコばあさん』に怒られてしまいました^^;まぁ、『アサコばあさん』の畑の草刈でもしてあげて、ご機嫌伺いはするつもりです。

もうひとつ、晴れ間を利用して田んぼの稲わらも野焼きで焼いてしまいました。こちらは、来年に向けた病害虫の予防と湧き上がり(発酵…腐敗)防止のためなのですが、大規模な農家は、もうこんなことはしないでしょう。かつては、有畜農家がほとんどで、家畜の敷き藁や畑の被覆材、縄などに加工されたものですが、コンバインが導入されてからは、付属のカッターで粉砕されてしまいます。これだって、量販店で購入するとひと束200円位するのですから、もったいない話しです。
巷では、環境に優しい暮らしであるとか、循環型社会の構築などというフレーズが飛び交いますが、日本型農業とは本来、手間をかけて資源を循環させていた産業だったはずなんですけれどもねぇ…。1年間の栽培管理記録表(集荷業者に安心安全米として提出しなければなりません。)を書きながら、真夏に捕虫網を振り回したお陰で、殺虫剤の散布を少なくとも1回、場合によっては2回分散布しなくて済みました。これって、米価には何の影響も与えないのであります。収量は、昨年の記録と比較して30kgほど少なく、くず米が30kgほど多いことが分かりました。原因は、元肥の少なさにあったと分析しております。こんな反省点を踏まえながら、古老から口述筆記したメモ帳頼りの作業(中学校課程を修了し)にアレンジを加え、来年は高等学校課程に進むことを決心するのであります^^;

『燻炭』を燻し続けると『アサコばあさん』が本気で怒り始めるので、今朝方、ニンニク栽培予定の場所に散らしておきました^^;

コメント (1)
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