その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(秋の訪れ)

2011-09-27 13:49:52 | 夢屋王国

稲刈りさえ終えてしまえば、11月の雪囲い作業まで、約1ヶ月身体に余裕ができます。昨年は、銀婚式を記念して、娘たちも一緒に京都の旅を楽しみましたが、今年は、今週末に大学時代の同級会が予定されております。共通一次試験(もう死語ですが)第1期の同級生であり、かれこれ30年も会っていない連中であります。自分自身も含め、どんなオジサン・オバサンになったか楽しみではあります^^;
10月2週めは、地元中学校時代の同級会。こちらは、オリンピックイヤーに開催しようと前回約束したのでありますが、歳も歳だし、何事か起こる前に開催しようと1年前倒しで開催することになりました。お陰様で、出稼ぎ先の職場の慰安旅行には参加できなくなってしまいましたが…^^;
最近、テレビを通して放映される画像を眺めながら、自分と同年代または、年下の中年オジサンを画面を通して見ていると、実にジィさんぽく映し出される…自分も画面を通して眺めると、きっとこのように老けて見えるのだろうかなどと考え込んでしまいます。
「お父さんは、まだ若いよ…。」オッカーザウルスの励ましの言葉に背中を押され、ダル重の身体を引きずって今日も現金収入を得るために出稼ぎに行くのであります^^;

山も秋。きのこ狩りのおばぁちゃんが熊に噛まれたなどというニュースが流れ、この前まで大汗をかきながら歩いていた「大沢山」にも秋の気配が感じられるようになりました。今年、最後ではないかと思われるミンミンゼミが、力なく鳴く声がどこからともなく聞こえてまいります。
そんな中で、胸糞が悪くなるような事実がひとつ。人通りの少ない山道に子猫を捨てに来た母娘がおりました。買い物袋にキャットフードを入れて、明らかに最後の餌をあげている。道の中央に車を止めているだけでも迷惑な話なのであるけれども、「迷い猫に餌をあげているだけ…」と逆ギレされても適わない。構うことなく横をすり抜け、いつもの場所で、寒さで活動の鈍った昆虫たちを探していたのであります。

秋も深まれば、自ずと彼らの命も終焉を迎えるのであります。さて、帰り道、先ほど捨てられかけていた子猫が…潰れていた
秋の山道、私の前後に通過した車やバイクは一台もありません。馬鹿な母娘であります。帰りしな、車の下に潜り込んでしまった子猫を自ら轢いてしまったようであります。ペットの処分…生まれた子猫や子犬をどうするか…これは議論の多いところであります。私も子どもの頃は、生まれた子猫を川に捨てに行かされました。「この次、生まれてくる時は、猫に生まれてくるなよ。」そう声を掛けて捨てて来なさい。目も開ききらない子猫を川に捨てる…死ぬ…子どもにも解る結論・行為を行わせるというのも、今では如何かとも思うのだが、こうして私も命を捨てた経験があるから、なおさら胸糞悪くなってしまうのであります。
議論のあることは充分承知の上で語るのであります。母子は子猫を自ら轢き殺したことを一生トラウマとして抱えることになるのではないだろうか…ならば、誰かが拾ってくれるのではないだろうかなどという薄っぺらな偽善で山に捨てずに、きちんと処分すべきだったのではなかろうかと…。

本日、お米を調整し終えました。
反収12.5俵…例年並みであります^^;

コメント (2)
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